12月24日(火)曇り

何か過ちを犯したり、間違いに気づいた時、人は隠そうとする。
政治家然り、不倫発覚のタレント然り。
年端もいかぬ幼子でさえ、何か失敗したり粗相をした時、隠そうとしたりウソをついたりする。
人間とはそういうものだ。
先日娘が帰ってきた時(ここんとこ、毎週末帰って来る。)
二人でDVD鑑賞した。
母が見たがっていた『きっと、うまくいく』を調達してくれたのだ。
ここで悲しいのは、我が家のAV環境。
プレーヤーが壊れており、テレビでDVDが見られないのだ。
よって棚の上のパソコンで見ることになる。
娘「見づらいねえ~パソコンをテーブルに下ろして観ようか。」
ってことで、テーブルの端っこにPCを設置し、コーヒーなんぞ飲みながら見る。
ご存知のお方も多いでしょうが、このインド映画、おもしろいですよ。
韓国映画「サニー」の男の子版とでもいいましょうか、どっちも、ストーリーの本流に厚い友情があり、
そこに、笑いあり涙ありはちゃめちゃあり。もちろんインド映画ですからダンスもあります。
ワタクシの、とっても好きなパターンの映画でありました・・・って、映画の話をするつもりじゃなかった・・・
この映画を見ていた時、アホ娘がコーヒーをこぼした。
余談だが、我が娘は、誰に似たのかおっちょこちょいだ。
特に「水物」に関する失敗が多い。
小さい頃から、良くこぼす。
ジュース、お茶、ミルク・・・
母は学習能力が高いから、必ず声をかける。
「Cちゃん、ここにお茶をおいたからね。気をつけてね。」
遊びに夢中な娘、うわのそらで「は~い」
母「ねえ!大丈夫?そこ、お茶あるからね。」
娘「は~い。」
と、やりとりをしてものの数分も経たないうちに・・・あっ!ビッシャ~~ン
母「だからさっきから言ってるでしょっっ(怒怒怒)」と怒られまくることになる。
母は、あきれてものも言えない。こいつは成人しても相変わらずなのかっっっ。
ただ、一つ違うのは、子どもの頃はガミガミ叱りながら母が後始末をしていたが
今は、「ひゃ~~~っ」と叫びながら娘が大慌てで拭く。
「げっ!ちょびっとキーボードにもかかっちゃった。」
母が「あんたって昔っからそうだよね、ホント良く水物をこぼすよねえ。」という呆れ声をBGMに娘が大慌てで拭きまくる。
そして、何事もなかったかのように映画鑑賞を続け、「いやぁ~良かったねえ~」と大満足で鑑賞会を終え、夕方娘はバイトへ出掛けて行く。
晩酌をすませ、夫が寝たのを見計らって「ちょっとパソコンで遊ぼうかしら。」
あれ?なんだか調子が悪い。っていうか、数字が打ち込めないぞ。あれ?リターンキーも効かない。
娘にラインすると・・・
ちょうどその日、バイト先の映画館に『高良健吾君』が来てのトークショーがあったとかで
「高良君にオレンジジュースを売った。めちゃカッコ良かった。」と浮かれた返事・・・
アラタも市川実日子嬢も見たとか。
母までちょびっと興奮する。
いやいや、そんなことじゃなくて、PCだよPC。
娘曰く「ちょっと動かしたりしたせいじゃない?だってコーヒーは、ほんの少し右下に飛んだだけだもの。」(現実逃避)
そうだよね、明日にはきっと治ってるよね。(希望的観測)
翌朝・・・夫が、パソコンの電源を入れる音がする。
休日の夫は早起き。
妻は布団のなかからこっそり動向をうかがう。
しかし、閲覧が基本の夫、マウスで十分事足りるとみえる。
あるいは、不具合は解消されたのかもしれぬ。(希望的観測)
だいぶ経って妻起床。
恐る恐る「パソコンの調子、どう?」
夫「ん?どうって?どうもしてないよ?え?君、何かしでかしたのか?」
妻「ちょっと数字を打ち込んでみて!」
夫「1234567・・・あれ?0が出ないぞ。何したんだっ!!!???」
・・・・・ぢつは・・・・・
夫、あきれ顔で「そういうときはすぐに電池を抜いて、洗って、乾かさなきゃだめなんだよぉ。どうして早く言わないんだよぉ。」
妻「アタシじゃないよ、Cだよ、Cが」
電池抜いて、洗って、干して、乾燥剤入れた袋で乾燥させて・・・
恐る恐る繋いでみて・・・ダメ~~~
今度はキーを全部剥がしてみて・・・ダメ~~~
え~~~~っ!キーボード使えないと困る。すっごく困る。何とかしてよぉ~とごねる妻。
ふらりと出掛けた夫、電器屋へ行ったらしく「八千円だぞ八千円」(←下見しただけ)
妻「きーーーっ!Cに弁償させよう。」
キーボードがないと、使えん!全く使えん!何とかしてよぉ~またごねる妻。
夫「前のを繋ぐか!」
ってことで、今、古いキーボード再登場。
今までの、ワイヤレスキーボードは、薄くてとても打ちやすかったが、
この有線キーボードの打ちにくいことったら!
カシャカシャと、音もうるさい。
が、背に腹は代えられぬ。ってことで、なんとかブログ更新も出来るようになった次第。
今日の教訓。
失敗したら、すぐにごめんなさいを言おう。