8月13日(火)晴れ
以前九州で働いていた時の同僚M嬢が、ご主人の実家のある横浜にお盆帰省してるとのことで
9年ぶりくらいに会うことになる。
彼女もワタクシも、ちょうど同じ時期に社内結婚し、退職し、ワタクシは上京し、彼女は男の子を出産した。
その後、ワタクシも彼女も大病をしたりで、ずっと会う機会を逸し続けていた。
東京駅で待ち合わせ。
丸の内中央口を指定しておきながら、南口と北口しか表示を見つけられず南口から走る。
相変わらずワタクシにとって東京駅は鬼門だ(・・・鬼門が多過ぎる・・・)
ご主人も同じ会社だったS氏なので顔馴染み。
しかし、二人の間に、疲れ切って座り込んでる少年は、生まれてから初めてあうK君だ。
小学二年生とのこと。
どんだけ長いこと会ってなかったのかを思い知らされる月日の流れだ。
S氏とK君は、ポケモンセンターに行くとのことで別行動。
ワタクシと彼女でランチ。
この9年間の間のことを息つく間もなく、機関銃のように交互にしゃべりまくる。
彼女は在職中に婦人科系の手術をしたりして、その後も結構ひきずっていたが、
悪性リンパ腫にもなったりで、2歳くらいのK君を抱え、大変な時期もあったらしい。
抗がん剤で髪も全部なくなった。
ちょうどお父上の入院手術も重なり、お母様の手助けもあまり頼めず、
体力が落ちきって、それでもよろよろとK君の食事を作り、布団の回りにおもちゃを並べ、
自分が横になってるそばでK君を遊ばせた。
看病の合間にやってきたお母様は、一人でご飯を食べてる小さな孫を見て思わず涙が出たと、後からおっしゃったそうだ。
聞いてても泣けてくる話だ。
去年の夏あたりから、やっと普通に生活できるかなあという感じになったとのこと。
いやぁ~大変だったねえ~でもお互い『一病息災』ってことで頑張ろうね。
ワタクシ達が辞めた後の会社の話になる。
一番衝撃的だったのは、ワタクシの仕事を引き継いだK嬢が、同僚のW氏と不倫。
え~~~~っ!K嬢、結婚してたじゃないの!ワタクシ達、彼女の結婚式でも余興したわよねえ。
W氏なんて、3人も子供がいる既婚者じゃないのっっっ。
おまけに奥さんも社内結婚だから知り合いだっつうの!
M嬢「W氏の奥さんから電話をもらって、あたしもビックリですよっ!
でもあまりコトを大きくしない方がいいだろうと思って、夫にしか言ってないんです。
奥さんには「気をつけるようにしてますね」ってことにして。
そしたらその後K嬢は離婚しちゃって・・・
でもW氏は東京に転勤になったから、これで良かったかなと思ったんですけど、どうやらK嬢東京にも逢いに行ってるみたいだったんです。
でも、つい先日ですよ、いきなり「入籍しました」って!(←W氏ではない別人と)」
いやはや何とも・・・
こういう人を、恋多き女というのか。
ウィンタースポーツを愛し、とても元気で可愛らしい子だと思っていた。
ただ、会社を休む(まあ、その後入院とかして大変だったとはいえ)という連絡を
当時の同棲相手(最初の夫)から受けた上司は目がテンになったり、
上司が残業を頼んだら「デートだから」と断られ、その仕事がワタクシにまわってきて、ワタクシの目がテンになったり・・・ということはあったが、
そういうこと以外はしっかりとしたお嬢さんと思っていたのに。
なんだかがっかりだ。
W氏もW氏だ。
遊び人は遊び人だったが、それは玄人さん相手だと思っていたのに・・・
同じ会社の子に手を出すだなんて、それは一番ダメだよぉ。
仕事もきっちりやるし、男気があって、おもしろくて、どこかおぼっちゃまな可愛げもあって
ワタクシは好感を持ってたのに・・・
がっかりだよっっ。
もう、ワタクシは、帰宅したら夫にしゃべりたくてうずうず。
しかし、会社を変わったとはいえ、夫の今の会社と前の会社は関連があって、時々社長やW氏が来ると聞いたことがある。
夫の口から下手に漏れたらM嬢に申し訳ない。
そこで夫に「これからしゃべること、絶対口外しないって約束できる?約束するなら、すんごい話をしてあげよう。」
ところが我が夫ったら「え~~~っ何?人事に関すること?俺、自信ないから聞かない。」
こっちが「え~~~~っ」である。
話したくてうずうずしてるのに、もう、夫は聞く耳持たず。
やせ我慢してるのよね。
いいでしょう、じゃあコチラもしゃべりません。
「悪かったよ、冗談だよ、俺が口が堅いこと君が一番知ってるだろ。何何?何の話?」って言うまで教えてあげないっっっ。
きーーーーーっ!!!
結局夫は、全く聞きたいそぶりも見せず・・・
口がむずむずするワタクシはブログという穴に向かって「王様の耳はロバの耳ぃ~~~」と叫ぶのでありました。