パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

変人

2007年05月31日 | Weblog
5月31日(木)曇り
先週のある朝のこと。
朝一でメールの着信音。
教室で一緒のn田センセーである。
相談したいことがあるから、ちょっと100円マックしない?とのこと。
彼女の習い事ヨガが終わるのを待って、マンション下のマックへ。
ところがびっくり!ショッピングモール内の小さなマックにじさまばさまがあふれてる。
な・なにがあったんだ???
しょうがないので、となりのドムドムへ。
n田センセーの相談というのは、ひと月ほど前に入った新人スタッフTさんのこと。
Tさんは、私とn田センセがせっせと撒いた何千枚もの求人チラシで、たった一人の応募者・・・
面接をした後も、指導者の先生はさらに追加のチラシを私に撒くように頼んだところを見ると
イマイチの感触だったのであろう。
しかし、バイトの大学生は二人卒業しちゃうし、スタッフの一人もお引っ越しでいなくなっちゃうしで、
背に腹はかえられぬという心境だったのか、一ヶ月見習い期間ってことで仮採用。
私はほとんど接触ないのだが、n田センセは教室が開く前に、一緒にお掃除をしたり準備をしたりしている。
で、どーにもこうーにも・・・合わないらしい。
n田センセも私もTさんも同じ町内、
Tさんのお嬢さんはうちの娘と同じ中学の3年生。
3人とも、学年は違えど女の子(一人っ子)のママ。
近いうちに一緒にランチでもしましょうねえ~なんて私はのんきに考えていた。
私はまだ新参者ゆえ友人知人も少ないが、n田センセは顔が広いので、早速リサーチが始まる。
すると・・・変人らしい・・・
こうこうこういうところ、と具体例は挙げられないけど、とにかく変わってるらしい。
n田センセのお友達は「あまりお近づきにはならないほうがいいわよ」とまで言ったそうだ。
そんな話を聞きながら「ん~でも、この前の娘の中学の運動会でばったりTさんに会って
少し話したりしたけど、なんてことなくフツーの人に思えたけどねえ~
ママ友達数人のグループで仲良くお話ししながら観戦してたわよ。」と言いながら思わず「あっ!」と
声が出てしまった。
人のこと、とやかく詮索してる場合じゃないわ。
この運動会の時、夫と観戦に行ったのだが、
フットワークの軽い夫は、写真のベストポジションを探してうろうろ。
結局私は一人で観戦。
たまたまD組のママグループの近くで見ていたのだが、
「打倒A組(我が娘のクラス)だわねっっ!」なんてのが聞こえてきて
ひえ~っ、まるでアウェーだわとびびっていたのだが、
その後クラス対抗リレーで、我が娘がD組を抜いて走ってきた時は思わず
「○○ちゃーん!頑張れ~っ」となりふり構わずの声援・・・
よっぽど私が変人ではないか!
ママ友とつるむことなく、一人で観戦し、
さらには、中学生にもなってる子に、なりふり構わず応援・・・
人見知りが激しく、保護者会では貝のように口を閉じてるくせにだ。
きっと「○○ちゃんのママって変わってるよね~どこがどうとは言えないけど、
何か変わってるよねえ~」と言われてるんじゃなかろうか。
少しへこむ私に「だ、大丈夫じゃない?」と気休めを言うn田センセであった。
・・・その後、突然の早退や、遅刻、欠勤等を繰り返してたTさんであったが、
指導者の先生との相性もイマイチだったようで、
先生はn田センセに相談したそうだ。
一ヶ月の見習い期間というかお試し期間が終わった火曜日で、
おそらく彼女はおしまいということになった模様。
n田センセはほっとしてるが、しかしこの先、また生徒が増えていって、このスタッフでは厳しいなあ~
でも、2時3時あたりから夕方の一番忙しい6時7時までという超中途半端な時間帯。
週二回とか,週四回とかの勤務日。
なかなか人は飛びつかないよなあ~この条件・・・

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朝の出来事

2007年05月30日 | 子供ネタ
5月30日(水)雨のち曇り
今朝のこと・・・
いつも私たちと一緒に爆睡してるイチが、隣の部屋で暴れ回る気配。
しばらくすると寝室に入ってきた気配。
何気に見ると・・・何かくわえてる。
目の悪い私は目をこらしながら、寝ぼけた頭の中に夕べの揚げカレイのおろし煮が浮かび、
こいつゴミ箱を漁りやがったなと思う。
しかし・・・カレイの背びれにしては大きい・・・
はるか昔にもこの光景は見たことがある。
そしてその瞬間「ひぃ~~~~っ!」と叫び、夫と娘を起こし、自分は布団にもぐり込む。
次の瞬間、今度は娘の悲鳴である。
なんと、イチはパソコン部屋の網戸をこじ開けベランダに脱走し、
スズメを捕まえてきたのだった。
「イチをベランダに追い出して~~っ!」と布団の中から叫ぶ妻娘。
娘はもう半泣き状態で「イチのバカ~っ!」
動揺したのかイチの口元が緩み,仮死状態だったスズメがバタバタバタ。
ぎゃ~~~っ!
狭い寝室は阿鼻叫喚絵図である。
一人冷静な夫が、「褒めてもらいにきたのになあ~」とイチに話しかけながら
イチをベランダへ連れ出してくれる。
どうやら急所を外して噛んでたのか、すずめはまた元気に飛んで行ったらしい。
良かったよぉ~~
前に飼ってた黒猫ちびも、いろんなものを捕まえてきては披露してくれ
その度に私はひぃーーーーっっ!と泣きそうになっていたのだった。
しかしその頃は戸建てだったので、閉め出してしまえば何とかなった。
いや、何ともならなかったこともあった。
散々もてあそんで動かなくなったスズメを、縁側にポイしてどこかへお出かけ。
何も知らずに縁側に行った私は「ひぃーーーーっ!」
屍体が異常に怖い私は当然触れない。
ゴメンねゴメンねと謝りながらほうきで外へ掃き出そうとしたその時、
半死のスズメがバタバタバタ。「ひーーーーっっっ!」
最後のあがきだったのだろうかと思いつつ庭に穴を掘り埋めようとしたまたその時
バタバタバタ。「ひーーーーーーっっっ!」
土を掛けて埋めてしまった・・・
後で人に話すと、「なんと残酷なことを!」と言われたが、
もう致命傷を負ってたから、ひと思いに楽にしてあげたのだと自分に言い聞かせることであった・・・
トカゲや蝉やカナブンなどは日常茶飯事。
頭をもたげた戦闘態勢のへびとちびが向かい合ってるのを見たときは思わずそのまま部屋のふすまを閉めた。
まだ1歳だった娘がその部屋へ行こうとするのを阻止しながら、どうしたもんかと思案。
またまた意を決してほうきでヘビを外へ掃き出す。
追いかけようとするちびはひどく怒られたのであった。

この朝の出来事を書こうとしてパソコンを立ち上げたらネットのニュースの見出しに
「ペットの猫を守るためヒョウと格闘」(イスラエル)
夜中、寝室に猫を食べようとした飢えたヒョウが入ってきたそうだ。
45歳の飼い主は、ヒョウに飛びかかり,床におさえつけ、ヒョウの爪から猫をはなした・・・らしい。
寝室に入ってきたのが、ヒョウじゃなくて良かったよ。
イチっ!わたしゃあんたのためにヒョウやら虎やらはげたかやらとは戦えないからねっっ!
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健康診断の日

2007年05月29日 | からだのこと
5月29日(火)晴れ
今日は区の健康診断の日。
朝一でn田センセから電話があり、一番に並べば教室に支障はなかろうということで
12時に待ち合わせる。
毎週火曜日は数多ある激安スーパーの特売日。
激安スーパー常連客としての仲間でもあるn田センセと情報交換して電話を切る。
今日は彼女はフジマート、ワタクシはジャスコからマルエイコース。
ジャスコで牛乳パック10枚とトイレットペーパーを交換してから
マルエイへ行き、1000円分の計算をしながらお買い物。
両手一杯の大荷物を持って帰宅。
おっと!その前に、健康センターで検診用の検尿セットをもらいに行かなきゃ!
事前に自宅で採取して持って行けば、さらなる時間の短縮が図れるはず。
自宅に戻り、買ったものを冷蔵庫に入れ、「トイレ!トイレ!」とかけ込み・・・
トイレを出た瞬間「あ”~~~っ!検尿~~~っ!」
すでに時間は11時半。
オロナミンCをイッキのみする。
なんとか絞り出すようにして採尿。
この尿のほとんどはオロナミンCの成分ではないだろうか?
受付開始1時間前だというのに、すでにおじさんが一人並んでて、私らは2番手である。
そして、その後すぐに長蛇の列ができていった。
一人だと長い待ち時間も,二人でおしゃべりしてるとあっという間。
12時40分には受付を始めてくれ、あっという間に終了。
自宅では怖くて測れなかった体重も、
「ちゃんと現実を見ろ」とばかりの驚くべき数値をたたき出してくれる。
この健康診断の時期と、夫の会社の健康診断の時期は、
健康管理とか、食生活とかについて考えるいいチャンスだ。
長続きしないのが玉にきずだが、それでも、全く考えないよりはいいでしょ。
ぢつはるいさんのブログから「みんバラ」なる情報も入手、一応登録もしてあるのだ。
やる気だけはあるのだ!
まだちゃんとはやってないけど・・・
早期発見早期治療、健全なる食事、健全なる生活で、長生きしようねと、
n田センセ(彼女も満身創痍である)とも話すことであった。
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「博士の愛した数式」を観て

2007年05月28日 | 本・マンガ・テレビ・映画
5月28火(月)快晴
土曜日の夜、夫婦気合いを入れて「博士の愛した数式」を観る。
私たちは、この原作本にのめり込むあまり、ドラマ化あるいは映画化された時のための
キャスティングまで考えたくらいだ。
だから、今回の寺尾聰氏と深津絵里嬢にはちと不満。
いや、べつにこのお二人が嫌いなわけではない。
深津絵里さんなんて、好きな女優さんの一人にあげてもいいくらいだ。
でも、この家政婦さんは違う。
博士だって、こんなにダンディではいけないのだ!
変な話、第一印象は不気味なくらいの博士が、読み進むうちに、魅力あふれる人物にかわってくるあたりが
この小説の醍醐味であったんだから!
キャスティングで言うなら、博士の義姉の「朝丘ルリ子」さんは、唯一私のキャスティングと一致した人であった。
しかし!!登場の仕方がいかん!
あ~、もっと詳しくいろいろ不満点をあげ連ねたいのだが
よぴのさんが、原作を読んで、その後映画を見るまでは我慢しておきましょう。
・・・って、今日のこの記事は、よぴのさんとpさんに向けて書いております。
pさんはどんな感想を持たれたでしょうか?
もうご覧になりましたか?
映画での、話の進め方、どう思われましたか?
数式とか、数学的な説明は、映画のほうがはるかに分かりやすいと思われたけど、
でも、やはり小説ならではの美しい説明の仕方の方が私は好き。
数学は大の苦手で、今回の映画で初めて意味が分かった数式とかもあったけど、
それでも、やはり小説の方が好きです。
原作では、料理の表現もとても綺麗で好きだったんだけど、
映画ではそこもいまひとつ伝わらなかった。
映画のほうは、景色とか季節とかの綺麗さにこだわってるように思えたけど、
私的には、そういうことより、ルートと博士の心のつながりのほうにもっと重点を置いて欲しかったです。
pさんの感想のアップも楽しみに待っております。
あ!そうそう!よぴのさん!
この中年夫婦、よぴのさん来春お引っ越し予定の区のフラワーガーデンなる所へ行きました。
少し満開を過ぎておりましたが、バラがすんばらしく綺麗でした。
噴水やら池にはおこちゃま達が、芋の子を洗う状態で水浴び。
かなり楽しそうでありました。
是非来年のバラの季節にはお越し下さい。
園内バスも走っており、遊具のある公園にも隣接してるし、オススメです。

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「夜のピクニック」を観て

2007年05月22日 | 本・マンガ・テレビ・映画
5月22日(火)
先週末「夜のピクニック」のDVDを借りた。
少し前に、本は読んだが、感動とか感傷とかという思いよりも
ほろ苦いというか思い出したくないというか、複雑な気持ちの方が強かった。
というのも、一昼夜歩き続ける歩行祭というイベントほど過酷ではないが
42.195キロを歩くという行事が、我が母校でもあり、
軟弱なワタクシは、ただただ苦しかったという思い出しかない。
その記憶がよみがえり、重なり、イマイチ楽しめなかった。
しかし、まっさらというか、体育会系というか、若いというか、
人生これからな娘は、同じこの本を読み、すっごく感動したらしい。
そして、絶対DVDも観たいと切望。
イマイチ乗り気ではなかった母であったが、見始めると、
本とは違い、具体的な映像が、私の苦しい記憶を封印し、
全くべつものとして楽しませてくれた。
本を読んでから、ドラマや映画を見ると、がっかりするケースが多かったが
今回は、初めて「映画のほうが好きっっ!」と思った珍しいケースだった。
主人公の女の子と男の子が、とっても良いっ!
いや、わきを固める友人達も、かなり良いっ!
男の子の親友が、いいこと言うのよね~
娘も「この男の子、Mに似てる!Mも、優しいこと言うんだよねえ~」とか、
「楽しそうだなあ~一晩中歩くなんて!」とか、楽しんで観てる。
いいなあ~私も、人生やり直せるなら、もう少しおべんきょも恋愛ごとも学校行事も
力入れるんだけどなあ~あ~あ!後悔先に立たず、光陰矢のごとし、時は金なり・・・
このDVDを見始めたため、土曜日に放送された「博士の愛した数式」は録画。
まだ観ていない。
この小説は、ここ数年の私の数少ない読破小説の中でのベストワン。
夫と映画化される時のキャスティングに頭を悩ませたくらいだ。
深津絵里と寺尾聡は、ちょっと違うんだけどなあ~という思いであるが、
それでも、かなりの期待度である。
今週末はまた家族そろっての映画鑑賞会である。
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運動会

2007年05月21日 | 子供ネタ
5月21日(月)快晴
土曜日は娘の中学の運動会。
あやしいお天気だなあとは思いつつも、なんとか持ちこたえてくれる事に期待。
中学は、お弁当は持たすも、教室でお友達と食べることになっており、
よって、娘のお弁当だけで良い。
小さなおにぎり3つをそれぞれラップにくるみ、リボンで結ぶ。
前回のお弁当の時、チューリップチキンに巻いたリボンはゴディバ。
冗談で「ゴディバのチキンだから、心して食すように!」と言ったら、
我が娘すっかり信じ込み、Aちゃんに言って、恥をかいたらしい。すまん。
しかし・・・普通に考えて、ゴディバのチキンだなんてありえないだろ?
想像して下さい、チョコレート味のチキンを・・・まずそうだ・・・
「今日もリボンはゴディバでいい?」と聞くと、娘ムッとしたように「やめてっ!」
夫とチャリで中学へ向かう途中で、雨が落ちてくる・・・
霧雨程度だろうと傘も持ってないのに、どんどん激しくなる。
校門の受付で、変更になったプログラムをもらう。
とりあえず、団体競技を先にやっちゃおうという順番になってる。
3番目に、娘達2年生の全員リレー。
娘は女子のアンカーだ。
最初のほうで速い子達をもってきて差をつけといて、
最後のあたりに陸上部を配置して逃げ切るという作戦だ。
中盤はぶっちぎりの一番だったが、後半で二位になり、娘も追い越せず、男子のアンカーにバトンタッチ。
結局二位でゴール。
しかし・・・先生が「あれほど注意してたにもかかわらず、
バトンの受け渡しラインを超える違反が見られました。
A組以外のクラスで違反がありましたので、よって順位はA組が一位となります。」
きゃ~っ!と歓声があがり、娘のクラスの一位が決定。
しかし・・・陸上大会じゃないんだから、なにもそこまで厳しくしなくても・・・と思ったのだが、
小学校と違い、スターターも審判も全て生徒達がやるわけで、
審判が赤旗揚げたんだから、それを尊重するわけね。
もう天気はほとんど土砂降り状態。
おまけに雷が鳴り出したため、中断となり、「11時再開予定です」のアナウンス。
いったん帰宅。
夫は散髪に行く。
11時には雨も上がったようなので、またチャリを飛ばし学校へ。
しかし、12時から再開いたしますとのメモが・・・
くーっ・・・何往復すればいいんだ!!
12時に再々登校。
残りの娘の出番は、女子全員によるラインダンス。
クラス対抗大縄跳び、100m走、そして最後にクラス対抗リレーである。
クラス対抗リレー、娘は第三走者だ。
二位できていたが、トップはバトンでもたもたしたのか、
娘がトップに躍り出る。
そのまま、逃げ切り一位。
男子も一位。
結局、娘のクラスはダントツで学年一位の座を獲得したのであった。
体育会系な娘の、年間で最も楽しみにしてるであろう運動会が
こうして無事有終の美を飾ったのであった。
そして、今日は数学のテスト。
娘の中学は中間テストというものがない。
しかし数学の先生だけは「中間テストをやります」
で、昨日夫に習いながらおべんきょ。
数学も、運動会の練習くらい熱心に取り組んでくれれば母はうれしいんだけどねえ~
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しーちゃんの話

2007年05月18日 | 子供ネタ
5月18日(金)快晴
娘の所属する陸上部に、春休みに入部してきたしーちゃん(仮名)。
娘とは小学校も同じで、いろいろ噂は聞いていた。
5年6年と、ずっと保健室登校してると聞き、
「繊細な子なのかなあ、注意して気にかけてあげなきゃいけないなあ」と思っていた。
娘の親友Aちゃんが、しーちゃんと仲良しだったことから、娘も一緒に遊んだりするようになり、
我が家にも遊びに来た事がある。
半不登校というか、教室に入れない子というイメージで、かまえてた母が見たしーちゃんは
少しおねいさんぽくはあるが、フツーの小学生だった。
中学生になり、部活を決める時、Aちゃんママが、「しーちゃんと一緒の部活には入らないで!
しーちゃんと付き合わないで!」とAちゃんに言ったと聞き、
ひえ~っ、厳しいなあ、確かにちょっと大人っぽいというか、
ませた感じではあるけど・・・と思っていた。
ところが、厳しいと評判の部活を、一年の途中で辞めてしまって、春休み前に、
ゆる~い我が陸上部へ入ってきた。
Aちゃんママ「な~んで陸上部に入ってくるのよっ!
わざわざしーちゃんを避けて陸上部にしたくらいなのにぃぃ~」
と、おかんむり。
しかし・・・ゆる~い陸上部の練習にも・・・来ない・・・
春休みの、陸上競技場での練習の時も、
待ち合わせ場所に、10分過ぎても20分過ぎても30分過ぎても来ない・・・
ま、あほみたいに、一時間も待つ娘とAちゃんにも問題はあるが、
結局練習には来ず、昼前に「ごめん、起きられなかった」というメールが届いたらしい。
部活だけならまだしも、学校にも
朝起きられないとかで、10時過ぎくらいに登校してくるらしい。
そういえば何度か、だらりとした雰囲気をかもし出しながら登校してるしーちゃんを見かけたことがある。
体調悪くて、病院にでも行ってからの登校なのかなあくらいに思っていたが、そうではないらしい・・・
しかし、1年ではクラスも違うし、あまり気には留めていなかった。
そして今年・・・同じクラスになった。
最初の学校参観の日。
茶髪を、ゆる~く横で一つにまとめたしーちゃん発見。
私の隣で参観してたTくんママが「あの子のバッグ、すごいね~いいのかしら??」
見ると、しーちゃんのサブバッグにはぎっしりとキーホルダーやらなんやら飾りがじゃらじゃら。
授業は数学。
厳しいと評判の女の先生だ。
しかし、しーちゃんはだるそうに後ろを向いてはおしゃべり。
生徒がノートをとる間、机のまわりを回る先生が、しーちゃんのところで止まり、
何かささやいている。
するとだるそうにしーちゃん立ち上がり、教卓から白紙を持ってくる。
どうやらノートを持ってきてなくて、板書をノートに写してなかったようだ。
「だりぃ~」とまた後ろの席の子に話しかけながら着席。
まだ中ニなのに、すっかりだらけたアホな女子高生みたいだ。
・・・っていう話を後日、Aちゃんママにすると、
「彼女がこれからいい方向へ進むとは思えない。
何より、彼女の男関係がいやっ!
ころころつきあう男の子を替え、今はラブラブらしくて、
制服姿のまま、毎日手をつないで下校するらしいよ。」と、吐き捨てるように言う。
聞くと、しーちゃんのおねいちゃんは、高校を中退したらしい・・・
しーちゃんも二の舞になるのではないかと親は心配じゃないのだろうか?
中退が悪いというわけではないが(理由如何で)
しーちゃんを見る限り、おねいちゃんの中退も、学校行くのがうざくてやめましたって感じじゃないのか?
しーちゃんはまだ中学生だからやめさせられる事はないが、
この先思いやられるなあ~
Aちゃんママほどではないが、娘にはあまり影響を受けて欲しくないなあと思い始めてた。
先日の日曜日は部活の大会。
今回は、ずいぶんと遠い競技場で開催。6時半に駅で待ち合わせ。
二年女子4人のうち、Yちゃんはお休み、Aちゃんは出場種目の関係で車に乗せてもらえる。
電車で行く女子はしーちゃんと我が娘だけ。
娘は「しーちゃん、ちゃんと起きてこられるかなあ。
昨日の練習にも来なかったしなあ~
しーちゃん来なかったら、女子は私だけだよぉ~
男子はアホだから何にも考えてないだろうなあ~」と言いつつ
ネットで乗り換えを調べてはメモしたりしていた。
3回乗り換えなのねぇ~大変だねえ~と母はメモをのぞきながら、心の中でしーちゃんは
起きられなくて来ないだろうなあと思ったし、娘も半分あきらめてるような感じを受けた。
アホみたいに待ち続けないで、さっさと行くのよと言うと
娘もさすがに学習したらしく「そうするよ」
しかし・・・待ち合わせ場所を上から見下ろした娘が「あ~っ!しーちゃんもう来てるっ!」と言い、
「し~ちゃ~ん」と叫ぶと、
下からしーちゃんが「コンビニで朝ご飯買うから、コンビニに来て~」と叫び返すのが聞こえる。
やればできるじゃん!しーちゃんっ!!
ちょびっと母は感動する。
悪い影響を心配するだけじゃなく、少しでもしーちゃんが学校なり部活なりちゃんと来るように
娘がしーちゃんに良い影響を与えて欲しい。
避けさせることだけを考えていた母は、反省するのであった。
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母の日

2007年05月14日 | 衣・食・住
5月14日(月)晴れ
土曜日のこと、娘が「明日大会でゆっくりしてられないから今のうちに」とプレゼントをくれる。
黒猫の陶器のトレイとおしゃれキャット(と、勝手に我が家では呼んでるスマートな猫)のストラップ。
猫グッズに目のない母は大喜び。
夫が「オレだって色々考えて、探してたんだけど、なかなか・・・
夕べオレが聞いた時は『何にも準備してないよ』って言ったくせにぃ~」と恨めしそうに言う。
私、あなたの母じゃないから、あなたからプレゼントもらおうなんて思ってないよ。
夜には、それぞれの実家の母達からお礼の電話。
今回の母達へのプレゼントは、喜んでもらえた自信あり。
お値段も、いつもせこい私にしては、大盤振る舞い。
マネキンが着てるのを見た瞬間「これだっ!」とビビッと来たのだ。
タイプが違うと思われる双方の母達両方ともにぴったりなイメージ!!というのも何かの縁。
お値段を見ると、一瞬ひるんだが・・・勇気をふりしぼる(オーバーだな)
義母にはベージュを、義母より5つ年下の我が母にはピンクをチョイス。
たとえ独りよがりな自己満足とはいえ、自信あるプレゼントを贈ると、気持ちいいわぁ~

日曜日の朝は4時半起きでお弁当作り。
6時に娘は大会へと出て行く。
娘を送り出して、二度寝した後、お買い物ついでに夫と近所のお祭り(子供向けっぽいふれあいまつりである)に出かける。
何のお買い物かと言うと・・・ベランダガーデニングを二人の趣味にしようと妻提案。
一人だと何かとめんどくさいガーデニングも、二人でやれば楽しいだろうと思ったからである。
お祭りを一周して、フランクフルトにチヂミにトウモロコシを食す妻。
夫はやきそばにビール。
子供もいないのに、お祭り好きな変な夫婦・・・
その一角に、なにやら苗木を無料配布してる箇所あり。
ガーデニングを始めようとしてる私たちが吸い寄せられる様に近づくと、
おじさんが「ひょうたんをそだててみない?」
小さいひょうたんと大きいひょうたん二種類あり、小さい品種の方をもらおうとすると、
小さい方は一株しか入ってないから二袋持って行っていいよと言われ
いわれるがまま二袋いただく妻。
しかし・・・これからホームセンターで腐葉土やら、苗やら、猫砂やら買おうとしてるのに・・・
お祭り会場をうろうろしてるうちに重くなってきて後悔する妻。
うまく育てられたとしても・・・ひょうたんだし・・・
まだヘチマなら、使えるけど・・・ひょうたんだし・・・
夫が「ただよりこわいものはない」とからかう。
ホームセンター前に駐輪し、カゴにひょうたんの苗を放置したまま店内へ。
なすとトマトと枝豆とバジルを購入。
げっ!ひょうたんの苗が売ってる。
こっそり、ここに、さっきもらった苗を持ってきたいくらいだ。
「嬉々として二袋も欲張ってもらったくせに、ったく、お前ってヤツは・・・」と言う目で夫が見る。
帰宅して、ベランダで働く夫。
ぢつは、軟弱妻は疲れ果ててる。
夫「移植ごては?」
妻「ないよ。今までは、この要らなくなったスプーンとフォークで土をほじってた。」
夫「・・・。じゃあ、ふるいは?」
妻「ないよ。」
全てにおいてこの調子で、なんだか不本意という顔つきの夫と、
二人でやれば、もっと楽しいはず!と期待してた妻。
どーも、二人とも「なんか違う・・・」という気持ちを抱きつつ、
ガーデニングな初日は終了。
きっと、そのうちだんだん楽しくなるよねっ、ねっ!
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PTA活動・・・懲りない私

2007年05月11日 | おでかけ
5月11日(金)晴れ
いいお天気だったが、もの凄い強風。
おかげで、東西線はストップしたらしく、駅前には人があふれかえっている。
PTA広報部のセミナーに行くため、Tさんと駅前のバス停で待ち合わせたのだが
電車から流れてきた人たちでバス停もごった返してた。
なんとかバスに乗ったものの、セミナーには遅刻・・・
それにしても、なぜに今年もこのセミナーを聞きに行くのか、
いや、それ以前に、なぜに今年も広報紙作成メンバーに名をつらねているのか・・・
これもまた、ノーといえない気弱なワタクシが、自分で蒔いた種である。
去年も聞きに行ったこのセミナー、名物親父のようなおぢが、自分のコレクションである全国各地の
PTA広報紙をサンプルにしながら、広報紙作りのノウハウを教えてくれるというもの。
きっと、近所では有名な変人だぞ、このおぢ!
しかし、機関銃のようにしゃべりまくり、PTA 新聞をこよなく愛してる様は,尊敬に値し、
結構楽しめるセミナーであった。
それにしても・・・今日ご一緒したTさんは、フリーのコピーライターだそーな。
フリーになる前は某有名化粧品会社の広報にいたらしい。
そして、前回も広報紙作成の中心的存在だった新聞社お勤めのOさんの名前もある。
いやぁ~、文章といい、レイアウトに編集といい、プロたちがいるから、
ますますすんごいものを作るかもねえ~
え?じゃあ、お前は何をするんだ?って?
私は完成した新聞を印刷して配布する作業でもしましょうかねえ~
言うなればサービスアンカーってとこかしらね。
あ、あと、打ち上げの呑み会の幹事なら、やってもいいわ。
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ただより怖いものは無い

2007年05月10日 | 子供ネタ
5月10日(木)晴れ・・・
夫が、友人知人からブログをやれとすすめられているらしい。
「いいじゃんいいじゃん!やりなよ。楽しいよぉ~」と私が言うと
夫ニヤリと笑い「ブログ名だけはもう決まってるんだ。『反論の嵐』って、どーよ!」

先週のみどりの日のこと。
都立の施設の入園料がただになるということで、夫張り切って出て行く。
妻も「激安」とか「ただ」ということにはかなり敏感だが
そのためのリスクがあるということは、いつも頭の隅においておくようにしようと思っている。
で、今回の臨海公園水族園の場合は、長蛇の列に並ぶということだ。
もし、行ってたとしても、妻は速攻諦めたと思う。
臨海公園は、水族園だけじゃなく、ただっぴろい敷地のあちこちに季節の花が植えられてたり、
野鳥が見られたり、綺麗じゃないけど海岸の砂浜も散策出来る。
ディズニーランドの入場料がタダになるなら、さすがの私も1時間くらいなら我慢して並ぼう。
しかし・・・ここはたかだか大人700円である。
子供にいたっては、都内在住であれば,中学生まで無料である。普段の日でも。
とーちゃんとかーちゃんとじーちゃんとばーちゃんと高校生のねーちゃんとにーちゃんと来ましたというなら、
4200円分無料はかなりお得だが、そうでないなら私は並ばない。
並ぶくらいなら、ほかで節約する。
・・・という話を、帰宅した夫にしたのだが、夫と、この件で分かり合える日はまだ遠い。
私の修行がまだまだ足りないというところか。
火曜日の新聞に、塾のモニター募集の折り込みチラシが入っていた。
英語塾に通わせて以来、ちゃんと英語の予習復習をしている我が娘。
母は少々欲が出てくる。
こいつって、自分で考えて学習する事は出来ないタイプだが、
与えられれば、真面目にきちんとこなすよねえ~
他の教科(理科とか数学とか)も英語みたいにやるかもしれないねえ~
でも・・・塾は高いしなあ~と母が悶々としてるのを見透かしたかのように
タイムリーなチラシである。
しかし、ただよりこわいものはない。
モニター期間一ヶ月が終了した後、すっかり洗脳されて、ずるずると入塾してしまいそうな気もする。
でも・・・そろばんだのピアノだの習字だの、いつまでも小学生みたいな習い事に力入れてる場合ではない気がしてるのも正直なところである。
その分のお月謝を塾へ回せばいいわけだし・・・
とりあえず、説明だけでも聞いてみようと、問い合わせ、面談を受ける事にし、
昨日成績表と通知表を持って、説明を聞きに行った。
・・・ただより怖いものは無い・・・
すっかり洗脳された母は、モニター応募は当然のこと、
これだけきちんと一ヶ月やれれば、期末では驚くほど成績アップできそう!と胸算用。
そうなれば、モニター終了後も通わせてもいいわという気持ち満々である。
単純な母、塾側の思うつぼだ。
を~、ただより怖いものは無い・・・

さぁ、この件に関して、夫の反論の嵐が吹き荒れるだろうか?
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