パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

楽しい毎日

2015年12月29日 | おでかけ
12月29日(火)晴れ
イヴに帰省してからのことを走り書き。

二年ぶりの九州は暖かい。
薄手のコートでもノープロブレム!
空港まで従姉が迎えにきてくれ、そのままお寿司だケーキだと買い物して我が実家にてクリスマスパーティー。

翌日は、じいさんをワタクシに預けお友達とランチへ出かける母。
ワタクシだってまだ同窓会の衣装を諦めきれてないのだ。
じいさんを置き去りにして山形屋へ。
か、これといった収穫もなく帰宅。

土曜日、友人二人と、我が従姉のレストランkemi's kitchenへ。
想像通り、いや、それ以上に素晴らしく、彼女の天才ぶりを再認識する。



帰り道、同窓会の衣装の話になり、友人が付き合ってくれてまた物色するも収穫なし。
友人曰く、山形屋の閉店の音楽、初めて聞いた。
店員さん達のご丁寧なご挨拶の中をしずしずと帰る。

日曜日は、朝早くに従姉が迎えにきてくれ、美味し懐かしパン屋さんで朝食をとり、物産館巡り。
お正月の花、野菜等等、楽しい。
ランチは、鹿児島名物ざぼんラーメン。

美味いっ!
その後は、従姉んちで、猫三匹を愛でながらおしゃべり。

月曜日は、義姉と待ち合わせてランチ。
ちょっとおもしろそうな食堂に入ってみた。
ををっ!あたし鶏飯にする!!!

そこで何気に衣装の話になり、義姉が山形屋になかったら、アミュに行こう!
バスで中央駅へ。

さんざん見て回り、お茶して、また見て回り、なぜかイヤリングとバッグ買って
解散。
持ってきたワンピースでいくことにしようと腹をくくる。
いや、腹をくくるもなんも、明日ですからねぇ。
夜は些細なことから父と大喧嘩(出た出た)
ま、これもお約束ってことで。

で、今夜、今回の帰省のメインイベントの同窓会ってことで、今、ダラダラしているわけです。
これが終わったら、今年の行事は全て終了!!!
静かに年を越すことといたしましょう。
では皆様、今度こそホントに、良いお年を~
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年末イベントその2に向けて

2015年12月23日 | Weblog
12月23日(水)曇り

イベントウィークが終わり、とたん気が弛み風邪を引くのはお約束。
いつもならこれを理由にだらだらと過ごし、大事をとって大掃除もキャンセルし、いつの間にか年末を迎え、いつの間にか新年を迎え・・・となるのであるが・・・
今年は、年末にもう一度イベントがやってくる。
帰省&同窓会である。
準備が悪いのはいつものことで同窓会に着る洋服も新調していない。
いつもなら寝て治す風邪であるが、なんとかせねばならぬ。
夫にこの窮状を訴えると早速薬を買いに行ってくれる。
我が家の置き薬は、貰い物の胃腸薬系しかないのである。
薬を飲み、だらだらとしていると、夕方だんだんと復活の兆し。
夫よ、ここで相談です。
自転車で行くパワーはないのですが、車なら出かけられそうです。
車を借りて、近くのヨーカドーに連れて行ってくださいませぬか。
同窓会に着るワンピースを買いたいのです。
ええ、大丈夫。ヨーカドーで大丈夫です。大体何かイベントの際の洋服はコチラで調達しておりますから。
娘も道連れにして、3人で出かけます。
ところが!!!
ないっ!全くないっ!ワタクシの趣味が変わったのか、お店の趣味が変わったのか、ないっ。
欲しいと思う服がない。
しょうがないので晩ご飯食べましょう。
マツコに洗脳されているので、これをチョイスするのはしょうがないでしょう。

さらには、買い物もして帰りましょうと寄った食料品売り場で、これらも買います。

ワタクシ、まったくもってつまらない人間でありまして、同じものばかりを食します。
サーティワンなら「チョップドチョコレート」
これは30年間ずっとです。
スーパーでアイスを買うときもだいたいチョコ系です。
ちょっと気持ちに余裕があるときはハーゲンダッツのチョコ系です。
そんなワタクシが、「マツコがおいしいって言ったの全部探そう!」

アイスなんか探してる場合じゃありません。
風邪薬の威力に感謝しつつ、昨日は自転車こいで隣町のショッピングセンターへ。
ところが!!!
ないっ!全くないっ!ワタクシの趣味が変わったのか、お店の趣味が変わったのか、ないっ。
欲しいと思う服がない。
しょうがないので、そこからバスに乗ります。
錦糸町へ向かいます。
なぜに錦糸町???
いいのです。ぢつはワタクシ、つい最近ちょびっと好みの洋服屋さんを見つけまして、これがまた新浦安だとか、錦糸町だとか、自由が丘だとか、「なぜそこ?」って場所なのです。
で、一番行きやすそうな錦糸町に向かったわけです。
あった!好きなワンピースが数着ありました。
ところが!!!
試着したら似合わないっ!おかしい!ワタクシに似合うはずのデザインなのに。
しょうがない。似合わないけど、もうワタクシには時間がない。
これ、いただくわ。
あと残る手段は、鹿児島に帰省してから、おばあちゃんを連れ出して山形屋(鹿児島一のデパート)へ行こう。

ということで、明日から、ワタクシ、帰省いたします。
安い飛行機を選んでいたら、ものすごい長期滞在になってしまい、おばあちゃんから追い出されそうな予感がします。
その時には、従姉のところに逃げ込むとしましょう。
iPhoneで日記を更新したい気持ちは山々なれど、果たしてワタクシにフリック入力で長文を打てるかどうか。
もし、アウトだったときのために言っておきましょう。
皆様!良いお年を~~~(←少し浮かれ気味)
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イベントウィーク

2015年12月21日 | おでかけ
12月21日(月)晴れ
アラジンに始まった先週のイベントウィーク。
水曜日は、ボランティアの勉強会の後、忘年会ランチ。
スキヤキテーブルとしゃぶしゃぶ席に分かれ、男性陣&少々若い派はスキヤキをチョイス。
もちろん最年少nはスキヤキ。
グルメ幹事なので高級肉コースをチョイスしてある。
きれいなピンク色のお肉がお皿に並んでおり、n感動。
「美味しいっ!」とガツガツ食べるn。
おばさまがたも「さすが美味しいわねえ~」と食されるもすぐに「もうお腹いっぱい!nさん、若いんだから頑張って!」
普段食すお肉のお値段の数倍はするであろうことを考えると残すなどもったいなくてクビまで肉を詰め込む貧乏性n。
いやぁ~あんなに食が細かったワタクシが、こんなに食べられるようになったのねえ~と感慨深い(伏線か?)

翌日は・・・パートの前に集合し、仕事前にスタッフ忘年会。

鉄板プレートランチはおいしいお肉と美味しいお野菜。

ワタクシ、趣味でモニターやってるの。これタメしてみて!とbuzz。

金曜日は。。。
午前中心臓の超音波を撮り、午後から美容院へ。半年ぶりである。
半年前のカットでは一瞬トリンドルになったので、今回もそうしてもらうつもりがなぜか広瀬すずになる(・・・なってません)
敗因は美容師さんに話しかけられないようにひたすら雑誌を読むからです・・・
気付いた時には「切り過ぎ~~~」という状態。
でもニッコリ「軽くなったわ」と微笑む似非マダム。

そして土曜日。
ブログ仲間のpさん、るいさん、るい姉りいさんとクリスマスインドツアー。
クリスマス?インド?どういうこと?
お答えしましょう。
通常4100円のスペシャルインド料理コースが、なんと1580円という破格値のクーポンをるいさんがゲットしてくださり、それを食した後、日比谷公園のクリスマスマーケットへ繰り出そうというツアー。素敵!
 
 
さすが丸の内のインド料理やさんはオシャレである。我が町のインド料理やさんは庶民御用達ってことか。
が、インド人の客応対はどっこいどっこいな感じがいとおかし。
辛いものが苦手なnが深く深く長く長く思案してチョイスしたカレーは激辛。
pさんのエビカレーに救われました。エビよ、甘さをありがとう(あたしにお礼言ってよ←pさん心の声)

さぁ、お腹も満ちて、今度はクリスマスイベントです。
ツリーを見て回ります。
さあ、始まりますよ。何処のツリーか当ててくださいね。
        

あ、ついでに、ツリーじゃないけどツリーを!

この、青と黄色の組み合わせって、洋服とかだと致命的にダサそうだけど風景としては最高に秋色。

そして、クリスマスマーケットへ。
 
ワタクシ、ここで大きな勘違いをしておりました。
ワタクシは、ここでクリスマスのオーナメントを見たりするのだと思っておりましたが、まずグリューワインを買いましてテントへ入ります。
そしてるいさんがおもむろにテーブルの上にパンフレットを広げ・・・
「ソーセージは食べたいですよね!」
「ポテトがおいしそうだった、さっき見かけたら」
「ローストビーフもいいねえ~」
n、呆然。
ねえねえ、これっておやつ?
ワタクシ、まだクビまでカレーが入ってます。無理です。
食べ放題をご一緒したりしてるいりい姉妹の食べっぷりが気持ちいいのは存じております。
しかし、pさんまでもが「ポテトが!」とかおっしゃってるのを聞き「ブルータス!お前もか!」です。
n「ワタクシ、ここで荷物番してるから、みなさん、いってらっしゃ~い」
各自、目的のお店へと散って行かれます。
まだ5時前です。
さっきまでインドを堪能してたのが嘘の様にドイツな世界です。
「ナマステ~~」と浮かれていたのにまわりはすっかりイッヒリーベという感じ?
今日の教訓いや、お願い?
nは一日一イベントでお願いします。
頭の切り替えとお腹のスペースに限りがあるようで。
とはいえ、楽しく綺麗で美味しい一日なのでありました。
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新ほろにがビターズ

2015年12月18日 | 当選品&モニター&おタメし
12月18日(金)晴れ

今回はこちらのモニターです。~buzzLifeでプロジェクトに参加中~
リニューアルした『KIRIN BITTERS』です。

モニターのご連絡を頂いて数日過ぎても届かない。
年末だしねぇ~宅配便さんフル回転だろうからもう少し待ちましょう~届かない~不安になる~ぢつはもうひとつのモニター品も未着~ますます不安になる・・・
○○日までに未到着だとモニターは無効になる恐れありというメールを読み、その前日に問い合わせメールを送っておく。
で、その期日ぎりぎりの○○日のお昼に到着。
なんだかなぁ~~~
宅配便さんったら、○○日までに配ればいいんでしょ!って、ギリギリやっつけ仕事かいっ!
ったく、ハラハラしたわ!

気を取り直して・・・
まずは、なにはさておき、夫にbuzzします。

もちろんワタクシもいただきます。
まずは『ほろにがレモンライム』。
あ、ほろにがです。
さいきんめっきりアルコール摂取量の減ったワタクシは少々刺激が強いかなと思うほど辛口。
夫は「こりゃあ~いいなあぁ~すっきりしてる!」
と、ぐいぐいいきます。
次は『ほろにがグレープフルーツ』いこうか?とおっしゃいます。

相変わらず、食レポのセンスはいまひとつですが「とにかくすっきりしててうまい」そうです。
妻は、明日も予定がありますので控えめにしときます。

職場の同僚にもbuzzしたのですが、この話はまた後日!
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アラジン

2015年12月16日 | おでかけ
12月16日(水)晴れ

昨日は、娘と劇団四季の「アラジン」を見に行く。
ワタクシ、自慢じゃないですがこういうの見たことありません。
さらには先日当たった『プリンスオブブロードウェイ』がわけわからん感じだったので不安は募る一方。
娘がDVD借りてきて前々日に鑑賞。
うん、これはおもしろい。ディズニーのなかでも大人向けな感じもするしね。

日曜日のおでかけで風邪をひいてしまったようで、いつもなら熱を測って大騒ぎするのだが、高熱を確認してしまうとくじけるので、でも熱はおそらくあるだろうから解熱剤を飲んだりビタミンC入りドリンクを水のように飲んだりと、カラダをごまかしごまかし出かけることにする。
二階席の一番前の列が、一体どれくらいのものなのか不明で、一応オペラグラスなどもしのばせる。
会場に入って驚きました。
意外と舞台が狭い。
そして、座席の勾配がきつい。
東京ドームの観客席を思い出すほどだ。
で、ワタクシ達の席は、ベストポジション!!!
二階といえど、めちゃくちゃ張り出してるので最高の席!と、この席を選んだ自分たちを褒め讃える。
次なる心配は、「魔法のじゅうたん、飛ぶのかなあ。」
飛んで欲しいけど、この、想像より全然狭い舞台だもの、飛ばないのかもねえ~なんて話しておった。

開幕。
さすが劇団四季。
豪華絢爛とはこういうことをいうのね!衣装も、装置もキラキラピカピカとても綺麗。
そして、世の中には、歌って踊れる人ってこんなにたくさんいるのね~としみじみ思う。
・・・と、途中までは、まあまあ冷静な目で見ておりました。
が!が!が!が!
ランプの精ジーニーが、素晴しかった。
登場だって、すごいの!
あの登場は、コワイ。
奈落からせり上がってくるんだろうけど、閉所恐怖症と真っ直ぐ立ってられないであろうワタクシは、想像しただけでコワイ。
ジーニーが、自分の力をアピールするシーンで、もう、ノックアウトです。
あまりにおもしろく楽しくて、思わず変な笑い声が出てしまった子どもさんがいて、それすらまたジーニーの力によって笑いに変えてくれて・・・
アニメでもそうだし、ここに並べるのもおこがましいですが・・・我が娘達が高校の文化祭でやったアラジンの劇の時もそうだったけど、
アラジンは「ジーニー」が主役よね!
ホント、もう、鳥肌ものの素晴らしさだった。
これがビデオだったら、何度もこのシーンを巻き戻して見続けたいと思うくらいジーニー、ワンダフル!
マジックあり、火花が飛び、魔法の絨緞が舞い(←目をこらしてもワイヤーが見えない!!!まぢ、飛んでる?)
これぞエンターテイメント!!!
と、すっかりとりこになりました、ワタクシ達母娘。
席は二階席のここを定位置として、また見に来ようね!と盛り上がる。

高揚した気分を落ち着かせるために高層ビルの展望フロアに上がり夜景を見て

下のイルミネーションを見て

宮崎駿氏デザインの日テレ大時計を見てから

帰路に着く。
ちょうど、学生時代の友人達との忘年会だった夫と帰りが一緒になりてくてくいろいろ寄り道しながら帰宅。
楽しい夜でありました。
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ラジカルサイファーパーフェクトエッセンス-2

2015年12月14日 | 当選品&モニター&おタメし
12月14日(月)晴れ

タンパク質専門家「アプロサイエンス」ファンサイト参加中

長期モニターにおける二回めの中間報告であります。
かなり「はりアップ」を実感しておりますよ。

あ、その前に、今回はこのエッセンスにお米が同封されて届きました。
化粧品とお米???と、繋がり方にピンとこないままパンフレットを読みますと・・・
そうかっ!
使わせてもらっているこの美容液は、厳選された漢方米の米ぬかから抽出された美肌成分でつくられておるのだそうです。
まだまだ勉強不足でありました。
化粧品という、ぱっと見、化学の力によってというか、人工的なイメージのあるものが
これは明らかに自然のものから作られているのだということを実感。
ありがたみが増します。
さらには、このお米、「日本一おいしい米コンテスト」で金賞受賞しているんです。
すごい!

化粧水の後に2プッシュ。

ほのかな香りがまた良いのです。
シワシワおばばの手ですが、このふた月ほどで結構はりのある甲になったとうれしがってます。

このペースで、二重あごのあたりのハリも少しずつ改善されていると思いたい。
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今を生きる。

2015年12月11日 | Weblog
12月11日(金)雨のち晴れ

昨日のパートは不慮の事態により八時まで勤務。
この流れは・・・疲れたぁ→ご飯作りたくない→家族に、「今何処いる?」のライン拡散→駅に家族集結→何食べたいか協議→外食
ほとんど同時刻に家族3人駅に集まれるという偶然に驚きつつ、何を食べるかひとしきりもめて協議してから・・・中華に決まる。
メニューを見ながら、今度は何を食べるかひとしきり協議して・・・
テーブル狭しとお皿が並ぶ中、メール着信音。

見ると、以前の職場の同僚Mさん。
久し振りのメールにしては挨拶もあわただしく「Oさんのこと聞きました?」
なんのことだ?Oさんって東北営業所のOさん?Oさんがどうしたの?
同じ会社だった夫もOさんのこと知っているので「何か聞いてる?」
夫「いや、何にも」
Oさんというのは、ワタクシと同い年の女性で・・・以前、彼女のことを日記に書いたこともある。
え?51歳にして、まさかの結婚か?
それとも、彼女の、波瀾万丈な身内が何かやらかしたか?
いろんなことを頭に思い浮かべながら「何があったの?」と返信すると・・・
「亡くなったらしいです。」
へ?だれが?鳥肌がぞぞっと立って、頭が真っ白になりかけるが、気を取り直して読む。
昨日まで会社に来てて、その夜にお風呂に入ったら気分が悪くなって病院へ運ばれて・・・
そのまま亡くなった。
同じく同僚だったA夫人は知ってるんだろうか?
A氏は、この夏まで東北営業所にいたんだから知ってるだろうけど、とりあえず連絡してみようと思いラインすると折り返しですぐ電話がかかってくる。
うそでしょ!?
あたし、ついこの前、電話でしゃべったばっかだよ。
春に会う約束してるんだよ。
と、ひどく動揺し「旦那に聞いてみる、まだ帰ってきてないんだよ。」

なんだかなあ~と、やりきれない思いで餃子をつついていると、また着信音。
九州の友人もんちゃんからだ。
「朗報!年末の同窓会に○○君(←人気者だった男の子)参加予定」
同い年の友人が浮かれている反対側で同い年の元同僚の死。
同じテンションになれず、思わず「ぢつは、今、同じ年の同僚が亡くなったって連絡を受けたところなの。」と返信しておく。
そういうやり取りをした後、もんちゃんがもんちゃんたるところで
「楽しく食べられるうちがはな、そう思うとダイエット意味なし!」
年末の同窓会に向けて、二人でダイエットを誓ったのだったが、大した効果も見せず12月に突入したところであった。
少し元気がでて、水餃子も食べた。

夜遅くにA夫人から連絡がくる。
「やっぱり本当だったよ。
まだ知ってる人、少ないらしいよ。内密事項???」
我が以前の職場の所長が口が軽く、所員達にしゃべってしまい、さらにS君が妻にしゃべり、その妻からnへと電光石火で伝達されたということか。
A夫人によると、お通夜も告別式もしないらしい。
こうしてみると、こういうことは遺された者のためのイベントってことなんだなあと改めて感じる。
Oさんが最後の遺された人だったのだ。
とはいえ、甥っ子姪っ子は世話になったんだからお葬式くらいやってあげなよ!と言う気もするし、
いや、自分が果たして叔母さん叔父さんのお葬式を出してあげるかというとちょっと尻込みするかなあ。
いや、でも、Oさんちのケースはレアで、親代わりだったようなものだから、甥っ子姪っ子が出すべきだろ!とか余計なお世話なことを言いたくもなり・・・
でも、ワタクシが何かをしてあげられるわけでもなく、
ショックだわと思いながらも、普通にご飯を食べられて、ただただ人間いつ何が起きるかわからないから、今を大事にしようと、自分のことだけを考えてしまう。
そして、ワタクシが死んだとしても、世間は何一つ変わらないで、流れていくんだなあと思う。
だから、毎日毎日を楽しく暮らして、いつ死んでも「ま、いっか!楽しかったし。」と思いながら死んでいけるようにしなきゃと思う師走の日。
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かなわない(天才その3)

2015年12月08日 | 本・マンガ・テレビ・映画
12月8日(火)曇り

今、お坊さんが流行ってるの!?
昨夜帰宅した娘がテレビをつけたら歌唱力選手権てのをやってて、お坊さんが歌ってた。
で、チャンネル切り替えると「超豪華!ぶっちゃけ寺~」てのをやってて、
「またお坊さんだよっ!」と言いながらチャンネル替えた娘がブッと吹き出す。
見ると、山pの「5→9私に恋したお坊さん~」でした・・・

と、それはさておき・・・
シリーズ最終回の今日は、宮本輝氏です。
娘が大学生になった時、これは今読むべきよ!と「青が散る」を薦めたらどっぷりとハマり、今では母の許しなく「テル」と呼ぶまでに。
百年早いわっ!

先日、久々に彼の(大人な母は、テルなんて馴れ馴れしく呼ばない)「いのちの姿」というエッセイを読む。
どの話をとっても、彼は神から書くことを運命付けられた選ばれし人なんだということを思わされる。
なかでも二つのエピソードは鳥肌がたった。
「ガラスの向こう」という章と「殺し馬券」という章。
ここでは「殺し馬券」について少し語りましょう。
「ガラスの向こう」について気になったら本屋さんで立ち読みしてください。
彼の数多い名長編小説の中に「優駿」という競馬の世界の話がある。
映画化もされた。
今は亡き緒形拳氏と、息子直人氏の親子共演も話題になり、今でいう枯れ専だった友人祥子さんは「見た!?あの父子、ご飯の食べ方がそっくりなのよっ!」と泣いていた。
この話を書くために、宮本輝氏は馬主になったのだ。
すっ・・すごい・・・この時点で「この人にはかなわない・・・」と思う。
で、大損したらしいが、「優駿」をこの世に生み出し読み継がれていることだけを歓びとしようとおっしゃっておる。
馬主になった彼は、Fさんという馬主やK調教師らと知り合う。
そして、K調教師が世話しているダービーの本命とされる馬のオーナーに好感を抱く。
本命とはいえ何があるかわからないのがレースの世界。
そんな時、彼は、Fさんから『殺し馬券』なるものを教えられる。
「自分が勝たせたい馬以外のすべての単勝を買う」
ただし、これをやるのは生涯に一回切りと決めて買わねば魔力は失われる。
宮本輝氏は、生涯に一度の『殺し馬券』を買い、この馬は危なげなく勝ったのであった。
それからしばらくして・・・このダービー馬のオーナーが自殺。
それも、少しスキャンダラスというか不可解な死をとげる。
笑い話にするつもりだった「殺し馬券」は、話題にもできず、かといって処分も出来ずずっと持ち続ける。
そして、Fさんが亡くなった時、やっと殺し馬券に火をつけた。
そして、その炎の中に、地味なFさんの背広姿を見る。
「殺し馬券」を教えてくれた時、一瞬Fさんの目の中に見えた博徒を思う。

宮本輝氏自身の生い立ちとか、父親のこととか、ご自身の病のこととか、いろいろなことが絡み合って、彼の作品には常に死が見え隠れする。
「死」が恐いワタクシは、「死」を扱ったもの(映画、ドラマ、本etc.)は極力避けて通る。
現実世界でも、不義理覚悟で避けて通る。
そんなワタクシが、唯一拒絶しないのが「宮本輝氏が扱う死」である。
なぜなんだろ?
わからないけど、彼の書く死の先には細いけれども確かに光が見える気がするのだ。
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かなわない(天才その2)

2015年12月07日 | 本・マンガ・テレビ・映画
12月7日(月)晴れ

娘が、バイト仲間の男の子に「ベローチェ行ったらレシートちょーだい。」と頼んでいたら、
ちゃんと3杯飲んで黒猫をゲットしてくれたらしい。
優しい。
「同じものだったらごめん!」と言ったらしいが、ちゃんと違うポーズのもので、母娘が一番欲しがっていた伸びのポーズのもの。
早速写真撮影するも、カップの黒猫といい、トイメンの娘の猫柄トレーナーといい猫が多過ぎて少し気持ち悪い・・・
と言う母に、「コッチから見るとママのiPhoneカバーも猫柄」と娘。

久し振りに図書館で本を借りる。
ボランティアの関係で毎週図書館には行くのだが最近は、料理はもっぱらクックパッドで用が済むし、
ボランティアの校正で読みたくもない(暴言)本を読まねばならないし(←三国志のその後の話ってやつ)
ってことで、料理本や小説を借りることなく日々過ぎるという感じ。
先週、待ち時間が半端ないと悪評高い病院へ行くことになり、本でも読んで待とうと思い数冊借りた。
うちの一冊が佐藤愛子氏の「かくて老兵は消えてゆく」
2011年から2013年までの雑誌の連載エッセイだから、少し話題が古いのだが、
相変わらずのお元気ぶりに安心する(←こう思われるのが女史は不満らしい。年相応に弱っているのだっ!!!と吠えておられるのがおかしい)
一話目の「夢は楽隠居」
楽隠居に憧れるということから始まり・・・
以前なら闘鶏のシャモのごとく怒りまくっていただろうが、楽隠居を目指すものはトサカを赤くしてはならぬ。
しかし・・・小沢一郎氏の訪中に始まり、中国との外交に苛立ち、尖閣諸島での漁船衝突問題で彼女の堪忍袋の緒は切れる。
思いっきり下品に、口汚く、勝ち誇ったように(ここら辺がワタクシの血騒ぎ肉踊るところだ)小沢氏を、中国を罵る。
そして・・・孫娘が言う。
「おばあちゃん、よかったねえ、元気になったんだんねえ。」
その傍らで娘さん
「元気がなければ心配だし、あればあったでうるさいし・・・」
ワタクシ、爆笑する。
こんなばーさんになりたい。

2011年の3月11日。
女史は書斎で原稿を書いていた。
グラッと来て、でも、東京在住65年、地震には慣れている。
石油ストーブを消し・・・なぜかわからないが揺れの中、外へ出た。
樹齢百年の桜の老木に手をかけ立っていた。
二世帯住宅の二階にいる娘はなぜこのばあさんのことを心配して駆けつけてこないのだとムカつきながら、
そこでなぜかふと居間の食器棚のことが閃いた。
食器棚は作り付けだから倒れる心配はないが、観音扉のガラス戸が開けば食器が崩れ落ちるだろう。
その途端、女史はガムテープを引っ掴んで居間へ走り、食器棚のガラスに貼り始める。
天井近い上の方は、椅子の上に乗ってペタペタ貼った。
ワタクシ爆笑する。
ワタクシが、イチを抱えてテーブルの下で泣きそうになりながら恐怖に耐えていたその同じ時刻に、
佐藤愛子氏は椅子の上に立ち、ガムテープで食器棚のガラス戸を貼っていたのだ。
無理だ、ワタクシはこんなばーさんにはなれない。
でも、こんなばーさんには、その遺伝子を引き継いでいるはずのお嬢さんもなれていないからよしとしよう。
女史は書いている。
   このばあさんがそのように奮闘している時、娘はどうしていたか。
   娘は猫を抱いて食卓の下に逃げ込んでいたのだ。老母の身の上も心配せずに、である。

その後も、女史の檄は続く。
アルバイトに対しての、世間の甘い風潮にもの申す!と。
しかし、大学生の孫娘が、高級そば屋のアルバイトを始めて、その話を聞いて唖然とする。
くーーーっ!わかるわかる。その気持ち。
孫娘が、タダだからと言われて茶髪にしてきた話もおもしろい。(これもどっかで聞いたような話ですな)
激昂する女史、たいしたことじゃないのにという感じの娘、さして気にもしていない孫娘。
しかし、そんな鬼ばあさんに勝る力をもって孫娘を凹ませたのは髪を染める女が嫌いなボーイフレンドだったというオチ。

そして、連載の最後の章は「これにて消えます」
自分が惚けたときのことを妄想しておられる。
今まで散々やっつけられてきた仕返しに娘がエラそうにあれこれいうだろうとか、
孫めもしゃしゃり出てくるだろうとか。
そして、わからないからニコニコするばかりの自分。
でも、『ニコニコ呆け』は人から可愛がれるからいいと思い直す。
    「おばあちゃん、いってごらん。この人だれ?」といわれた途端に、答えられないことが癪にさわり
     いきなり殴り掛かったりする『怒り呆け』になる可能性の方が私は大きいのではないか?
    「おばあちゃんが起きて来たよ。スリコギは隠したかい」などど
     家の者があたふたするようになっては申しわけがない・・・・・。
たまらん!
おもしろい。
また、数年後に、呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーンと登場されるのを楽しみに待とう。  
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かなわない(天才その1)

2015年12月06日 | 本・マンガ・テレビ・映画
12月6日(日)曇り

久し振りに本を読む日々が続いている。
そして、「かなわない」とうちひしがれている。
ワタクシの積年の願いである「作家になって芥川賞をとって宮本輝氏に褒めてもらう」という夢は叶わないことをひしひし感じている。
あ、前もって言っておきましょう。この「かなわない」シリーズ(シリーズ化が好きなワタクシ)三回続きます。
その1は、今をときめく「池井戸潤氏」
その2は、ワタクシの人生のバイブル「佐藤愛子氏」
その3は、言わずと知れた「宮本輝氏」です。

では、いってみよーーー
ワタクシがドラマ「民王」にハマった話は以前いたしました。
が、また書きましょう。自分が何書いたか一週間前のことも忘れる昨今ですからね。自分のために。

  「半沢直樹」で出遅れ、慌てて見た「ルーズヴェルトゲーム」も、フツーにおもしろかったという感想。
  「花咲舞が黙っていない」も、フツー。
  ワタクシは、こういう企業ものでの熱血ものというのが性にあわないのかも。
  と、「池井戸潤氏原作ドラマ」を諦めかけたその時!!
  「民王」ですよ「民王」
  これは素晴しかった。久し振りの大ヒット。イヤ、ホームランと言おう。

と、10月24日の日記に大絶賛しております。
そして、毎週金曜深夜が待ち遠しく、最終回には「続編を是非っ!」と叫びました。
そして、(そしてが続く・・・)興奮冷めやらぬままに原作「民王」を読み始めます。
読んで数ページで「え??あれ???」
ドラマと違う。
いや、よくあることですよね、原作と映像化されたものがビミョーに違ってたり、はたまた大幅に違ってたりっていうケース。
ワタクシは『映像は原作を超えられない派』でした。
いや、たまに逆もあるか。テレビドラマがマンガや本になるケース。
そういうのは、テレビドラマのほうの勝ち。(物事に勝敗付けるクセはワタクシの悪いところ)
とにかく、ワタクシの中で「原作」への敬意というものはものすごく大きいものであるわけです。
よって、原作が好きで好きでたまらなければたまらないほど、映像への視線が厳しくなるという感じで・・・
キャスティングがねぇ~(イマイチだったわ
あのシーンは入れるべきでしょっ!(怒)
設定替え過ぎっ!!(怒)
しょうがないよね~マンガの実写映像化には無理があるよねえ~ま、健闘した方だよね(上から)
これはもう別ものと思おう(諦)
等々、大体がガッカリしたり腹立てたりという感じでした。
が、この「民王」、読んでビックリ。
よくぞこの原作からあのドラマの設定にしたよね。
「設定替え過ぎ!」と怒るべきところなのかもしれないけど、その設定にどんぴしゃなキャスティング。
そして、それに俳優さん達の演技力が相乗効果をなしてのあのドラマだったんだと、今さらながらの一人スタンディングオベーションです。
これは、まさかの、n史上初の原作<ドラマになるのか?
どんどん読みます。
こんなに楽しく読書するの久し振りです。
あっという間に読了。
この原作とドラマは、登場人物と大きな筋というか流れだけが同じで、あのドラマの一話完結のストーリーはほとんど新作というか別ものだし、登場人物のキャラクターも違う。
すげ~なと思いました。
原作者天才説はよくまくしたてますが、このドラマに至っては「ドラマ制作者」も天才!と思いましたね。
いや、原作は原作で、すごくおもしろかったのです。
銀行にお勤めだった方が企業小説書いたり、医者だった方が医療小説書いたり、はたまた恋愛に長けた女史が恋愛小説書いたりするのは納得いくというか「さすが臨場感あるよね~」とは思いつつ、ある意味当たり前的な感想。
しかし、池井戸氏は金融から裁判から医療から政治の世界まで書けるお人なのねと感動します。
よって、これは両成敗(・・・使い方、違います。これじゃどっちも負けてます)
ん~~、じゃあ引き分け?いや、引き分けっていうとなんか弱いよねえ~
ま、いいでしょ。とにかく、リングの中央で、池井戸氏の手と、ドラマ制作者の手の両方をつかんで高々と天にかかげるレフリーの気分であります。
世の中には天才が溢れているのねえ~と凡人なワタクシは嫉妬するばかり・・・
コメント
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