パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

お受験ママの思い出

2008年11月28日 | おもいで
11月28日(金)曇り
夕べ、遅い夕食を食べている時、メールの着信音。
中学の時の友人Kからである。
「来年のお正月に同窓会があるよ~」との連絡。
「あららぁ~受験生がいるから今年は帰省しないのよぉ~残念!みんなによろしく」と返信。
「親はやきもきしてるのに、受験生本人はのんきなものよ」ってな話を送信した後、
お受験ママは、受験生をおいてさっさとご就寝。
今朝、彼女からのメールが届いていた事に気付く。
彼女からのメール
「あなたもあの時期は難しい高校を受験するのにさ~
私らと遊んでたやん。
あなたが合格した時、私マジに嬉しかったのを今でも忘れません。
とにかく皆さん風邪をひかないように、
ママは美味しい料理を作って下さいよ」
一気に記憶がさかのぼり、44歳のママは15歳のnちゃんになる。
彼女とは小学校からずっと仲良しだった。
中学に入り、彼女は、いわゆる不良と呼ばれる部類になる。
でも、本質は不良でも何でもないので、変わる事無くずっと仲良しだった。
彼女のメールには『難しい高校』とあるが、
ワタクシが受験したのは決して難関校でもなんでもない高校である。
小心者なので、合格安全圏の太鼓判を押されたところしか受験しない。
どんどんランクを下げて、その高校を受験する事に落ち着き、
「安全圏だも~ん」ってな気分もあり、
受験生の風上にもおけぬほど遊びほうけていた。
そして、受験後、同じ高校を受験した男子S君が
「俺は自己採点で○○点とれてたから合格できるはず!」と豪語。
ちょびっと心配になり、こっそり自己採点してみると、
○○点なんてほど遠い点数・・・
やばい???
そして、合格発表の日。
「落ちたかも」と思い始めて、登校できない。
今はどういう発表の仕方か知らないが、
その当時は、中学校に合否の連絡が来るので、登校しなければならなかった。
で、ぐずぐずと泣きながら、学校へ行くのを渋っているところへ
担任から電話。
「すぐ登校しなさいっ!」と怒られ、
母親も「学校へ来いってことは合格してるってことだよ。」と言うので、走って学校へ行く。
「合格してるのに、来ないのはおまえだけだ!
落ちてるのに、ちゃんと登校してる子もいるんだぞ!」と怒られる。
そして、後日、この友人Kが、学校に来ないワタクシを心配し、
「nが高校に落ちたら、私のせいだ。
私らとつるんで遊びほうけていたせいだ。
どうしよう、どうしよう。」と言ってたと聞く。
そして、ワタクシの合格を、我が事のように喜んでくれたのを思い出す。
ちなみに、自己採点○○点のS君は、不合格。
ったく、どんな自己採点したんだっ!と同情もしなかったし、
高校・大学と、奮起したのであろう、親の代からの病院を引き継いでお医者さんになったと聞くが、
ワタクシは彼の病院にはかかりたくないと、未だ根に持っている。
友人Kは、ずいぶん早くに結婚したので、子供二人はもう大きい。
それこそ、難関といわれる高専だと聞く。
彼女からのメールが来た時、ワタクシは夫に「彼女って、ぜ~んぜん勉強しない子だったんだよ。
だから、彼女がおかあさんになって、子供に『勉強しなさい』なんて言ってるかと思うと
何だか笑えるぅ~」と話してたのだが
今朝、このメールを読み、懐かしく、なおかつ、恥ずかしく、なおかつ、
目からうろこがボロボロと落ちる気がした。
親は、子供を信じて、ただ暖かく見守ってればいいのよね。
健康管理に気をつけてあげて、美味しいご飯を作ってあげればいいのよね。
15歳のnちゃんは、44歳に戻り、さぁて、今夜は娘の好きなものを
テーブルいっぱいに並べようと思うのでありました。
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お米の話

2008年11月27日 | 夫ネタ
11月27日(木)雨
最近めっきり丸くなったワタクシであるが、先日は、ちと頭に血が上った。
我が家は、夫の実家、ワタクシの実家、双方からお米を送ってもらっている。
ありがたいと感謝している。
新米が出回る少し前くらいだったか、いつもはひと袋(5キロほどか)ずつなのに、
ど~んとふた袋送られてきたことがあった。
で、食べてみると・・・なんだか味がおかしい。
匂いもする。
娘なんて、「無理っ!ワタシ、これ、食べられないっ!」とまで言う。
味覚音痴なワタクシも「う~む・・・確かにまずい、臭い・・・」
古米って、こんなにまずいものだったっけ?
しかし、こんな時に限ってふた袋もある。
『古米の美味しい食べ方』で検索して試してみたり、
炊き込みにしてみたり、雑穀を混ぜて炊いてみたり。
ワタクシなりに努力してみるも、どうしても臭くてまずい。
お米自体がカビ臭い気もする。
そうこうしてるうちに新米の時期到来。
ワタクシの実家からも、新米+古米到着。
さらには、「今度は新米よ」と夫の実家からも新米到着。
あれよあれよという間に我が家は米だらけ。
こんなに、美味しい新米があるのに、なぜにカビ臭い古米を食べ続けねばならないのかと考える。
そうこうしてるうちに、せっかくの新米も、古米になってしまうわ。
ワタクシ、夫に宣言する。
「悪いけど、このカビ臭い古米は、もう食べない。
非常食用としてとっておくことにする。」
ワタクシ、今、非常に恐れていることが、「鳥インフルエンザの襲来」
もし、日本にこいつが潜入し流行したら何万人という死者が出る。
流行を防ぐために、外出禁止令が出るであろう。
沈静化まで二ヶ月間の食料や生活用品を確保してなきゃいけない。
今、少しずつ、乾麺やらレトルト食品やらを買いだめし始めているところだ。
だから、もしもの時には、この古米を食べるとしようと考えた。
しかし・・・
そんな話をした休日の朝、夫、そのカビ臭い古米でリゾットを作ると言いやがる。
妻、カッチーン。
どうぞ、ご勝手に!
で、ご勝手にリゾットを作り、プリプリしている妻にも
「まあ、騙されたと思って食べてみてよ。」とついでくるあたりが夫の打たれ強いところ。
そして、あんなに罵詈雑言を投げつけたくせに、空腹に勝てず
リゾットに手を出すあたりが妻の弱いところ。
まあ、たしかに、普通に炊いた時よりは匂いもまづさも半減はしてるが、
やはりかすかに漂うカビ臭。
ここまでしつこいってことは、目には見えないけど、体に悪そうだよ。
やっぱり、この古米、非常食用として、納戸の奥深くに眠らせることにします。
そして、年をとって、ここを引き払う時まで、出番がないことを祈ります。
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ブッダとイエス

2008年11月25日 | 本・マンガ・テレビ・映画
11月25日(火)晴れ
寒くなってきました。
でも、お天気のいい日の空の高いこと、青いこと。
先日行った銀杏並木と青空も良かった。
今日の、我が街の、なんでもない青空も良い。
平和だなあぁ~~~
と、つぶやくのは、ワタクシだけではない。
苦行やら、裏切りやら、さまざまなことを経験された聖人らもつぶやいておられる。
何の話???
ぢつはマンガ「聖☆おにいさん」の話。
普段ワタクシは、本は図書館、マンガは古本屋と決めておる。
固く固く頑に守っている。
いまだに「のだめ」は全巻揃ってないくらいだ。
「大振り」だって、先が気になってしょうがないが、
最新刊が古本屋に出回るまでぢりぢりとした気持ちで待っている。
少し前に、日参している(と言っても、お忙しいらしく最近週刊になっておられるが)pさんとこで
「聖☆おにいさん」のご紹介。
おもしろそう~~っ。
pさん曰く「最低限の知識がないと笑えないところがさらにおもしろい」らしい。
最低限の知識かぁ・・・
ワタクシ、世界史とってなかったし(関係ない?)、
仏教系の学校だなんて知らずに入って、あげくに仏教学を落としそうになったし(関係ない?)
手塚信者でもないし、
聖書も読んだことないし・・・と不安はよぎるが、
pさんのおすすめに、はずれはない。
古本屋めぐりをしては、立ち読みしているおにいさん達の間で、目を皿のようにして探しまくっていた。
しかし・・・ない。
まだ、二巻しかでていないからか、
はたまた、売るとバチが当たると思っているのか、出回らない。
しかし、もう、気持ちは読みたくて読みたくてしょうがないので
意を決して一巻だけ買う。
おもしろい。
チョーおもしろい。
良かった!ワタクシ最低限の知識がある。
(いや、ホントはもっと笑えるところがあるのかもしれんが)
二巻も買わなきゃ!と思っている所に、図書カード500円分が送られてくる。
ををっ!ずいぶん前に、銀行でアンケートに答えたお礼とのこと。
これって何か神のご意志を感じるねえ~(・・・・・)
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私立高校説明会その1

2008年11月23日 | おでかけ
11月23日(日)晴れ
娘の期末考査も終わり、ワタクシのボランティア講座も終わり、
久々の病院での検査も終わり・・・あっという間の一週間だった。
で、昨日は、私立K高校の学校説明会に行く。
全てにおいてぬかりのないAちゃんママからは、「おさえの高校の確約をとれたわ」と聞き、
インドネシアから引っ越してきた中国人の張さんも「ほんとは都立の○○高校が第一希望ですが、
そこがだめだったら私立の○○高校が引き受けてくれると言ってくれました。」
いわゆる確約がとれたってこと!?
我が家だけか?今になってもまだ「おさえはどこにする?」なんてのんきなこと言ってるのは・・・
昨日家族で聞きにいったK高校は、地味と言えば地味だが、まじめな感じがして、母も娘も好印象。
説明会の終わった後、勢いで願書も過去問の問題集も購入し、夫にあきれられる。
ものすごくハードルの低いワタクシ達母娘は、見学した高校のことを大抵は気に入る。
唯一ダメだったのが、例の女子校。
単に女子校がダメなのか確認するために、もう一校くらい女子校に行きたい気分であるが、
もうそんな余裕はない。
来週もその次の週末も私立高校説明会が控えている。
とはいえ、願書を衝動買いするほどであるから、いい手応えだったのは間違いなく、
少し気持ちは落ち着く単純母娘。
さぁ何か食べに行きましょ。
てくてく歩いていると・・・
イチョウまつりをやっている。
いろんな出店があり、テーブルや芝生で食べられるようになっている。
田舎でよくあるおまつり光景を思い出しなつかしい。
各自好きなものをチョイスし、食べ比べっこ。
銀杏並木のトンネルをくぐり駅へ向かう。
桜にしろ、イチョウにしろ、公園にしろ、町づくりにしろ、やはり東京ってセンスいいなあ~とつくづく感心する。

そして・・・
休日出勤の予定を一日ずらして学校説明会へ連れてこられた夫は、今朝、行きたくなさそうに
だらだらと準備して会社へと出て行った。
明日もお休み。
明日こそはゆっくりお休みしてください。
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放してはいけません

2008年11月19日 | 本・マンガ・テレビ・映画
11月19日(水)晴れ
主婦フェスタに行き、庭園&近辺を散策してた時、カメのお散歩と遭遇。
思わず隠し撮り。
写真じゃちっちゃく見えるけど、ホントは結構でかい。
カメと言えど、結構速い速度でおじさんの後ろを付いていく。
同じく散策してたおばちゃん集団が「かわいい~~っ!触ってもいいですか?」
甲羅をよしよしとさすってたけど、果たしてカメに通じているのだろうか。

その翌日のこと。
最近、母よりも丁寧に新聞を読んでいる娘が「いい話だ!」とつぶやく。
見ると・・・「声」読者投稿のページだ。
あなたってば、シブいところまで読むのねぇ~
88歳の無職のおじいさんが書いている。
17年間飼ってた亀を、不動尊の霊池に放そうと思い出かける。
縁日で買ったカメ、今では甲羅の大きさ30センチにまで育っている。
自分が死んだら面倒見る者がいなくなるから、池の仲間の亀達と楽しく暮らす方がよかろう。
池に放し、本堂で亀の行く末を祈願し、帰りかけると・・・
池に放した二匹の亀が追いかけてきたというのだ。
おじいさんは、涙を流し、もう離さないと誓う。
・・・ってな内容を、少しおもしろく、少しほのぼの、少しじ~んとするタッチで
綴っている。
しかし・・・一番最後に「帰ったら浦島太郎の話を孫に聞かせましょう、と締めくくっている。
う~む、孫が居るじゃん!
おじいさんに、もしものことがあったら、孫に形見の一つとして、亀二匹を加えてくれ。
そもそも、池に放してはいけません。
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甘いわね

2008年11月18日 | おでかけ
11月18日(火)晴れ
書きたい事が山ほどあるのに、流れるように時間が過ぎていき、追っ付けない。
とりあえず、昨日の事。
昨日は、「主婦フェスタ」なるものに義姉と行く。
これは、以前たまたま目にしたリビング新聞の記事を見て応募してたら
当選通知が来たので義姉を誘ってみたのだ。
「9時半から入場できるけど、待ち合わせは何時にする?」
前夜、打ち合わせの電話をする。
場所は、椿山荘・・・ってことは我が家からだと40分ほどかかる。
頑張って9時に家を出たとして・・・と考えているワタクシに、
義姉「じゃ、江戸川橋の駅に9時ね!」
えっ!となると、わたしゃ一体何時に家を出なきゃならんのだ?
その不安な気持ちが伝わったのか、15分だけ延ばしもらい、9時15分に待ち合わせ。
駅探で検索して、8時半に出れば楽勝ねというワタクシに、「検索した通りに電車がくると思うなよ。」と夫が脅す。
結局、8時15分に家を出て、通勤の満員電車でよれよれになりたどりつくとすでに義姉スタンバイ・・・
駅から徒歩10分の「椿山荘」へてくてく歩く。
結構な坂道は、主婦フェスタに行く女性の波・波・波・・
をを~~、なんだか懐かしいわね、女坂と呼ばれていた母校の坂を思い出す。
ま、年齢層はずいぶんと違うけどね。
その、女だらけの坂を上りながら、いまいち危機感のないワタクシに
「nちゃん!甘いわね。東京の人の多さ、タダ好きな主婦のパワーをあなどってはいけない。」と義姉。
その数分後、椿山荘の入り口の長蛇の列に、目眩がしたのであった。
そして、開場とともになだれこむ主婦達。
「かづきれいこにメークしてもらおう」だの「無料ネイルコーナーも捨てがたい」だの考えていたワタクシは
自分の甘甘ぶりを反省するのであった。
そして、義姉に引きずられるようにして階段を駆け上がるも(エスカレーターは人であふれている)
どのコーナーの整理券もゲット出来ず・・・
しょうがないので、整理券なしで入れるブースを廻る事にする。
お肌の水分量チェックをしてもらい、化粧品のサンプルをもらい、
冷凍食品の試食をし、コーヒー飲んで、ヨーグルト食べて、パンの耳のスナック食べて、
レンコンとブロッコリーを蒸したものにオリーブオイル垂らしたものを食べて、
ワインを呑んで、チーズ食べて、パンプキンスープの缶もらって、
ティッシュもらって、豆乳飲料もらって、エクレアもらって・・・
と、ここまでしゃべったら夫が「そんだけもらったり食べたりしたら十分だろ」
しかしっっ!骨盤エクササイズも若返りメイク講座も受けられなかったのよっ!
松居一代さんと笠井アナのトークショーの午後の部の整理券はゲットしたけど、
待ち時間がありすぎて、キャンセルしたのよっ。
ま、良かった事と言えば、日清フーズのブースで、抽選したら「大当たりぃ~」で
オリーブオイルをもらえたこと。
それから、二度とくることないだろうから、散策してから帰ろう!と庭園を歩き回ってたら、
ちょうど結婚式をやっていたこと。
あまりに綺麗なカップルで、義姉なんて「マネキンのディスプレイでしょ」
しかし、「あれ?神父さんが動いてるっ!本物だ!」
いいものを見せていただきました。
さ、帰りましょ、と正面玄関へ向かうと、そこには午後の部の主婦達の長蛇の列。
へ?午後って1時からでしょ?
まだ12時だよ。一時間も並んで待つのか?
おそるべし、主婦パワー。
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本の話、マンガの話

2008年11月14日 | 本・マンガ・テレビ・映画
11月14日(金)晴れ
ずいぶんと時間がかかったが、ようやく「一瞬の風になれ」3巻読了。
いやぁ~良かった!
もう一度、高校生になったら絶対陸上部に入る。
主人公の男の子も魅力的ないい子だが、やはり女子を持つ身としては、
谷口若菜がいいっ!
彼女が、最後の大会で、県大会に進めるかどうかのギリギリのレースの
シーン、ゴールのシーンには、泣けた。
レースの最中に、応援している部員の一人が、長距離の極意(結局最後は気力)みたいなことを言うのだが、
そこの場所を、ロードレース大会を控えていた娘を呼びつけ、声に出して読んで聞かせたくらいだ。

今朝、図書館から「予約本が入りました~」のメール。
何を予約していたか。
西原理恵子の「毎日かあさん」4巻出戻り編。
大喜びで借りに行く。
即、読む。
一人でげらげら声をたてて笑う。
なんとおもしろくて、愛にあふれたお話なのだ!
あまりにおもしろすぎ、「これは家族と共有したいっ!」と思い、
特におもしろかった箇所に付せんを貼りはじめる。
今週は三者面談期間ゆえ、2時には帰ってくる娘のために、
抹茶ケーキなどを焼きながら読み続ける。
期末考査前一週間をきった娘に、「付せんの箇所だけでも読んでみて!」とおもしろさの押し売り。
娘もゲラゲラ笑いながら読んでいる。
そして「このシリーズの一番最後のお話って、特にいいんだよね~」と最後の話を読み・・・
「やばい、泣きそうだよ。めっちゃ、悲しいっっ!
帰ってきてからまたゆっくり読もうっと!」と塾へ出かけていく。
母はきちんと順番に読むタイプなので、最後の話が気になりながらも、
順を追って、ゲラゲラ笑いながら読み進める。
そして一番最後の話になり・・・号泣。
ホントに号泣。
ヒックって、嗚咽が漏れるほど泣く自分に驚くが、
たったの9ページのお話が、辛くて悲しくて、でもいろんな愛の形がぎゅっと詰まっていて、
ホントにいいのだ。
絵がシンプルすぎるところも、そこまでのおもしろい話なども、
相乗効果として一番最後の話を素晴らしいものにしている。

そして、今日は、たくさんの料理本のほかに、写真集も一冊借りる。
「うめめ」
ワタクシ、写真を撮るのは好きだが、人の写真はあまり好きではない。
しいてあげれば、夫の写真くらいかなあ~好きなのって(夫よ、この発言、ポイント高い?)
夫はアラーキーも好きだし、三好和義も好き。椎名誠の写真も好きみたい。
幅広いジャンルの彼の本棚には、写真集もたくさん並んでいるが、
ワタクシは手に取った事すらない。
そんなワタクシが、初めて図書館で借りた写真集が「うめ版 新明解国語辞典×梅佳代」
これがねえ~すっごい良いのよぉ~
夫に影響を受けるまでは、ワタクシもっぱら人物写真しか撮ってなかったのだが、
まさに、ワタクシの理想とする人物写真だらけ。
辞典のことばと、その意味が載せられ、
それに合った写真が出ているのだが、
もうねえ~絶妙というか、抱腹絶倒ものですよ。
「思いも寄らない」のページでは、ホントに思いも寄らない組み合わせの写真があるし、
「鑑」では、まさに「鑑」といえる人物の写真がある。
今日は、そんな彼女のデビューとなった写真集「うめめ」を発見。
読む本が山積み状態で、嬉しい今日この頃。
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誇り

2008年11月13日 | 子供ネタ
11月13日(木)快晴
今日は、昨日とはうってかわってのいいお天気であった。
昨日は、娘の中学ではロードレース大会。
午前中は、なんとかお天気持ちこたえたので、寒空の下、決行。
短距離専門の陸上部員だった娘、最後くらいは、陸上部としてのプライドがあったのか、
はたまた内申点を少しでも上げねば入試が苦しいという思いがあったのか、
「私、毎晩走る!」宣言をしたのは、ひと月ほど前か。
頑張る子が大好きな母は「よしっ!良く言った!母もチャリで伴走してあげるっ!」
しかし・・・だんだんと寒くなったり、めんどくさくなったりで
「今夜はやめようよぉ~」と堕落の道へと誘導する母。
「ママって、いつもそうだよねっ!最初だけは『ママもつきあうから頑張ろうっ!』って言うくせに」
ごもっとも・・・
ま、途中でそんな親娘喧嘩をしたりもしたが、
結構頑張って走る日々が続いた。
そしていよいよ本番当日。
校庭を半周ほど走り裏門へと出てくる。
トップはいつものMちゃんである。
娘は、20番目くらいの位置。
う~む、その辺りから入賞(8位)を狙うのは厳しくないかい?と母は少々心配。
近道をして堤防まで駆け上がり待ち伏せしてハッパをかける元気なママもいるが、
以前、数カ所で声援を送ったはいいが、肝心のゴール地点に間に合わなかったという苦い過去があるので、
おとなしく正門前で待つ。
ぶっちぎりのダントツ一位でMちゃんがかえってくる。
二位、三位・・・ををっ!四位は仲良しのAちゃんだ。
カメラを構える位置を決めておこうと少し前に出たら、
また数人走り込んできて・・・あ~っ!「頑張れ~っ!」
娘であった。
あっという間で、心構えが出来ておらず、写真撮れず。
「体調が悪くて見に行けないわ」と電話をもらっていたAちゃんママへ速報メールを送る。
娘は6位入賞。
3年間で、最高位である。
すばらしいっ!
帰宅した娘を褒めちぎる。
しかし、娘としては少々不本意らしい。
自分は、結構真面目に練習したのに、全く練習してないAちゃんは3位。
え!?Aちゃん3位なの?
4位ってメールしちゃったよ。
確かに正門前で3位4位あたりの子らがデッドヒートを繰り広げながら
入っていったのだが、
それを制したのはAちゃんだったのね。
あわててAちゃんママへ、速報に誤報はつきものゆえお許しを!とメール。
それにしても、そりゃ、ぶっつけ本番で優勝したり、
二位三位は確かにすごい。
でも、練習して、努力して、六位になったあなたもすごいのよ。
去年と比べると大躍進じゃないの!
短距離では、Aちゃんより早いでしょ。
彼女は長距離が専門だったんだから、そりゃ、得意分野というか、
持って生まれた才能なんだよ。
でも、あなたは、長距離はいまひとつといいながら、努力してここまで順位を上げた。
これはとってもすばらしいことです!
母は、そんなあなたをとっても誇らしく思います。
母は、うれしくてうれしくてたまらなかったよ。
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大手町ランチふたたび

2008年11月12日 | おでかけ
11月12日(水)曇りのち雨
昨日は、中国人の友人張さんと大手町ランチ。
食べ放題のブッフェに行きましょうとのことで、いそいそと出かけていく。
地元のランチバイキングへは、職場のメンバーで出かけてはいたが、
さすがビジネス街のランチは違うねぇ~
味はもちろん、種類も豊富だし、ちゃんとその場でシェフが手巻き寿司巻いてくれたり、
ローストビーフをカットしてくれたりするのねえ~
そして、いつものごとく、自分のことしか考えないワタクシは、
大喜びでいろんな種類のお料理をちょっとずつ盛り、
席へ戻ると、張さんは、デザート各種をテーブルいっぱい並べてくれていた・・・
ばくばく食べながら、子供らの受験のことやらいろんなことをしゃべる。
デザートの一つ、杏仁豆腐に手を伸ばした張さん、腕時計が目に入り、
「あらら~もうこんな時間!私、仕事に戻らなければいけません。
nさんは、ゆっくりしていって!」と、去って行く。
ケーキてんこ盛りのテーブルに一人取り残されるワタクシ。
でも、すっかりおばちゃん化しているワタクシは、
コーヒーも取りに行き、優雅に一人ケーキを食す。
喫茶店にも一人で入れなかった純情なワタクシは何処へ、ってな感じだ。
全種類×二人分のケーキを完食し、お店を出る。
・・・さすがに、気持ち悪い。
明らかに、おそろしいほどのカロリーオーバーである。
消費せねば!
大手町と言えば東京駅、東京駅と言えば・・・中略・・・300円ショップへ行こう!
そして、デジャブ?と思うほど、前回と同じように道に迷うのであった。
そして、ある意味、これも才能なのか、
きっと前回と同じところで、不安になって曲がったり、地上に出たりするらしく、
道に迷ってはいるけど、前回見た風景を何度も見る。
なぜか「丸善」にもまた行き当たるので、
ベジの料理本(食べ過ぎを反省してのチョイスか)を衝動買いして、また地下へ潜り・・・
ものすごーーーく歩き回り、へとへとになって帰宅するのでありましたぁ~

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DNAの力

2008年11月10日 | 子供ネタ
11月10日(月)曇り
ワタクシってばホントにファッションに疎いのだが、
恥ずかしながら今ちまたで話題のH&Mっての、知りませんでした。
ニュースを聞きながら「エイチアンドエムって何だっけ?
あ!格安航空チケットのお店だっけ?」
で、画面に目をやると、長蛇の列。
「ま、今、海外旅行はお得らしいからねえ~」
夜のニュースを夫と見ていると、またも「H&M」
ん???どうやら、旅行代理店ではない雰囲気・・・
水玉模様のシャツとかが映ってる。
夫に聞くと
「ほら、ポップな感じのお菓子があるだろ。
そこが今度ファッションにも進出したんだ。」
「あ~っ!知ってる知ってる!
アメリカンな感じのチョコとかでしょ。
カラフルな水玉のパッケージの。」
さすが、何でも知ってる雑学王ねと感心しかけると
夫「それはm&mでしょ!ってつっこんで欲しかったんだけど・・・」
ちっ!
ついでに思い出すと、格安チケットは「エイチアイエス」だし・・・と
心の中で自分につっこんでおく。

と、そんなことはどうでもいいのだ!
ホントにどうでもいいのだ。
金曜日、娘の三者面談であった。
5日間続く面談の初日の最後の時間に入れられている所に
先生の配慮が見られて恐縮する。
あ~、いやだなあ~この年になって、先生から「Cさんの個性を大事にして下さい。
よそのお子様と比べるようなことはなさらないで下さい。」とか
怒られるのかなあ~とビクビクしながら弱腰で向かう。
いきなり実力テストの結果がどーん。
びっくりである。
横に座ってる娘もびっくりである。
国語社会英語は非常によろしい。
しかし、数学と理科は、目も当てられない。
娘「あれぇ~」とすっとんきょうな声をあげている。
「数学は確かに全然できなかったけど、理科はまぁまぁ出来たと思ったんだけど・・・ごにょごにょ」
先生がペケだらけの理科の答案用紙を広げながら
「Cさん、落ち着いて見えるけど、もしかしておっちょこちょい?」
何をしでかしたかは知らないが、この点数はひどすぎる。
実力テストのみ、はっきりくっきり校内順位も出ており、
国語は8位、社会なんて、校内で2位である。すごいではないか!
しかし、理科は・・・数学は・・・
平均点以下、順位も当然うしろ~のほうである。
今考えている志望校には、あと100点以上足りないそうである。
楽勝~!と考えていた第二希望の高校にも90点ほど足りないそうである。
たまたま先ほどかかってきた我が母からの電話に、そのことを愚痴ると、
心配そうな声にはなったものの
「でも、それってまるで、あなたの高校時代の成績を見てるみたいねえ~」
確かに・・・
ワタクシ、数学が致命的に出来なかった。
文系教科でいくら頑張っても、数学理科が足を引っ張って引っ張って奈落の底へと。
当時我が高校では、成績一覧表が作成されており、
上位数名のみ記名され、あとは名前は載せてなかった。
しかし、毎回、ワタクシの成績順位は、みんなにバレバレ。
なぜなら、異常に数学が悪く、国語と社会のみ良かったので、
「今度のテスト、○位だったでしょ。」といつもバレていたのだ。
・・・って、ワタクシのことなんてどうでもよい。
担任の先生も、前回の面接の時には
「○○高校、先生もとっても好きな高校です。
学区制がなかったら、行きたかった高校の一つでした。」なんておっしゃってたが、
今回は、露骨にその話題を避けるかのよう。
さらには、第二希望の高校に変更した方が、いや、もっと言えば、私立に転向するという案もありです、てな感じ。
そんな話の合間に、先日の親娘喧嘩からデイリーライフ事件の弁解もしなきゃならないし、
私立高校のこともお聞きしたりしていると・・・
予定時間を大幅にオーバー。
すっかりどっぷり暮れた寒空の下、遺伝子を呪いながらチャリを走らせるのであった。
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