6月30日(土)晴れ

昨日は同じマンションの張さん(仮名)ちのお引っ越し。
ワタクシが引っ越すわけでもないのに、一緒になって心がざわざわ落ち着かない一週間だった。
彼女のお宅はとても高給取り(・・・出た!昭和な言い方だなあ)で、生活のレベルがうちとは全然違う。
しかし、時々庶民感覚あふれる一面を見せてくれたり、
「もったいない」精神をとても大事にしていたりする。
だから、今回の引っ越しで、何かというと「○○いりますか?」とメールをくれる。
そして、昨日は、もう、マンション内のエレベータを何往復もするくらい
食材から洗剤、シャンプーなどなどいただいたのであった。
ご主人(スロバキア人)も、お米などを一緒に運んで下さる。
エレベーターで「寂しくなりますけど、彼女のおかげでワタクシの世界観は少し変わりました。」というと、
ダンディなヨーロッパ顔(・・・どんな顔じゃ?)で「・・・彼女の世界観を、少し変えて欲しいくらいです。」
そしていよいよ夕方になり「今から出発します」とのこと。
マンション下でお見送りをする。
手荷物が多いので、レンタカーを借りて空港まで行き、
空港近くのホテルに一泊してシンガポールへ飛ぶとのこと。
日本に来る前はシンガポールにいた彼ら。
シンガポールの友達と会ったりしてからアメリカへ行くらしい。
まったくもってグローバルだわぁ。
ご主人が荷物を車のトランクに詰め込んでいる間、ロビン君にお手紙を渡したり、一緒に写真を撮ってもらったりする。
張さんが「また会いましょう。すぐには日本には来られないかもしれないけど、
きっとまた来ます。
メールもします。
手紙も書きます。」
じわっ・・・いかん・・・
張さんとワタクシが、うるうるで別れを惜しむあいだ、男性陣が困ったように待っている・・・
そして、車に乗り込んだ彼女達に、子どものように大きく大きく手を振り続け、彼女達は旅立っていった。
そしてそれから1時間ほど経って携帯が鳴る。
「張です。さっきはお見送りありがとうございました。
早速お願いなのです。
今、小学校から電話がきまして、ロビンの給食費が引き落とせなかったっていうんです。
ゆうちょの口座解約してしまってました。
月曜日に2920円、小学校に届けてもらえませんか?」
思わず爆笑してしまった。
あの感動的な別れは何だったんだ。
ワタクシが、彼女と仲良くなれたのは、彼女のこういうところがおもしろかったからだ。
しっかりした部分とうっかりした部分のギャップ。
きちんとしてるくせに、時々アバウト。
一番好きだった話は、ロビン君がまだ低学年だった頃、お弁当を持たせなきゃいけないイベントの日、
連絡帳を見てなかった彼女、普通通りに送り出す。
まだ日本語が堪能でなかったロビン君は、お昼になり、お弁当を食べ始めるお友達の中でキョトン顔。
校長先生がコンビニでおにぎりを買って食べさせてくれた。
後でそれを聞いた張さん、大慌てでお金とお詫びの手紙を持って小学校へ走ったという話。
いやぁ~張さんも、立派にぬかるみ仲間だわ。
またぬかるみトリオで食事をする日を楽しみにしてます。
また、会いましょう。

昨日は同じマンションの張さん(仮名)ちのお引っ越し。
ワタクシが引っ越すわけでもないのに、一緒になって心がざわざわ落ち着かない一週間だった。
彼女のお宅はとても高給取り(・・・出た!昭和な言い方だなあ)で、生活のレベルがうちとは全然違う。
しかし、時々庶民感覚あふれる一面を見せてくれたり、
「もったいない」精神をとても大事にしていたりする。
だから、今回の引っ越しで、何かというと「○○いりますか?」とメールをくれる。
そして、昨日は、もう、マンション内のエレベータを何往復もするくらい
食材から洗剤、シャンプーなどなどいただいたのであった。
ご主人(スロバキア人)も、お米などを一緒に運んで下さる。
エレベーターで「寂しくなりますけど、彼女のおかげでワタクシの世界観は少し変わりました。」というと、
ダンディなヨーロッパ顔(・・・どんな顔じゃ?)で「・・・彼女の世界観を、少し変えて欲しいくらいです。」
そしていよいよ夕方になり「今から出発します」とのこと。
マンション下でお見送りをする。
手荷物が多いので、レンタカーを借りて空港まで行き、
空港近くのホテルに一泊してシンガポールへ飛ぶとのこと。
日本に来る前はシンガポールにいた彼ら。
シンガポールの友達と会ったりしてからアメリカへ行くらしい。
まったくもってグローバルだわぁ。
ご主人が荷物を車のトランクに詰め込んでいる間、ロビン君にお手紙を渡したり、一緒に写真を撮ってもらったりする。
張さんが「また会いましょう。すぐには日本には来られないかもしれないけど、
きっとまた来ます。
メールもします。
手紙も書きます。」
じわっ・・・いかん・・・
張さんとワタクシが、うるうるで別れを惜しむあいだ、男性陣が困ったように待っている・・・
そして、車に乗り込んだ彼女達に、子どものように大きく大きく手を振り続け、彼女達は旅立っていった。
そしてそれから1時間ほど経って携帯が鳴る。
「張です。さっきはお見送りありがとうございました。
早速お願いなのです。
今、小学校から電話がきまして、ロビンの給食費が引き落とせなかったっていうんです。
ゆうちょの口座解約してしまってました。
月曜日に2920円、小学校に届けてもらえませんか?」
思わず爆笑してしまった。
あの感動的な別れは何だったんだ。
ワタクシが、彼女と仲良くなれたのは、彼女のこういうところがおもしろかったからだ。
しっかりした部分とうっかりした部分のギャップ。
きちんとしてるくせに、時々アバウト。
一番好きだった話は、ロビン君がまだ低学年だった頃、お弁当を持たせなきゃいけないイベントの日、
連絡帳を見てなかった彼女、普通通りに送り出す。
まだ日本語が堪能でなかったロビン君は、お昼になり、お弁当を食べ始めるお友達の中でキョトン顔。
校長先生がコンビニでおにぎりを買って食べさせてくれた。
後でそれを聞いた張さん、大慌てでお金とお詫びの手紙を持って小学校へ走ったという話。
いやぁ~張さんも、立派にぬかるみ仲間だわ。
またぬかるみトリオで食事をする日を楽しみにしてます。
また、会いましょう。