パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

いらっしゃいませー会話編

2008年02月29日 | 衣・食・住
2月29日(金)晴れ
スタートでもたついたものの、なんとか無事に張さんとおつきあいが始まった。
臨海公園へサイクリングに行ったり、うちへランチを食べに来てもらったり。
近いうちに、ワタクシ行きつけの美容院へご案内するつもりだ。
彼女、本当に流暢に日本語をしゃべるので、外国語&外人恐怖症のワタクシでも
なんの違和感もなくおつきあいさせていただけている。
「うちは引っ越し貧乏だからね~」なんて、さらっと言う。
だから、ワタクシ調子こいて、早口でガンガンしゃべってしまうし、
あげくに「ママチャリで5キロ走るわ!」と自慢したりする。
さすがの彼女も「ママチャリ」は知りませんでした。
しかし、ワタクシのこの自慢に、彼女ちょっと微笑んで、
「我が家は15キロは走るわ。夫は60キロ走るけど、さすがに私たちは無理!」
休日になると家族でサイクリングを楽しんでいるらしい。
なんと彼女、ママチャリで、さらに幼稚園年長さんのロビン君を後に乗せて走るらしい、10キロとか15キロとか・・・
負けた・・・
このロビン君、この春、小学校へご入学予定。
我が娘も通った、マンションのすぐ近くの、公立小学校である。
彼女曰く「私、生きていく上で大事なのは順応性だと思うの。
頭の良い人はたくさん見て来たけど、頭がいいだけで、順応性のない人は、
大人になるとただの人になっている。」
彼女自身、メチャ頭いいんだろうねえ~と思い、そう言うと
さらりと「勉強しか楽しみがなかったもの」と言う。
中国は無錫のご出身。
思わず「無錫旅情」by尾形大作・・・と頭に浮かぶが、さすがにこれは通じないだろうと、言葉を飲み込む。
勉強しか楽しみがなかったという彼女、いつも9割を目指していたという。
勉強って、達成感があるよね~と言う。
すべて9割理解できてりゃ、達成感あるだろうなあ~
そうそう!これからの就職のために、今度TOEICを受けるというので、
「何点を目指してるの?」と聞くと「900点」
さすが、9割の女ね!
そんな彼女が、ワタクシのうちへ来てくれたときの手土産は、
中国っぽいボトルカバー、バラのキャンドル、そして、英語の本であった。
数日前には、以前彼女がタイピングした「Who Moved My Cheese」をメールで送ってくれる。
教室の教材のテキストも8センチ厚さほど、溜め込んでいる。
しかし、ここ数日は掃除と料理の下調べに明け暮れる日々であった。
来客週間も終わったことだし、彼女を見習って、ワタクシも英語学習に力を入れようと決意しているところ。
彼女のすごいとこもうひとつ!
今週の月曜日から水曜まで、娘たちは学年末試験であった。
王くんは、少し、いや、かなり日本語しゃべれられるようになったとはいえ、
テスト問題を読んで理解して、日本語で書くという作業は、まだまだらしく、
娘が様子をのぞき込むに、白紙に近い状態らしい。
せめて、テストくらいは、英語で問題作ってくれたらいいのにねえ~と
張さんに言うと「いや、それはだめよ!
たぶん今回のテストは全くダメだと思う。
でも、来年の受験は、普通に皆と同じように受けさせるつもり。
それで、どこにも合格しなかったら、中国のおばあちゃんとこに強制送還させると
脅したら、さすがに危機感を感じてたみたい。」
すばらしき、強き母の愛のムチ。
ワタクシ、自分のことを、それほど甘い親とは思ってなかったけど、
彼女の話を聞けば聞くほど、まだまだワタクシ甘ちゃんだわと思い知らされる。
自分にしても、まだまだ頑張らなきゃ!と背筋が伸びる思い。
ということで、いつもなら、さ!寝ましょ寝ましょ!と思う時間だが、
今から机に向かいます。
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いらっしゃいませー料理編

2008年02月28日 | 衣・食・住
2月28日(木)晴れ
今日は、n田センセ、来宅。
前日に、張さんにお出ししたランチとほとんど同じメニューでおもてなし。
ワタクシのおもてなしの作戦(どうして、君はいつも攻撃的?)は、
名付けて「目くらまし戦法」。
みんなでカラオケに行ったときもこの戦法である。
なるべく人が知らないようなマイナーな歌を歌う。
すると「上手くはないが、こういう歌なのかしら?」と下手も目立たないはず・・・
料理もそうだ。
あまり知らないようなものを作ると、たとえおいしくなくても、
「こういう料理なのね」と思うでしょ。
夫に、今回のメニューを発表すると、ちょっと不思議そうな顔して
「おもてなしって、ちらし寿司とか、もっとど~んとしたものを出すんじゃないの?」
だめよ!そんなメジャーなものを出したら、料理の腕がバレバレじゃないの!
で、今回のメニュー
*とろとろごま豆腐
*エビとアスパラの湯葉巻き揚げ
*蓮根と豆腐のはさみ揚げ
*里芋のクリーミーフライ
*玉こんにゃくの照り煮
*ホタテとアボガドのサラダ
*イガグリ蒸し(肉団子にもち米まぶして蒸したもの)
以上のものを和風飲茶っぽく、丸いお重に入れる。
そして、柚シャーベットで軽くお口直ししてから、
奄美大島の郷土料理「鶏飯(けいはん)」という汁かけごはんのようなものを
さらさらっと食べてもらい、
デザートは、あっさり目のチーズケーキとコーヒー。
自分でも「いいわ!これ!」と大満足のおもてなし計画だったのだが、
いかんせん実力が伴わず、
張さんをご招待した11時半までに、これだけの準備が間に合わず・・・
昔「料理の鉄人」という番組があったが、まるで、一人料理の鉄人ごっこ状態。
結局、蓮根と豆腐のはさみ揚げは泣く泣くカット。
シャーベットは、いざ出そうとする時点では、硬くて、これまたカット。
なんとなく不完全燃焼な気持ち。
で、n田センセへのおもてなしで、それを挽回しようと、また同じメニューにトライ。
彼女、美味しいと褒めてくれ、持って帰りたいとまで言ってくれるので、
ごっそりタッパーに入れて、持って帰ってもらう。
「また今夜も、残りの鶏飯か?」という顔をしてた夫がホッとするだろう。
そして、夜、冷蔵庫を開けてびっくり!
イガグリ蒸しを出すの忘れてた!
これって、まわりにまぶしたもち米が白くて、プチプチしてて、赤い器に映えて可愛かったのに・・・
どうして思い出せなかったのか、またも悔やまれる。
私の脳みそはニワトリ以下だわ・・・

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いらっしゃいませ

2008年02月27日 | Weblog
2月27日(水)晴れ
燃え尽きました・・・
張さんを、我が家にご招待することになり、先週から掃除、片付け、掃除、片付け、
あいだで料理本と格闘。
イチのせいで、ボロボロの壁紙には目をつぶっていただくとしても、
このファックス台は、なんとかしたい。
ファックスを置いてるからファックス台と呼んでるが、昔なつかしの三段カラーボックスである。
インターネット用の配線などもごちゃごちゃと押し込まれている。
ブツブツ文句言ってる妻に、夫が「買いに行こう!」
二人でチャリを走らせホームセンターへ。
価格が安いことが第一条件。
その次に、デザインを重視する妻。
夫は、使い勝手&サイズを重視。
なかなか意見の一致とならない。
しばらくまとわりついていた店員さんも、次第にフェードアウト・・・
展示品のソファに座り込み、喧嘩、もとい、話し合いが始まる。
妻「私、自分の好きなデザインのものじゃなきゃ、愛着がわかない。
大事に出来ない。(暗に、今ある家具は好みではないことを主張)
どうしてもこれがいいの!とは言って無いじゃん。
これか、これか、あれでもいい、って、選択肢三つ四つ出してるのに、
ことごとくそれを否定するって、どういうことよ!!(怒)」
夫「オレは、あの場所の寸法からはみ出るのは嫌なんだ!
君がいいって言うのは、全部大きすぎる。
どうして普通のファックス台じゃダメなんだ!?」
侃々諤々侃々諤々侃々諤々・・・
数時間後、双方歩み寄り、ようやく決まる。
外に出ると、もうすっかり日が落ちている。
翌日、午前中いっぱいかかり、夫それを組み立てる。
・・・ってな話を、教室帰りにn田センセに話すと、
「あら!見てみたいわ~そのファックスを置くレンジ台!」
ということで、明日はn田センセがランチを食べに我が家へ来宅予定。
・・・ファックス台の話で終わってしまった・・・
張さんとの、日中友好的高尚且つ文化的な会話の話はまた後日。

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劇的な展開

2008年02月22日 | Weblog
2月22日(金)快晴
ブログに綴りたいことが山ほどあるのだが、いかんせん時間がない。
詳細は落ち着いてから、後ほど書くとして、
あれほどワタクシを悩ませていた(というより、勝手に悩んでいたのであるが)張さん問題。
劇的すっきりファブリーズである。
今週月曜日に、またPTAの集まりがあり、ワタクシは一刻も早く彼女と話がしたいため、
話し合い中も気はそぞろ。
一時間の話し合いが終わり、解散になった瞬間彼女に歩み寄り話しかける。
「あれから何度かメール送ったんだけど・・・」
張さん「え~~っ!!?届いてない。」
彼女も、「なぜお茶のみに来ない?」と不思議がっていたらしい。
社交辞令だったのか?とも思ったらしい。
電話してくれれば良かったのに~と言ってくれる。
また、彼女も、電話しようかなとも思ったらしい。
しかし、これまた同じマンションに、次男君と同じ幼稚園のお友達がいて、
そのママに「お茶のみに来てね」と電話番号などを書いたメッセージを郵便受けに入れた。
しかし、それ以来、そのママ、幼稚園で会っても、目を合わそうとしてくれないらしい。
「迷惑だったのか??」と少しへこみ気味のところに、今回のワタクシの件である。
ただ、おかしかったのが、
ワタクシが「いろいろ考えちゃったわ!」と言うと、
彼女、「日本人はすぐ反省するね。
中国人は、ふん!あんな人お友達にならなくてもいいわ!と思う。」
二人自転車を並べながら同じマンションへと帰る。
それにしても、どうしてメール届かなかったのかなあと思いながら
しゃべってると、いきなり、彼女「○○のほうにメールした?」
何も見ず考えず、来たアドレスにそのまま返信するワタクシにはわからない。
どうやら、2つのアドレスを使い分けていて、
普段使ってないほうのアドレスの方へ私は返信してたらしい。
皆でアドレス交換した時には、別の頻繁に使う方を教えていたので、
そちらのほうだけをメールチェックしては「なぜあの人、お茶のみに来ない?
なぜメールの返事くれない?」と思ってたらしい。
追い打ちをかけるように、ここ一週間の悶々たる日々を語るワタクシに
「お詫びに、明日ランチ食べに来て!」と言ってくれる。
お互いが「社交辞令だったのか??」と悩んでたこともあり、
彼女との合い言葉は「私たちの間に社交辞令はなしね!」とする。
手ぶらで来てね!と言ってくれる彼女。
ケーキくらい持って行くべきではないのか。
しかし「合い言葉は『社交辞令は無しよ』」である。
しかし、お近づきのしるしというか、初めてのお宅訪問であるからして、
何か持って行きたい。
そうだ!桃の節句も近いことだし、お花にしよう。
自分ちのおひな様もそろそろ出さなきゃ!と思ってたところだ。
(以前なら一ヶ月ほど出していたが、今はイチにやられるので
数日しか飾らない)
桃のお花を買い、おすそ分け。
あと、娘のおやつとして焼いていたチーズケーキを持って行く。
彼女のお宅は、少し間取りが違うくらいで、ほぼ我が家と同じ広さ。
それなのに、この違いはどうして?
シンプルで素敵な家具、センスの良い部屋の使い方、
余計なものが表面に出ていないすっきりとした暮らしぶり。
・・・彼女のお宅での話はまだまだ尽きないのだが、
来週我が家へご招待したので、ワタクシ死ぬ気で掃除片付けしなきゃならん。
彼女のお宅を見た後、我が家のあまりの汚さ、センスの悪さ、
ごちゃごちゃした生活感溢れるリビング、イチの爪とぎのせいでボロボロの壁・・・
簡単に「うちにも来て来て!」と言える状況ではないと、はっきりと自覚したのだが、
いや、これから先、おつきあいさせていただく為に、こういう我が家のことも
知っていただこうと、勇気を出して、来週ランチにご招待。
いくらありのままの我が家を!とは思っても、彼女の許容範囲にも限度があるだろうから、
この一週間死にものぐるいで、なんとかするつもりだ。
と言いつつ、昨日はお天気もいいね~ってことで、張さんと臨海公園までサイクリング。
付き合い初めのカップルみたいだわ、私たちってば。
な~んてこと言ってるヒマはワタクシにはないのだった。
我が家に来て、この壁紙、この汚さのせいで、百年の恋も冷めるやもしれぬ。
センスの善し悪しはあきらめてもらうとしても、せめて人として真っ当な暮らしはしてると思われたい。
ということで、今からせっせとお掃除&片付けに励みます
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二度あることは三度ある

2008年02月18日 | 衣・食・住
2月18日(月)晴れ
相変わらず、心の隅っこに、いや心の半分に、張さんのことがひっかかったまま
悶々とした日々を過ごしている。
それに追い討ちをかけるかのように、食器を割ってしまう。
土曜日は、魚一尾丸ごと塩釜蒸しに挑戦。
泡立てた卵白に塩を混ぜたもので魚を覆い、オーブンで焼くという簡単なものだが、
結構見栄えのする料理である。
で、出来上がったこれを、いつもは使わない特大のお皿にのせた。
そして・・・この特大のお皿もろとも床に落とした・・・見事に割れた・・・
ボー然としてる妻に「形あるものいつかは壊れるものだよ」と言いながら、
割れたお皿の片付けをしてくれる夫。
中華用の、セットのもので、薄い桃の模様がとても気に入ってる大皿だったのに・・・
同じ日の夜、テストが近い娘が、夫に問題を出してもらっている。
デザートに、リンゴのパリパリスティックを作りながら、
二人の漫才のような掛合いを聞いている。
たまに「中江兆民!」と参入しては「違うよ!時代が違うし!」と言われる。
いきなり、ガシャンともバリンとも、何とも言えない音。
娘が、ジュースを飲んだ後のコップを倒し、見事に割った音であった。
いつもなら、こっぴどく怒るのだが、
ほんの数時間前に大皿を割ってる母は、いつになく優しく、しかし、これまた
好きなコップだっただけに、力なく片付ける。
怒られずに、調子に乗った娘が「二度あることは三度ある、気をつけてね!」
いやホント、まぢ気をつけようと思っていたが、茶碗を洗いながら、
前日に、黒猫ちゃん柄のコーヒーカップのふちをほんの少し欠けさせてしまったことを思い出す。
歴代のコーヒーカップの中でトップで好きだっただけに、どうしても捨てられず、
貧乏臭いと思いつつ、ついつい使ってしまう。
あ、これで三度あった、と変に安心したが、
それにしても、どうして好きなものだけ割れたり欠けたりしてしまうのだろう。
夫のマイケル柄のカップなんて、どんなに手荒なことしても割れないというのに・・・(君!何をしてるというの?)
これで厄は落ちたと思いたい。
今日の劇的変化を望む。
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昇華

2008年02月14日 | 衣・食・住
2月14日(木)晴れ
相変わらず、鬱々悶々としている。
先週からずっとこの調子・・・
この胸のモヤモヤ感をなんとかしたいと、久々に自分の机に向かい、
古いコートをバラして、帽子とミニバックを製作。

今週に入り、もう一つ同じ生地で、ショルダーバックも作る。

今日はバレンタインデー。
チョコケーキを作ってみる。

計画性がなく、思い立ったが吉日タイプなので、
このケーキも、たまたまあった板チョコ一枚、グラニュー糖代わりに、きび砂糖である。
昨日図書館から借りた料理本に柚シャーベットなるものが載っていたので
それも作ってみる。

先週初めは、もしかしたら、張さんが遊びにくるかもしれない!と思い、
掃除(リビングに限定だが)に力が入った。
週後半からは、ただただメールを待つ身の女になっているので、
ひたすらちまちました作業で気を紛らわしているわけだ。
この勢いだと、着てはもらえぬセーターを寒さこらえて編み始めるかもしれぬ・・・
「いやだーーーっ!こんなもやもやした気持ちで過ごすのはいやだーー」
と思い、
「電話して『メール送ったんだけど届いてるかしら?』って言ってみようかな。」と言うと、夫が「それはしつこすぎると思う」
くーーーっ
昨日エレベーターで、張さんちの王クンと弟くんと乗り合わせる。
「アナタのクラスメートの○○の母です。
お母さんにメール送ったから読んで返事頂戴ねと伝えて!」と言いたかったが、
こんな簡単な英作文すらできずに、12階で「さよなら~」と日本語で去るのだった。
さてと!明日は何を作ろうかしら?
なんだかこういうの、ずっとむか~し、学校の倫理社会で習った記憶・・・
自己防衛反応っていうの?
災い転じて福となす~みたいな。
昇華だったかしらねえ~
代償っていうんだったっけ?
(お菓子とかじゃなくて、酒のつまみを充実させてほしいっす・・・夫心の声)
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文章力

2008年02月13日 | Weblog
2月13日(水)晴れ
今週の「ちりとてちん」は、三度目のヤマ場だと、ワタクシ勝手に決めております。
一度目は、大阪に出てくる辺り、二度目が、草若師匠高座復帰、
そして今週。
余命短い草若師匠と、その遺志を継ぐ弟子5人。
くーーーっ!
今週はもう、週初めから、回想シーンに泣かされる。
・・・ちがうちがう、ちりとてちんの話をしたいわけではないのだ。
こういうところが、自分の首を絞めてると思うのだ。
ワタクシ、ここ数日、悶々としております。
ちょうど一週間前、新しい出会いの予感に、嬉し恥ずかし、ときめいておりました。
中国人「張さん」とお友達になって、彼女に英語を教えてもらおう。
そのお礼と言ってはなんだが、この近辺のB級グルメ店を教えてあげよう。
あ!中国語も教えてほしいなあ~ワタクシ死ぬまでに一回「万里の長城」見物に行くのが夢なのよぉ~
で、そのお礼に、この近辺の激安スーパー情報や激安衣料品店情報も教えるわ!
などと、夢は広がって、いつの間にやら英語で会話する張さんとワタクシの姿さえ
目に浮かんでくるほどであった。
ところが・・・それっきりあれっきり、彼女からの返信が来ないのだ。
う~む・・・
ワタクシは、「お茶しに来て!」と誘われた時点で、「翌日の水曜日にでも!」の
勢いで返信したつもりだったのだが、
夫に言わせると「この文面だと、もう今週のお茶は無しってことね。
じゃあ来週返信しましょ!って思ってるんじゃない?」
・・・読解力のない夫に、文章力を否定されたようで、ちょっとムッとする。
そして三連休に突入するも、彼女からは音沙汰なし。
しょげる妻に「スキーにでも行ってるんじゃない?」と夫、気休め。
しかし娘が「昨日王くんが家族4人で歩いてるのみかけたよ。」
母の気持ちを更にへこます。
こうなると、得意のネガティブ思考が炸裂するわけだ。
彼女は「ちょっとお茶しましょ!」っていう軽いお誘いをしたつもりなのに、
ワタクシのメールで「一日丸々一緒にいましょう」的なヘビーな意気込みを感じておそれおののいたのではないか?
ワタクシの「日本人的謙虚さ」のつもりの「ワタクシもあまりこの近辺に詳しくない」に「コイツ、使えない」と思ったのではないか?
(確かに、B級グルメ店やら激安スーパーには興味ないかもね)
今後のおつきあいのことを考えて、仕事の時間とかを書いたのだが、
「あら、結構お忙しそうね。」と思ったのではないか?
とにもかくにも、ワタクシのこのだらだら長文のくせが良くなかったのだ。
いくらぺらぺら日本語をお話になり、読みも書きも東大仕込みとはいえ、
このワタクシの、マニアにしか受けない、しつこくて、まわりくどい文体が
中国にはない文化だったのかもしれぬ(文化とまで言い出したぜ)
ここは、簡潔なるメールを送ってみよう!
で、昨日の朝、
「楽しい三連休でしたか? さて!早速ですが、今週、遊びにお邪魔したいと思ってるのですが、ご都合いい日がありますか?」と送信。
しかし・・・これまた返信来ない・・・
もう、ここまでくると、マイナス1000まで落ち込む。
もしや、ワタクシ、知らず知らずのうちに、なにか彼女の気に障るようなこと
言った?
京都のお茶漬けのような、「え”~~っ?知らなかった・・・」と言うような
中国独特のマナーでもあって、
ワタクシそれに反した言動でも取って彼女に嫌われたのか?
携帯のメールではなく、パソコンのメールなので、
もしかしたら、メールを読んでないのかも、という一縷の希望にすがって、
思い切って電話かけてみようかなとも思うが、
ワタクシがいきなりメールを送ったならまだしも、
彼女からのメールで「お茶しませんか?」が発端。
お誘いメール送りっ放しで、その後、メールチェックしてないわは
ありえないよなあ~とまた膝抱えて悶々と過ごすわけだ。
どなたか中国の「正しいお茶の誘い方」をご存知の方がいらしたら、
是非お教え下さいませ。
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日曜日の写真

2008年02月12日 | おでかけ
2月12日(火)雨
三連休もいつの間にやら終わったという感じのだらだらぶり・・・
お天気もそこそこよかったというのに・・・
日曜日は、夫と臨海公園の水仙まつりへ行ってみる。
今日の一枚は、水仙を見ながらいただいた薄茶と和菓子。

あ!せっかくなので、水仙も!

とはいえ、まだまだ寒い今日この頃、水仙は三分咲き、
梅は一分咲きといったところか。
あ、せっかくなので、梅も!

いつになく、しつこい?
今回、いつになく夫の評価が甘く、ワタクシの写真に☆を乱発してくれたので、
気を良くしているのだ。
この写真を撮る為に、水仙畑に寝っ転がるほどの意気込みをかったのか?
ジーパンの膝のあたりも、どろどろである。
ここの水仙の品種が、また一段と背が低く、これに観覧車を入れるには、
地面すれすれからのアングルになるのだ。
写真をたんまりと撮って、猫ちゃん達にもたくさん会って、
夕日の中の富士山も見られた、
しつこいついでに、今日はこの写真で締めるとします。


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なぞの転校生

2008年02月06日 | Weblog
2月6日(水)曇り
ワタクシ、ヒジョーに動揺しているのだ。
話はさかのぼることひと月ちょっと前か。
娘が「今日転校生が来た。」
母「へ~、この時期って珍しいねえ~女の子?」
娘「男の子。日本人じゃないんだよ。英語ぺらぺらだけど日本語全然わかんないんだって!
お母さんが中国の人で、お父さんが・・・どこだったかなあ~ウクライナ?
スロバキア?あれ?日本に来る前はシンガポールにいたんだって!」
そりゃまたなんともすごいねえ~インターナショナルだねえ~」
日本語わからないとは、さぞや心細かろう、気を遣ってあげなよ!と
言うと、娘、神妙な顔でうなずいていた。
その後ちらちら話題には出る「王くん(仮名)」は、
悪ガキどもに変な日本語「○○クン、きもい」などを教えられ、
たどたどしくもおしゃべりするようになってきていた。
娘も、英語でわからない単語を教えてもらったりしたことがあるらしく
「めっちゃ綺麗な発音だったよ!ピャハープス!って感じ!」
・・・perhapsが分からなかったのかい?娘よ・・・
先週の土曜日の夜、近所のファミレスでPTAの打ち合わせ会があった時、
王くんのママもメンバーの一人。
彼女が登場するまで彼女の話で盛り上がるおばちゃん達。
クラスの連絡網を回す時、王クンちへ電話すると・・・
「王さんのお宅ですか?」
パパらしき人に「いいえちがいます」といって切られるらしい。
で、登場した彼女に、聞くと、と~っても流暢な日本語で、
息子は王、私は張、夫はブブガであると説明。
てきぱきしてるTさんが「日本では、子供の名前で連絡することが多々ある。
だから、これからは王さんということにしましょう!」
その時、私は王クンのママの顔が不満げに見え、
もしかしたら彼女は自分の姓で呼んでほしいのでは?と思ったが、
5人以上いる会議では発言できない小心者ゆえ黙っていた。
王クンのママは、とても活発で、前向きで、発言もバンバンするし、
「皆さんのことを早く覚えたいから」と、デジカメで一人一人写真撮影する勢い。
そして、この撮った写真はネット上でアルバムにして連絡しますねと言う。
そうそう!この時の自己紹介の時、彼女とワタクシは同じマンションだということが発覚!
そして東京が雪景色になった日曜、彼女からメールが届く。
英語である。
アルバムを作ったからチェックしてほしい。
あなたたちとこれをシェアしたい。とかなんとか綴られている。
う~む・・・彼女、めっちゃ流暢に日本語喋ってたけど、もしや読み書きは苦手?
返信は英語ですべきなのか?
夫に助けを求めると、どこからか翻訳ページをもってきてくれる。
しかし、日本語を入力しても、自分が言いたいことの英文にはなっていない気がして、
結局、「アルバムを見たよ、ベリーワンダフル!」みたいなことを二行ほど書き返信。
翌日彼女から「英語でメールを送って申し訳ありませんでした」とお詫びのメール。
「そのアルバムでは、英語でしか書けなくて・・・」という説明が、
とっても綺麗な日本語の文体で書かれている。
さらには、王という姓は離婚した夫の姓なので、
私のことは張と呼んでいただきたいということも書かれており、
あの時の彼女の不満顔は、こういうことだったのね!と納得。
そりゃ、日本語話せないらしいパパも「王さんですか?」と言われりゃ、
気ぃ悪いわな!
とにもかくにも、読み書きも通じる!
ちょっとホッとするやら、昨日の自分の慌てぶりを思い出しながら返信する。
もちろん日本語で。
「わざわざご丁寧にメールありがとうございました。
英語でメールをいただき、ちょっとドキドキしました。
「今日は雪が降ってますね」とか「同じマンションなので遊びにきてね」とか
返信したかったのですが、英語力が乏しく、断念いたしました。
張さん、とても流暢に日本語を話されていたけど、
もしかして日本語を読むのは苦手かしら?と思いながら、
たどたどしい英語で二行ほど返信したのでありました。
こちらこそ、どうぞよろしくお願いいたします。」
すると、
「日本語の読み書きも大丈夫です。
東京大学で留学していたときに、日本語で修士論文を提出するため
に勉強させていただきましたから。
家は○○号室です。
せっかく同じ棟に住んでいますので、是非遊びに行かせて頂きたいし、
家にも遊びにいらしてほしいです。
以前日本で長く住んでいたことがあるとは言え、ここは新しいところです。
できれば地元の情報なども教えていただければ助かります。
今私は取り合えず勤めに出ていませんので、時間があります。
今週でもお時間があれば、お茶でも飲みに来ませんか。
因みにnさんの英語は通じますから、心配しないで。良かったら私を練習の相手にしてね。」
社交辞令で言ったつもりはないし、引っ越してきて知人のいない状況の心細さは
身をもって知ってるし、
そんな時に声かけてもらったうれしさは忘れてないつもり。
しかし・・・いきなりの急展開に、動揺しまくる。
ましてや、東京大学に留学ってどんだけ頭いいんだ!?
日本語は通じても、果たして話が通じるだろうか。
今また危うい関係の日中関係に、さらなるヒビを入れることにならないだろうか。
しかし、そんな腰砕けの自分を奮い立たせ
「こんばんは!
メールありがとうございます。
とってもうれしいです。
私は、月・火・木・金曜日の3時から7時まで仕事してますが、
それ以外は、たっぷり時間があります。
今週だと、明日の水曜日が丸々あいてるけど、あまりに急かしら?
来週は、火曜・水曜があいてます。
張さんのご都合をお聞かせ下さい。
私は3年前に九州から引っ越してきました。
出不精で人見知りの性格がたたって、未だこの近辺に詳しくはないですが、
一緒においしいお店などを探したりしましょう。
ではまた!」と返信する。
ものすごく動揺している私に、娘は
「ママ!ちゃんとお友達になってあげてね!」とニヤニヤ。
いつもの逆襲か。
夫も、「君、自分の周りには東大の知り合いなんていないって言ってたじゃない?
初の東大の友人だねえ~
おまけに中国人!
ブログネタになるねえ~」とニヤニヤ。
そ、そうねえ~なんだか世界が広がっていく予感がするわ。
楽しくなりそうだわ。ぱは~っぷす・・・
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喧嘩

2008年02月04日 | Weblog
2月4日(月)晴れ
まだ雪の残る東京ではあるが、いいお天気になった。
水汲みにスーパーへチャリを走らせると、川に架かる橋のたもとに猫二匹。
チャリを止めて、写真を撮ろうとすると、その猫ちゃん達が
にゃーにゃー鳴きながら寄ってくる。
ネコババアと間違えてるのね。
思わず「ごめ~ん!エサ持ってないのよぉ」と謝ると、
「あ!いつものおばちゃんの声じゃない!」と大慌てで逃げていくが、
「でも、このおばちゃんでもいいや!エサおくれ!」とまた寄ってくる。
あまりのネコババア人口の多さに、ネコババアになることを諦め、
最近は猫エサをバッグにしのばせることをやめていたのを後悔する。
きっと昨日の雪で、ネコババアが餌やりに来られなかったのね。
で、おなかぺこぺこなのね。
「きっと、もうすぐ、いつものおばちゃんがやってくるから、
もう少し待ってなさいね。」
と、にゃーにゃー鳴く猫ちゃん達に謝りながら早々に退散。

先日のこと、帰宅した娘がぷりぷり怒っている。
「Aと喧嘩した!まだワタシが文句言ってるのに、
さっさと横断歩道渡って帰っちゃうんだよ!
ワタシ一人で怒鳴ってて、バカみたいじゃん!」
いつもニコニコのAちゃんがプリプリ怒って横断歩道を渡ってる姿、
それに気付かず一人で文句言い続けてる娘を想像して、笑える。
そして、その夜にはメールで仲直り。あほくさ!
土曜日は、中学校のPTAのママ達と親睦会を兼ねた打ち合わせ会。
近所のファミレスにて。
3学期班は、総勢13名。
うち、一人が欠席の連絡ありで、出席率高いわぁ~と思っていた。
ところが、どうやら1人無断欠席。
3学期班リーダーのTさんが、その場で電話をかけ始める。
だんだん口調がきつくなる。
しまいには、携帯片手に、お店の外に出ていった。
だいぶ経ってから席に戻ってきたTさん、さすがにいい大人なので、
悪口とまではいかないが、
それでも、納得いかない言われ様をしたことには憤慨してる様子ありあり。
欠席した○○さんも、引っ込みがつかなくなったのか、結構きつい物言いで
反撃したらしい。
今頃打ち合わせという事自体が遅すぎるとか、その他諸々・・・
ワタクシは内弁慶ゆえ、他人様と喧嘩することは、めったにない。
だから、当日ドタキャンする彼女にも驚くし、
当日の会場から「どうして来ないのよっ!」と言わんばかりの電話をかけられるTさんの強さにも驚く。
この打ち合わせ会の日までに、
「3学期班として何をしたいかという具体的な案をひとつ以上考えてくるように!」
という宿題が出されており、これがここ数日のワタクシの心の重荷になっていたのであるが、
その、具体案を聞くまでは電話は切らないわという剣幕でTさんの電話は
長引いたらしい。
で、「じゃあ食育!」と彼女が言ってコトはおさまったらしいが、いやはやなんとも・・・
な~んて、言ってるワタクシも、他人様とは喧嘩しないが、
夫とはしょっちゅう、日常茶飯事・・・
日曜日の朝日新聞天声人語に「夫婦喧嘩を我慢すると早死にしやすい」と言う説について書かれてた。
我慢し合う夫婦は、言い争って解決しようとする夫婦の倍の死亡率だったらしい。
あれほどべったりなAちゃんと我が娘も、しょっちゅう喧嘩してるようだが、
そうやって、溜め込まずにお互い言いたいことを言ってぶつかるからこそ、
また一段と仲良くなるのかもね。
この記事を読んだ時、ニヤリと笑い、なんとなく嬉しい気持ちにすらなった妻であるが、
果たして夫がどう思ったかは不明。
コメント (4)
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