12月21日(水)晴れ
本日のミッションは!
午前中、ボランティアサークルの勉強会。
その後、そのままサークルの納会ランチ。
おしゃれカフェでのイタリアン。
チャリでダッシュで帰宅し、ゼーゼー息を整えた後、同じマンションに住むIセンセのお宅で来月のシフト調整を兼ねたティーパーティ。
「カフェI」と呼ばれてるだけあって、美味しいお茶にお煎餅、コーヒー、アフォガード、私達が割り勘で持ち込んだロールケーキ・・・
今日のワタクシのカロリー摂取量は考えたくない。
晩御飯は食べないでおこうと決めてたのに、夫が夜遅く帰ってきた頃にはすっかり忘れ、一緒になってヒレカツを爆食い。
ま、いいでしょ。今日はちょびっとチャリで走ったからね。
いやぁ〜やっと怒涛の水曜日3週連チャンが終わったと思いきや!!!
九州の友人もんちゃんが恒例福山ライブで上京中。
今回も、小学生のお孫ちゃん連れで、ディズニーシーやライブ、原宿やら表参道やらの東京観光を満喫されておる。
ここ数年、時々耳にする「学校休ませて旅行」ってヤツだ。
ワタクシ自身は、絶対に考えらないことだし、この先もし孫ができたとしてもそういうことはしないと思う。
とはいえ、今、少しだけ考え方に変化が現れてきているのも否めない。
先日、椎名誠氏の講演会に行き、非常に面白かったこともあり、彼の書物を数冊借りてきた。
その中の一つ「孫物語」
タイトルといい装丁といい、その昔読んだ椎名氏の「岳物語」とそっくり。
違うのは、「岳物語」は息子さんの話で、「孫物語」はその名の通りお孫さん達の話。
何十年も前に読んだものなのでうろ覚えではあるが、「岳くん」への接し方は椎名氏の生き方通りワイルドだった気がする。
そして今回のこの「孫物語」、何が面白いって、あのワイルドだった椎名氏が、孫には少々甘いというか、目線がそこらのじいじと同じだったりするところだ。
でも、読み進めていくうちに、羨ましさが募る。
もちろん、じいじが「椎名誠」っていうだけで羨ましすぎるが、その接し方を見ていると、やはり「さすが」なのである。
3人の孫達それぞれの特徴を面白く分析し、それぞれが興味を持つことについて深く掘り下げられるようなアドバイスをし、共に作り、自分も面白がり・・・
以前何かのテレビで見た林先生の話を思い出す。
あの「今でしょ!」の林先生だ。
なぜそんな博識なのかと聞かれ、祖父母に育てられたからでしょうとおっしゃっていた。
林先生曰く「何か疑問に思った時、親だったら忙しくて相手してくれなかったような時も、祖父母は丁寧に答えてくれた。」
もひとつ思い出した話。
九州にいた頃。
地方新聞のコラムに文学館勤務の女の人が書いていた。
「私はおじいちゃんとハイジごっこをするのが大好きだった。
夕焼けに向かっておじいちゃんが叫ぶ。私も叫ぶ~」
というような、孫とおじいちゃんの楽しい遊びの様子が綴られ、最後に
「私の祖父は椋鳩十である。」とまとめてある。
思わずわたしゃ叫んだね。
「いいなあぁ~~私も椋鳩十とハイジごっこがしたかった!!」
こんな風に育てられたら、そりゃ文学館学芸員になるよね〜
そんなところへ、もんちゃんwith孫。
賛否両論色々あれど、孫ちゃんは学校サボっておばあちゃんと東京観光したり福山雅治見て興奮したりディズニーシーでミッキーとハグしたことはすごい思い出になるのは間違い無いよね〜
学校が全てというか、まずは学校教育!という固定観念に固まってるワタクシであるが、いろんなじいじばあばの話を聞いてちょっとだけ脳の一部が柔らかくなった気がする。
さらには今の今まで、全く孫という存在を欲しいとも思ったことないが、
そして、もしいたとしても面倒見るのは勘弁!と思っていたが、今、少しだけ孫育ても面白いかもと思ったりしている。