パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

つらつら思う事

2011年03月31日 | 本・マンガ・テレビ・映画
3月31日(木)曇り

ファイト~一発~~っのリポビタンDの新しいCMを見ながら
「わーーーっ!AUの新しいバージョンのCMだと思った!」と叫んだら
夫速攻で「ACでしょ!」
妻「・・・・・」

今朝のテレビで言ってたが、世界各地から支援の手が差し伸べられている。
その中で、「干ばつが続くケニアの村で保健指導に携わるJICA専門家が、
村で採れた豆を日本の被災者にと声を掛けられた話」を聞き、泣ける。
世界の人達と繋がってることを実感し、感動する。
それなのに、震災関係のニュースの合間に流れるリビアの情勢に複雑な思いである。
まるで震災の後のようながれきの山が残る爆撃のあと・・・
自然がやったか、人間がやったかということだけの違い。
一体、人間は優しいのか、愚かなのか。

つい最近、娘が言った言葉を思い出す。
「何か、ちょっとすごいとすぐ『神』って言うの、あたしは好きじゃないな。」
母も同感。
無宗教不信心な母だけど、『神様』はいると思ってるし、
特に日本の八百万の神々という考え方はとても好き。
人間は神にはなれないし、なろうとしてはいけない。
どんなに力を持ってようが、才能があふれていようが、『神』にはなれない。
人間の思い上がりが、原発事故を招いたとしか思えない。
誰かさんの言葉である『天罰』は、ここで使うべきではないのか。
あ~、誰かさんで思い出してしまった・・・
今回の都知事選ほど、ムツカシイというかナヤマシイというか、
はっきり言って「この人に託したい」と思える人が皆無。
誰の言葉も胸に響かない。
こんな事態なのに・・・日本は踏ん張りどころなのに・・・
ここ東京は日本の首都なのに・・・
東京にお住まいの方って、もう決められてるのかしら。
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原発

2011年03月30日 | 本・マンガ・テレビ・映画
3月30日(水)晴れ

昨日今日と、ボランティア活動で区の図書館にカンヅメ。
作業の合間に、Mさんがおっしゃる。
「友達の知り合いに、ご主人が東電にお勤めの方がいらして、
そのご主人がぽろっと漏らされたらしいの。
電気が足りないってことになってるけど、ホントは中部電力とかからもらえるのに
あえて、そうはせず計画停電にしている。
そうすることで、電気のありがたさをわからせる。
ひいては、原発は必要なものだと思わせるため・・・云々」
うそでしょぉ~
性悪説支持にもほどがある。
もしそうだとしたら、東電はつぶれてしかるべき会社ってことだねと、
心で悪態つきつつも、Mさんという方は、知的で素敵な方なのでワタクシ的には大好きな方。
それなので、少し心をざわつかせながら帰宅する。
買いだめにしろ、水騒動にしろ、洗濯物部屋干し問題にしろ、ことごとく意見が対立する夫なのであるが、
結局、ワタクシはどこかで夫の言う事を全面的に信用している部分がある。
だから、水も洗濯物も、
「ただワタクシ的に気持ち悪いという感情が働くだけで、実際は大丈夫ってことだな。」と思ってる。
おそるおそる夫に東電の話をふってみると・・・
「そりゃ明らかにデマだな。東電の人がそんなこと言うわけないじゃないか!」と一笑に付す。
そうだよねえ~~~
これまた一種のチェーンメール的なものだね。
年代的に、メールじゃなくて口コミという手段だけど、
厚生労働省の知り合いの人が言ってたんだけど~
友達の友達が言ってるんだけど~
なんてことと同じ類いだね。
しかし、あの場所で聞いてたおば樣方がまた口コミでどんどん広げるんだろうなあと暗澹たる気持ちになる。

高校時代、二年間、原発のある街で暮らした。
安全神話も聞かされてたし、その後、九電(原発)の人と結婚した友人もいるし、
九電の下請けの会社にお勤めの人と結婚した友人もいる。
しかし、ワタクシは転勤族の娘だったので、基本的に「原発はいらん!」と思って育ってきた。
その街では、よく「原発はいらない」署名運動などに出くわし、その度に結構署名してきた。(なんの役にも立ってないけど・・・)
「原発なんていらない」という本を読んでる時に、ご主人が原発におつとめのびっちゃんが遊びにきて、
何気にこたつの上に置きっ放しだったので冷や汗が出たこともあった。
今回福島の原発事故が起きて、でも、地域住民の人達が、悲しい目はしてるけども
表立って原発の悪口を言ってるのを聞かないのは、
何かしら誰かしら、原発に関わりがあるから(仕事先がそうだったり、知人がいたりで)だろうなと思うと切なくなる。

この事故で、もろくも安全神話は崩れさった。
そして、今なお修復のめどすらたたない。
基準値の何万倍もの数値を目にし、水に、野菜に影響が出てくると、
この先、原発を新たにつくることは無理だと思うし、作って欲しくないと思うし、
いま在る原発も徐々に減らす方向に向かって欲しいと思う。
そりゃ、工場とか、大量に電気を使うところは、「原発がないと仕事にならない」だろうが、
こんな事故を日本中の人達が見てて、
それでも「莫大なお金が落ちるんだったら、是非わが町に!」と誘致出来る街があるとは思えない。
もし、そのお金に目がくらむ首長がいたとしても、町民が阻止するはずだ!と思いたい。
署名運動だなんていう生温い反対活動でなく・・・
沖縄の米軍基地の候補地のたらい回し状態になるようなことなく、
もう、とっとと原子力による発電はあきらめてほしい。
次の手を考えて欲しい。
こんな不安な毎日を過ごし、放射能の数値に怯え、事故の復旧の大変さにため息をついた日々が続いた事を忘れるほど、
人間は愚かな生き物だとは思いたくない。
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高校野球

2011年03月28日 | 本・マンガ・テレビ・映画
3月28日(月)晴れ

昨日の甲子園、興奮した。
特に、報徳VS城南。
すごくないっすか、城南!!!
相手は報徳っすよ、報徳!
県立高だし、初出場だし、21世紀枠だし、もちろんワタクシは「城南頑張れ!」だったが、
先制点を入れた時も、どこか「ビギナーズラック」的な感じで、安心して見ていられない。
おまけに相手は、『逆転の報徳』だし。
最後の最後まで、ドキドキしながら応援した。
勝った時には、どっと疲れがでたほどだ。
こんなに気合いを入れ過ぎて、第二試合の応援はどうするつもり?
第二試合は、わが故郷代表、鹿児島実業と、今、ワタクシのべた惚れイチオシの県、埼玉の浦和学院。
またも、ドキドキし始める。
じっとしてられないので、リビングの床の拭き掃除を始める。
こんなことはめずらしいことである。
掃除機をかけて、お~しまい!ってのが普段のワタクシの掃除ですから。
鹿実ピンチのシーンの時は、テレビの裏の辺りに回り込んで画面を見ないようにする。
こういうところが、実家の父そっくりである。
いや、父は、自分が応援してるほうが負けそうになると見てられず、
誰に断りもなく勝手にテレビを消すから、父よりは軽症か。
続けて、見応えのあるいい試合をみて大満足なワタクシにショックなことが!
なんと二回戦では、この城南と鹿実が対戦だというではないか。
くーーーーっ。どっちを応援したらいいのよっ!
鹿実だな。
昨日、ちょっと驚いたのだが、ワタクシ鹿実の校歌を歌えるということに気づいた。
少し前に、従姉が、鹿実の校歌を歌えると聞いたとき(出身校でもなんでもない)
「何なの!?その思い入れの強さって!」と笑ったのだが、
♪黎明告ぐる朝ぼらけ~♪と流れてきたら、自然に一緒に歌ってる自分に驚いた。
次もまた、一緒に校歌を歌いたいなあ。
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性格改善

2011年03月27日 | Weblog
3月27日(日)晴れ

おそるおそるお聞きします。
関東近辺にお住まいの方、洗濯物って外に干されてます?
ワタクシ、ここのところずーーーっと部屋干し。
今日みたいにと~ってもいいお天気だろうとなんだろうと、洗面所に干す。
楽天家の夫や娘から嫌がられてます。
この、無駄にネガティブな指向&心配性を何とかしたい。

テレビで、震災関係の報道を見るたびに涙するのだが・・・
先日、ある港町(ここも壊滅的な被害を受けた)のおばあちゃんには、すごく元気をもらった。
なかなか支援の手が届かず、ご苦労されている。
今日のご飯は何ですかとの質問に、「昼間、若い人達が海に出てホタテを採ってきてくれました。
ここの海には何億ものホタテがいます。
今夜はこのホタテのステーキ。」と言った後、
可愛らしく笑いながら「だから、あたしは言ってるのよ、ここは帝国ホテルの厨房よって。」
その後、「あら、ぜいたくだって思われるかもねえ~」と少し慌てた感じでおっしゃるが、
いいえっ!ぜいたくなんて思いません。
強いて言えば、こういう時にも明るく冗談をおっしゃるあなたのいる街は
贅沢な人材をお持ちだわという感じを受けます。
こんなおばあちゃんになりたい。

少し前になるが、避難所でのインタビューで、「何か困ってませんか?」と聞かれ、
若いママが「私たちはまだ大丈夫です。」とほかの方達の心配をされていた。
膝にはまだ小さなお子さん。
いろいろ不安だったり、足りない物だらけだったりするのに、
自分は大丈夫!と言い切る強さが素敵だった。

震災が起き、日本中が悲観的になりかけているとき、いつも前向きな人達によって救われる思いがする。
「○○作戦」だなんてものもいろいろ出てきて、そういうことを考えつく柔軟な考えの持ち主達を尊敬する。
つい最近るいさんに聞いて、くすっと笑ったのが・・・
『パンやご飯がないから代わりに甘いものを食べてしのごうというのが、「マリーアントワネット作戦」と呼ばれているらしい』
すごくないですか、この発想。
きーーーーっ!!!買い占めばばあ達めっ!と怒り狂うワタクシとは大違い。
今回の水騒動にしても、「ぎゃーーーっ!どうしたらいいのっ」と慌てて
義姉にメールすると「それを理由にビールを呑む」とのたまった。
これも一種の変型マリーアントワネット作戦か。

ネガティブに、いいところなんて1個もないんだから、
ポジティブになるためにはどうしたら良いかを考えていきたい。
それには情報を自分で判断して、自分が正しいと納得できる情報を信じながら、
基本『性善説』は忘れずプラスプラスプラスで、日本復興への階段を上って行きたい。
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食のパフォーマンスに意味があるのか?

2011年03月26日 | 衣・食・住
3月26日(土)晴れ

水やら野菜やら牛乳やら、不安な事が増えてきた。
被災地のことを全力で考えねばならない時なのに、ついつい自分の事で頭が一杯になってしまう。
こういう、食の問題が起きたとき、いつも疑問に思う事。
カイワレの時も、牛肉の時も、そして今回の水も・・・
たかだか一杯の水を、知事が飲んだとして、それに何の意味があるのか。
ああいうパフォーマンスで、安心する人っているのか?
あたしゃ安心しない。
風評被害に遭われる方達のことを思わないわけではないが、
『水』という、どうしようもない事は別にして(今やペットボトルの水は手に入らないし・・・)
野菜は、特にそれを食べなくてもすむわけでしょ。
あえて、カイワレを食べなくても、あえて、ほうれん草を食べなくても、
あえて東日本産のものを食べなくても・・・と思うわけでしょ。
それを、「安全ですから食べて!」と言っても無理な話で、そこで変なパフォーマンスしても意味ないんだから、
もっと他の対策をとるべきじゃないのかと思うのだ。
そうなると、もう、国が農家に保証するしかないと思う。
今回は未曾有の事態なんだから、『不要不急』いや、不要とまでは言わないが
不急のものにかかるお金を全部震災関係に回して乗り切るしかないのではないか。
『風評被害』「風評被害』と、責任を国民に押し付けるのはいかがなものかと思う。

今日の一枚は、節電に協力している寒がり猫。
時々、くしゃみをしてはママにアピールするも、毛布でぐるぐる巻きにされておしまい。
もうそこまで春が来てるから、イチも頑張れ!
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BGMは彼の歌にしてみよう

2011年03月25日 | 子供ネタ
3月25日(金)曇り

買い占め騒動のまっただ中の頃。
自分の好きなバンドの安否を確認するために、せっせとホームページやブログなどを読んでいた娘。
少しがっかりしたような声で
「S君(娘イチオシのバンドのボーカル)が、この買い占め騒動のこと、『おれは別にいいと思う』って言ってる。
それが人の本能だからーだって!。」
ちょうど買い占め騒動でカッカと燃えていた母は
「それは違うっ!本能のままに動くのは、動物と一緒。
そこに理性が働くのが人間ですっっっ!」
今日、何気に彼のブログを読んでみると・・・
娘よ!読解力が足りないっっっ!
彼はその後に続けているじゃないの!
『それぞれの人にそれぞれの考え方がある。
ほら小さい頃、人の家は人の家、うちはうちって親に言われなかった?
おれだけかな。
おれは何故か三つ葉と卵を買って帰ったよ。
冷や飯で雑炊でも作ろうっと思ってさ。』
チョーいい子じゃん。
彼なりの批判でしょ。
彼は、決して買い占め騒動を肯定してるわけではないと母は思う。
さらには、彼の幼い頃の記憶が、我が家の家訓と同じなのも気に入った。
何かって言うと「みんな持ってるよ」「みんな、そうするよ」という娘に
「人んちは人んち、うちはうち」と言い続けてきた。
彼はスーパーに行って、『カップラーメンと牛乳と総菜、コーンフレークはきれいに全部消えていた。』ことに少し呆然としながらも三つ葉と卵を買う。
慌てず騒がず、冷や飯で雑炊を作るってところも気に入った!
独身の男の子が(30前の人を男の子よばわりは失礼だね)三つ葉を買うだなんて素敵。
調子に乗って、母は、どんどん彼のブログを読み進める。
計画停電の夜、彼はろうそくの明かりのもと、『ギター片手に犬と歌うのも悪くない』ってつぶやいている。
これまた素敵。
母は、彼の声と歌い方が好みでなかったので、娘からしつこく「聴いてみてよ」と言われても、聞き流していた。
こういう感受性の持ち主の作る歌は、素敵なのかもね。
娘の気持ちが少し分かったような気がした。
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本日の予定

2011年03月24日 | Weblog
3月24日(木)晴れ

昨日は取り乱して、失礼致しました。
どれだけ取り乱したかと申しますと・・・
雨の中合羽着てスーパーの水を汲みに行き、帰宅して・・・
はっ!顔に雨がかかったから洗わなきゃ!
と、顔をバッシャバッシャ洗いながら・・・
はっ!果たしてこの水道水で洗って意味があるのか!?
というように、いちいち動揺しておりました。
そして・・・帰宅した夫が、水について熱く語るワタクシに
少し申し訳なさそうに「そのスーパーの水も、たいしてかわらないと思うよ。」
ぎっくり腰をおしてまで、雨の中運んだ11キロが・・・

なんと、ワタクシは、いろいろなこと、いろいろな騒動にまぎれ、
高校野球の開会式を見逃してしまっておりました。
夫に「今日の結果は?」と聞かれ「あれ?そういえば、ニュースで選手宣誓のシーンが流れてた。
それから、東北高校の選手が、インタビューされてたよ。」
ということくらいしか思いつかない。
今日は気合いを入れて応援しなきゃ!
今、秋田の大館鳳鳴が強豪天理と。
東北地方の高校球児は、いろいろなものを背負わされての出場となるが、
それを背負う事を負担に思わず、パワーに変えて欲しいとおばちゃんは願う。
本日のワタクシの予定。
昨日の無理がたたってか、少々悪化したかに思われる腰を休め、
球児達を応援する事に専念致します。
あ、今朝夫が「Yシャツ、もうアイロン掛かってるのがないよ。」って言ってたから、
溜め込んでいたシャツにアイロンをかけながら。

今日の一枚は、娘が修学旅行で行った沖縄の美ら海水族館。
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ぎっくり腰よりショックなこと

2011年03月23日 | 衣・食・住
3月23日(水)曇り

祝日の月曜日の朝、腰の辺りに何だか懐かしい痛み。
ずいぶんと忘れてたのに、地震以降、出掛けることなく引きこもり、
同じ体勢でテレビやパソコンやらの画面を見てたせいだろうか。
あれ?と思った瞬間からズンズンと腰が重くなる。
やぁ~ひさしぶりっ!ぎっくり腰君だねっ!
お弁当持参で休日出勤の夫が「何もこんな時に・・・」と、少々ウンザリ顔。
そんな事言われても、なっちゃったもんはしょうがないでしょ。
娘も朝から塾へ行き、夫も出勤し・・・
妻はよろよろと敷きっ放しの布団に潜り込む。
まるでこうなることを予想してたかのようなグッドタイミングで読む漫画があるのだ。
「3月のライオン」(羽海野チカ)1巻~5巻を、前日娘が大人買い。
『ワタクシの好きな漫画ベスト10』の中に確実に入るであろう「ハチミツとクローバー」の羽海野チカさんである。
ずいぶんと前から家族で気にはなっていたのだが、『本は図書館、漫画はブックオフ』が基本なので
ずっと手に入らなかった。
そしてこの度の漫画大賞受賞である。
受賞はとってもおめでたいのだが、これで一層入手困難になるであろうということで、
娘に、本屋さんで買う許可を下す。

と、ここまで書いて、対面朗読のため図書館へ行く。
本当は午前中二時間、先生の講習の日だったのだが、午前2時間、午後2時間、
椅子に座り続けるのは腰に悪かろうと思い、講習は欠席。
そして・・・芥川賞受賞の『きととわ』を途中から朗読。
ヒジョーに読みにくい。
この人って、まだお若い方よねえ~
ムツカシイ漢字を使われ、形容詞がたたみかけるように重なり、一文が長く・・・
初見での朗読はとっても大変!
ふーーーっ、疲れたぁ~と思い、帰宅して・・・
夕方、実家の母から電話。
母「テレビ見てる?」
ワタクシ「へ?見てないけど、何かあった?」
母「東京の水道水に出ちゃってるわよ!」
えーーーーっ!!
ワタクシ、買い占め騒動には動揺しなかったが(いや、或る意味、あれは反対側で激しく動揺したというべきか?)
『水』には激しく動揺する。
すぐ、九州の従姉に電話する。彼女は、水を宅配する会社で働いているのだ。
「明日送るね。」と言ってくれる。
が、4日くらいかかりそうだ。
さて、それまでをどうするか。
いつも無料の水をスーパーに汲みに行くのだが、お天気が悪いのと、このぎっくり腰のせいでなかなか行けず、
いよいよ3、8リットルボトル3個も残り少ない。
どうしよう・・・
無料の水が、いかほど安全かは不明だが、危ないと言われる水道水よりはましだろう。よしっ!汲みに行こう。
残りをやかんに移し、ボトル3個をバッグに入れ、
合羽を着て・・・雨に濡れるのも良くないんだよなあ~手袋をして、帽子もかぶって///
チャリを走らせる。
夕方のニュースを見て慌てていらしたのか、ワタクシの後から、
続々とボトルを手にした方がたが、みるみる長い列を作る。
ぎっくり腰をコルセットで固め、だましだまし、11キロの水を持って帰ってきた。
これこそ火事場の馬鹿力。
とはいえ、何とも深刻な事態に突入してしまったなあ。
ワタクシ、とっても動揺しております。
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価値観

2011年03月22日 | 子供ネタ
3月22日(火)雨

♪AC~のCM(思いやり編)を見ながら娘が言う。
「あたし、この男の子とつきあいたいっ!」
へ?こりゃまたずいぶんと、今まで「かっこいい~~~ッ!イケメンっ!」って言ってたタイプの男子とは違うけどねえ~
「そうだよねえ~なんだかんだ言っても優しさが一番だよねえ~」と言うと、
「ていうか、価値観が同じじゃないと付き合えないって、今回の地震で思ったの。
○○(自分の高校)に、あたしが付き合う人はいないっ(きっぱり)」
地震の時、ちょうど沖縄に修学旅行中だった娘は、乗ってたタクシーの運転手さんから地震の事を聞いた。
ホテルに戻り、テレビで被害状況を見て震えた。
しかし、お友達は(それも、おじいちゃんおばあちゃんちが東北地方という子もたくさんいるというのに)平気な様子で大騒ぎ。
各部屋に戻ってからもテレビを見続ける娘がうざかったのか、
しまいにはお友達みんな別の部屋へ行ってしまい、娘は一人でテレビを見続けていたという。
感受性が強すぎると生きづらいだろうから、母としては少し心配ではあるが、
やはり、こういう優しい娘は自慢である。

ACと言えば、(こだまでしょうか)編を、エンドレスか?と思う勢いで聞いているが、
どうにも、最後の「こだまでしょうか?いいえ、誰でも」という部分が気に入らない。
「ずぅっと、いい感じできてるのに、最後がおしいって感じ。
ママならもう少し違う言い方にするけどなあ」と娘に言うと
「ママ、これ、金子みすゞだよ・・・」
母「え?そうなの?」
金子みすゞにダメだししてもうた・・・

昨日、実家の母から「その後、どう?」と心配してくれる電話がかかってくる。
東京の品薄状態だったことなどを熱く語り、「そんなことしてる場合じゃないよねっ!」と母娘で泣かんばかりの勢いで地震やら被災地の事やらを語る。
その後、電話を替わった父の第一声が・・・
「今、毎週サンデー毎日を買って、大学合格者数を・・・云々」
あまりのKYさに唖然とするワタクシ。
そして、まさかそんなことを言い出すとは夢にも思ってなかった母が
「今、そんなこと言ってる場合じゃないでしょっ!」と叫んでる声が後ろに聞こえる。
しかし、泰然と話し続ける父。
「明日、この「サンデー毎日」を何冊か送るから○(娘)に渡してくれ。」
とーさん、そんなのを今、送るくらいなら、米を送って下さい。
仕事で、不眠不休の夫のために、焼酎を送って下さい。
あまりに脱力して、いつもなら始まる大げんかにさえならなかった。

と言う話を、遅~い夕食を食べながらすると
娘が「何だか怖い気がする・・・」
何が?
娘「え、あ、イヤ、何でもない」
何よ、気持ち悪いわね、言いなさいよ。
「もし、来年、あたしが大学に合格したら、おじいちゃん、ぽっくり逝きそうな気がする・・・」
夫「それはそれで、或る意味、幸せだよな。」
ワタクシ「不合格のショックで亡くなるより、合格の喜びで、のほうがいいでしょ。
だから、あなたは頑張りなさい。」
と、日本が、こんな非常事態の時でも、孫のことしか頭にないKY爺さんは、
少しいぢわるな噂をされておりましたとさ。
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長の才覚

2011年03月20日 | 夫ネタ
3月20日(日)晴れ

夫は下水道のエキスパートである。
勤務地は、今回の地震で被害の著しい浦安市。
役所からのSOS要請がくる。
しかし、時悪く、今、年度末である。
毎年この時期、徹夜続きだったりするほど忙しい。
よって、今抱えてる仕事プラス復旧工事に関する仕事で、地震以降休みなく、
毎晩遅くまで、あるいは徹夜で明け方帰ってきて、また通常時間に出勤して行く。
そんな夫が、金曜の夜7時頃帰宅。
たまの休息かと思いきや、「停電」で仕事にならないと言うのだ。
え?このまえ、森田知事がエラい剣幕で東電の人を怒鳴ってたよ。
「被災地を停電にするのかっっ!」って。
あれは、ただのパフォーマンス?
ご存知のように、我が夫は温厚を絵に描いたような人である。
その夫が、相当頭に来てるのであろう、久々の晩酌をしながら怒りをあらわにする。
聞くに、千葉県内でも、被害の大きかったのは数カ所で、
県庁内でも非常に温度差があるらしいのだ。
「なんだか、そっち大変みたいだねえ~でも、うちの納期は守ってね。」という感じらしい。
それに引きかえ「埼玉県」
全ての納期を6月に延期。
「今、埼玉県の工事のため資材をかき集めるよりも、
その分を被災地に回すべきだ。」ということらしい。
すばらしいっっっ!!!
さらには、被災地である浦安市は、計画停電から外される事なく、市長が直訴したにもかかわらず
前日も停電し、金曜もまた停電・・・
おかげで浦安市民はいまだ、断水中である。
この話を聞いて、一気に埼玉の好感度アップ。
そして、さらには、今日のニュースで、さいたまスーパーアリーナへの被災者受け入れ。
さらにさらに、埼玉県は地震関連情報をホームページに立ち上げたという。
すごいぞ!埼玉県。
それに引きかえ・・・
この差は何なんだろう。どこからくるのだろう。
やはり長たる者の違いなのだろうか。
何処の長のように『天罰』だなんて言ってるようなヤツに期待するほうが無理な話なのか。

久々の焼酎は、回りが早かったのか、めったに自慢話などしない夫が言う。
今、抱えてる仕事の合間を縫って、SOSを発信してきた課に行くと、
そこの女子が悲鳴のように「nさんが来ましたっ!!!」と叫んだらしい。
妻は感動する。
あとで、娘にこの話をしながら「パパゴンがブルース・ウィルスに見えたよ」と言うと・・・少し呆れてた・・・
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