3月30日(月)晴れ
社会人になる甥っ子の、出社一日目に「行ってらっしゃい」を言うため義姉上京。
昨日、二人ではとバス「春爛漫お花見ツアー」へ行く。
新宿に7時10分集合。義姉とは7時に待ち合わせ。
起きられるか心配で10時半に就寝するも、2時間おきに目覚める小心者。
無事に5時前に起床し、6時前の電車で新宿へ向かう途中、6時半には義姉から「新宿到着!」のメール。
ねーさん、相変わらず早いっすね。
7時半ちょい過ぎ(どこにも団体行動を乱す輩はおるもので・・・)にバス出発。
早速サンドイッチやおにぎりを食す二人。
今回のツアーの行程は・・・
身延山のしだれ桜を鑑賞し、いちごの食べ放題の後、道の駅でショッピングしてから一宮桃源郷のお花見。
という予定だったが、桃がまだ開花しておらず、マルスワイナリーへ変更。
その昔、甲府出身の林真理子氏が「桃の花が咲く時期、ホントに素晴らしく綺麗で、どうしてもっとこれを観光資源にしないのだろうか」と強く訴えておられた。
まさに桃源郷なのよっ!と。
それ以来ずっと気になっていたので、今回のワタクシの目的はこの「桃源郷」にあったのに…と残念。
さらには添乗員さんが「ぢつは三日前に同じコースを回りまして、桜は2分咲きでした。
でも昨日の暖かさと今朝の暖かさで5部咲きくらいになってると思います。」とのことで、
桜もいまひとつなのか!?と。
さらには天気予報では午後から雨。まあこのお天気は想定内ですから気にもしませんでしたがね。
ガイドさんがいろいろな豆知識を披露してくれる合間合間で「まあ!綺麗。皆様っ桜がっっ!」といちいち桜に反応するのがおかしい。
そして、雪化粧の富士山が見えると「皆様っ!富士山は見えるときに見ておいてくださいっ!」
わかりますわかります、あとで写真撮ろ~っと!なんてこと富士山には通用しないことワタクシ身をもって知っております。
さらには「皆様っご覧くださいっ!この時期、こんなに綺麗に南アルプスが見えることは珍しいんですっ。」
配られたお弁当はいつでも好きな時に食べてよいので、車中で食べ始めると義姉が「まだ9時だった・・・」
早起きすると朝が長い。
身延山へはバスで上まで行けるとのことで、これは老体には嬉しい。
そして、その狭い道の両側に素晴らしいしだれ桜がわさわさとゆらゆらと揺れる。
添乗員さんが「ホントに三日前は全然こんなじゃなかったんです。こんなにあっという間に開くんですねえ。
おまけに日曜にこんなにすいすい駐車場まで入れることも珍しいんです。
今日、お天気が崩れるってことで昨日のうちに花見をされた方が多いんでしょうね。
でも、僕、「晴れ男」なんです。傘さしながらご案内したって記憶はあんまりないので、多分今日も大丈夫でしょう。」と強気な発言。
初めてみる久遠寺境内のしだれ桜はほぼ満開の圧巻の見応え。
そして、上から見下ろすと、「ここも桃源郷でしょ!」
桃の花が見られなくてぶーたれてた車内のことは嘘のように忘れ、もう、大満足で次へ向かう。
あ、花も好き、団子も好きってことで、三福だんごを食す。
なぜここで?いいのいいの。
いちご狩りは・・・ハウスの中のいちごを食べつくす・・・
いろんなところへ行かれているらしきおばさまたちが「こんなにしょぼいいちご狩りは初めてだわ。」と悪態。
若いグループの子たちがワタクシたち二人を手招きして「こっちのほうがまだありますよ!」と隣のハウスへ。
怒られるんじゃない?と思ったら案の定「そっちは違います」と怒られる。
30分食べ放題という予定だが食べられそうないちごがもうないので15分ほどで退散。
「いちご狩りしょぼかったよねえ」という評判が立つくらいなら隣のハウスも解放した方がいいのにと思うが
義姉は「はとバスと契約してるんだから、あのおばさんはどう思われようがどうでもいいんじゃない?」
道の駅でハム・ソーセージ・とうもろこしワインの試食をして、ソフトクリーム食べて。
さあ次はワイナリー。
個性的なにおいがプンプンするおぢ(志賀廣太郎氏激似)がご案内。
好き嫌いは別れるでしょうがワタクシはツボにはまって大笑い。
「本坊酒造」と聞き、思わず顔を見合わせる二人。
鹿児島県人で「本坊酒造」を知らない人はもぐりですから。
おぢが「うちの本社は鹿児島で・・・」
そうなのねっ!!本坊酒造のワイナリーなのねっ!知らなかった!
おぢの説明の後、試飲だ。
ワタクシ、お酒の味比べは得意ではない。
が、ここの6種類は非常にわかりやすく、なおかつどれも美味しかった(・・)
夫が好みそうなもの1本と季節ものを1本買いましょう。
重い・・・
義姉が少し呆れ顔だが、酒飲みは酒を喜んでくれる人のためには労を惜しまないのだ。
ワイナリーを出る頃、少しぽつぽつくるがもう後は東京へ向かうだけ。
ただ、日曜の午後だから、渋滞は覚悟せねば・・・
義姉とおしゃべりしたり、うとうとしたり、お菓子食べたり。
到着予定は18時半だが、おそらく2~3時間程遅くなるだろうということだったが、
雨も降らず、富士山も南アルプスも見られて、満開のしだれ桜も見られて、ワインも飲めて大満足だし、休日出勤の夫用の晩酌のつまみは用意済だし、な~んにも困ることない。
想定内ですから、ぜ~んぜんオッケーですっ。
が、そういう心の余裕がかえって良かったのか予定の18時半にはぴったり帰着。
添乗員さんが自画自賛するのがおかしい。
いや、でもホント素晴らしい采配でありました。ありがとうの拍手が湧く。
帰宅し、夫にワインを見せると「行く前に『マルスワイン買ってきて』って言おうと思ったんだけど・・・」
ごにょごにょってなったのは、「君に言ってもわからないだろうから言わなかったった」ってことでしょう。
ちょっとむかつきますが、まあいいでしょう。ワタクシのお土産を喜んでくれるのは珍しいことですから。
これは、明日冷やしてきりりと飲みましょう。
何が合うかしらね~鯛の塩焼きとか、意外といいかも。
社会人になる甥っ子の、出社一日目に「行ってらっしゃい」を言うため義姉上京。
昨日、二人ではとバス「春爛漫お花見ツアー」へ行く。
新宿に7時10分集合。義姉とは7時に待ち合わせ。
起きられるか心配で10時半に就寝するも、2時間おきに目覚める小心者。
無事に5時前に起床し、6時前の電車で新宿へ向かう途中、6時半には義姉から「新宿到着!」のメール。
ねーさん、相変わらず早いっすね。
7時半ちょい過ぎ(どこにも団体行動を乱す輩はおるもので・・・)にバス出発。
早速サンドイッチやおにぎりを食す二人。
今回のツアーの行程は・・・
身延山のしだれ桜を鑑賞し、いちごの食べ放題の後、道の駅でショッピングしてから一宮桃源郷のお花見。
という予定だったが、桃がまだ開花しておらず、マルスワイナリーへ変更。
その昔、甲府出身の林真理子氏が「桃の花が咲く時期、ホントに素晴らしく綺麗で、どうしてもっとこれを観光資源にしないのだろうか」と強く訴えておられた。
まさに桃源郷なのよっ!と。
それ以来ずっと気になっていたので、今回のワタクシの目的はこの「桃源郷」にあったのに…と残念。
さらには添乗員さんが「ぢつは三日前に同じコースを回りまして、桜は2分咲きでした。
でも昨日の暖かさと今朝の暖かさで5部咲きくらいになってると思います。」とのことで、
桜もいまひとつなのか!?と。
さらには天気予報では午後から雨。まあこのお天気は想定内ですから気にもしませんでしたがね。
ガイドさんがいろいろな豆知識を披露してくれる合間合間で「まあ!綺麗。皆様っ桜がっっ!」といちいち桜に反応するのがおかしい。
そして、雪化粧の富士山が見えると「皆様っ!富士山は見えるときに見ておいてくださいっ!」
わかりますわかります、あとで写真撮ろ~っと!なんてこと富士山には通用しないことワタクシ身をもって知っております。
さらには「皆様っご覧くださいっ!この時期、こんなに綺麗に南アルプスが見えることは珍しいんですっ。」
配られたお弁当はいつでも好きな時に食べてよいので、車中で食べ始めると義姉が「まだ9時だった・・・」
早起きすると朝が長い。
身延山へはバスで上まで行けるとのことで、これは老体には嬉しい。
そして、その狭い道の両側に素晴らしいしだれ桜がわさわさとゆらゆらと揺れる。
添乗員さんが「ホントに三日前は全然こんなじゃなかったんです。こんなにあっという間に開くんですねえ。
おまけに日曜にこんなにすいすい駐車場まで入れることも珍しいんです。
今日、お天気が崩れるってことで昨日のうちに花見をされた方が多いんでしょうね。
でも、僕、「晴れ男」なんです。傘さしながらご案内したって記憶はあんまりないので、多分今日も大丈夫でしょう。」と強気な発言。
初めてみる久遠寺境内のしだれ桜はほぼ満開の圧巻の見応え。
そして、上から見下ろすと、「ここも桃源郷でしょ!」
桃の花が見られなくてぶーたれてた車内のことは嘘のように忘れ、もう、大満足で次へ向かう。
あ、花も好き、団子も好きってことで、三福だんごを食す。
なぜここで?いいのいいの。
いちご狩りは・・・ハウスの中のいちごを食べつくす・・・
いろんなところへ行かれているらしきおばさまたちが「こんなにしょぼいいちご狩りは初めてだわ。」と悪態。
若いグループの子たちがワタクシたち二人を手招きして「こっちのほうがまだありますよ!」と隣のハウスへ。
怒られるんじゃない?と思ったら案の定「そっちは違います」と怒られる。
30分食べ放題という予定だが食べられそうないちごがもうないので15分ほどで退散。
「いちご狩りしょぼかったよねえ」という評判が立つくらいなら隣のハウスも解放した方がいいのにと思うが
義姉は「はとバスと契約してるんだから、あのおばさんはどう思われようがどうでもいいんじゃない?」
道の駅でハム・ソーセージ・とうもろこしワインの試食をして、ソフトクリーム食べて。
さあ次はワイナリー。
個性的なにおいがプンプンするおぢ(志賀廣太郎氏激似)がご案内。
好き嫌いは別れるでしょうがワタクシはツボにはまって大笑い。
「本坊酒造」と聞き、思わず顔を見合わせる二人。
鹿児島県人で「本坊酒造」を知らない人はもぐりですから。
おぢが「うちの本社は鹿児島で・・・」
そうなのねっ!!本坊酒造のワイナリーなのねっ!知らなかった!
おぢの説明の後、試飲だ。
ワタクシ、お酒の味比べは得意ではない。
が、ここの6種類は非常にわかりやすく、なおかつどれも美味しかった(・・)
夫が好みそうなもの1本と季節ものを1本買いましょう。
重い・・・
義姉が少し呆れ顔だが、酒飲みは酒を喜んでくれる人のためには労を惜しまないのだ。
ワイナリーを出る頃、少しぽつぽつくるがもう後は東京へ向かうだけ。
ただ、日曜の午後だから、渋滞は覚悟せねば・・・
義姉とおしゃべりしたり、うとうとしたり、お菓子食べたり。
到着予定は18時半だが、おそらく2~3時間程遅くなるだろうということだったが、
雨も降らず、富士山も南アルプスも見られて、満開のしだれ桜も見られて、ワインも飲めて大満足だし、休日出勤の夫用の晩酌のつまみは用意済だし、な~んにも困ることない。
想定内ですから、ぜ~んぜんオッケーですっ。
が、そういう心の余裕がかえって良かったのか予定の18時半にはぴったり帰着。
添乗員さんが自画自賛するのがおかしい。
いや、でもホント素晴らしい采配でありました。ありがとうの拍手が湧く。
帰宅し、夫にワインを見せると「行く前に『マルスワイン買ってきて』って言おうと思ったんだけど・・・」
ごにょごにょってなったのは、「君に言ってもわからないだろうから言わなかったった」ってことでしょう。
ちょっとむかつきますが、まあいいでしょう。ワタクシのお土産を喜んでくれるのは珍しいことですから。
これは、明日冷やしてきりりと飲みましょう。
何が合うかしらね~鯛の塩焼きとか、意外といいかも。