パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

Pua Nanala プア ナナラ

2023年10月29日 | 当選品&モニター&おタメし
10月29日(日)晴れ

Pua Nanala シャンプー&トリートメントのご紹介です。

池田美優さんがプロデュースするナチュラル&エフォートレスな香水ブランド『Pua Nanala(プア ナナラ)』より、ヘアケアシリーズ発売。
香水ブランドという事で、いい匂いに期待しながらも、あまりにきついとちょっとなあとか、あまりに甘いのもなあとか。

そもそも「フゼアモモナの香り」がわからない。
気になる。ちょっとだけ調べてみました。
さすが香水ブランド、深過ぎてとてもここで一言では言えないくらい複雑な話になってしまうけど、それでも一言でいえば・・・
「ラベンダーのお花にクマリンやパチョリの穏やかな香りの変化やその3つが揃うこの型をフゼアと呼ぶ」らしい。
クマリンやパチョリがまたわからんが、まあちょっとはわかった気もするので、次に行きましょう次。
そこにほんのりバニラの香りとの事だが、いや、体感的はもっとメンズライクというか中性的というか、カッコいい匂い。
だから、これ一本で夫婦で使えます。
つか、このボトル、オシャレですよね。
そうそう、これまた中性的であるとも言える。

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野生動物から身を守るためには

2023年10月27日 | Weblog
10月27日(金)晴れ
久しぶりに心臓がバクバクした。
昨今の野生動物のニュース。
うっすらと他人事ではないとは思っている。
似非ポツンと一軒家で前には雑木林もあるし、実際引っ越してきた頃は穴熊をよく見かけていた。
ひと気を感じるようになったのか最近は見かけなくなったが。
車の中から、うり坊を見かけたのは、うちからそれほど離れていないところだったし。

この秋初めてのハンモックライフを楽しもうかと、吊るしてみた。
イチを連れて行こうとしたら頑なに拒否されたので、一人で横になってみた。
いいねえ〜
木を突つくような音がして、見ると見慣れない小鳥。
結構近くの枝に止まっているので息をひそめて、気を消して小鳥を見つめたりしていると、何やらすごい鼻息と枯れ草を踏み分けるような音。
先日痩せた野良猫が庭を通り抜けて行ったが、いや、それにしてもすごい鼻息。
嫌な予感がして、そっと振り返るとすぐそこに猪。
落ち着け!落ち着け!こういう時はどうしたらいいのだ?
さっきの鳥の時よりさらに息を殺す。気配を殺す。
鼻息がさらに近くなって、ハンモックの下にきて、ワタクシの腰の辺りをフンガフンガと嗅ぐ。
猪の鼻がツンツン当たる。
美味しくなさそうだったのか、少し離れたのでそっと振り返って撮った写真がこちら。

姿が見えなくなったので、そっとハンモックから降りて、縁側からうちへ入る。
心臓バクバクさせながら夫にこの写真と、「市役所に連絡したほうがいいかな?」とラインすると、
「ピンボケで分かりづらい」
ですよね〜
めっちゃ近かったのに、これほど写ってないとは・・・
「実害ないなら届けなくていいんじゃない?」との返事。

気になって、笹のついた竹を手にそっと庭に出てみる。
(まだ動揺してたのだろう、この笹付きの細い竹で、もしもの時は戦う気だったのかワタクシよ)
道路まで出ても・・・いない。
また玄関に戻ろうとしたその時、またも猪がこちらへ向かってくる。
ひ〜〜っと慌てて玄関に飛び込み、縁側から撮った写真がこちら。

いや、ただでさえ写真下手なのに、人間慌てるとまぢで写真が下手くそ。
事件事故現場で上手に写真撮れる人の人間性を疑う。
とは言え、今度は家の中からなので落ち着いて見られる。
瓜柄こそ消えてるものの、まだ子供だと思う、サイズ的にも、顔の可愛さも。
ワタクシと目が合ったら、慌ててまた逃げて行った。

それにしても・・・
今年は猛暑で、人間もだいぶ弱らされた。
昨日のニュースだったか、鹿児島県内のとある市は150日夏日だったという。
一年の半分が夏。
春秋が無いと言われている鹿児島であるが、今年はまぢでそれを実感する。
そんな異常気象で、植物にも影響が出てくるのだろう。
木ノ実もならないのだろう。
食べ物がなくて、熊も鹿も猪も山を降りてくる。
そして、捕獲され殺処分される。
ニュースを見るたびにいたたまれない気持ちだった。
地球は人間だけのものでは無いのに我が物顔の人間が好き勝手して、色々なトラブルを生じさせている。
結局、自分の事とならないと本腰入れて考えないのよねと言われてもしようがない。
野生動物の事に限らず、景観や自然保護の面から治水工事に反対する市民団体と、実際川が氾濫して被害を被る住民達の対立も同じ構図を感じる。
だんだん話がそれる気もするが、原発の事や、米軍基地関連の事も。
この、猪遭遇を機に、今までよりもう少し深く野生動物との共存について勉強しようと思ったのであった。
あと、もう少し写真を撮る事も勉強しようと思います・・・
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ワタクシの金銭感覚〜住編

2023年10月22日 | 衣・食・住
10月22日(日)晴れ

衣編と食編ときたら住編も無いとねえ。
衣、食は、まあまあ思う通りというか自分の金銭感覚とうまく折り合いつけてやっていけている。
が、「住」はなかなか・・・
今の家は、かなり理想に近い。
その前に、まずはワタクシの理想の家について語ると・・・
全く新築物件へのこだわりは無い。
場所としては、あまり隣近所とくっ付いて無いほうが好ましい。
かと言って、あまりに辺鄙な場所というのも怖いので、似非ポツンと一軒家が好ましい。
庭は広いにこした事ない。
家は広くなくて良い。が、夫婦それぞれに個室は確保したい。
中古物件でも水回りだけはリフォームしたい。
この程度だ。
かなり低いハードルだと思う。
骨の髄まで小市民である。

こんなに低いハードルだが、なかなか家探しは混迷を極めた。
夫という足かせがあったからだ。
多くを語らない男だから、何考えてるか今も昔も掴めないが、だからと言ってワタクシとかけ離れた理想を持っているとは思えない。
豪邸に住みたいだとか、新築じゃなきゃ絶対嫌だとかは無いし、近所づきあいをしたいんだ!というタイプでも無い。
家探しをする中で彼が希望した事は「朝、稲を見たい」とか「ベロコン住宅(鉄筋コンクリートの住宅)は嫌だ」くらいだ。
稲を見たい=田舎と解釈し、和風の瓦屋根の家がいいのねと解釈し、そういう物件を探したつもりだ。
それでも、坂道は散歩できないだの、朝日が遅いだの、駐車場が1台分しか無いだの、ワタクシが見つけてくる物件にケチだけ吐き続けやがった。
自分ではろくに探しもしないくせに。
このままじゃ一生我が実家暮らしだよと思っていたところに、やっと今の家を探しだし、決めた。
庭も広いし畑もあるし、隣近所が無い似非ポツンと一軒家だし、かと言って不便な場所というわけでも無い。
スーパーも病院も郵便局も図書館もチャリで行ける。
問題は、家だ。
これがなかなか理想型に近づけない。
中はまあまあいいのだ。
水回りはリフォームしたし、広い縁側があって、夫婦それぞれに個室がある。
ただ、外観が理想にならない。
どんな古民家カフェよりも古民家(古いという意味で)なのに、あのオシャレさを醸し出せないでいる。
昭和四年の物件だが、途中で手を加えてきており、それが中途半端に昭和後半感。
ワタクシは、板張りがいいんじゃ!
なぜ玄関から縁側、茶の間のあたりの外壁を、ジャリジャリな感じのモルタル?にしたんじゃ、じいちゃんよ。
大嫌いじゃこの質感。
裏と北側は板張りが残っているので良いのだが、肝心な玄関辺りがダサい。
これをなんとかしたい。
しかし、夫は全く興味が無い。
たいていの事には「俺できる!」と言う人なのに。負けず嫌いだから。
やる事が多すぎてちょっと忘れかけていたが、今またフツフツと板張りにしたい欲が込み上げてきた。
頑張ります。

家に関しては、まぢで我が娘と趣味がドンピシャで、以前おしゃれな売り家を教えてくれたのも我が娘。
こちらの不動産屋さん、売り方がちょっとおしゃれ過ぎて尻込みしそうになるが、見る分には楽しいので、暇があったらよく覗いている。
娘もよく見ているらしくコレとかコレとか良いよねえと母娘でうっとりしている。
理想型はコレなのに、なかなかコレにならないのは、古民家は思ってる以上にお金がかかるという事です。
宝クジが当ったら迷わずコレを買う。
が、宝クジを買わないから当たらない。
たとえ買っても当たらないから買わない。
となると自分で今のこの家を理想型に近づけるしか無い。
頑張ります。2回言いました。

今日の一枚は・・・
もちろん、自慢の我が庭。
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ワタクシの金銭感覚〜衣編

2023年10月21日 | 衣・食・住
10月21日(土)晴れ
ブランド物に全く興味のないnです。
バブル真っ只中が青春時代で、D Cブランドとかの出現もあり心動いた季節もあったけど、なんせ中流(正確には中流の下か)家庭育ち。
可愛さ余って憎さ百倍なのか、今ではブランド名が入った物や、明らかにそれとわかるデザインの物などには触れる気にもならない。
そもそもブランド名(社名)のバッグ持って、タダで宣伝して回る意味がわからん。
だから有名ブランドのバッグのみならず、カルディのバッグとかDEAN & DELUCAのバッグも持たないし、スタバのタンブラーも買わない。
スタバ信奉者の従姉Kemiちゃんに借りたタンブラーの保温力の素晴らしさに感銘はしたものの、スタバのロゴが入ってるものはワタクシのポリシーに反する。
そんな変なこだわりのせいで未だタンブラーを買えずにいる辺りがワタクシらしいと苦笑する。
こういうとこです。

娘がしみじみと「ママの腕、肉体労働の人みたい」
筋骨隆々という事ではない。
ブヨブヨの二の腕ではあるが、くっきりと半袖の形が浮き出ているほど日焼けがひどい。
チラシ配りのせいだ。
それだけじゃない。チャリでどこにでも行くし、基本的に日焼けを防止する繊細さに欠けた結果だ。
日傘なんてここ何年もさしていない。持ってもいない。
そんなワタクシが、激安衣料品店でラブリーな日傘、もといパラソルを見かけた。
真っ白なフリフリのパラソル。
聖子ちゃんがくるくる回しながら♪渚に白いパラソル 心は砂時計よぉ〜♪という映像が浮かぶほどラブリー。
お値段297円。
え?え?え?こんなに可愛いのに?
広げてみると、所々日焼けしている。あゝ日焼けとは何と残酷なものぞ。
こんなに可愛いのに台無しだ。
まるでワタクシみたいだ(・・・日焼けに全責任を背負わせるな)
真っ白なだけに、その部分が目立っている。
諦めた。
ひと月ほど経ってまたその激安衣料品店へ出かけたら、まだそのパラソルが売れ残っている。
痛々しい。
また手にとってみる。
いや、やはり真っ白に薄ベージュっぽいシミのような日焼け数カ所は致命的だ。
また戻す。
先週、激安衣料品店に行ったら(良く行きますなあ)・・・もちろんまだあった。
もう10月だ。
パラソルの要らない季節になった。
いよいよこれも近々処分されるだろう。
ダメ元で染めてみたらどうだろう。
黒とか濃い色に染めたら、日焼け部分もわからなくなるのでは?
いや、染色なんてした事ないのにいきなり傘とはハードル高過ぎだろ。
手に取っては戻し、店内1周してはまた戻り、また手に取って・・・を繰り返す。
そして意を決する。
たったの297円ではないか。
ちなみにこの日に買ったものはこの日傘と、レジカゴにフィットするエコバッグ297円と、農作業用のヤッケズボン99円。

染めるとなったらダイロンかなあ。
帰宅して、検索する。
思ったほど高くはないが、元々が297円の代物にかけられる金額って一体いくらだ?
そんな事を思うワタクシの頭に「はっ!草木染めってどうよ。玉ねぎの皮とかで染めたらタダ!うっすらベージュになってくれたら日焼け部分も気にならないんじゃ?」
検索検索検索。
ただ、ネックは日傘という形。
煮れない。
ただでさえ染まらなそうな草木染めを、煮る事も出来ずに漬け込んでて、果たして染まるのか???
玉ねぎの皮も、一体どれくらいの量ひつようなのだろうか?
それなら紅茶の方が・・・
はっ!コーヒーのダシガラで染めたらいいじゃないか。
毎日職場にコーヒーを持って行く夫のために入れたコーヒーの大量のダシガラがある。
乾燥させて消臭剤がわりにしたり、庭に撒いて虫除けにしたりしてるが、それでもどんどん溜まる。
この、タダのものを有効活用できるという発想が一番ワタクシを喜ばせる。
ただ、検索して知った事だが、自然素材でも植物性のもの(綿や麻)は動物性のもの(シルク、ウール、カシミヤ)より染まりにくいのでタンパク質を足した方がいいとある。
このパラソルの素材は麻。
牛乳か豆乳を水で割ったもの(1:1)に浸すと良いらしい。
ここでだ!
ワタクシの引き寄せの力だ!
昨日の買い物のレシートにあった「明治おいしい牛乳半額134円」を覚えておいでか。
1日で1リットル飲む事など、子だくさんの大家族ならまだしも中年夫婦では無理な話で、さすがのワタクシでも牛乳の半額は手にした事なかった。
しかし、今回はこれに「染めてみなさい」と背中を押されたようなものだ。
ただ「おいしい牛乳」という文字に少し心が痛んだが。

練習も兼ねて、着古した白Tシャツ2枚をまず牛乳に浸した後、乾かす。
その後、45Lゴミ袋に移しかえてパラソルを牛乳漬けして、こちらも干す。
翌日、コーヒーの出がらし三日分で濃いコーヒー液を作ってTシャツを煮てから、またゴミ袋に液を移しかえてパラソルを漬け込む。
乾かして、完成。
Tシャツは・・・

これがランニングだったら、戦後の浮浪児が着ているものと寸分違わぬクオリティ。
UCCのサイトで見たコーヒー染めのTシャツはナチュラル感満載で素敵だったのに、この違いはなんだ???
そして、牛乳とコーヒーでカフェオレになっているはずなのに、なぜか臭い。
小学校の頃の雑巾を思い出す。
給食でこぼした牛乳を拭いたりしてたからか?
まあいいでしょ、これは練習。
本命はパラソル。

これまたビミョーな仕上がり。
しかし、真っ白なぶりぶりラブリーパラソルの所々の色褪せは許せなくても、薄いベージュの婆色の日傘なら気にならない。
大満足の出来上がりとまではいかなかったが、来年はこの婆色日傘をさして、少しは日焼けを気にしようと思える程度の仕上がり。
そして、実際の経費としてはパラソル代297円と牛乳代134円で出来たというのが何よりもワタクシの金銭感覚を喜びで撼わす。
長くなりましたが、ワタクシの金銭感覚〜衣編、終了です。
ご静聴ありがとうございました。
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ワタクシの金銭感覚〜食編

2023年10月20日 | 衣・食・住
10月20日(金)雨

「三千円の使い方」を読んでから、ふっと自分の金銭感覚を思う事が増えた。
あんなにけちょんけちょんに言ってたくせに、めちゃ影響受けてるやないの。余韻が残ってるやないの。
貧乏だからね〜とか、地道が一番!とか、好きな言葉は節約!とか言ってるけど、本当に貧しいわけでも、贅沢が嫌いなわけでもない。
自分の染み付いた貧乏人根性が好きなだけだ。
子供の頃は裕福だったとか、自分で稼ぐようになったらめちゃ稼げたとか、結婚した相手が御曹司だったとか、そういう経済的な変化が全くないまま半世紀以上生きてきた。
子供の頃の夢がオロナミンCを1日2本飲んみたいとか屋台のとうもろこしを丸ごと一本食べてみたいとかである。くーっ。地味だ。
お給料もらうようになっても、生活するだけでギリギリの金額で、月末になると同僚のショーコさんと財布の残高を教えあい「残り160円よ!」とか言うと実家住まいの彼女が連れて帰って晩ご飯食べさせてくれた。
結婚しても離婚しても再婚しても、それ以上でもそれ以下でもない、まぢで生活レベルの振れ幅が同じで生きてきた。
そして、だんだんと自分なりの楽しみを見出してきたのだ。
「自分のセンスを信じる」
これに尽きる。
衣食住どの分野においてもである。

言葉だけ連ねても抽象的過ぎて伝わらないですね。
今月のワタクシのライフを書き出してみましょう(なぜ英語にした?)
<食部門>
近所のスーパーで、おそらくワタクシのことは「半額さん」と呼んでるのでは?と被害妄想に陥っておるほど半額シールを選ぶ。
例えば・・・月曜日のレシートを見てみると・・・
ベビーリーフ半額49円
グリーンレタス半額69円
長芋半額112円
明治おいしい牛乳半額134円
小粒納豆3パック半額34円
その日の晩酌で食べるおぼろ豆腐はその日賞味期間ギリのもので十分だ。半額79円
おかげ様で我が夫は胃腸が強い。ワタクシに鍛えられたわけではない。昔からだ、多分。
嗅覚にも優れている。
いよいよ無理かなと不安になったら、彼の鼻先に突き出して「これ、どう思う?」と審判を仰ぐ。
大抵の場合「全然大丈夫!」とお墨付きをいただく。
彼が「う〜ん、ちょっと怪しいなあ」と言う時は相当ヤバイので即ゴミ箱行きだ。
賞味期限内なら迷いなくオールオッケーである。寸分の迷いもない。
この半額シールが付いたものを買い集め、これをうまく組み合わせて夕餉を作れた時の達成感。
半額で安く買った酒粕124円で作った粕汁が思いのほか美味しくなかった上に、残り半分で作った甘酒もイマイチだった時の敗北感。
こういうのを楽しんでいる。
下手すりゃ、半額シールで買った食材に合わせるために結構お高い食材を合わせてしまって、何だかなあと反省するのもまた楽し。
一から作る楽しさと言うのもある。
調味料の手作りもやめられない。
どんなに不評でも年に一回くらいマヨネーズの手作りをしたくなる。
キューピーや味の素に毒されている家族からの評価は最低ランクだというのに。
ドレッシングの手作りにもハマっているが、たまに友人からドレッシングをいただいて食べるとただのレタスがめちゃ美味しかったりして驚く。
これはこれで面白い。
でも、自分で作る叙々苑風ドレッシングも気に入っている。
こんなワタクシゆえ、時短とか全く興味ない。
時間の効率化と安売りの関係で良く取り上げられる、スーパーのはしごの無意味さも、ワタクシは気にせず達成感を感じていた。
東京は安売りスーパーが点在しているのでハシゴショッピングが楽しかったのだ。
今はたいていチャリで買い物に行くので限界があるが、スーパー行って、八百屋さんのぞいて、無人販売所立ち寄って、前後の荷台を満杯にして帰る時は鼻歌が飛び出す。
桜の頃は夜桜お七なぞ歌い、寒い時期は童謡たきびなんてこともある。

本当は違う事を書くつもりだったのに、ついつい熱がこもってペンが走った(書いてないけど)
本当に書きたかったことは衣編として、明日につづく。

今日の一枚は・・・
人気無かったのか、ドラッグストアコスモスで叩き売りしていた「ほろよい」フルーツサングリア。
ジュースより安いじゃん!と買ってしまったから、しょうがなく呑む。しょうがなく・・・二本買ったので明日もしょうがなく呑む。
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タイミング〜灰編

2023年10月19日 | Weblog
10月19日(木)晴れ

鹿児島では17日まで国体をやってまして、天皇皇后両陛下がいらしたり、国体がらみのニュースが多く扱われたりしておりました。
スタジアム近辺での交通規制は、駐車どころか停車もダメと聞くと、近づかないようにしようとビビったり。
いよいよ終盤に差し掛かった先週金曜の朝。
久しぶりにドカ灰。
桜島の爆発に伴う灰は、その時の風向きにより降る地域が変わるのだが、
久々鹿児島市内に降ったようで、朝、外に出ると灰のにおい。
匂いと書くほど良いものではないが臭いと書くほどくさくもない(これは人それぞれ)
それよりは、車に積もってるという現象の方がちょー厄介。
色の濃い車には白いシミに、色の薄い車には黒いシミとしてこびりつく。
まぢで厄介。
出張の振替で仕事が休みだった夫と、雑用を片付けるために街へ出かける。
我が家の辺りも灰が酷かったが、電車通りはもっとひどい。
自慢の桜島も見えない。
あゝ国体がらみで来鹿されてる選手や関係者の方々はさぞ驚かれた事だろう。
ワタクシが子供の頃は、桜島の爆発が今より激しく、しょっちゅうドカ灰に見舞われていた。
みんなが灰を洗い流すために水を大量に使うから、とうとう足りなくなって断水になって、給水車が回って来た事もある。
体育の時間に突然灰雨が降ってくると、体操着が気持ち悪い水玉模様になる。
傘を差さないと髪の毛がゴワゴワになる。
東京に引っ越してその事を忘れていたら、遊びにきたもんちゃんが「鹿児島では見られない光景だね」と言う。
赤坂サカスの屋上庭園だったか、ちょうどお昼時で、OLやサラリーマンがベンチや芝生の上でテイクアウトしたお弁当を食べている光景。
そうだった。鹿児島では灰が降るから簡単にベンチや芝生に座れないんだったと思い出し、
ついでに、窓を開けっ放してた時に灰が降ってくると部屋の中がザラザラになる事を思い出し、数年後に帰る事を考えてちょっとうんざりした。
しかし、帰ってきてみると、昔ほど桜島は暴れん坊ではなくなっておった。
かっこいいだけの、自慢なだけの、桜島になっておった。
それなのに、なぜこのタイミング。
なにゆえ県外の人が大勢いらしてるこのタイミングでやらかすのだ!?と舌打ちしたい気持ちになる。
その昔、尼崎の友人が遊びに来た時にドカ灰に見舞われた。
彼女が真顔で「この灰って、健康被害はないの?」
それくらい、心配になるくらい、不快だし、見た目も悪いし、掃除も大変だし(余談ですが、鹿児島では灰を集めて入れる克灰袋が支給され、指定場所に出すと集荷してくれる)
ちょうどこのタイミングで鹿児島に来ていた方々の90%くらいが「鹿児島って食べるものも美味しいし、温泉もいいし、桜島もかっこいいけど、住むところじゃないよなあ」と思っただろう。
貴重な体験ができて面白かった〜と思った方もおられただろうし、目に灰が入って死ぬかとおもたわ!と憤慨された方もおられたかも。
そして「住むには過酷な土地」とインプットされたに違いない。
あゝなぜこのタイミングだったのだっ。
滅多にこんな事なかったのに。
口惜しい。悔やまれる。タイミングが悪すぎたぞと、桜島に説教したい。

今日の一枚は、うちの黒猫イチ。
室内飼いイチと違い、昔飼ってた自由人ならぬ自由猫の黒猫チビは灰の積もった外階段でゴロンゴロンしてはロシアンブルーの色味になって帰って来ていた・・・
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タイミング〜虫編

2023年10月18日 | 衣・食・住
10月18日(水)晴れ

熊がやたら里に下りてきたり、鹿が道路突っ走ったり、アライグマまでいるの?と、ニュースを見てはため息。
野生動物に関しては、人間が山を荒らすからじゃ!と憤ったり。
少子化だと言う割にはまだまだ山を切り開いては住宅地を作ろうとしている。
今ある空き家を何とかしたらいいだけの話なのにと思うが、これは少数意見であって、大抵の人は新築の家がいいのか。

昨日は、パソコンいじりながらふと外を見ると、それほどの強風でも無いのに笹の葉が舞っている。
異常な数で。
思わず窓に近寄って見て愕然とする。
笹じゃ無い!蜂だ。大きさからして多分蜜蜂。
その数たるや何万匹!いや、自信はない。100以上は「たくさん」で済ませてきた人生ゆえ。
窓は全部閉まってるか考えながら縁側に回る。
こちら側もすごい数の蜜蜂の乱舞が見える。
窓越しに動画を撮る。
ここに動画を載せたいところだが、載せる術がないので娘に送っておく。
この気持ち悪さを共有したい。
すると、我が娘、まるで同レベルの話をするように「二度目の豆苗育ててたらコバエが発生して。一日三匹くらい潰してるけどずっといる」
しょうがないので、コバエホイホイの作り方を伝授しておく。
それにしてもこの蜜蜂の大群は、どう考えたらいいのか。
どこかで誰かが蜂の巣一つ突いたというレベルではない。
ツイッターで「蜂 乱舞 鹿児島」で検索してみたりするが何も引っかかってこない。
誰かと、この凄まじさを共有したいのだが、あの日のあの蜜蜂の大群はワタクシだけしか見ていないのだろうか。

数年前から、鹿児島で大量発生していると聞く虫が二種。
一つはキオビエダシャクという蛾。
紫と黄色の羽が気持ち悪い。
あっという間に我が街の界隈のひとつばの木を枯らして回った。
我が家に4本あったひとつばも、1本だけ生きながらえているが枯れた3本は切ってもらった。
こいつの毛虫時代というのもなかなかのキモさ。
枝からダラリと下がってくるの。大量に。きゃーーーーっ!!!
もう一つは、ヤスデ。
毛虫ほど気持ち悪くはないが、カラカラ乾燥してる感じがまた別の意味で気持ち悪い。
役所に行くと、薬剤を無料でいただけるので、家の周りに蒔いておく。
老母のお友達のおうちは大量発生して、薬剤では追いつかず、バケツに山盛り一杯捕まえたり、バーナーで焼いたりしてるらしい。
我が家はそれほどで無いから安心していたら・・・
先日、ゴミ集積所でお隣のAさんとばったり。
Aさん「ヤスデ、大丈夫?」
ワタクシ「たまに見ますけど、大量発生するところは酷いらしいですねえ」
Aさん「三年前くらいかしらねえ、お宅の門柱の辺りすごかったのよ」
聞くと・・・当時空き家だった我が家の門柱に大量発生して、Aさんが市販のスプレー1本使い切って退治してたらしい。
ちょっとホッとする。
もし、このヤスデ大量発生している時に、この家を初めて見たら「う〜ん。やっぱりこういう所は虫とか大量発生するのね。
無理だわ〜住めないわ〜」と諦めていたと思う、絶対に。
今でこそ、だいぶ慣れたけど、ワタクシ基本的に虫は嫌いなのだ。
タイミングとは大事なものだ。

異常気象や山の開発、色々な条件が重なってしまって野生動物が里山に下りてきたり、住宅街にまで出てきたり。
友人きんちゃんのご主人は、夜タバコを吸いに外に出て、しゃがんでタバコ吸ってたら1mほど先に猪がいて、ものすごい悲鳴をあげたと言ってた。
これまたちょうどのタイミングだったって事だ。
ウリ坊は車の中から見かけた事はあるし、可愛かったが、その後ろに大きな親イノシシがいたかも知れぬと思うと怖いし、
タイミングをずらしながら会わないようにしながら、共生していければいいのになあと思う。
蜜蜂の大群も、運よく家の中に居る時で良かった。
草取りしてて、ブンブン聞こえてきてふと見上げたら乱舞の渦の中なんて怖すぎる。
この蜜蜂の件は、出没の謎の解明をはかりたいものだ。

今日の一枚は、今、我が家をいい香りで包み込んでくれている金木犀。
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三千円の使いかた

2023年10月15日 | 本・マンガ・テレビ・映画
10月15日(日)晴れ

原田ひ香著「三千円の使いかた」読了。

少し前に、新聞のテレビ欄で見かけた気がして、ドラマになるくらいなんだから面白いんだろうなという軽い気持ちで図書館に予約してみた。
ドラマのH Pものぞいてみると・・・あらすじとして・・・
   誰もが興味ある「節約」「貯蓄」をテーマに女性たちの生き様を描き、「私もそう!」「うちも同じ!」という
   “あるある感”あふれるホーム“マネー”ドラマ!

節約とかお得感とかが好きというか切実というか好きにならざるを得ない状況にある身としては読むしかないでしょう。
が!!!
読み始めて後悔する。
何一つ、誰一人にも共感できん。
6話に分かれており、3世代の女達のお金にまつわるあれこれなのであるが、まずは孫娘美帆(次女)の話からスタート。
どうやら彼女が主人公らしい。
この後、祖母の話、孫娘真帆(長女)の話、祖母のボーイフレンドの話、母親とその友人の話と続き、最後また次女の話でめでたしめでたし。
だが、お金の話に限った事じゃないが、考え方が人それぞれで、分かり合えないと思う事多々。
ワタクシは、どんなに便利だと言われても(特にバブリーな頃は)ローンは極力避けたかったし、
地道が一番と思っていたし、身の丈に合った暮らしをしたいと思い続けて生きてきた。
それをつまらないと思う人もいるだろし、賢く運用したり殖やしたりたまには博打を打つ覚悟も必要と思う人もいるだろう。
かと言って、ワタクシは、紹介されて会った男の人が特売の醤油の列に二度並んだという話を嬉々として語った瞬間、音を立ててサーっと気持ちが引きまくった。
自分は卵の安売りに並んでも、男の人が安売りの列に並ぶのはみっともないと思うセクハラ女王だった。
今現在、夫が並ぶのを厭わない人なのは重宝しているが、これが理想と現実という事だ。

あ、舌打ちしたり悪態付きながら読んだこの本であるが、一ヶ所だけクスッとなった一文を書いておこう。
主人公美帆の母親が、夫の事を思う一文。
     「普段は寡黙だけどいざという時は頼れる」はずの男は、ただどこまでも無口なだけだった
わかるぅ〜
寡黙な男はどこまでも無口で、軽い男はどこまでもお調子者なのだよ。
と、この一文だけには納得し共感したものの、最後の、いわゆるハッピーエンド的な終わり方にまで「無理だわ、この結婚!バカなの?この美帆って子。親も親だわ、借金を肩代わりするなんて、それも、意味のある借金ならまだしも、話良く聞いてた?納得した?」と不快感満載で本を閉じたのであった。
簡単に言うとですね、この美帆って子、節約セミナーで隣に座った男の子と仲良くなって、結婚まで考えるようになる。
が、この彼氏に借金がある事が発覚。
それが、普通の、と言うか自分の借金ならまだわかる。
親が、自分を美大に通わせるために奨学金を借りてて、どうにもそれの返済ができなくなった時点で息子に投げた形。
美帆が不満に思って色々問いただすと、挨拶も兼ねて彼の実家に行く事になる。
ここら辺の描写があまりにリアルさに欠けるのだが、息子が結婚相手を連れてきたにしてはあまりに雑な応対だし、さらには父親がバイクに金をつぎ込んで借金があると言う話まで聞かされる。
バカなの?この親。
で、一旦はさすがに美帆も別れる事を考えるし、もちろん母親は猛反対しているのだが、彼の仕事の成果を見る機会があり、じゃあ奨学金はうちで肩代わりしようと・・・
なるか〜い!と。
この先、結婚して、彼の家族と付き合っていけるのか?
縁を切るならまだしも、借金とかお金に対する考え方が違って、話が通じないような人種でもいいのか?
気持ち悪い。
久々に読後感最悪の本だった。
それがミステリーとかじゃなく、節約家族小説と銘打った本で、と言うのが自分でも解せない。
ワタクシはケチだし節約好きだし貧乏だけど、お金の話というのがそもそも好きでは無かった。
数字が嫌いという事もあるが、ちょっと見えっ張りなところもあって「武士は食わねど高楊枝」的なところもある。
お金の使い方、考え方は人それぞれというのは十分わかった上で、よそ様んちのふところ事情にも全く興味がないんだという事を再認識したのであった。

コメント (2)
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今日は骨董市

2023年10月07日 | おでかけ
10月7日(土)曇り

今日は朝7時半にはうちを出て、従姉で天才ユーチューバーのKemiちゃんと霧島の骨董市へ。
Kemiちゃん情報によると、初日の朝早くだと200円とかの掘り出し物があるらしい。
確かにあった。
200円の帯コーナー。
しかし、前回、帯を買ったはいいが、厚手過ぎる。
ボロ家ゆえ隙間風が入ってくるのでプチプチを断熱材代わりに貼り付けてある所の目隠し用に、まるでタペストリーのごと掛けるくらいしか用途が定まらない。
ついたてに貼る案も、超強力な両面テープでも調達してこないと貼り付けられそうにない。
その反省を踏まえ、帯は熟考するべし。
会場をぐるぐるぐるぐる。
器もあまりないなあ。
500円コーナーも見当たらない。
お値段ついてない反物を手にとって眺めていると店主のおばさま小声で「ホントは千円だけど、700円でいいわよ」
た、高いです。ワタクシ、500円くらいの物を探してまして、さらには買った反物やら帯がちゃんと形になるかも自信がなく・・・と心で思いながら愛想笑いをしつつ・・・
しかし、前回200円で買った反物は半端物で(いや、そもそも反物ってどれくらいの長さなのかも知らんかった)
それでもパンツ作ってまだまだ余りある。
今回のこの反物は新品で丸々と太っておる。
スカートにパンツにワンピースも作れそう(作れないけど)
と思い、清水の舞台から飛び降りる気持ちで買いました。
今検索したら1反って12mなのね。
幅36cmの12m長さで700円はお安いわね。
そもそも、今週は色々と滅入る事が続き、パーっと厄落としじゃあと意気込んでの骨董市。
とは言え、50万もする壺を買うって言い出したら止めてねとKemiちゃんに頼むも「買え買え!ぱあ〜っと買え」と煽られながらの参加。
しかしワタクシの心を掴む壺にも巡り会えず反物ひとつ買って退散。
また来月頑張りましょう。
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丁寧な人達

2023年10月04日 | Weblog
10月4日(水)曇り

日曜日のお出かけの時に、鰻屋さんで食べるつもりが臨時休業で、しょうがないので以前食べて美味しかったお蕎麦やさんへ行く。
蕎麦好き検索好きの夫が調べただけあって美味しかった記憶。
日曜のお昼時。駐車場は満車。なんとか隅っこにギリギリ駐車して店内へ。
案の定満席で、お店の方が「少しお待ちいただくことに・・・」
狭いお店なので、店内では待てず、名前と車のナンバーを書いて外で待つというシステム。
急に秋めいたとは言え南国鹿児島はまだ暑い。
車に戻る。
エンジンをかけてクーラーかけてる車が二台。
ということはこの人達二組待ちってことね。三番目ってことね。
待つ待つ待つ。
やっと店内から出てきて帰る食べ終わったひと組。
しばらくしてお店の方が出てきてナンバー確認して店内へ案内する。
待つ待つ待つ。
遅くね?
こんなに待つなら一言「30分くらいお待ちいただくことになりますが」って言ってくれたら「じゃあまた今度来ますね」とラーメン街道の方へ行く事も出来たのに・・・
グチグチグチ文句垂れるワタクシ。
二組くらい帰って行ったので、いよいよかと待っているとお店の方登場。
ワタクシ達の前に来たおじい達の車に声をかけて店内へ帰ろうとする。
イライラしているワタクシの目力で睨んでいると殺気を感じたのか振り返り、申し訳なさそうに手でもう少し待ってくださいのジェスチャー。
待つ待つ待つ。
遅くね?
こういう時の我が夫は修行僧のよう。文句ひとつ言わない。気が知れない。
ワタクシと老母が、思いつく限りの状況を洗い出し悪態をつく。
そもそも蕎麦って食べるのにそれほど時間はかからないはずだよね〜
でも見てると、お客さんがお爺とお婆だから、食べるの遅いんだよぉ〜
名前を書く時に、お店の方が「今日はもう温かいお蕎麦が全部出てしまいまして・・・あと、セットのお稲荷さんも全部でしたので五十円引かせていただいてます」と言ってた事を思い出し、
老母「温かい蕎麦なら時間かかるけど、皆んな冷たい蕎麦なのにねえ」
遅い!遅い!遅い!
さっきまであんなに鰻の口だったくせに、今や蕎麦を欲している、狂おしいほどに。
そうこうしているとお店の入り口に「本日は売り切れました」の看板が出て、それでも入って来る車もいたりして、、、
やっとお店の方から呼ばれて店内へ。
蕎麦セット三つねっ!
こちらは本来ならざる蕎麦にかき揚げとおいなりさんが付いて950円。
でもおいなりさんがないから900円って事ね。
そば茶をぐいぐい飲む三人。喉も乾いてたからね。
カラになったのに気づかれたお店の方が「そば茶持って来ますね」と言った後、申し訳なさげに「すみません、もうそば茶が全部でしたので、緑茶になりました、すみません」
そして・・・いつオーダーされたものなのか、目の前を大きな天麩羅がてんこ盛りのものが運ばれて行く。
丁寧にその都度湯がいて、その都度揚げてるのか???
ここ、座席についてからもまだ待たされるのね・・・
ワタクシの父は超短気で、それは子供だったワタクシもよく覚えており、顔色とか目ですぐわかった。
目が三角になるとはこういう事だと身を以て知っている。
そして、今、ワタクシ、目が三角になっているよね、ってな微笑ましい思い出話なぞ老母と交わす。
やっと蕎麦セット(稲荷無し)登場。
空腹もプラスして、めちゃ美味しい。
いや、美味しいと有名なのは知ってるのよ、でもさぁ〜...
会計するお客さんに、丁寧に頭を下げるお店の方。
「大変お待たせ致して申し訳ありませんでした」
お客さん「いえいえ、美味しいお蕎麦を食べるためですもの!!!」
優しい世界である。
またその次のお客さんにも丁寧に頭を下げて謝るお店の方。
お客さん「お店、場所がわかってよかったですぅ〜」
どちらから?
お客さん「鹿児島市から来ました」
まあ!遠くからありがとうございます。
優しい世界である。
美味しいお蕎麦でだいぶ機嫌が良くなった頃、お店の方が「計算間違いしてて、ひとつおいなりさんがありましたので、どうぞ」
これまた美味しそうなおいなりさんである。
これは本日の運転手さん、どうぞ。
そしてまた食べ終わる頃「女性の方に、蕎麦ムースをサービスです。大変お待たせしまして・・・」
この蕎麦ムースがまた美味しいのである。
すっかり機嫌を直して、お会計。
2700円です。
n「おいなりさん、ひとついただきましたよ」
お店の方「いやいや、もう、あれはサービスですから・・・お待たせ致して申し訳ありませんでした」
n「ごちそうさまでした。美味しかったです〜」と優しい世界の人になるワタクシ。
お店を出る時まで交互にお詫びとお礼の言葉を背中に浴びてにこにこ帰路に着く三人であった。

ここのお蕎麦やさん、丁寧な仕事で美味しいお蕎麦を出す事と、人柄の良さで人気があるんだろうな。
もしワタクシだったら、たとえひとつおいなりさんが余ってた事に気づいても、もう五十円引くんだし、三人で来てるのに一つだけ出すのもなんだし〜とかゴチャゴチャ考えて出さないと思うのよ。
丁寧と言えば、去年の弾丸鹿児島案内ツアーの時のお茶やさんを思い出す。
秒刻みのスケジュールで飛び込んだら、なんと一杯ずつお抹茶を点てておりひっくり返りそうになった。
お茶する時間も惜しんでのテイクアウトのはずが、ものすごい時間かかって、でもこの抹茶スパークリングがものすごく美味しくて・・・
最後に丁寧は勝つのである。
今日の教訓であった!
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