パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

濃密な土曜日

2012年01月31日 | からだのこと
1月31日(火)晴れ

快晴ですが寒いですなあ~
しかし今朝のニュースで、ものすごい豪雪地帯を見たので、これ以上「寒い寒い」なんて甘えたことは言いません。

先週の土曜日は、病院でした。
定期検査やら、薬処方やら、エコーやら、その他諸々てんこ盛り。
朝9時に家を出て、9時45分頃病院着。夫も一緒です。
そこから怒濤の動きを見せる病気持ちn。
まずは血液検査。
はい、終了~。
検査室を出て荷物を持ち直そうとすると、今、血を採った後に貼ってあるシールが
みるみる盛り上がってきて・・・
ひえ~~っ!とまた検査室へ飛び込み、検査技師のおねえさんが大慌てでテープぐるぐる巻き。
おねえさん「びっくりしましたねえ~」
n「びっくりしましたねえ~」
気を取りなおして、次は胸のレントゲン撮影。
ワタクシ、次長課長の河本氏ほどではありませんが(彼の早脱ぎはすごい)
女子の中では結構早い方だと思います、服の脱ぎ着。
これまたあっという間に終了~。
次は婦人科です。
昨年の検査結果を聞くのと、次の予約です。
悪いものが見つかったら電話するからと、優しい女医さんが言ってくれてて、
お電話なかったので安心して聞きにいきます。
いつも、婦人科はすごく待たされるので「う~む、次の検査に間に合うかなあ」と心配する間もなく
あっという間に呼ばれます。
システムがコンピュータ管理されるとは、こんなに便利なことなのねと感動します。
ディズニーランドの長蛇の列を横目にファストパスですいすい入る気分です。
終了~
次は胸部エコーです。
あまりのスムーズさに、我ながら惚れ惚れです。
1、2度くらいの来院では、こんな軽やかな動きはできないはずです。
カルテを受け付けに出す度に、検査の多さに驚かれ、さらには、その検査がすでに終わっていることに驚かれます。
ワタクシの『カンピュータ』と、病院の『コンピュータ』がピピピっとつながってる感じがします。
検査は終了です。
次は乳腺外科の診察。
もう、血液検査の結果も出ています。先週受けたCTの結果ももちろん出ています。
双方、異常なしってことでK田Dr.の「大丈夫ですからね!心配しないでくださいね。」といういつもの魔法の言葉を聞き、ここも終了~
最後は呼吸器外科の診察です。
こちらも「異常なしですよ」というお言葉。
無事に全ての行程を終え、時計を見上げると12時。
2時間ちょっとでこんなに動けたことに感動です。
そして、会計が終了したちょうどその時、朝のバイトを終えた娘が病院へ到着です。
その日は、友人○山家で、新年会だったので、病院待ち合わせだったのです。
3人で商店街まで歩き、ランチを食べます。
チキン南蛮カレーというがっつり系を食べます。

美味です。
そして、大井町で、その日の新年会への差し入れやらを買い込んで、なぜか妻はコートを買います。
だって70%オフだったんですもの。
指輪も買いました。
だって、70%オフだったんですもの。
お香とブックカバーも買いました。だってそこの店員さんが娘のことを「大政絢」に似てるって言うんですもの(・・・・・)

そして、その足で会場の○山家へ。
新年会&還暦祝い&娘の大学合格祝い&ついでに夫の誕生日のパーティへと突入していくのでありました。
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バリスタのあるわが家

2012年01月27日 | 当選品&モニター&おタメし
1月27日(金)晴れ
バリスタちゃん、オハヨー
まずは、ミルクたっぷりのカプチーノで、目を覚まします。

あらっ!今日ってもしかして、夫の誕生日ではないですかっ!!!
危ない危ない忘れてたよ。
起きてきた夫に「おめでとう!52才」
と、言いながら、いつの日かワタクシにも52才という年がやってくるのかしらん~などと思う(確実にやってきます、それも直近で)

バイトのない日は確実に昼まで寝ている我が娘。
のっそり起きてきます。
勝手に何でも食べてください。
母はとっくに朝ごはんもお昼ご飯も食べました。
ちなみに何を食べたかと申しますと・・・
夕べの炊き込みご飯をおにぎりにしたものと、鮭おにぎり二種。
シジミ汁。
夫のお弁当の残りのマグロカツ。
・・・相変わらず「残り物」な食事・・・
そして、今からエスプレッソを入れて飲みます。
どうしたら、こんな感じにインスタントコーヒーの粉が泡立つのでしょうか。
不思議でなりません。
ミルクを泡立てるジェット噴射の謎も解明できてません。
バリスタちゃんってば天才だわ。
中に小人さんが入ってて、一生懸命ぐるぐるかき混ぜてるのねきっと(・・・あなたにメルヘンは似合いません・・・夫心の声)
今夜は夫のバースデーパーティ・・・といいたいところですが、寒くてとても外出する気になりません。
冷蔵庫冷凍庫を洗い出してなんとか夕餉を作るとしましょう。
彼のパーティは一日延期です。
明日は、友人○山家で、4家族合同新年会なのです。
お二人、還暦の方もおられ、中学生の双子の少年達もいるという、幅広い年齢の会となります。
ここで、ついでに夫の誕生も祝っていただきましょう。
たらふく飲んで食べてしゃべって、楽しいひとときとなるでしょう。楽しみです。
そしておそらく翌朝は寝坊するでしょう。
そんな休日はブランチです。
写真は・・・
いつでしたか、先週でしたか、ブランチのパンケーキとカプチーノです。(結局休日はいつもブランチなのです)

念のため言っときますが、真っ黒に焦げたパンケーキではありません。
ココアを入れ過ぎたパンケーキです。
もちろんバリスタちゃんにカプチーノを入れていただきました。
あさってのブランチは、おそらくバナナを入れたパンケーキになるでしょう。
もう、バナナの熟成度がマックスだからです。
人は「それって腐ってない?」と言うかもしれませんが、大丈夫、熟成されているところですから。
そして、飲み物は今一番お気に入りの○○ズスペシャルになるでしょう。
何とか娘をおだてて作らせましょう。あ、夫でも可。
名前が△△ズスペシャルに変わるだけですから、あなたでも大丈夫よ。
52才になった渋い男のエスプレッソ。くーーーっ!いいねえ~~~

というように、わが家の食事風景にすっかりとけ込んでいるバリスタちゃんなのであります。
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KIRIN 本搾り

2012年01月26日 | 当選品&モニター&おタメし
1月26日(木)晴れ

本日モラタメさんより「キリン本搾りチューハイ」届きました。
しつこいようですが、ワタクシ、アルコール飲料関係に強くないですか。
飲んべえのとこに送っておこうということなのでしょうか。
モラタメ仲間(何じゃそりゃ?)のpuffpuffさんは、お料理関係に強い気がする。
食材関係っていうのかな、お菓子の材料とか、良く当たってませんか?(ここで質問してもねえ~)
それって、やはりモラタメさんの顧客データがはじき出した結果なのだろうか・・・
まあ、それはさておき「本搾り」
グレープフルーツとレモンの2種類届きました。
夫に「どっちにする?」と聞くと「グレープフルーツ!」と即答。
この人は、グレープフルーツ好きなのである。

湯通しし過ぎた白子と、沖縄太もずくと、キムチを肴に、どうーぞ(・・・つか、手のかかってないつまみだねえ~)
ワタクシと娘はおでんの残り汁で炊いた炊き込みご飯とミネストローネという摩訶不思議な献立の夕餉を食べます。
なぜおみそ汁じゃないのか。せめてお吸い物でも可。
それはわかってます、わたくしだって。
しかし、今、ほとんど登校することなく家にだらだら居る娘のせいで、
結構ランチをしっかりと作る。
今日は、久々の登校だったがお昼までだと言っておった。
よって、夕べの残りのカレーとミネストローネというメニューだったのだ。
(なんだか、残り物メニューだらけだな・・・)
これならまあまあ組み合わせ的にはオッケーでしょ。
ところが、お友達とお昼食べてくるとメール・・・
で、そのミネストローネが夜にまわってきたってわけだ。
いや、さすがに合わないよねえ、明日の朝に回して、今夜はシジミ汁にしようかと言ったのだが
この母にしてこの娘「いや、大丈夫!ミネストローネを食べたい。」
ってことでこの組み合わせ。
・・・・・って、長い言い訳!
本搾りについて書いてください。
夫に「どお?」と聞くと「うまいよ!」と即答。
この人、ワタクシの料理に対する反応は遅いくせに、アルコール関係については速い。
おまけに甘い。
だから、半分しか信用してません。
ワタクシも呑んでみます。
「あら、ホントおいしいわ。」
「果汁とお酒だけでつくった、素材のありのままを楽しめるチューハイ」というキャッチフレーズ通り、余計な味がしない。
糖類無添加だから、すっきりとしている。
ほんとにグレープフルーツの甘さのみ。
明日は夫の誕生日である。
明日は「レモンチューハイ」で祝杯をあげましょう。
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大活躍なバリスタちゃん

2012年01月24日 | 当選品&モニター&おタメし
1月24日(火)曇りのち晴れ

夕べの雪、すごかったです。
ここは雪国かと思うほどの猛吹雪(・・・大げさ)
あっという間に積もり、一面銀世界(・・・ますます大げさ)
ベランダに出て大はしゃぎの娘。18才です。
最近寒いので、ベランダに出もしないイチですら興味があったのかそろりと出てくる。
しかし、セメントが冷たいのがイヤらしく、スリッパの上に降り立つあたりが軟弱過保護猫・・・
そして、今朝も早朝バイトの娘は、自転車は危険だから歩きとなり、5時半には出て行った。
寒いよぉ暗いよぉ怖いよぉ。
過保護母は、寝床から「着いた?」とメールで確認。

さて!昨年末、サンタさんにいただいたネスカフェバリスタちゃん(ちがいますっ!モラタメさんにいただきました)
大活躍です。
はじめのうちは、ふわふわミルクがうれしくて「カプチーノ」が大人気でした。
しかし、今、我が家で流行ってるのは「エスプレッソ」
エスプレッソでいれて、そこに静かにミルクを注ぐというのが一番人気。
娘がとても上手にいれるので「○○スペシャル」と、娘の名を入れて命名。
いや、ただカップをセットしてスイッチ入れて、レンジでチンしたミルクを入れるだけなんですがね、
ミルクの量なのか、はたまたお砂糖の量なのか、あるいは人から淹れてもらうからか、
自分で淹れるより断然美味しいのです。
録り溜めてる映画を見ながら温かい○○スペシャルを飲む。
あ~幸せぇ~~~
今夜は「かもめ食堂」上映会です。
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どうでもいい話

2012年01月22日 | 子供ネタ
1月22日(日)雨

3話目にして少し飽き気味な「平清盛」
頑張れワタクシ!
反して、今一番ワタクシを熱くしているのが朝の連ドラ「カーネーション」
いや、ドラマそのものではなく、最近登場の周防さん(綾野剛)というイケメンにやられている。
ワタクシの理想とするお顔なのだ!
顔立ちはきつめなのに優しい表情をする人。
うっとり。
おかげで、寝坊する土曜の朝も8時にはヨロヨロと起きて見ました。
娘にも無理矢理見せる。
娘には、母のDNAがしっかり受け継がれており「うわ~~~っ!ホントかっこいいねぇ~」
でしょでしょでしょう!!!
盛り上がる母娘。
平和なn家。

去年の暮れから、娘がコンビニでバイトを始めた。
早朝である。
母は起きれん。
一度、1分遅刻という失態をおかしてからは、母に頼ることなく1人で起きて、
パンだったり、お茶漬けだったり、適当に食べて出て行く。
頑張れ勤労少女!

センター試験が終わりました。
なんちゃって受験の娘も、気楽に受けられたおかげか、意外と点がとれており
母は「くーーーっ!なんかもったいない気がする。こいつは国立タイプだと思ってたのよ。」などと思ったりしていた。
しかし、話を聞くと・・・
T代くん(母は、ぬかるみ仲間のT代さん)の英語は196点だったそうな。
アラジンくんの日本史だったかは90点・・・
センター試験って、基礎ってことなのか?
そうだとしても、やっぱ、すっげぇ~~~
でも、これで終わりじゃないってところが国立受験の大変さですなあ。
いやぁ~尊敬するわぁ~
頑張れ受験生!

受験ネタで思い出したが、先日会った友人みどりさん。
娘のMちゃんが春から東京の専門学校に通う。
n「もし、Mちゃんが、東京で就職したいって言ったらどうする?」
みどりさん「多分、そう言うと思うし、そうすると思う。
親の言うことなんか聞かないもの。」
Mちゃんは、去年高校を卒業してニュージーランドに留学したが、秋には辞めて帰ってきてしまった。
そして、今度は東京である。
みどりさんは「もう、これがラストチャンスだとは言い渡してるけど・・・」
みどりさん曰く「あたし自身、一人っ子だったから、結構親の言う通りにしてきたし、
親のこと考えてたと思うんだよね。
でも、娘は全くそんなことないね。どんなに反対したとしても自分の言い分を通す。」
そういえば、同じマンションに住む中国人の友人張さんも
先日「王は、服飾系に進みたいって言い出して、イタリアの学校へ行くことになりました。」と
大変不本意そうにおっしゃった。
某有名都立高に通う王くん、いつもいい成績をとってたようで
張さんは「日本の大学に通わせる気はありません」と言い切っていた。
しかし・・・親の心子知らずだったようだが・・・
でも、それこそ、親の言いなりにはならないのか、
はたまた張さんらしく、最後は子どもの意志を尊重したのか。
子ども達が、自分の選んだ道を一生懸命生きていく事を母達は願っている。
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おせっかい

2012年01月20日 | Weblog
1月20日(金)雨のち・・・雪になるのか

寒いですな。
どうせこんなに寒いなら、雪になってくれ!

今週は、ランチ三昧の日々だったのだが、そのうちのひとつに、ボランティア講習会の同期5人でのランチ会があった。
このランチ会、昨年の暮れに計画が持ち上がった。
ボランティアの例会の後、Mさん(62才)とSさんとワタクシの3人で日程を決め、
スケジュール帳を忘れたMさんにSさんが、「もし都合悪かったらnさんに電話するってことにしましょう。」
その2時間後くらいに、Mさんから電話。
「あららぁ~何か予定が入ってた?」と聞くと
Mさん「え?何のこと?」
n「ランチ会のことよ、辞めた○さんと△さんも一緒に集まろうって・・・
もし、その日、都合が悪かったらワタクシに電話するってことになってたから、てっきりその電話かと思ったんだけど・・・」
Mさん「あら、わたし聞いてないわ、その話。」
n、絶句。
聞いてないも何も、2時間前に、3人顔突き合わせて話したじゃん!
n動揺しつつ「えっとぉ~じゃあ、このお電話は、何のご用?」
Mさん「Sさんから、nさんに電話してって言われたんだけど、なあに?」
n、ランチ会の開催に至るまでの経緯や、日時やらを、いちから話す。
話しながら、いつMさんが「あ~っ!そうだったわねえ~いやだ、わたしったら、何ぼけちゃってるのかしらねえ。」と言ってくれるか期待しつつ・・・話す・・・
しかし、最後までMさんは、まるで初めて聞く話のような態度。
n「どこのお店にしましょうかねえ、いいところがあったら教えてくださいね。」と
うろたえながら電話を切る。
以前から、Mさんの言動やら行動には驚かされることがあり、
「少々おっちょこちょいな人だしねえ~
会長さんに怒られないように、同期の皆でフォローしてあげようね。」ってことになっていた。
しかし。。。もうおっちょこちょいのレベルではないことを確信。
今なら、痴呆症にも薬があって、進行を遅らせることが出来ると聞く。
Mさんはお兄さんと二人暮らし。
仲が悪く、ほとんど会話もない様子。
これじゃ、「おまえ、少しおかしいぞ、病院行った方がいいぞ」ってこともなさそう。
気持ちがざわざわして落ち着かず、とうとうSさんに電話する。
Sさん驚きつつも、ワタクシよりは冷静。
「都合が悪かったらnさんに電話することにしましょうって、私が言った言葉だけが頭に残ってたのねえ~」と分析。
彼女は、以前Mさんちに皆で集まった時、梨を持って行った。(この時の話
「あとで、みんなで食べましょう」とMさんに渡し、Mさんは冷蔵庫に入れた。
まてどくらせど梨が出て来ない。
とうとうしびれを切らしたSさんが「梨を食べない?」とMさんに言うと、少し不思議顔というか
困惑顔になったMさんが向かった先はお仏壇。
そこにお供えしてあった梨をとろうとしている。
慌てたSさん「私がさっき持ってきた梨よ!みんなで食べようねって渡したじゃない?」
キョトン顔のMさん「わたし、どこやったかしら」
Sさんが「冷蔵庫に入れてたみたいよ。」
ちょうどその時、ワタクシはトイレに行っていたので、その会話は聞いてないのだが
帰り道にSさんが話してくれて、二人で「かなり進んでるよねえ・・・」とため息をついたのだった。
そんなことを思い出したりしながら、二人で「このまま放っといていいのか・・・」と悩む。

数日後、Mさんから電話が来て「今、Sさんとも話したんだけど、今度のランチ会、○○ってお店でいいかしら?
良かったらもう予約しちゃうけど・・・」
n「じゃあお願いします!」
そしてまたその数日後、今度はMさんから電話がくる。
「Mですぅ~先日、どこかいいお店知らない?って言ってたでしょ。△はどうかしら。」
n、またも一瞬絶句。
「Mさん、Sさんと話してない?Sさんが、Mさんと話して○○に決めたって言ってたけど・・・」
Mさん「ううん。聞いてないわよ。○○に決まったのね。わかったわ」

ランチ会当日。
おしゃべりの中心はMさん。
お話好きの方なのだ。
Mさん「Y電機近くの八百屋は美味しいわよね。」
n「あら、それじゃあ、明日のボランティアの会の新年会のみかん、そこで買おうかしら。
あたし、みかん担当なのよ。」
Mさん「帰りに、そこで白菜漬け買うから、教えてあげるわ。一緒に行きましょう。」
ランチ会がお開きになり、Mさん真っ先に「じゃあねえ~ばいばい~」と、止める間もなく電動自転車で去って行く。
△さんが「あれ?Mさんに八百屋さんに連れて行ってもらうんじゃないの?」
ため息をつくワタクシとSさん。
ぢつは・・・かくかくしかじか・・・
途中でボランティアの会を退会した○さんと△さん、驚きつつも
「まあ、ああいう性格だから、忘れっぽいのかしらねえと思うことは何度もあったけど、
結構きてるねえ。
うっかりというレベルじゃなく病的だねえ。」
ワタクシとSさんは、会長さんに相談しようかと言ってたのだが、
この会長さんが、結構ストレートな方なので、もしかしたら、直接ご本人をばっさりと切ってしまう恐れもある。
区の「物忘れ相談」という部署に相談してみようということにし、
今、予約の電話を入れてみたら、当分予約は埋まってるとのこと。
その本人の住んでる地域の保健師さんに直接相談してみては?とのこと。
身内でもなく、昔から親しくしている友人でもないワタクシ達が、
こういうナイーブな問題に、どこまで首を突っ込んでいいのか。
親切とおせっかいのラインはどこなのか。
歳をとるということの怖さを感じつつ悩む今日この頃。
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高級感

2012年01月15日 | おでかけ
1月15日(日)晴れ

九州の友人みどりさん(仮名)上京。
娘のMちゃんが、春から東京の専門学校へ通うので、そのためのお部屋探し。
その合間を縫って会う。
前日の電話で「上野近辺に行きたいのよ」と言う。
上野=アメ横・御徒町・動物園・不忍池・西郷さんの銅像というイメージを持つワタクシ。
n「あら、意外だわぁ~何だかあなたに似合わないこと言うわねえ~。」
みどりさん「そぉ?私にぴったりな感じがしない?美術館とか、博物館とか。」
あ、そっちか。
そういえば、以前上京したときも藤田嗣治だったっけ、見にいくって行ってたねえ。
ってことで、前夜、上野の美術館博物館辺りの下調べをするために検索検索・・・
「え~っ、上野樹里の姉、タレントになるんだって!」
のだめっぽいおねえちゃんらしいですな。
三姉妹なんだねえ。
・・・そんなことはどうでもよろし。
10時に待ち合わせ。
久しぶり~~なんてね!12日前に鹿児島で会ってます。
まず何処へ行く?
みどりさん「国立西洋美術館に行きたいの。ゴヤ展やってるから。」
予習してたわよ、「着衣のマヤ」でしょ(前夜、夫から「君、知らないの?」と驚かれた)
絵を見るのもおもしろいが、それ以上に、それについている説明文のほうを熱心に読むワタクシ。
こういうところが「感性の人間」ではないね。
さらには、ミーハーゆえ、会場を出た後、ポストカードとか欲しくなるが、
みどりさんはさっさと歩くので「あ~、あの猫が喧嘩してる絵のポストカード欲しかったなあ。」と思いながら追いかける。
みどりさん「じゃあ、アメ横行こうかな。」
え?もう、美術鑑賞は終わり???
上野の森美術館では「書聖展」やってるんだけどなあ。
国際子ども図書館は、「資料室」は休館だけど(すまん、定休日女なのだ)本館は開いてるよ。
じゃあ、せめて、東京国立博物館の「北京故宮博物院200選」行こうよ。
彼女は以前鹿児島で見たことがあるらしいが、
今回の目玉は『中国が世界に誇る至宝、清明上河図ついに国外へ』なのだ!!!
しかし・・・行ってビックリである。
会場入りが40分待ち。さらには『清明上河図』は210分待ちとのこと。
さっさとあきらめる。
彼女は、帰る日の午前中にもう一度来てみるとのこと。
ワタクシも、2月の平日辺りに行くことにしよう。
アメ横を歩きながら彼女「ちょっと想像してたのと違う・・・」
もしかして「大阪のアメリカ村みたいなのを思ってた?」「うん」
そろそろお昼にしましょう。
観光らしく「黒船亭」で洋食を食べます。
次は、旧岩崎邸庭園にしようか、寛永寺に行ってから『愛玉子』なるものに初挑戦してみようか。
などど思っているワタクシに、彼女のたまう。
「ペニンシュラホテルでお茶したいの。」
n「はい?何?もう一回言って。そこってもしや、世界のペニンシュラのことですか」
もう、上野は終わりですか・・・
それはどこにあるとですか?(いきなり長崎の人になるn)
どうやら有楽町あたりらしい・・・
東京在住7年を過ぎ、初めて足を踏み入れるペニンシュラホテル。
しかし、みどりさん「う~ん・・・ちょっとイメージと違った。フォーシーズンズホテルに変えていい?」
いいですいいです、その前に、ちょっと写真をば撮っても良かですか?
それが、この、今日の一枚であります。
次はフォーシーズンズホテルへ向かいます。
道ですか?もちろんみどりさんが先に立って、いろんな人に聞きまくりながら歩きます。
東京在住7年のnは、しずしずと彼女についていき、初めてフォーシーズンズホテルに足を踏み入れます。
スマートなおにいさんがご案内にみえます。
そして、とても丁寧にアフタヌーンティーが予約で一杯だとおっしゃいます。
しかしみどりさん、食い下がります。
「お茶だけでいいのです、今、食事をしたばかりですので。」
そして・・・無事、お茶することができました。
また、そこでしゃべりたおします。
彼女は、つい最近まで、ビジネス系の専門学校で教えていたので、
ホテルへの就職を斡旋したりしてて、こういうホテルのことが気になっていたらしいのでした。
そうこうしてるともう日が落ちてきます。
「娘はお友達と夜遅くまで遊ぶだろうから、あたしももう少し銀座辺りをぶらつくわ」というみどりさんについていき、
一緒に銀座をぶらぶらします。
『和光』に入っていい?とみどりさん。
東京在住7年・・・もういいですね、しつこいですね。
とにかく、初めて入りました。
ワタクシ、和光って「時計塔」というイメージしか持ってません。
もっといえば、おそらく超高級な時計屋さんなのかしらと思っていました。
超高級な時計だけでなく、超高級な服飾品やら食器やらジュエリーやらありました。
一瞬、桁を数えられない値札を見ました。
素敵な猫ちゃんグッズもたくさんあり、猫コレクターとしては心躍りもしましたが
小さな小さな猫ちゃんの置物が3万とか5万円です。
みどりさんは、品のいいおぼっちゃま店員さんにいろいろ説明を受けています。
彼女はレイノーというブランドが大好きらしい。
ワタクシは店内をふらふらとあてもなくさまよいます。
もう「これ好きだわ!」とか思う気にもなりません。
どうせ買えないんだもの。(ワタクシ、目の保養になるわねえ~とは思いません。
手の届かない物には憧れすらしないタイプなのです)
そろそろ帰らねば、さすがに鍋にするにしてもタイムリミットです。
みどりさんが、改札まで送ってくれます・・・
どちらがおのぼりさんなのだ???
とはいえ、普段のワタクシの行動範囲とは全く異なる世界に足を踏み入れることは
結構面白い経験でありました。
次は、6月の『ベルリン国立美術館展』のフェルメールの『真珠の首飾りの少女』を見に来るらしいので、
その時はまた連れて行ってね!
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ウイダーフォーカスショット

2012年01月14日 | 当選品&モニター&おタメし
1月14日(土)曇り

昨日、モラタメさんから届きました。
早速娘に飲ませます。
なぜなら・・・娘、今日センター試験だから。
いや、もう、指定校推薦で大学は決まってるんですけどね、
高校の方のきまりで、『指定校推薦で進学する者は、センター試験で、全国平均点の○○点以上をとるべし』というのがあるそうで・・・
もし○○点以下だった場合は、また新たな課題が課されるそうです。
楽して進学はさせぬということね。
ってことで、娘に飲んでもらいましょう。
この『ウイダーフォーカスショット』とは、『飲む平常心』というのがキャッチコピー。
テアニンと六種の和漢植物を配合した飲料なのです。
商品についていた説明書によると・・・
*プレゼンや会議の前に
*ゴルフのティーショットの前に
*受験やテストの前に
*スポーツの勝負どころの前に
*就職活動など面接の前に
*スピーチなど人前で話す前に   ・・・飲めばいいらしいです。

一口飲んだ娘「う~~~ん・・・あげる」と母に渡しました。
次にワタクシ・・・確かに「美味い!」ってお味ではない。
漢方薬みたいなもんだもんねえ~
最後に夫・・・ま、いつものことですが、この人は、美味いとも不味いとも言いません。
しかし、「君たち、いらないんだったら僕がもらうよ」というような顔をしてました。
怖いわぁ~あなた、何か不吉なこと考えてる?
転職とか?

せっかく、受験生のいるお宅へ送ってあげようというご配慮だったかもしれませんが、
いまひとつ、真剣味の欠ける受験生ゆえ、『藁でもなんでもすがる』という思いもないようで、
今朝、普通に中華粥とスープ飲んで、出掛けていきました。
母も、マジな受験生だったら「カツ弁当」くらい作る勢いですが、
なんちゃって受験に近いところがあるので、具入りおにぎり2個だけ持たせました。

よって、ウイダーフォーカスショット、本来の力を発揮できておりません。
もしも、「もうすぐ試験だぁ~」という方、
あるいは、「この年だけど、やっぱりゴルファーの夢はあきらめきれん!」とおっしゃる方、
「社長賞のかかるプレゼンがあるんだ」という方、
そのほか、何か緊張するシーンが迫ってる方、ご一報ください。

最後に言い訳をさせていただくならば・・・
せっかく「モラタメさん」からいただいておきながら、こんな感想文はひどいわと
我ながら思うのですが、
しかし、今取りざたされてる食べログのやらせ問題が頭に残っており、
「少々漢方の香りの漂う独特な味でしたが、娘は一気に飲み干し、『あ、なんだか気持ちが落ち着いた気がする。
お茶を飲んだ時にホッとする、そんな感じかなあ。』と言いました。」
な~んてこと書くのはいかがなものかと思った次第で・・・
ただ、こういう飲み物(平常心を保つための飲料)の存在すらしらなかったので、
せめて、ここで書くことによって、「へ~そんな飲み物があるんだ!」と思われたり、
「あまり美味しそうじゃないみたいだけど、どんな味なんだろう?」と思われる方がいらしたら
いただいた分の恩は返せるんじゃないかと思い、綴った次第でございます。
・・・モラタメさん、森永製菓のウイダー事業本部の方々、いかがでしょうか。
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テレビの話

2012年01月09日 | 本・マンガ・テレビ・映画
1月9日(月)成人の日 晴れ

今年は、大晦日を夫の実家で過ごし、先週の金曜日に東京に帰ってきた。
よって、テレビの前でガハガハ馬鹿笑いするわけにもいかず、
紅白も、ほとんど見られなかったのは残念。
ただ、義父は大晦日といえど早寝の習慣を変える気はなくさっさとご就寝。
義母も、今、体調を崩しているのでご就寝。
義弟Bは、7歳の甥っ子を寝かせるために途中退場。
義弟Aもいつの間にかいなくなっており、我が夫も途中脱落。
ワタクシは、情緒不安定なイチに付き添ってウロウロ。
結局、娘だけが居間に残り、「ゆく年来る年」だか「カウントダウン」だかを見ていたが、
あまりの寒さに耐えきれず「もう寝るっ!」
よって、紅白の感想は何一つ語れないのだが、ただ、ユーミンの「春よ来い」には泣きそうになった。
公募したという「コーラス」部分の動画をもっともっと見たかった。

「箱根駅伝」
これまた毎年楽しみにしている。
いつもならぎゃーぎゃーうるさい観戦になるのだが、我が夫の実家ではテレビ観戦がとても静か。
夏の帰省の際、高校野球を見ながら「うっ!」とか、「あっ!」とか叫んでしまうワタクシは
いちいち笑われていた。
静かに静かに・・・と思うものの、知った顔を見るとついつい「あっ!この子、双子だよね!ほらっ!同じ顔でしょ。」とか
「W大の大迫君は速いよねえ~~」とか
「東洋にも双子がいるんだよ、啓太と悠太!」(なんだかんだ双子好きなワタクシ)
などと、誰も欲していないプチ情報を提供するが、案の定、喜ばれもしない・・・
昨年までは、W大を応援していたが、さすがに今年からは、娘が進学する大学を応援すべきだろうかと思ったりしていたが、
小豆色のW大のユニフォームを見ると、血が騒ぐのはなぜだ?
とはいえ、今年卒業する東洋の柏原君のことを思うと、優勝させてあげたい気持ちもある(・・・あたしゃ何者なんだ?)
二日目の復路は、我が実家で見たので、心置きなく騒ぐ。
娘も、我が母も、父も、それぞれ思い思いのことをしゃべるのでうるさいったらありゃしない。
母は「高校駅伝で鹿実が優勝した時の子が出てるんだよ。」
明治大の有村君(1年)のことでした。
それから、同じく、その時の鹿実のメンバーに市田兄弟という双子(!)がいて、
その子たちは大東文化大に進学したらしい。
今年、大東文化大は箱根駅伝に出られなかったのを、非常に残念がっておった。
プチ情報ありがとう。
そして、双子ネタが好きなのは、おかあさん譲りだとわかりました。
今年、東洋大の速さは恐ろしいほどで、おかげで、繰り上げスタートになるという悲劇が二度もあり、
娘は「きーーーっ!東洋が速すぎるんだからしょうがないじゃんっ!
今年は、少しくらい大目に見てよっっ(怒)」
そして、神奈川大のたすきが、0秒というギリギリで繋がった瞬間の我が家の歓声ったら・・・
ダントツで東洋がゴールし、柏原君の笑顔にホッとし
10区での中央大の子の荒れた(?)フォームにドキドキし、
東京農大の健闘に拍手を送り、今年の箱根も無事終了。

スポーツネタをもう一つ。
高校サッカーの全国大会。
今年は、東京からは「国学院久我山」が出場。
出掛けた先の街頭テレビでちょうど「国学院久我山VS矢板中央」
何気に見てると・・・
「をおおっ!!!M君だっ!」
娘の中学の同級生でした。
大慌てで娘に電話する。
帰宅すると、ちょうどPK戦に入ったところ。
またもM君が蹴るところだ。
心臓に悪いぞ。バクバクしたぞ。
M君はゴールを決めたが、残念ながら国学院久我山は負けてしまった。
PK戦は可哀想だよなあ~

「平清盛」
いつも、最初しか見ない大河ドラマ。
今年はどうかなあと思いながら見る。
一回目は、すごく良くなかったですか?
ワタクシ、二度ほどうるっときましたよ。
年末に見た「素敵な金縛り」で、久々に中井貴一氏を見て、
「西田敏行氏より好きっ!」と(どんな比較?)思ったせいか、
「平忠盛」役で出てきた彼は非常にかっこ良かった。
そんでもってまた「清盛」の子ども時代が「まえだまえだ」の『前田旺志郎』君!!!
可愛くてしょーがなかった。
NHKって子役選びが上手っ!
(「カーネーション」の子役達も、可愛い。)
松田聖子ちゃんの登場は・・・どうなんでしょうねえ~
どうして、彼女になったの?
彼女は歌でいいでしょ歌で。
余談だが、紅白に娘を出したのも、どうなんでしょうか。
野球とかでもそうだけど、親ばかと言われるのを覚悟でそういうゴリ押しをするのか。
そして「たとえ親の七光りと言われようとも、これをきっかけに芽が出てくれれば・・・」という思いなのか。
あの長島監督でさえ、あの野村監督でさえ、息子を引っ張りだした時には
ホント驚いた(というか、がっかりしたというか)
そして、まさか聖子ちゃんまでもが!という気持ちである。
それと反して「鶴瓶師匠の息子なのっ!?」とか「柄本明さんの息子!?そういえば似てる・・・」とか「長塚京三さんの息子!?」とか(あれ?全部朝ドラだな・・・)のほうが、
面白いと思うけどなあ~
・・・と、話がどんどん長く、そしてどんどんそれていくのでこのへんでやめましょう。

今年は、どんなドラマや、スポーツ番組(オリンピックイヤーだしね!)やニュースで盛り上がるかな。
今年こそは、曜日をちゃんと把握して、連ドラを見られるようにしたいものだ。
(といいつつ、早速『ステップファザーステップ」を見忘れた・・・)

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猫と子だくさんと一人っ子の話

2012年01月08日 | おでかけ
1月8日(日)晴れ

年末、夫の実家に帰省して驚いた。
話には聞いていたが、さらに猫の数が増えていたからだ。
いつも猫が絶える事のない家なのだが(以前は犬もいた・・・
ここ数年、変動が激しいので把握できずにいた。
時々、義弟Aから送られてくる猫写真で「わ~っ、子猫がいるんだ!」とか
「いいよねえ~多頭飼いって。猫が重なってる姿って癒されるわぁ~」とか思っていた。
そして・・・我が家のイチを連れて帰省。
これまでの帰省では、2、3匹の猫ちゃんに囲まれ、ビビリはするものの、
適当に外遊びを楽しんだりしていたイチなので、ワタクシは放ったらかして義母やら義弟達に挨拶していた。
ところが、さすがに今回は9匹である・・・
イチはすっかり萎縮し、精神状態が不安定になり、家の中の奥まった義母の部屋へ逃げ込み
どんなになだめすかしてもダメ。
低く唸り続け、手を出そうもんなら、ガリッと引っ掻く。
しばらく放っといて落ち着くのを待ちましょう。
居間のコタツには黒猫ちゃん3匹、めずらしく長毛種の猫ちゃんが1匹、ホワイトタイガーの様な柄の猫ちゃん1匹。
そして、生まれたばっかりの子猫ちゃんが3匹。
久しぶりに、こんなちっちゃな猫ちゃん見たわぁ~
黒猫ちゃんが2匹と、シャム猫もどきの猫ちゃん1匹。
可愛くて可愛くて写真を撮りまくるが、なかなか9匹を同時に収めるというのは至難の業。
おまけにチビちゃん達の動き回る様が悶絶するほど可愛いのでついついカメラを向けるが
当然ブレブレ。
合間にイチをのぞきにいくと・・・相変わらず不機嫌。
娘は、何度も何度も引っ掻かれ傷だらけ。
どうにか、私達が寝る頃にはやっと奥の部屋から連れ出せたものの、ずぅっと唸り続けている。
このまま、おかしくなったらどうしょうと少し不安になる。
結局、帰る日まで、他の猫ちゃん達と友好関係は持てず、エサは取られ続けるのであった。
そして、「ったく!軟弱っつーか、線が細いっつーか。
だから一人っ子はダメって言われるんだよね。」とイチを叱咤激励するワタクシと娘も、
ぢつは軟弱さ全開だったのである。
もともと、夫の実家はチョー田舎なので、未だにトイレが汲取式。
最近、簡易水洗にはなったものの、簡易は簡易である。
虫は、夏ほどではないとはいえ、クモを見かけては息をのむ母娘。
洗面所に良く出没するので、ハミガキにも行けない。
そしてとどめが、子猫チャン達のおしっこ。
まだしつけがちゃんと出来てなくて、こたつ布団におしっこしてる。
ワタクシ達が寝る布団にも、明らかにおしっこしてる。
臭い。
しかし、雪もちらつく寒さである。
布団をかぶらないわけにはいかぬ。
イチは、またそのおしっこに反応して、うなり声をあげ、神経過敏になり、
娘はまた引っ掻かれて血が出る。
娘の神経も、「きーーーっ」となり、泣く。
泣きながら「猫をたくさん飼うのは夢だけど、こんな雑な飼い方はいやだ!
ちゃんとしつけて、大事に飼いたい。不衛生過ぎるっっ!!!」

ワタクシの嫌いなテレビ番組に、大家族ものがある。
ドラマの「11人もいる」は好きだったけど、リアルな大家族ものは嫌いだ。
嫌いだと言いつつ、時々見る。
そして腹を立てる。
何が腹立つかって、番組制作者側の「大家族ってすばらしいでしょ。
兄弟姉妹が多いのって、助けあって生きてて素敵でしょ。」という押しつけがイヤ。
学歴が全てではないが、子どもがたくさんいることで、学校に行かせられない状況を見るのがイヤ。
『貧乏人の子だくさん』
貧乏は『悪』ではないが、『良』でもなくないか?
負の連鎖を断ち切るためにも、ある程度の学歴、勉強する姿勢は必要じゃないか?
男の子は自衛隊、女の子は看護婦という選択肢しかないんじゃないかという状況とか、高校や大学進学を諦めさせる状況とか
勉強できる環境じゃない様子を見るのがイヤ。
『しつけのなってないガキ』を『たくましい子』と変換させるとこがイヤ。

今回の帰省で、我が家の軟弱イチに「わがまま一人っ子」の姿を重ね、
9匹の猫達に、ものすごくたくましく天真爛漫で社交的な「大家族のおうちの子たち」の姿が重なる。
どうみても、我が家のイチのほうが形勢不利だ。
ビジュアル的な子猫の可愛さを差し引いたとしても、
10人中10人が「イチ」を嫌い、「9匹の猫達」を可愛がるだろう。
軟弱母は、自分の育て方が間違ってたのかと弱気になりかける。
でも・・・でも・・・
やはり、ワタクシは、目やにが止まらないと言っては病院へ駆け込み
病気になったり怪我をしたら病院へ連れて行く。
経済的に、連れて行けるだけの猫の数だけにとどめておく。
子どもが望む事を諦めさせるようなことになるほどたくさんの子は産まない(ま、もう産めませんけどね)
4人くらいは産むつもりだったけど、それは複雑な諸事情により1人になってしまったが
ワタクシのキャパは、せいぜい4人が限度だと自覚していた。
その考えはやはり変わらないな。
そんなことを、オシッコ臭い布団の中で考えていた。

辛く苦しかった日の事は、すっかり忘れたかのように、元気なイチである。
あのまま、おかしくなって、唸り続けて引っ掻き続けるのではないかと危ぶんだが
そこまでヤワではなかった。
大事に育てること、甘やかして育てること、強く育てること、きちんと育てること。
そんなことを考えたお正月であった。
娘よ!母は、大事には育てたつもりだけど、甘やかして育てたつもりはない。
ちゃんと、強い子に育ててるからね。
大丈夫。この先、辛いことがあって、「どん底だぁ~」と落ち込む日があっても
必ず立ち直れるからね。
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