5月23日(木)晴れ
「神と共に〜第1章〜」の試写会へ、ブログ仲間のるいさんを誘って観に行く。
普段は下調べなどせず、せいぜい予告編を見るくらいだが、今回は韓国通のるいさんとの鑑賞。
少しは知識を入れておかなきゃと、いつもは見もしない撮影秘話まで読み込んでいざ出陣!
ワタクシ、人の顔を覚えるのがどうにも苦手。
つい最近までは西洋人の顔が覚えられないと思ってたが、いやいや東洋人も覚えられないなあ〜
え?歳のせいなのか?
予告編だけでは、冥界の使者二人の違いがわからない。
どちらもシュッとした細身のイケメン(基本、ワタクシはこの手の顔が好きだ。西洋人よりずっと。それなのに区別がつかない)
冥界の使者の一人の女の子は、韓国の女優さんには珍しく綺麗でない。
ワタクシは、韓流ドラマに出てくる主役級の女優さんの顔はとても好きだ。
これまた西洋の金髪碧眼グラマラスな美人よりずっと。
だからもちょっと可愛い子が良かったな〜とも思うが、見ていくうちに可愛く思えてきたぞ。
さて、どんな話かと申しますと・・・
冥界の使者カンニム、へウォンメク、ドクチュンは、壮絶な死を遂げた消防士ジャホンに
「人は亡者になると、生まれ変わるため7つの地獄で裁判を受けなくてはならない」と伝える。
実直なジャホンは3人の使者に導かれ地獄の裁判へと向かうが、彼の意外な過去が
次々と発覚。
ついには冥界と下界を巻き込んだ壮絶なバトルが勃発する! チラシより
この、地獄のイメージとか、転生とか宗教感とかが、やはり同じ東洋ということもありわかりやすい。
だが、ちょっと油断をしたせいで、カンニムが地上へ降りるあたりで「え?え?いつ決まった?みんなわかってる?あたしだけ?つか、へウォンメクがお調子者という設定はみんないつ知った?」と焦る。
その焦りと、自分の笑いのレベル(結構高めと自負している)との格差にますます混乱してしまう。
映画を見ながら声を出して笑うってのは、どのあたりから許されるものなんですかね〜
「永い言い訳」の試写会の時、どちらかというとシリアス系にも関わらず、些細なシーンで笑いが起きて、思わず「は?」となり、終わってから、たまたま上京してて一緒に観た友人もんちゃんが「東京の人って、ノリがいいっていうか、それとも試写会って笑わなきゃいけないの?」と真面目な顔で聞いた。
この前観た「初恋 お父さん、チビがいなくなりました」でも、ほんと些細なシーンで何度も何度も爆笑の渦になり、「声立てて笑うほど可笑しいか?」と、ワタクシの口はますますへの字になったぞ。
そして今回のこの笑い声の多さ。
試写会だから、関係者が反応を気にしているだろうからサービスで笑うべきでしょ?ってことなのか?
そんなことにイラついているからますますのめり込めないでいる。
さらには撮影秘話やらで、CGを駆使しているから俳優さん達はグリーンバックの前で熱演したとかなんとか。
すんごいシーンが押し寄せてくるんだけど「CGかぁ〜」と思ってしまう。
この人達、何にもないところで剣振り回したりしてるんだなあ、大変ねえ〜なんて思ったり(つまんねー奴だなあ)
それから、これを言っちゃあおしまいだし、映画にも物語にもならないとはわかってるし、
実際は「人間ってそんなもの」かもしれないのだが・・・
この消防士ジャホンの弟スホンは、男気のある優しいいい奴で上司にも可愛がられ、部下からも慕われている。
が、部下が誤ってスホンを撃ってしまい、上司は昇進のことやらを考え、部下に指示して、まだ息のあるスホンを生き埋めにしてしまう。
え〜〜〜っ!!!???ってなりません?
この部下って、トロくてイジメられキャラで、スホンが助けてやってた子なんですよ。
それなのに、生き埋めにする?
お前を生き埋めにしてやろうかっっっ!って言いそうになったわ。
上司だってさぁ〜仲良しだったじゃん!
悪人の描き方が好きじゃないわ。
とことん悪人か、あるいはそうせざるを得ない状況を作って欲しい。
「昇進」だけってのは弱いわ〜
そんなこと考えているうちに終了。
るいさんが「面白かったですね!」
彼女は、韓国行きの飛行機の中で、これを観始めて、2つめの地獄で挫折しており、今回そのリトライだったのだ。
ある程度「こういうものね」と思って観始めた方が面白いのかもしれない。
ってことで、もう一度観てから第二章に行きたいなあとも思う。
が、るいさん情報によると第三章もあるということで、そんな悠長なこと言ってられないわね。
るいさんとまた観に行くために、試写会応募に励む所存でありますっっっ。