パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

癒された日

2025年02月09日 | Weblog
2月9日(日)曇り

いよいよ来たのか、花粉よ。
お庭でティータイムを楽しむためにせっせと草取りや落ち葉拾いなどをして、いよいよ明日くらいから小人のイスを出してみようかしらんと思う白雪姫の鼻からたらりと鼻水・・・いや、白雪姫は草むしりなんぞせんやろ。

土曜日は、ワタクシの楽しみのひとつ、エッセイ講座。
しかし、またも襲った寒波による積雪で、行けるかしらと危ぶむ。
先月はちょうど同窓会とぶつかったので、泣く泣く欠席。
今月は行きたいっ!
いつもは自転車で行くのだが、夫から二輪と四輪だったら四輪の方が安全というアドバイス。
ま、それに寒いしね。
昼過ぎには日も射してきて、もう大丈夫よね。
行ってみると、出席率高し!

今回の講座も、多岐にわたるエッセイ揃い。
お祭りの話、小説、物忘れについて、癌の話、イマドキの小学校の掃除時間、家庭菜園、脳出血された経験談等々。
ワタクシは、同窓会の思い出なんぞを語ってみる。
お一人お一人のエッセイに対して、みんなで感想を言い合い、先生の指導もあり、和気藹々とお茶タイムもあり。
楽しい。癒される。
今年もよろしくお願いします。
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恋バナ

2025年02月08日 | Weblog
2月8日(土)雪曇り

先日の同窓会は、還暦同窓会と銘打った事もあり、100人越えの参加。
幼なじみもんちゃん、かこちゃんの初恋のO君T君も参加するとあり、二人はウキウキ。

その昔、横須賀から転校してきたO君はクールだった。
鹿児島弁の中に入れなかったのかもしれない。
あぶない刑事の柴田恭兵が好きだったかこちゃん「カッコいいっ!」
遥か昔の記憶を辿りながらキョロキョロ会場内を見渡す。
かこちゃんが「アレじゃない?」
革ジャンの襟元からパーカーのフードを出しているスリムな男性。
少々頭髪が薄くなってはいるが微かに面影がある。

もんちゃんはもんちゃんで、すーっとわたしらの近くによってきて「T君、いた」と指差す方には白いタートルネックの人。
さ、さ、爽やかを狙うにはもうワタクシたちは60・・・
せめて黒のタートルじゃなかったかT君よ。
もんちゃんはがらがらがらとシャッターを下ろし、それ以降彼は「ナダル」と呼ばれるようになる。
あなたこそ、その派手なブラウスはどうなんですか?と言われそうだから、ワタクシは言わないよ、人さまの服のセンスについては。
ただ、中学校の頃、坊主頭に学ランと、セーラー服しかお互いの姿を見た事なかったわけで、オシャレ番長のもんちゃんは許せなかったのだろう。
スーツがお似合いのエリート君もいるし、いかにも自由業なラフなスタジャンが板に付いてるポニーテール男もいて、これはこれで面白い。
女子もマダムからおばちゃんから色々で面白い。
グレーのパンツスーツのTさんはかこちゃんから「よっ!市議会議員!」と言われる始末。
あなたたち、ちょっとは口を慎みなさい。

二次会のスナックに行く頃にはすっかり出来上がっていたかこちゃん。
抜け目なくO君の隣に滑り込む。
手持ち無沙汰なワタクシ、彼女とO君のツーショットを撮って、別の会場のもんちゃんに送ってみたりする。
二次会もお開きとなり、かこちゃんをみると、まだO君にベタベタ。
次のお店に誘っているようだ。
「かこちゃん、あたし帰るよ」と声をかけると、なんの引き止めもなく「バイバ〜イ」
あ、そうですか。

翌朝、クラスラインに、一番にO君が昨夜のお礼のメッセージ。
また集まる時は誘ってくださいとある。
こういう事を言いそうな子じゃなかったのにと、またしみじみと月日の流れを感じるワタクシ。
きっと、 O君、久しぶりにちやほやベタベタされて、嬉しかったのかもねえなんて思ってると、今度はもんちゃんからライン。
昨日、どんな感じで二次会はお開きになったの?と聞くから、カクカクシカジカ。
もんちゃんはかこちゃんからラインがきて、そのお店に行ってみると、ワタクシが送った写真よりさらにベタベタ度を増した二人。
あたしゃ一体何を見せられてるんだと思ったよ、ともんちゃん。
そして、へべれけの二人の飲み代まで支払って解散となったらしい。

反省会ランチに登場したかこちゃんは「もう思い残す事ないわ」と涼しい顔。
確かにねえ。
柱の陰からうっとり見つめて、女子だけでキャーキャー言ってた中学時代の自分に見せてあげたい景色だったかもねえ。

なんにせよ、好きという感情からの行動ははたから見ると可愛かったり可笑しかったり。
そこにプラス酔っ払いという事も加わって面白さが倍増する。
60にもなると「好き」というワードが会話に登場しなくなって久しい。
だから「好き」にまつわる言葉や行動や気持ちを目にして若返ったような気がする。
「推し」がいると年中のこの「好き」の世界にいるということか。
そりゃシワも無くなるわさと思う事であった。

今日の一枚は・・・
南国の象徴のような「蘇鉄」の葉に積もる雪。
上の山茶花のピンクが差し色。
ワタクシに絵心があったら一村ばりの構図で描きたいところだが、如何せん・・・
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プレゼント

2024年12月12日 | Weblog
12月12日(木)晴れ
大河ドラマ「光る君へ」で、道長がまひろに扇子を贈ったシーンに心が震えた。
ワタクシは殿方から、何かを貰って心が震えたという経験が薄い。
無いとは言わない。
逆に、貰った回数が少ないので、わりと克明に覚えていて、こういうので喜ぶ自分を可愛く思ったり、哀れに思ったり、懐かしんだりを楽しんでいる。
ただ、まひろが貰った扇子のシーンでは、まひろ以上にワタクシは心を震わせて、一生に一度でいいからこういうプレゼントをもらいたかったものだと思い、思わずスマホにメモした。

とはいえ、貰ったプレゼントで心を震わされないのと同じくらい、ワタクシがあげるプレゼントで相手の心を震わせられない。
センスのいい人っている。
はっ!扇子からのセンス!!!なんつって。
元同僚M嬢も贈り物の名手だ。
東京本社の社長に、お歳暮やお中元を送っていた。
ワタクシは、高けりゃいいだろと、よくわかりもしない日本酒の高いやつを送っていた。
で、M嬢に「何送った?」と聞いたら、当時まだ希少価値の高かった種子島の安納芋にしました!と言う。
わたしゃ、愕然とした。
高い日本酒が一瞬にして、つまらないものに成り下がった気がしたし、相手が喜ぶ事を想像もせずに、ただ高価なものさえ送っておけばいいでしょと言う気持ちがミエミエだった事にも気付かされた。
M嬢がワタクシにくれた「木彫りの象」は3度の引越しを経て、ちゃんと我が家の一番いい場所に鎮座している。
象を見にタイ旅行を予約するも、幼かった娘が直前に熱発。
キャンセルしたのを嘆いていた頃だ。
M嬢「絶対nさん、好きだろうなと思うのを見つけたんです。
ほんとはお高いんですけど、ちょっとだけ傷があって随分安くなったんで買えました」
ワタクシの象コレクションの中で、今でも最高位。

先月来鹿した東京の友人るい嬢。
なんかの話で、我が娘が「生牡蠣」の写真を撮りためていて、いつかラインのスタンプを作るんだってという話をしたのを覚えていてくれたらしい。
先日お歳暮として生牡蠣が届いた。

老母や娘を呼んで、炉端焼きパーティ開催。
     

るい嬢のプレゼントのセンスにも毎回驚かされる。
ありがとう〜〜〜

12月に入ってクリスマスの様相。
すっかりイベントごとから遠ざかっていた我が家であるが、今年は娘が帰省中という事もあって、ウキウキ度が上がっている。
ツリー用に、ドイツトウヒの生木まで買ったりして。
ネット上には、クリスマスプレゼントに関するものが溢れ、読むと吹き出すものがある。
「メルカリで買ったシャネルの袋にポッキーをたくさん入れてプレゼントしたら、彼女が激怒した」に始まって、それを上回る、あるいは下回るというのか?人の気持ちを逆なでするようなプレゼントが溢れかえる。
なんでも喜ぶべき!なんてのは、小学生がママにあげる肩叩き券で卒業すべきであって、プレゼントと名の付くものをあげるのならば、考えて考えて働いて働いてあげるべし!と思うよねえ。

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語りたい熱

2024年09月25日 | Weblog
9月25日(水)曇り

テレビを見ている時、本を読んだ時、映画を観た時、その他諸々、生きていると色々な事が起きて、その事について語り合いたいなあと思ったり、自然に言葉が口からこぼれたりする。
これは世間一般みんなそうだと思っていたが、どうやら家庭によって違うという事は夫の家族を見て知った。
まず、テレビでのスポーツ観戦が静か。
我が家なんて、父親の観戦態度が酷かったから、それに伴い夫婦喧嘩親子喧嘩に発展するケースが毎度毎度勃発。
これが良かったとは思わないが、今となっては懐かしい。
ニュースやクイズ番組、ドラマでも思った事をすぐ語り合っていた。

よく、夫婦でも友達でも親子でも、黙ってても分かり合える関係です、なんて言う人がいるが、絶対そんな事ないわ、どっちかが我慢してるかめちゃ気を使ってるんじゃ!と思う派。
口に出さなきゃわからん。
ただ、意見が違い過ぎる事が続くとついつい面倒になって、「ま、いっか」と話す事をしなくなりがち。
我が夫とも、何かを語り合う事が無くなったなあと反省して、映画やドラマや本の話題を提供したり、ニュースを見ては自分の意見を言ってみたりする。

しかし・・・
映画やドラマは、ものの数分でいびきをかきはじめるし、オススメした本は半分も読まない。
こういう文化系は趣味趣向があるからね、無理強いは良くないね、と思いつつも、残念な気持ちは否めない。
いや、最初から、全くもって志向が思考が嗜好が違う人とは、そういう系の話はしない。
例えば従姉のKemiちゃんは「テレビを見ない、ドラマや小説なんてくだらない」と常日頃から言っているから、そういう話題は持ちかけないようにしている。
だが、夫はどちらかというと文化系だと思っていたから、そして、お互いに影響を受けあってきたと思っているから、ついつい話題にしてしまう。
そしてその度に、なんか違うなあ、それは君の意見じゃなくて誰かさんの意見じゃないの?と思う事しばしば。

ニュースひとつ取ってもそうだ。
例えば、昨日の朝だったか、大谷選手の50−50の記念ボールをめぐる話をした時の事。
ワタクシ「ホームランボールをゲットした人、球団側に返さないってのはどう思う?」
夫は、アメリカだから然もありなん的な事を言う。
いつもの事だが、わたしゃ、あなたの意見を聞きたいのよ。
一般的な話とか、誰かが言ってた話とか、客観的にとかじゃなくて、あなたの意見。
ちなみにワタクシの意見は・・・
このホームランボールをゲットした人は、球団側に渡さず、オークションに出すつもりなのか?を問いたい。
4千万より億欲しいからそちらに出します、ということなのか。
熱弁を振るいはじめたワタクシの腰を折るように夫が「いや、日本じゃ問題だよ、でもこれはアメリカの事で・・・」
ちがーーーうっ!これは人間として、野球フアンとして、その行動はどうなのかと言っておるんじゃわたしゃ。
仮にも、球場まで足を運ぶほど野球ファンって事でしょ。
手を伸ばしてホームランボールを欲するほど野球ファンなんでしょ。
娯楽を楽しむことができてるってことは、貧困にあえいでいるわけではないんでしょ。
なら、黙ってそのホームランボールは球団に、大谷に返せ。
おそらくだけど、もし、そのホームランボールを球団に返したら、大谷君が握手くらいしてくれるだろ。
ホームランボールの代わりにサインを入れたボールをくれるだろ。
そして、その返したホームランボールは野球記念館的な所に飾られるんじゃないの?
そして世界の野球ファンが、野球少年が見に来て、うっとりと見とれるんじゃないの?
それを、金に目がくらんで、いや、それも、どういう交渉があったか知らんが、球団側の4千万を蹴ってまで・・・
恥ずかしい。
ワタクシは恥ずかしい。
恥を知れ恥を(ん?)
てな事を熱く語る妻を、少し持て余し気味な夫。
わたしゃ、君の意見が聞きたいんだよ。
「いや、俺だったら金だね金!一気に億万長者になれるんだよ、ボール1個で。
これこそアメリカン・ドリーム!!!」
と言ってくれた方が、まだ喧嘩のしがいがある。
罵りがいがある。
日本では許されないけど、アメリカだからねえ〜なんて事を聞いてるんじゃねーよ。
おまえはどう思うんだって聞いてるんだよ。

と、語り合えない苛立ち、欲求不満が募る。
だからってわけではないが、近々上京することになり、今から娘と語り合えるのが楽しみ。
さらには東京のルビー会のメンバーに「東京行くよ〜」のラインをしたら、速攻で呑む予定日とお店の候補が挙げられてきて笑った。
語り合える娘が、友がいるとはなんと幸せなことぞと今から上京を楽しみにしているところ。

今日の一枚は・・・
先日美味しいお寿司を食べた後、Kemiちゃんと寄ったスタバ。
最近石丸氏推しの彼女、政治論が止まらない。
スタバで、自民、立憲の党首選挙を語り合うおば二人・・・
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夫婦別姓推進

2024年08月23日 | Weblog
8月23日(金)晴れ

連ドラ「虎に翼」で、とうとうトラちゃんと星航一さんが結婚。
Xでは夫婦別姓やら色々白熱している。
詰め込み過ぎという声もある。
でも、ワタクシは自戒も込めてであるが、こういう朝ドラあっていいと思っている。
色々考えるきっかけになるから。
自分に関係有る無し、あるいは違和感という名の嫌悪感、見る人それぞれで、色々意見もあるだろう。
ただ、不快なら見なきゃいいじゃんという気持ち。
とはいえ、怖いもの見たさと言うか見届けたい気持ちというのも「ちむどんどん」でワタクシ自身が経験してるから全否定はしない。
ただ、あまりに眼に余るものには「黙れクソが!」と悪態をついてます。

夫婦別姓、大賛成だ。
いや、選べる環境になればいいのにという意味ね、同じ名字になりたいと思うならなればいいし、別々なら、その後の生活に支障でないような社会の仕組みになっていけばいいなあと思う。
あ、ちょっと笑ったのがXで「いっそ佐田★寅子にすれば」みたいなご意見。
とらちゃん達夫婦は、再婚で、年齢的にもうこの先、子供が生まれることがないので内縁関係で問題無いだろう。
だが、この令和の時代でもまだ、夫婦別姓は実現しておらず、事実婚していても子供が生まれたりすると、はいここまでね、となる。

ワタクシの事を振り返ると・・・
名字って大事と思う派。
ありふれた名字で嫌だわ〜三文字の格式高い名字になりたいわあ〜例えば「伊集院」とか。
と夢見るも、最初の結婚で、さらにありふれた名字になる。
でも全く気にならないわ、好きな人の苗字になれるなんて、るんるん!だった。
が、夫の不実により離婚が成立。
この時点でワタクシは名字が旧姓に戻るも、娘は夫姓のままだと知り、怒り脳天突き破る勢いのまま裁判所に変更しに行った。
1日でもこの名字にさせておくものかの勢いで。
今の夫と再婚した大きな理由の一つが、同じ名字だった事。
もし別の名字だったら、再婚しなかったと思う、たとえ伊集院さんだったとしても。
ドラマの娘ちゃん優未ちゃんも賢い子だが、我が娘も賢い子だった。
だから、途中で名字が変わろうが屁とも思わなかっただろうが、母は気にしたと思う。
だから、そもそも名字が同じということはものすごいポイント高し!だったのだよ、夫よ、運が良かったねえ君。(・・・なぜに上から?)

名字のハードルは軽々超えたが、ワタクシの次なるハードルというか腹立つ事が本籍地問題。
今現在、夫の実家が本籍地。
東京にいる頃は問題無かった。
東京に永住する事は無いだろうから。
しかし今、終の住処が見つかり死ぬまでここに暮らすとなったら、ここが本籍地で良くね?
だが夫は頑なに、今は義弟Aが一人で済む実家の住所を本籍地とする事にこだわる。
もう、そこはあなたの家じゃないんだよと言いたいが、彼の中では「俺のもの」なのだろう。
夫が「俺が死んだら、本籍地移せば」と言うので、死んでも夫より先に死ぬものか!!!

今日の一枚は、今朝、西の空に浮かんでいた月。
いやまぢで早起きが止まらない。
ゴミ出しついでにぐるりと家の周りを回る。
早朝散歩のじい様達と顔見知りになりそう。
犬連れたじい様がお気に入り。
いや正確には従順なワンちゃんに向かっておはようございますと微笑むワタクシ。
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異常気象がもたらすもの

2024年08月22日 | Weblog
8月22日(木)晴れ

東京のゲリラ豪雨ぶりに驚いている。
ここ鹿児島は豪雨のメッカと呼んでもいいような地域であるが、都会と地方で被害の現れかたが違う事に驚いていると言うべきか。
地下鉄への流れ込み、マンホールの破損からの噴水のような吹き上げ等々都会ならでは。
ここ最近の台風の進路についても驚くというかなんというか・・・
いや、鹿児島を逸れるのはありがたいのだが、こんな進路の予想図、今まで見た事ないぞと思う。
今まであまり聞いた事ないぞというならば、ここ最近の食中毒の原因が湧き水だった事とか、赤痢菌やら滝壺で泳いだ事による体調不良などなど。
全て異常気象に関係しているのだろう。
熊や猪等の野生動物問題も忘れてはいけない。
ではどうしたらいいのか。
暑くて思考回路も停止気味。
熱中症になるから我慢せずにクーラーを入れなさいの戒め通り、電気代には目をつぶってスイッチオン。
一度クーラーの部屋に入ったらもう出る事は出来ない(・・・大げさ)
洗濯物を取り入れるために外に出なきゃいけないのだがまだかんかん照り(pm5:30)
勇気を出して外に出ると、クーラーの室外機から吹き出している熱風の音に、これってますます温暖化に拍車をかけてるのでは?と暗澹たる気持ちになる。
畑は荒れ放題なので、もう諦めて放置しているが、グリーンカーテンになる予定のキュウリと少しの花には水をあげねば・・・
大雨に泣かされ、台風に怯え、雨乞いしたくなるとは、平安の世から変わらないなあと、千年も前へと思考を飛ばしてみたりする。

今日の一枚は・・・
仮性鬱状態の時に編み出したものの、元気回復したら放置していたカゴを、せめてクーラーの部屋にこもって野球観戦している後ろめたさからやっと完成させた。
カラフルなのに、なぜか怖い配色。
そして、意味なくデカい。
使い道無いので、苦し紛れに玄関のグリーン置き場になりました・・・
明日はいよいよ決勝。
関東第一の守りに泣かされた鹿児島県民は、もちろん彼らを応援する!
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お盆の過ごし方

2024年08月13日 | Weblog
8月13日(火)晴れ
本日より、夫、帰省。
はいはい、わかってますよ、nさん今「ショーシャンクの空に」のアンディのポーズしてるんでしょ、と思ったあなたはnフリーク。

あ、そうそう、余談ですが・・・
ワタクシの比喩ってわかりにくい?
先日のエッセイ講座で、ワタクシは車の変遷について書いた。
その中で、東京で20年車ナシ生活をして、鹿児島に帰ってきて車アリ生活に入って驚いた事として一番にスマートキーをあげた。
そしてその時の衝撃を
「鍵無しでエンジンをかけられるのは『24』のジャックバウワーだけじゃないのか!」と書いた。
確かに年齢層の高いメンバーで構成されている会ではある。
だからこそ、この車の変遷(オートマになる前、パワーウィンドウになる前、パワステのない頃等々)の話は「わかるわかる」と盛り上がるはずと思ったのだ。
ただ、この「24」をご存知の方がお二人しかおらず、さらには内容まではご存知無いようで、いちいち説明する辛さよ。
オチを説明する芸人さんの気分だった。

という事で、まあ、要するに冒頭の気分は「サイコー!!!」という事であります。

東京の娘に送り物したり、ネットで防災関連の情報を集めたり。
そうしますと、老母から電話がきます。
「防災バッグっていくらくらいかしら」
血って怖いっ・・・(いやいや、今、南海トラフ範囲に住む人の大多数が防災について考えてるね、きっと)
母さん!以前リュックに笛やら電池やら入れて防災バッグ作ってたじゃないの。
それを見直せばいいんじゃない?と言うと「え?作ってた?どこに?」
知らんがな。
広い家でもなきゃ、お母さんのその部屋から外に出すわけないんだから絶対そこの押し入れかどこかにあるはず。
探せ探せと言って電話を切る。
ったく、金持ちは、なんでも金さえ出せば済むと思ってるからねっ。
で、その金持ちに夕飯はたかる気満々の娘である。
そして今夜は母娘水入らずで防災について語ろうではないか。
(・・・お前たち、そろそろ納骨堂のビールを替えに来い!・・・亡父心の声)

今日の一枚は、GWに南薩の道の駅で買ったコットンフラワー。
花が咲きました。
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ワタクシだったら・・・

2024年08月09日 | Weblog
8月9日(金)

言うだけ番長なので、お気になさらず、「吠えとけ吠えとけ」と思ってね。
暑いからちょっと気持ちが闘争態勢なの。

まずはコスモス〜〜〜
ドラッグストアコスモスってご存知?
ただでさえドラッグストアの多い我が街なんて、メインの通りに3店舗もあるくらい幅をきかせている。
ポイントカードやらが無い分、一番安い。
食品も充実してて地元のスーパーより安い。
だから好きです。チョー利用してます。
だから言うのです。気になるのです。好きだから〜〜〜

お豆腐も安い、牛乳もヨーグルトも、洗剤も猫エサもお酒も。
で、買い込んでレジに行くでしょ。
お会計が済むと1番会計機へどうぞとか言われて自動支払機へ進むんだけど、そのタイミングでレジ打ちの人が小さな紙をカゴに入れるの。
「疲れの取れる○○の試飲券です。帰りに飲んで行ってください」と。
毎回毎回その小さな紙を捨てるのがなんだかなあという気持ち。
カゴに残して立ち去れば使い回すかもとカゴに残したりもしたが、自分が持ったカゴに紙切れが入ってたらイヤだわね。
で、今は「ごめんなさいね、要らないわ」と断っている。
そんな小さな紙切れくらい、もらって自宅で捨てればいいだろ、と言われるかもしれないが、いつかこんな無駄なことはやめてくれるかもしれないという小さな一歩のつもり。

ワタクシがコスモスの社長だったら、お店の入り口で冷えたそのドリンクを「飲みませんか〜」と試飲させる。
カルディのコーヒーみたいに。
飲みたくない人は飲まなきゃいいし、飲みたい人はもらう。
いちいちレジでその紙をもらった後、薬売り場へ引き返して試飲する人って何人いるの?って思うのよね〜と夫に熱弁を振るったら
夫「俺、飲みに行ったよ。飲んだ後、説明が始まって、ちょっとめんどくさかった」
わざわざ引き返して試飲する人、こんなに身近にいた・・・
そうなのよ。一口くらい飲むのはやぶさかではない。夏ならなおさら。冷えてたらなおさら。
でも、その後、その効能とやらを聞かされて、なんなら買わされる勢いだったら嫌だから試飲に行かないし、まず、店の奥に引き返すのがめんどい。
その点、入り口だったらサッといただいて、気に入ったらそこでポンとカゴに入れればいいわけで、その方がまだ買う人が増えそうだけどねえ。
なんにせよ、その紙切れをもらうのが嫌すぎるし、断る度の罪悪感人非人感も嫌。

ついでに「ワタクシだったら」と思った事をもう一つ。
先日、外壁工事をした。
ワタクシのへそくりで。ま、この話は後日じっくりするとして。
完了して、請求書が上がってきた。
見積もり通り。
担当者が熱を込めて話すは、今や新聞の折り込みチラシよりもネットを見て依頼されるケースが増えてきましたと。
ですから、どうかサイトの評価やコメントをよろしくお願いしますと。
ここでだ!
ワタクシだったら、そういうお願いをする前に、請求書を渡しながら、
「請求書はこうなってますけど、この端数の9千円は切っていいですからね。
後、振込手数料も引いて振り込んでくださいね」と言う。
それが次に繋がると思うのよ。
実際、ワタクシ、申し上げたのよ「本当なら全部の箇所をこうしたかったけど、予算の都合でこの面だけになりました。
またお金が貯まったら、残りを頼むと思います。
とても良い仕上がりで感謝してますぅ〜」って。
次がもうぶらぶらぶら下がってるじゃないのっっっ
と、また夫に熱弁を振るいますと、「工事費、振り込まないで持って行けば?」
なんじゃそりゃ。
イマドキ高額な、まぢ高額な(自分のへそくりなのでものすごく大事)工事代金を現金で持って行けと?
それも近所ならまだしも、同じ市内ですらないのに?
もっと言えば集金に来ないんだから振込み手数料引いていいんだよと言う理屈はわかるが、実際、断りなく手数料引いて支払いする人がいて、「感じ悪っ」と思っていた事務員時代の記憶が邪魔をするのだ。
それにしても久々の銀行の窓口に昨日行ったら、なんと今、手書きじゃなくてiPadで振込みするのねえ窓口で。
こんなに吠えているくせに、きちんと額面通り、もちろん振込み手数料も持って支払い、ネットの評価も満点にして褒めちぎるワタクシって、つくづく・・・

以上、ワタクシだったら・・・でした。ご参考になさってください。
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瞬発力

2024年07月15日 | Weblog
7月15日(月)雨 

色々と欠如している自覚はあるが、中でも瞬発力に欠けるなあと、口惜しい。
いや、ぢつはまだ根に持っておるのだが・・・
先日、ママ友Sさんに連れられて行った占いのところでの話である。
興味本位で行った自分も悪かったとは少しは思っているのだが、それより何より驚いたのがSさんのおしゃべりっぷり。
行ってからじわじわと気づいたのが、「占い」なのねという事。
過去とか未来とか見える人なのかなという期待は少しあった。
でも、別に試すつもりもないし、占いならそれなりに未来を良き方向へ導いていただきたいわくらいの意識であった。
だから過去の事を相談する気もないし、そもそも、娘が離婚した事やワタクシがバツイチで子連れで再婚したという過去を話す事すら思いつかなかった。
それなのに、隣からSさんの余計なひと言ふた言。
ここでだ!
瞬発力があったなら「え?過去の話って必要ですか?」って言えたのに。
そうしたら、Sさんも「はっ!nさん、気を悪くしたかしら?」くらいには伝わったのに。
瞬発力が著しく低いから、その後、コメダで延々と彼女とおしゃべりをする羽目になるのだ。
ワタクシが気を悪くしたという事すら伝わらないままに。
さらにもう一つ、ワタクシが「あゝ瞬発力の無さよ!」と嘆いているのが、
この占いの先生が「娘さんは東京に居た方がいいです」という話をされて、最後のあたりで「娘さんは優しいから、nさん達親御さんが歳を取られたら帰ってこられますよ」
いや、ワタクシ、自分達の介護の為に娘に帰ってきてほしいなんてこれっぽっちも考えていない。
最初にワタクシが先生に聞いたのは「東京で一人暮らししている娘は、別に東京じゃなくてもこちらでも働ける仕事である。
こちらに帰ってきた方がいいのではないか?」
鹿児島で暮らした方が、娘が楽になるのではないかという意味である。
占い的に運勢的に、東京と鹿児島だったら、どっちが娘にとっていいんでしょうねえという意味である。
だから先生が「娘さんはお世話する為に帰ってきてくれますよ」と言った時、いや、それは必要ないのです」となぜ言わなかったのだワタクシよ!
そして、後から悶々と、そんなつもりで聞いたのではなかったのにと悔やむのだ。アホだ。
まぢで瞬発力の無さよ。

というのも今、酒井順子著「平安ガールフレンズ」を読んでいて、その中で清少納言が瞬発力の弱い女房にイラついて代わりに歌を詠んであげた話があり、また思い出してしまったというわけ。
ワタクシは、紫式部より清少納言派だが、このエピソードを読みながら、清少納言はワタクシを友達にはしてくれないだろうなと思いました。
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平和な居場所

2024年07月14日 | Weblog
7月14日(日)雨

殺伐とした気持ちで過ごした7月第1週。
そして、しばらくは人と会うのをやめようとまで思っていた。
とは言え、月初には、ボランティアの勉強会と、エッセイ講座があり、それはワタクシのライフワークであり趣味であるのでいそいそ出かける。
昨日がそのエッセイ講座。
昨日の出席者は7人。
先生が適当に順番を決めて、自分で原稿を読み上げ、皆で語り合うという流れ。

一番最初は最高齢のSさん(♀)おそらく90歳近い御歳。
「今日、眼鏡忘れちゃって・・・」ってことで、ワタクシが代読して差し上げるものの、「〜認める」の箇所を「みとめる」と読んでしまう。
内容から考えれば「したためる」であろうことは明白なのに・・・痛恨のミスっっっ!!!
彼女は戦時中の事を明るく書かれ、それが逆に沁みるのである。
今回は、とあるエッセイコンテストに出品する原稿で、ワタクシも出してみようかなと思っていたのだが、あまりに面白すぎて、打ちのめされた。
多分入賞するんじゃないかと予想している。

「豊かさについて」書かれたM氏は、独身を飲み屋で居合わせたお節介ジジイから咎められた事からの、視野の広い彼らしく世界に目を向けられる。
いるよね〜子供を育てる事が何よりの幸せで心の豊かさに繋がって〜などとブチあげるヤツ。
もし、これをやられたら、ワタクシだったらぶちギレるところだが、穏やかな彼はそこから自分なりの豊かさについて思考される。
これもしみじみ良かった。
果物について書かれたMさんは、ワタクシの隣でいつも飄々とオモロイおっさんだ。
彼が、M氏のエッセイの感想を述べる中で言った「よく勝ち組負け組って言うけど、わたしは自分の事を引き分け組だと思っている。
退職してなんとか自分の力で暮らしていけているんだから、勝ち組ではないけど負けてもいないさと思ってる」
時々自虐の過ぎるワタクシは「負け組の代表みたいなものです」なんて言うが、今後はこの「引き分け組」を使わせてもらう。
ワタクシだって、頑張って生きてきたもの。

彼の反対隣には、奥様が座っておられる。
そう、ご夫婦での参加なのだ。
同じ趣味を持たれてるなんて素敵。
一瞬我が夫も誘ってみようかと思うも、お互い本音が書けなくなるし、書いたら書いたで帰ってから夫婦喧嘩勃発となるので、即断念する。
こちらの奥様がまた素敵なのだ。ファッションもヘアスタイルも、そして書かれるエッセイも。
優しい口調で、語りかけるように読まれるエッセイは、でも時折鋭いナイフのように世相を切ったりされる。
このギャップに萌える。

ワタクシの右隣の女性Tさんは、今でいうリケジョであろう。
書かれる内容も理性的。
そんな理性的な彼女が書くから信憑性が増して面白かった「俄かに信じがたい話」シリーズのファンは多い。
その次のシリーズが「オススメできない美容室」の話で、最終話の昨日は、その美容室の閉店を皆が惜しんだ。
そして、なんとか続編が聞きたいと彼女をけしかけている。

そして、昨日のラストは、趣味人
ネガティヴな言葉は伝染るという話で、いつもと違う文体のせいか、まるで説法を聞いているようだった。
そうなのだ、今まさに自分が人様の愚痴やらなんやらを聞かされ続けて辟易していたのはこれだったと。
思わず、カクカクシカジカ、滅入ってましたと言うと、M氏が「言霊ってあるからね、相手は全部喋って晴れ晴れするけど、聞かされた方が全部それを背負ってしまうよね」
ホントそれ!
Sさんが「nさんが聞いてくれる人だから喋るのよ。あたしには誰も相談しないわ」とおっしゃるのがまた可笑しい。

あの人も嫌、この人も嫌、あっちのグループともしばらくは会いたくない、なんて事を思っては、あゝあたしってとうとう友達を無くすのかなあと思ったりしていた。
でも、縁を切るわけではなく、少し距離を置いて、また会いたくなったら会えばいいし、それっきりならそれまでの縁。
そして、私はひとりぼっちで生きていくわけではなく、あちらにもこちらにも居心地のいい居場所があるじゃないか。
そんな事を思いながら、鼻歌交じりで帰路につくのであった。
コメント (2)
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