パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

お誕生日おめでとう

2018年01月30日 | Weblog
1月30日(火)晴れ
先週の土曜日は夫のお誕生日。
恒例のお寿司屋さんでお祝いいたします。

生サバとシメサバの二点盛りやら生タコと炙りタコの二点盛り
お酒も進みます。
濁り酒なんぞも呑んでみましょか。



お誕生日ですからね、尾頭付きをどうぞ。

お得なお寿司11貫も頼みましょ。

さあさあ、お誕生日の方からご順にお好きなものをどうぞ!
そして、あとは各自好きなものを・・・

あなたっ!なんでこんな時に鉄火なんか頼むかなあ???
いつでも食べられるでしょっっっ!

貧乏舌の母娘は当然大トロをば!
もちろんウニも頼みましたよ。
そして、写真撮り忘れるという痛恨のミス!

ここのお寿司屋さんでは、以前、娘の高校の友人桜子ちゃん(仮名)がバイトしてて
ちょっと天然っぽいというか、不思議ちゃんなんだけど、
この子が、熱い汁をお客様にぶっかけてしまったことがあったらしい。
その時の大将の対応がかっこよかったので、ワタクシは一段と贔屓にしている(って、年に一度くらいしか来ないくせに)
流石の天然娘もガタガタ震えたらしいけど、すぐに桜子ちゃんは裏にひっこめて、責任を全部自分で受けた。
これって、上に立つ人だったら当然でしょというところだが、実際にそうできる人ってあまりいないと思う。
そんな話を夫にしたりしていると、夫が、「あの板長、女の人だよね」
見ると、きりりとした涼しげな目が印象的な、短髪だから一瞬では気づかないけど、確かに女性だ!
今度は「うひゃ〜リアルかぐやだね〜」とはしゃぐ妻。
夫「かぐや???」
妻「『舟を編む』だよ!宮崎あおい演じるかぐやさんだよ!にしても、なんで板長ってわかるの?」
そこは、変に雑学王の夫「あの場所は板長だろ、どうみても!」
悔しいが、常識のない妻は、へ〜と思うしかない。
いや、まぢかっこいい女性でした。

誕生日の夜はこうして楽しく過ぎてくのでありました。
また一年健康で頑張って働いてください。
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漫画 君たちはどう生きるか

2018年01月25日 | 本・マンガ・テレビ・映画
1月25日(木)晴れ

夫が会社の人から「漫画 君たちはどう生きるか」を借りてきた。
気にはなっている本だったので図書館に予約してはいるが、一年経った今でもまだ192人待ち。

当たり前の感想しか言いませんけどね、これ、素晴らしいですね。
読み始めてすぐに、これすごい!と。

借りてきた本人の夫を差し置いて、ワタクシと娘とで奪い合うように、空いてる時間で読みあっている。
先ほど読了。
わかりやすいし、当たり前といえば当たり前だし、少し文体が古かったりするけど、そういうのを超越して、人間としての生き方を教えてくれる。
いや、違うな、考えさせてくれるんだな。
15歳の頃、読みたかった。
でも53歳でも、十分に面白かった。
反省したり、心が痛かったり、若い頃を思い出したりした。
今抱えている悩みも少し刺激された。
そして、こういうことを教えてあげられる大人になりたいと思った。
でも、まだまだ全然教えられそうにない。
知識もそうだし、たとえ伝えたい教えたい思いがあっても、それを文章や言葉にする力がない。
だから今は、せめて「漫画 君たちはどう生きるか」を子供達が手にする環境作りの手伝いがしたい。
だから、このブログで世界に発信します!
子供達よ、これを読め!

まだ読み終わってはいない娘にしても思いは同じで、
手始めに、中一の甥っ子に読ませたいっっ!!と意気込む。
・・・自分たちは借りた本で読んでるくせに。早よ、自分で買え!と自分に突っ込む。

てっきり、夫の会社の若い人が買ったのかなと思いきや、おじいさん(リタイア後に再就職してきた人)が
机の上に数冊本を並べて「ご自由にどうぞ!」
聞くに、仕事関連の本や藤沢周平の小説が並ぶ、その中の一冊に、この「君たちはどう生きるか」
いいなあ〜、このおじいさん。
ワタクシ自身は、自分の好きな小説とかを人に進めるってことはあまりリアルではやらない。
するとしても、娘にくらいだ。
でも、この「漫画 君たちはどう生きるか」は、多感な中学生の頃に読むべきだと思うし、読む環境を作ってあげたいなあと強く思うのだ。
そのために、これが漫画(といっても読む箇所もかなりある)という入り口にしているのはすごくいいなあ〜と思う。
宮崎駿氏の映画が、入り口になるという子も、このあと出てくるのかもしれない。
こういう素晴らしい大人たちがいつの時代にもいて、子供を導いていくのだなあとしみじみ思う。
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マジ卍

2018年01月21日 | Weblog
1月21日(日)晴れ


マジ卍ってご存知?
意味わからん!
写真撮る時にJKらが言うらしい。
使いたいとも思わないが、ただ、すごく良い時使うのか、すごく悪い時なのか、それだけ教えてくれ!

ちょっと前に「エモい」って言葉を聞いて、「エモい???」
エロいじゃなくて、エモい?
興味はないが、ただ、意味として良い意味か悪い意味かだけ、教えてくれ!
と思ってたら、どうやらエモーショナルからきた、「うまく説明できないけど良い!」って時に使うらしいと知る。

お正月に夫の弟達が我が家に集合。
その時に、中一の甥っ子が何かっていうと「ヤバっ!」
流石に「やばい」は、もう五十路のおばちゃんにも普及しており、一緒になって、何かと「やばいやばい!」を連呼。
その度に義弟Aが苦虫潰したような顔になる。
それが面白くて、ついつい大人げなくも「やばい」を言い続けるおば。
いちいち目くじら立てる義弟Aを見ながら、ちょっと頭固いおっさんだなあ〜と、自分のことは棚に上げて思う。
言葉ってのは良くも悪くも変化しているのだよ。
そして、そのまま残る言葉もあり、違う意味になっていく言葉もあり、消えていく言葉もある。

こういう言葉とは違うけど、ついこの前のこと。
午前の仕事の時、先生が思い出したように「そうそう!北海道行った時にカツジンが安くて、嬉しくて買っちゃったわ。」
するとI先生が「あたしも、帰省した時には探すようにしてるんですよ、カツジン!」
nの頭の中は???
カツジンって何???
若者の会話の中に知らない言葉が混じるのは気にならないけど同年代の会話に知らない言葉があるとすごく気になる。
思わず「カツジンって何???」
I先生「すごく効く栄養ドリンクなのよ!活蔘、活きるに高麗人蔘の蔘でカツジン。1本700円くらいするんだけど、すっごく効くの!」
高っ!
でも、今度風邪引きそうな時には飲んでみよう。

ワタクシに、定期的にお洋服をくださるおばさまがいる。
この前も、素敵なジャケットをいただいた。
が、あまりに素敵すぎると、我が娘に盗られる。
案の定「これ、ちょーだい!すごくイイねえ〜」
その話をおばさまに言うと嬉しそうに「あれはあたしも好きだったわ。あれ、ヨーガンレールなのよ。」
n「ヨーガンレール???」
おばさま「あら?知らない?」
ファッション関係は特に弱いという自覚はあるものの、やはり、自分より20も年上の方がご存知のことを知らないとはアンテナ低過ぎだろ!

今年は、もう少しいろんなことにアンテナ張り巡らせようというのが念頭の誓い。
そして、東京在住期限もそろそろカウントダウン開始。
鹿児島に帰ってから後悔しない程度に、もう少し東京を知ろうと思う。

今日の一枚は、スパイスラー麺『卍力』(マンリキ)
いつも行列なので通り過ぎていたが、今年のあたしは違うのよ!ってことで夫と並んで食べてみた。
スパイシー!
辛さに弱いワタクシには、ギリギリのライン。一度経験したから、満足です。
夫はお気に召したようで「癖になるな〜この味!」と言ってたから、また食べに並ぶことでしょう。

卍つながりってことで、お後がよろしいようで・・・
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おらおらそれもいらね(6)

2018年01月20日 | Weblog
1月20日(土)晴れ
王さんからのプレゼントを受け取ってから一週間ほど過ぎた日。
王さんからメールが届く。
新年の挨拶の後・・・

 早速ですが、お客さんからラルフローレンのカシミア混セーターの返品があります(胸にあるポニーの刺繍の色が気に入らないそうです)
 Nさんにプレゼントしたいと思います。いかがでしょうか。
 郵便番号と住所を教えてください。
 着払いでお願いしますので、国内宅配便の送料だけ払ってくださいね。

また、Nの心はザワザワする。
王さんは、日本人向けのネットショップのサイトを開いている。
おそらくそれの返品分をプレゼントするわということだ。
まず、親友と思ってるなら、服の趣味くらい知ってるよね!ということ。
Nはブランド品を好まない、というか知らない、興味がない。
よって、ポニーじゃなくキャメルやゼブラの刺繍の入ったセーターを着ることはあるかもしれない。
そして、みる人によっては「あれってラルフローレンのパクリ?」と失笑されるかもしれない。
しかし、Nはたまたまその刺繍が気に入って着ているだけなのである。
もっといえば、「ピンクのラクダの刺繍のセーターをチョイスするセンスって、世界広しと言えどあたしだけよね〜
となるとこれは一点モノよ」と一人悦に入ってるかもしれない。

Nは返信する。

 プレセントの件、いただいてばかりで恐縮ですし、ご存知の通りのファッションに疎い人間ですからせっかくいただいても着こなせないわ。
 お似合いになる方にどうぞ。

やんわり断った後に、写真で見た王さんのリビングを褒め、成長した王さんの子供のことを話題にする。
もう、セーターの話は終わりね!とやんわり(このやんわりがいけないと知りつつ)釘を刺したつもりだ。
ところが・・・またもメッセージが・・・
 
 あのセーターは普段着るもので、ファッション性がありません。
 アメリカに返送されても私は洋服が多すぎるから着ません。
 なので、もらってくれたら助かります。

これは、王さんなりの気の遣い方なのかもしれない。
あとは、微妙な日本語の言い回しが日本人とそうでない人との感覚の違いか。
Nは「あたしゃ、謙遜して『ファッションに疎い』って言ったのです。
自分で言う分にはいいけど、人様から『ファッション性がないから安心して着て!』と言われる筋合いはないわ。」
もう、こうなると、王さんの「プレゼントしたいのよ」と言う気持ちが全く感じられなくなり、単に、返品にまつわる諸々の手続き等が面倒なのねとしか思えない。
最初から「ラルフローレンが好きじゃないのよ」と言えばよかったとか、悶々と悩んでいるうちに時間が過ぎ、また王さんからメッセージ。
 
 ご迷惑のようでやめますね。

迷惑、そうね、迷惑なのよ、でも、でも、でも・・・
なんだか自分が悪者というか好意を受け入れる度量のない人間に思われてもやもやする。
Nがそっとほどいたつもりだった糸は、王さんから大きな裁ちバサミでぷっつりと切られたような気持ちになる。
Nは左手人差し指の爪を噛む。
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おらそれいらね(5)

2018年01月19日 | Weblog
1月19日(金)晴れ
Nは憂鬱だった。

Nには中国人の友人がいた。
ひょんなことで知り合いになった5歳ほど年下の王さんは、内向的なNと違い、世界をまたにかけた生き方をしている女性だった。
Nの何が気に入ったのか、Nにもわからぬまま、王さんはNを親友と呼び懐いた。
国民性の違い、はたまたお互いの生来の性質の違いなどから、Nはしばしば違和感を感じることがあった。
だから、Nは、王さんが自分を想ってくれるほどには王さんのことは想えないという後ろめたさのようなものを感じていた。
シンガポールから日本へやってきた王さんは、5年過ごしたのちアメリカへ引っ越して行った。

Nはとある学習塾で働いている。
場所柄、外国人のお子様が多く通ってきており、日本語が話せないママもいて対応に苦慮している。
帰国子女のiセンセが一手に引き受け対応してくれている。

花火大会の夜。
ベランダに椅子を出し、猫と二人で花火を鑑賞し、写真撮ったりしていたNは、それをパソコンに取り込んだりしながら
何気にのぞいたFacebookに、たった今、自分が見ていた花火大会の写真がアップされているのをみて驚く。
Nが撮った写真と角度といい花火の大きさといいほとんど同じなのである。
よく見ると、同じマンションのiセンセが、王さんにメッセージと共に送った写真だった。
え?え?え?二人は知り合いなの???

翌日iセンセに尋ねると「王さん?ああ!シャルロットのことね。」
これまたひょんな事で知り合ったらしい王さんとiセンセ、会話は英語らしい。
そして、王さんをクリスチャンネームでシャルロットと呼ぶらしい。
言語的にも宗教的にもNにはない世界だ。

このiセンセ、ご主人の転勤でアメリカに引っ越された。
そして、昨年の暮れに、久しぶりにラインが届く。
「明後日、シャルロットのお家に遊びに行くの。もし時間合えばスカイプするね〜」
年末、忙しかったこともあり、時差という概念もあり、どこかで少しめんどくさい気持ちもあり、やんわり断ったつもりだった。
「その日は郷里の友人が上京してきたり、何かとバタバタしてそうです。王さんによろしくお伝えくださいね。」
これは日本人的には立派にお断りの文章と取ってもらえるだろう。
しかし、大陸的思考の王さんと、帰国子女iセンセには通じなかった。
朝の八時に、ハイテンションな電話をもらい、出かける準備に取り掛かる前だったすっぴん顔にボサボサ頭でスカイプをする羽目になったのであった。

だが、このことがNを憂鬱にさせているのではない。
これは自分のせいだから。
朝起きたらすぐ顔を洗って化粧をして、お部屋だって綺麗にお掃除していれば何もためらうことはなかったはずだ。
もっと言おう。
時差の計算も軽くやっておけば、これほど慌てることもなかったはずだ。
問題はその後だ。
その翌日、iセンセからラインが届く。
「シャルロットから、Nさんにお土産を預かりました。
美々に持たせます。美々は1月5日に帰国します。」
美々ちゃんとは、iセンセのお嬢さんで日本の大学に通っているので一人日本に残しているのだ。
おみやげってなに!?
またここでNの心はざわつき始める。
iセンセが日本に帰るというならまだわかる。
いや、それでもNなら「荷物になって迷惑だろう」と考えるからやらない。
どうしても渡したいものなら直接送る。
Nとiセンセが家族ぐるみのお付き合いをしているというなら、「じゃあ美々ちゃんお願いね、Nおばちゃんに渡して!」と頼むも良しとしよう。
しかし、Nは美々ちゃんの顔すらよくわからないのだ。
それなのにおつかいを頼まれた美々ちゃんの気持ちを考えると申し訳なさでいっぱいになる。
そして、今度は、美々ちゃんがお土産を持ってきてくれた時のシチュエーションを考え始める。
大学生の女子に、何かお礼をと思っても浮かばない。
一人暮らしなら何か食べるものをとも思ったが、知らないおばちゃんの手作り料理もきみわるいだろう。
ここは、時節柄『お年玉』ってことで乗り切ろう。
大学生かぁ〜ポチ袋に5千円札を入れる。

お正月気分もだいぶ薄れた10日の夜、帰宅したNの娘が「玄関においてあったよ!」
みると美々ちゃんとやらが届けてくれたらしい王さんからのプレゼントだ。
ピンクのポーチの中にエスティローダーの化粧水。
スカイプですっぴんのNをみて哀れんでのことか?と自虐の苦笑いを浮かべるN。
お礼のラインを、王さん、iセンセ双方に送っておく。
用意していたお年玉は、渡さないでおこう。
もうこれ以上、めんどくさいことをいろいろ考えたくない。もうこれで終わり!
自分の中の八方美人が巻き起こしていることを自覚し、そっと人間関係の糸をほどく。
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まえがき(4)

2018年01月18日 | Weblog
1月18日(木)晴れ

なになに?この既視感。
変にイライラする気持ちと、自分の小ささを思い知らされる気持ち。
三年前の年末から一月にかけて、ワタクシは今と同じような気持ちを感じていた。
そして、時はちょうど芥川賞直木賞の発表の時期ということもあり、その時の受賞作やら過去の受賞作やらのタイトルをもじって純文学風(・・・)の日記を書いた。

苦役交際
アメリカからの祈り
あとがき

ってことで、今回は、また、このモヤモヤした気持ちを文学的(・・・)に綴ろうと思う。
題して、「おら、それいらね」

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メディファス キャットドライフード

2018年01月17日 | 当選品&モニター&おタメし
1月17日(水)曇りのち雨
今回はこちらのモニターです。


コジマ通信販売ファンコミュニティファンサイト参加中

コジマ通信販売オンライン

メディファスキャットドライ

こちらのシリーズ、6つのラインナップがあり、その中から、『下部尿路ケア』をモニターさせていただくことに。
何が心配って、ドライフードによる結石が心配!
だんだん年も取ってきたことだしウェットオンリーにしようかなとも思うのだけど、なにせ飽きっぽいし、好き嫌いが激しいので、どんどんネタが尽きていくのである。
ウエットフードが続くとまたヘソを曲げるし。
ってことで・・・早速与えてみたのですが何かが気に入らないらしく、クンクンした後プイッ!
これ、国産だし、カロリー控えめだし、なんと人間様も滅多に食さないヨード卵光まで配合!とのことなのに。
イチっ!何が嫌なの?

でも大丈夫!
今、気に入ってるのが飽きるのも時間の問題。
その時に食べてる写真はまたアップします。
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方言の話

2018年01月09日 | 衣・食・住
1月9日(火)晴れ

「西郷どん」始まりましたが、皆さんの感想はいかがだったでしょうか。

と、その前に・・・
読売新聞記者VS西宮市長からの、今度はどこぞの大学の先生の「関西で『殺すぞ』は日常茶飯事的」発言。
イメージとしては、ワタクシも「関西で殺すぞはアホと同レベル?(という地域もある)」
夫は「いやぁ〜いくらなんでもそれはないだろ。」
でも、考えてみて!
西郷さんを「せごどん」って呼ぶ?
「さいごうさんだよね、せいぜい『さいごうどん』じゃない?」
鹿児島(それもちょー田舎)に、高校生までしか居なかった夫と、結構な年数を鹿児島で過ごしたワタクシとは、時々こういうズレが生じる。
もっと言えば、ワタクシは途中で地方に転校しているので鹿児島市内と地方との方言の差も知っている。
もっと言えば、我が両親は転勤族(鹿児島県内を転々と)だったので、離島から地方まで様々な鹿児島弁を知っている。
それを踏まえると、夫よりワタクシの方が、鹿児島を、鹿児島弁を語っても許されると思う。
地域性はもの凄く狭く深いものである!というのがワタクシの結論。
よって、ちょっと知ってるぐらいで「関西では〜」とか「鹿児島では〜」とか「日本では〜」とか語るなよってことです。
「オレの知ってる鹿児島では〜」くらいにしとかないと痛い目にあうぞってことです。
ドラマはドラマとして見てね!
にしても、塚地氏の鹿児島弁はワタクシ的には合格っっ!
鹿児島弁は、鹿児島県人の間でも色々あるんだから、完璧を求めるのがそもそも間違いである。
川内に引っ越した時、多感なはずの男子高校生から「はんは〜〜」(←「君は〜〜」の意)と話しかけられた衝撃ったら!!!
鹿児島弁の独特のアクセントだけでも恥ずべきものと思っていた多感な女子高生nは、手にしてた「600選」を落としそうになったぞ。

と、ここでまた新たな衝撃!!!
今、「600選」って書いてて、これって通じる?正式名称は何だったけ?と検索したんですよ。
正確、誠実がモットーのブログですからね。
意識としては、豆単とか赤本とか、学生には必須のものよねというところ。
ところが!!!何とこの600選、鹿児島限定だったぁ〜〜〜
正式名称『英作基本文例600』で、通称「600選」
ひゃ〜〜〜ウィキペディアにあるってのも驚いた。
ウィキが言うには「鹿児島県高校教育研究会英語部会が監修し、啓隆社が発行している学習参考書」だって!!!

いや、なぜここで600選を出したかっていうと、ワタクシが川内の方言を語る上で必須なわけですよ、「600選」が。
鹿児島の北西部にある川内市(現 薩摩川内市)の方言の特徴に語尾に「せん」がつくってのがある。
転校してしばらくして、やたらと「〜せん」が耳につく。
例えば「今朝、太平橋の上、霜がすごかったせん」(今朝、太平橋の上、霜がすごかったよね〜の意)
と、現に、雨に打たれたかのようにびっしょりの淳子さんがタオルで髪を拭き拭き言うわけです。
するとびっちゃんが「そんなことより、数学の宿題見せてよ!夕べアルフィーがベストテンに出てたせん。そのあとずっとアルフィー聞いてたら宿題するの忘れてた!」(←夕べアルフィーがベストテンに出てたでしょう。の意)

n「ね〜ね〜、どうして言葉の最後に「せん」って言うの?」
皆、キョトン顔。
誰かが「えっと・・・鹿児島弁?」
n「言わないよぉ〜初めて聞いたよぉ〜冗談かと思ったよ。せんだいだから「せん」って言うの???」
皆「えーーーっ!?鹿児島市では言わないの???」
言いません。
「しない/やらない」を「せん」とは言います。
共通語「勉強をしないの?」
鹿児島市「勉強をせんの?」
川内市「勉強をせんせん?」
そこでnは
「じゃあ『600選、しないの?』は『600選、せんせん?』」と、まるで『チャウチャウちゃう?』と同じニュアンスを感じながら聞いたのを覚えておる。
ゆえに、川内市の方言を語るには600選は必要。

・・・長くなりました。
何が言いたいかと申しますに、「西郷どん」よろしくね!ってことです。
これで、鹿児島への注目度が上がってほしいなあと思っておるところです。
ついでに、600選もメジャーになってほしいものです。
これは、今でこそ思うことですが、良い参考書だったと思います。これ一冊覚え込めばもう少し英語好きになれてたかも・・・とは後の祭りですが。
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今年もよろしくお願いします

2018年01月04日 | 衣・食・住
1月4日(木)晴れ

昨年、夫の父が亡くなり、義母に続き義父も自宅で看取ってくれた義弟Aが一人きりの年越しになるね〜と話しているうちに
東京に呼ぼう!って話になり、義弟A、12月30日上京。
予定では、到着日は東京在住の義弟B(義弟たちは双子)のうちに泊まり、
大晦日は我が家で年越し。
元旦には東京の義弟B一家も一緒にお正月を迎えようということだった。
ところが・・・

で、大晦日の夕方、義弟Aを我が家に連れてきた義弟B一家。
み、みんなで連れてきたのね・・・
前しょう戦ということで少し呑む?

ここで少し考えればわかることだったが、少しだけ呑むということができる人たちではなかった。
お湯を沸かすのが間に合わない勢いで呑む呑む呑む・・・
お正月用の煮物やらローストビーフなぞなぞをつまみに呑む呑む呑む。
予定のすき焼きを始める頃にはすっかり出来上がる酔っ払い3兄弟。
すき焼きは義弟Bの嫁Yさんと甥っ子姪っ子2とワタクシで食します。

安室ちゃん世代ど真ん中の義弟Bの嫁Yさんが、安室ちゃんが出る前には帰り着きたいと9時頃帰って行きました。
また明日ね〜〜〜

そして・・・年越し蕎麦も食さぬまま、夫も義弟Aも爆睡。
ワタクシは一人で除夜の鐘を聞くのでありました。

明けて・・・カーテン越しの初日の出に起こされ、慌ててお雑煮を作ります。
そうこうしてると、義弟B一家来宅。
「久しぶり〜〜ぃ」とボケるおばちゃんに困惑気味の気味の姪っ子たち。
連日の宴会スタート!

初めておせちを取り寄せてみましたが、届いて、あまりのしょぼさに慌てて近所のスーパーに駆け込む始末。
もう少し検討すべきだったと反省。
そして、またも呑んだくれる三兄弟。
そして、義弟B一家も泊まりたいとのことだったので、コタツ布団まで動員。
翌朝・・・オレ餅!いや、俺は白ごはんにお味噌汁がいい!納豆食べる?温玉作るよ!
焼き魚二種に、ソーセージ炒め、茹で卵に卵焼き、思いつくままにバイキング風朝食。
そして、朝からビール呑むやつら。
のべつまくなく食べ続け、飲み続ける。
子供らにウケるかなと「たこ焼き大会」を催す。
機織りのオモチャも用意してみたがいまいち盛り上がらず無念。それ、おばちゃんが欲しかったのよ、ホントいうと。
おせちも飽きたし、しまいには、冷凍の春巻きだのコロッケだのを揚げてみる。
義弟達に振る舞うためにとっておいた幻の焼酎「魔王」だの「伊佐美」「伊佐舞」を飲み比べたり、どっぷりアルコール漬けの男達。
暗くなってからYさんの運転で帰っていく義弟B一家。
そして、まだまだ呑み続ける夫と義弟A。

翌3日。
東京駅に義弟Aを送り(なんと義弟Aは飛行機嫌いで往復新幹線)義弟Bと甥っ子姪っ子とお茶してから解散。
ワタクシのお正月はこれにて終了〜〜〜
おつかれ〜〜〜あたし!よく頑張ったっ!(誰も褒めてくれないから自分で褒める)

ってことで、今年もよろしくお願いします。
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