パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

君の結婚式

2020年08月26日 | 本・マンガ・テレビ・映画
8月26日(水)晴れ


これ、高校時代に素敵な恋をした人にはめっちゃ刺さるんじゃないだろうか。
それほど素敵な恋をしたわけではないワタクシですら、く〜〜〜っ!切ないっっ!ってなるくらいだから。
そして、自分の恋を振り返ってもそれほどネタにならないので、その頃の周りのカップル(←昭和後期っぽい。これが昭和初期だとアベックってなるのか)のことまで振り返ったりしてしまった。

転校生スンヒに一目ぼれしたウヨン(キム・ヨングァン。)
ヤンチャでまっすぐないい子だ。
背が高くて、かっこいい。
転校生の女の子スンヒ(パク・ボヨンちゃん)がちっちゃいので身長差だけでときめく。
まるでワタクシのようだ(・・・)
いや、かくいうワタクシも高校で一度転校して、隣のクラスの男子が見にきたのだ。まあ、見にきただけだが。
スンヒを追いかけ回し、いい感じになったところでスンヒはまたいなくなる(DV父から逃げ回っていた)
アホ代表のようなウヨンだったが、ひょんなことからスンヒが名門大学に通ってると知り猛勉強して入学。
しかし、この時彼女には彼氏がいた。
その後、再会した時には今度はウヨンに彼女がいて・・・
と、すれ違う二人。

「恋はタイミングだ」
そのタイミングがズレたから彼らはうまくいかなかったという感じにしているが、ワタクシはそうは思わない。
この恋がうまくいかなかったのは・・・
ウヨンは、ずっと好きだった、スンヒのことが。
そして、そのことをスンヒも感じている。
絶対にこの人は自分のことが大好きだ、自分が好きな気持ちより相手が自分を好きな気持ちの方がずっと大きいと思ってきた。
しかし、彼が自分との再会を後悔しているのを知った時の衝撃は、ものすごく大きいと思う。
裏切られたような気持ちになると思う。
普通の、フィフティフィフティな関係というより、ちょっと自分の方が愛されてる感を持っていたらなおさら。

余談だが、ワタクシは自称152センチだが、いわゆる見た目は150センチだ。
あと5センチ欲しかったなあとかは思っていたけど、でも、ワタクシを好きになる人は、この背の低いワタクシが好きなのだと思っていた。
だから、ワタクシに好意を寄せているとわかっている殿方が「あともう少し背が高かったらよかったね」的な事を言うと興ざめする。
「てめえに心配される筋合いは無い」とか「この身長が可愛いと思う奴と付き合うから、とっとと去れ」と心で思っていた。
う〜ん、なんかここで話すことではなかったか?
なんとなくそういうことなのよぉ〜
恋に上も下もないけどさあ〜彼氏は絶対的に自分の事が好きだと思っているのに、出会った事を後悔されたり、自分のどこかを否定されると、ショックの度合いが大きいと思うのだ。
見ているワタクシでさえ、ウヨンが「彼女と出会ってから自分の人生がうまくいかない」というような事を言ったときはショックだったもの。
ダメよ!君には、全力でスンヒのことを好きでいて欲しい。
好きだ好きだ好きだアピールを一生続けて欲しかった。後悔の言葉なんか聞きたくなかった。

とはいえ、ドラマ的にも、この結末はとてもよかったし、この結末だからこそ、初恋を引きずってる人には刺さるのだと思う。
そうそう「卒業」みたいなドラマチックなことは起きないのよ、現実には。
起こしたとしたら、それはそれで周りに大迷惑で、「人として」どうなの?という話になるのよ。
ドラマや映画はハッピーエンドで終わるけど、現実はその先も続くわけだからね〜
そんなドラマチックなことをする前に、手を打て!分別のある大人なら。

さあて、今夜はいよいよ「神と共に 第二章」を観ます。
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引っ越しに伴い思うあれこれ

2020年08月25日 | 衣・食・住
8月25日(火)晴れ
久しぶりの引越し作業が楽しくて、すいすい箱詰めしている。
もう、ワタクシ、自分のものに関していえば95%は箱詰めした。
特に、食器は一日で終わらせた。
というのも、引越し業界も色々な商品の開発が進んでおり、今回特に感激したのが、仕切りのついた箱。
外箱を組み立てて、その中にいろんなサイズの仕切りをセットして、食器をそのままポンポン挟んで行く。
11種類の仕切りのタイプがあって、2段重ねもできるから、いかに効率良く詰められるかパズルのようで楽しい。


が・・・
5箱貸してもらっているが、このペースでいくと収まらないのではないかと気づく。
そして・・・こうなる。


さらには、ギリギリまで使うものを入れることや、ラーメン丼や黒ぢょかなど変型もののために一箱はこうなる。

あ、『黒ぢょか』ってご存知?
直接火にかけてお燗ができる焼酎用酒器なのです。
鹿児島の呑兵衛の家にはたいてい常備されているものなのです。
お揃いのお猪口もあるんだけど、もう箱の奥底に入れてしまった・・・


と、楽しくさくさく箱詰め作業をしながら、また、とある事に気づく。
今回の引越しは、仮の拠点である我が実家にしばしの居候である。
終のすみかを探してまた引っ越すのである。
よって、大量にある本はブルーシートを敷いた車庫に箱ごと入れておく予定。
そのほかの箱もなるべく開封せず、必要最小限のものだけで仮住まい生活を送る。
となると・・・この5箱の食器も、当分は使わないのでそのままにしておきたいが・・・
このボックスは返却しなくてはならないのだという事を、箱詰め作業終盤に思い出す。
引っ越してすぐに、何かの箱を開けて、この5箱分の食器を詰め直さねばならないのではないか。
さらには、仕切りがないとなると、梱包材で包んで詰め直さねばならないとなると、今、その作業をやっといた方が良かったのではないか。
と、一瞬自分のアホさにうなだれたが、いや、1300キロの長旅だ。
雑なワタクシが梱包材で包むより、この食器専用の箱に入れた方が安全。
トラックに詰め込む作業や、下ろす作業の時にも、食器専用箱という事で、丁寧に扱ってもらえるだろうし、と自分を慰める。
そうよ、ワタクシには、鹿児島に帰ってから二週間の巣ごもり生活という、たっぷりの時間もあるのだ。
韓国ドラマ見ながら楽しく作業できるはず。
まずは、遅ればせながら「愛の不時着」を観るの。
それから「椿の花咲く頃」を見て、「李泰院クラス」を見るの。
ワタクシは、この巣ごもり生活が、なんの苦にもならない自信がある。
それより、ちょっとしたサバイバルゲームのような気もして楽しみですらある。
そして、「このままでは餓死するかも!」と思った時のみ、夜中にこっそり、「不審者風装い」でコンビニに出かける。
これはこれで楽しいかもしれぬ。
でもこのご時世、人里離れた山奥でない限り、宅配便の配達区域なら、そして、使えるカードがあるなら、餓死はしないと思う。
あとは、外に出られない事を苦に思うか否かだけのメンタルの問題であって、あたしゃ全くもって苦に思わない自信がある。
これが、夫には無い。
想像しただけで狂いそうになるらしい。(←こういう人が、隔離ホテルから逃げ出すんだな)
よって夫には、一週間ほどで荷ほどきが済んだら義弟Aの住む実家へお帰りなさい。
そこで思う存分、散歩をお楽しみなさい。
もしかしたらご近所さんが「最近ウロウロしている見かけないおぢさんは、どうやら◯さんちのご長男らしいわよ。
東京から帰ってきたらしいの。全く、迷惑な話よね〜うろうろして。」と陰口叩かれなさい。
でも、こういう理不尽な陰口に対しては「オレはソーシャルディスタンス守って、マスクして散歩してる。文句を言われる筋合いはない!」と全く意に介さない強いメンタルを持っているから大丈夫ね。
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罪悪感

2020年08月24日 | 衣・食・住
8月24日(月)

元々、物を捨てるのが苦手だ。
自慢じゃないが、中学生の頃にみすずちゃんから誕生日プレゼントでもらったピンクのウサギのタオルをいまだに持っている。
可愛すぎてほとんど使ってないから自分の中では新品という意識。
同じく中学の頃に買ってもらったピンクのネグリジェ。
ネグリジェなるオトナ的なものを買ってもらった嬉しさと、シンプルなデザインが功を奏し、随分愛用した。
40になる時に東京へ引越して来たが、その時にも持ってきた。
さすがに着る事は無くなったが、毎回の衣替えで、衣装ケースからタンス、タンスから衣装ケースへの移動だけになっても、捨てられず。
が、さすがにもういいだろうと数年前にさよならした。
断捨離とか、ミニマリストとか聞くたびに、ため息が出た。
綺麗な暮らしをしたいとは思っているが、モノへの執着が強すぎだなあと。

ボランティア仲間が断捨離した後、スッキリした顔で「食器一枚出すのにもストレスがないのよぉ〜」と嬉しそうだった。
綺麗な、シンプルな、好きなものだけに囲まれた、ストレスのない暮らしをしたい。
引越しは、そういう暮らしができるチャンスだ。
前回、東京へ出てくる時も、そう考えて、電化製品や家具などバッサリと処分して新天地へ向かった。
そうしたら、新天地には、ワタクシが鹿児島で処分したものより古そうなものがどっさりとあった。
全部新調して新しい暮らしのスタートを切るつもりだったワタクシは少々がっかりしたし、チャンスがあれば夫の、古い電化製品を処分しようとした。
そこで言われたのが「オレのものをどんどん駆逐していくんだな」

そういう夫婦である。
このまま、捨てられない生活を続けるとゴミ屋敷になるのは目に見えている。
今は、夫婦二人にしては広い部屋だからいい。
しかし、とりあえずの引越し先は我が実家。
この「捨てられないワタクシ」を育んだ根っからの捨てられない家である。
ものが溢れている、典型的な田舎の家である。
ここに、洗濯機、掃除機、冷蔵庫等の家電を持ち込むなんて無理だ。
さらには、大体が10年選手である。
1300キロの長旅をゴトゴト揺られ、着いてみたら壊れましたってことになるやもしれぬ。
終の住処が見つかってもう一度引っ越すまでは、実家の家電にお世話になろうよ。
年数や機能などを図って、実家のよりは使えそうなものだけ持って帰ろうよ。
ってことで、家電はテレビとオーブンレンジのみ。
大型のものは、本棚二つくらい。
実家の母も電話で口すっぱく「なにも持ってこないでいいからね。布団も食器もあるから!」
捨てる物捨てない物の分別の話し合い中、夫の態度が、まあ感じ悪いったら。
基本、この人は、壊れていないものは全て持ち帰りたいのだ。
『使えるのに捨てる』ということが信じられないのだ。
『捨てる物にお金を出す』というのが許せないのだ。(実際、今回、廃棄処分として10万円くらいかかった)
その気持ちはわかる。ワタクシだってそういう人間だ。
しかし、中年夫婦と婆さんの3人で住む家に、洗濯機が2台いる?どこに置く?掃除機は一体何台になる?(5台でーす)布団だって、このご時世なのに、羽毛布団じゃない布団が何組もある。我が実家も然り。
捨てるのも金がかかるだろ!とおっしゃるが、捨てずに、使わずにいて、それは何になるのだ?
熱弁を振るう妻を前に黙る夫。
しかし、彼の顔には「ものを大事にしないやつ」という軽蔑の表情がくっきり浮かんでいる。
不本意だ。
ワタクシだって、身を切る思いで、まずは言い出しっぺの自分からモノを捨ててみせますという思いで、
何年も着てないスーツ、パッチワークに使えるかもと取っておいた花柄ワンピース、コレクションしていた文房具などを泣く泣く捨てているのだ。
なかなか引越し準備に取り掛からない夫のお尻を叩く。
何が怖いって「もう時間がないから、とりあえず分別しないで全部箱に入れておく」と夫が言いだしそうで怖い。

捨て方にも、夫と妻、なかなか意見が合わず、毎日口喧嘩が勃発する。
心穏やかに!と6秒は言葉を飲み込むのだが「いや、許せん!」となる。
今日、イラッとしたのは、ゴミの中に「缶バッジを作るおもちゃ」を見つけた彼が何か言いたげだったので「たくさん作りました。(充分楽しませてもらいました、ありがとうさようなら。という意味を含ませて)」と牽制するも「そんなにたくさん作ったという記憶はないけど」

ひょんなことから、娘の夫Yさんが「DVDプレーヤー欲しい」と言ってくれ、粗大ゴミとして出すつもりだったものを持ち帰ってくれた。
夫、少し得意げにそのDVDプレーヤーの性能の高さを語っていた。
帰り着いて、作動してみた娘からラインが入っていて思わず苦笑した。
「残念ながら、DVDプレーヤー壊れてましたのでこちらで処分いたします。」
物は使ってナンボなのだよ。
大事にしていたお気に入りの靴が、いざ何年ぶりかに履いてみたら靴底がベロンと禿げたとかよくある話。
物にも命があるのだよ。
ただ、捨てないで取っておくだけのものに意味があるとは思えないし、コレクションなら大事に綺麗に取っておくべき。
彼のコレクションは埃かぶって、虫がわいていそうだ。
それは、コレクターの風上には置けない。

思い出の品を取っておくことが悪いとは言ってないのだ。
取っておくなら、大事に綺麗に保管すべきで、ただ「捨てたくない」という貧乏人根性だけで取っておくのは、風水上も部屋を占拠するという面からの経済上も、良くないよと言いたいのだ。
そして、これは自分にも言い聞かせることなのだが、今度何か大きな物を買う時には、一生使うという気持ちで買おう。
そして、大事に使おうと思う。

今日の一枚は・・・
イチちゃん、いくら我が家ではないがしろにされている(ラジオとしてのみ使用)ウィンドウズ搭載機だとしても、その上でのお昼寝はいかがなものかしら。
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毒親

2020年08月23日 | 子供ネタ
8月23日(日)雨のち曇り

先週、娘が我が町で友人Aちゃんと呑んだ後、泊まりに来て、Aちゃんちの話を熱く語った。
中学の同級生Aちゃんは、ワタクシから見るとひょうきんな元気いっぱいな女の子というイメージ。
今でも仲良しの4人組の中では一人ちょっと雰囲気が違うとは思っていた。
彼女達の付き合いも10年以上になっているが、今回Aちゃんと二人で呑んで、彼女から自分の母親の話を聞かされた娘は激しくショックを受けていた。
俗に言う「毒親」だというのだ。
この「毒親」というものの定義がいまひとつわからないが、これは子供の側から見てそう思うのならそうなのだ。
外から見て「あの親、毒親で子供が可哀想」と思っても、子供がそう思っていなかったらそうじゃないのだ(虐待とかは論外)
Aちゃんのママは、ことごとくAちゃんを否定するらしい。
家庭内で少し問題があるようだが、それはAちゃんに頼る前に夫婦で解決するべきなのに、Aちゃんは自分と同じように痛めつけられるパパに同情して、「あたしがパパを守るから!」というスタンスのようだ。
パパと仲良しなのは、逃げ道というか拠り所としていいとは思うけど、客観的に言わせてもらえば「パパっ!あんたがしっかり妻との関係、息子との関係をしっかりしないからこういうことになるんじゃ!」と言いたい。
とはいえ、家庭内の問題は難しくて、簡単に他人が口を出せる事でないのは理解はしている。
10年以上も付き合ってきた娘ですら、初めて聞いた事だったゆえにショックは隠しきれず、思わずAちゃんに「それって毒親じゃんっっっ!」と言ってしまったと、夜中反省していた。
ちょうど娘は幡野広志さんの本「なんで僕に聞くんだろう」を読み終わってバッグに入れていたので、そのままAちゃんに「読んでみて!」と貸したとのこと。
それが一番いいと思う。
幡野さんの人生相談はネットでも読めるので是非読んでほしい。
どんなに難しい相談でも、彼の回答は唸るほど的確で、厳しくて、優しい。
「Aちゃんはママと距離を置いてみるのがいいかもね」くらいしか母は言えなかったので、是非その本を読んで、これからの自分のことを考えてほしいと思った。

と、「毒親」をまるで自分とは関係ないものと思っていた先週のワタクシ。
しかし、・・・そんな自分の頬をひっぱたきたい。
というのは・・・

昨日、マンションのリフォームの打ち合わせだった。
壁のクロスや床、天井などを決めるのに、これから住む娘夫婦の意見も聞きましょうということで、彼女達の来宅を待つ。
朝、娘から電話がくる。
とても言いにくそうな、歯に何か挟まったような、話しっぷり。
聞きながら、母はドキドキする。
娘「先週、熱中症らしい熱が出て、でも体温計新しく買ったらまあまあ平熱だったし、翌朝も平熱だったから会社に行ったのね。
火曜日も平熱だったし出社したんだけど、なんか背中が痛いし、息苦しくて。」
ここまで聞きながら不安になる母。
娘、話を続ける。
とうとう心配になり、水曜日、会社を休んで、まず保健所に連絡。
熱もないので、保健所としてはあっさりとした対応「近くのかかりつけ医に行ってください。」
で、近所のクリニックでレントゲン撮る。
「綺麗なもんだ」とお墨付きいただくも、症状を訴える娘にドクターが「コロナに罹ったかもしれないという心因性のものだ」と安定剤を処方。
しかし、実際に息苦しさのある娘としては納得できず、色々考える(←ここが心因性たるところだ)
クリニックに行った同じ日に、呼吸器系の病院に行き、採血、酸素濃度など検査。
こちらも異常なし。
ここまで話を聞いて、母は安心する。大丈夫だなと。
娘「ママに話すかどうかもすごく悩んだのよ。今日の打ち合わせ、Yさんだけに行ってもらおうか。」
母「とりあえず、そこまで検査して異常ないなら大丈夫だよ。でも、こういうことは自分が納得しないとね!
もし不安なら今日の打ち合わせはYさんだけにきてもらえばいいし、あなたは自費でPCR検査を受けるなり、自分で納得いくまで調べた方がいいよ。」

で、夫婦で話し合った後、二人でやってくる。
担当のSさんと4人で、壁のクロスやらを侃侃諤諤、多数決やら、楽しく決めていく。
その後、近くのファミレスで、彼らは食事、ワタクシはパフェ、夫はノンアルビールとポテト、という不思議なテーブル。
引越し荷物であふれかえった我が家で少し休んだ後、また元気に帰って行った。

ワタクシは激しく反省している。
ワタクシがコロナを恐れるあまり、いや、ワタクシも常識的に恐れているつもりだ。
ただ、ここひと月くらいは、「この東京からあの鹿児島に帰る」ということで、恐怖心の目盛りが上昇してしまっていた。
ただでさえ、その母の恐怖心を感じていたのに、先週の熱発で「母に感染させてしまった」という思いが娘の心に傷を与えたのだと思う。
これが「毒親」じゃなくて何であろう。
深く深く反省している。
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ありがとう。これからもよろしくです。

2020年08月19日 | 衣・食・住
8月19日(水)晴れ

本日、所属するボランティアサークルの例会が開催されたので、最後のご挨拶をする。
「コロナがおさまってから、と思ってましたが、なかなか収束しないので、えいやっ!で引っ越すことにしました。
東京は便利で、気候も良くて、大変住みやすい街でした。
鹿児島は、住むには色々厳しいところもありますが、観光するには最高です。
ぜひ、遊びに来てください。全力でおもてなしいたします。」ってなことを言う。
この音訳というボランティアは、東京に来て初めて知った。
鹿児島に帰っても続けたいと思っているので、落ち着いたら福祉事務所や図書館などに問い合わせてみるつもり。

熱中症になりかけの熱発を、すわコロナかっ!と慌てた日の翌朝。
ブログ仲間のpさんから長めのラインが届く。
読み始めて思わず声を立てて笑ってしまう。
そして、その後、泣きそうになる。
何が書いてあったか・・・
   最後に一目でもお顔を見てお別れしたいのでnさんのマンション下のスーパーに買い物に行きます。
   レジですれ違いましょう。お話もしなくていいので。
 
彼女はミュージシャンであり、今月の彼女のライブに行く予定にしていた。
しかし、彼女の街はワタクシの街から遠く、電車を乗り継ぐことに不安を覚えたワタクシ、ドタキャンしたのだ。
それなのに、彼女は、不義理したワタクシを許してくれた上に、ただ顔を見に遠いわが町に来ると言ってくれる。
楚々とした知的な風貌の彼女なのに、時々こういう突拍子もない面白いことを言い出してはワタクシを爆笑させてくれる人だ。
ワタクシ、自分ちの下のスーパーのレジに、大した買い物もしてないカゴを持って並んでいるpさんを思う。
そして、その隣のレジには、同じく気持ちばかりがせいて菓子パンなんぞを放り込んだカゴを持って並ぶn。
マスクをしているが、目はもう三日月型のようになって、「くっくっくっ」と笑い声が漏れそうなのをこらえるのに必死。
ワタクシ、レジのチョイスはいつも悪いから、おそらくこの時もpさんが先に会計が済むでしょう。
サッカー台で袋つめも終わったpさんが、振り返り振り返り最後に大きく手を振ってスーパーを出て行く。
ワタクシは、レジのおばちゃんに「ペイペイで!」と言いながら、大きく手を振り返す。
そして、サッカー台で菓子パンをエコバッグに移しながらさめざめと泣くのだ。

ダメだ!今、これを書きながら、もう泣いている。アホだ。

ダメです!このミッションはインポッシブルです。
とってもナーバスになっているワタクシのわがままを最後に聞いてくださるなら、
そして、電車で遠いわが町まで来てくださるのなら、一緒にランチを食べてください、と返信する。

このラインのやり取りをしているときに、今度は同じくブログ仲間のpuffpuffさんからもラインが届く。
「久しぶりにブログ見たら引っ越し!決まったの!?」と驚かれている。
彼女は去年、夏のお引越しで東京に帰ってこられたので、暑い中での引越しのノウハウを教えてくださる。
そして・・・笑ったのが「もう時間がないから送別会はコロナが落ち着いてから鹿児島で!」
彼女が島根に引っ越された数年間、「遊びに行くね〜」と言いながらお尻が持ち上がらず、そうこうしてる間に帰ってこられた。
そんなワタクシなのに、puffpuffさんは鹿児島にきてくれるっておっしゃるのね。
激しく、自分の今までを反省する。
puffpuffさん曰く「にっくきはコロナ!六合天一剣でやっつけてやる!」(←意味はわからんが、中国ドラマに出てくるらしい)
ホントにコロナ憎し!だし、コロナが収束したら今度こそ「思ったことはすぐやる。行きたいところにはすぐ行く。逢いたい人にはすぐ逢いに行く。」

今、引越しの荷詰めの真っ最中だが、合間に韓流ドラマで癒されている。
韓国通のるいさんご紹介のドラマを先日見終わった。
そして今、るいさんが貸してくれてる韓国映画のDVDを鑑賞中。
鹿児島に帰ったら引越し荷物の整理をしながら、二週間の巣ごもり生活だ。
この時期のためにまたるいさんが情報をくれるとおっしゃる。
ありがたい。
そして、何より、彼女のフットワークの軽さが、この「コロナ鎖国」が開けた瞬間にきっと鹿児島観光に来てくれるだろうと期待させるのだ。
巨人のキャンプがらみかもしれないし、マイルの修行(?)ってやつかもしれないし、どっぷり鹿児島かもしれないし、何にせよ彼女がスリッパ履きで韓国旅行をされる身軽さで、軽々と九州の一番南の端まで来てくれるはずだ。

16年前、幸せになるために小学生の娘を連れて東京へ出てきた。
知り合いと言えば、会社の同僚だったA夫人くらいだ。
不安だった。
でも、それ以上に心配だったのが多感な時期の娘が、うまく都会の子たちに馴染めるかどうかだった。
でも、娘はあっという間に東京の女の子になった。
母は少々取り残された感あり、引きこもり気味になった。
そんな中で見つけた音訳ボランティアサークル。
そして、東京での日記として始めたブログ。
このおかげでたくさんの東京の友人ができた。
ありがとうございました。とっても楽しかった。
ワタクシの人生の第三幕は、鹿児島にて幕開け致します。
もう、気持ちは民宿の女将。勝手に親善大使です。
鹿児島名物(庶民の)を強引に食べさせます。
「こりゃまたマイナーなところを案内したね〜」と地元民から呆れられるようなニッチでコアな観光案内を致します。
その日を楽しみにコロナの収束を待つといたします。
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敵はウチにあり

2020年08月17日 | からだのこと
8月17日(月)晴れ

土曜日の夜、娘が泊まりにくる。
中学校の仲良しAちゃんと呑んでホロ酔いどころではない酔っ払いぶりだ。
引っ越し荷物の間に重ねるように布団敷いて母娘二人寝る。
シャワー浴びて酔いが醒めたか、娘がAちゃんとの会話(結構重めな話)を熱く語る。
「ママはどう思う?」と聞かれても適切なアドバイスなどできるわけもなく「幡野さんに相談したら?」と勧める。
幡野広志さんってご存知でしょうか?
血液がんを患っておられる写真家の方で、このかたの人生相談への回答が素晴らしいのだ。
夜中、暗い中、延々と語り合う母娘。

日曜日、ダラダラ過ごす。あづい。
引っ越し荷造りをしていると娘が懐かしいものを引っ張り出しては見ている。
捨てようと思ったものをまた箱に詰めてしまう母。
何時に帰るの?Yさん、晩ご飯食べるついでに迎えに来ないかしらねえ。トンカツ?中華?カレー?
接待を伴わない身内での外食なら問題ないよねという認識。
義母と妻の誘いに負けてYさんが夕方来ることになる。
ふと思いついたように娘が「体温計貸して。」
毎日検温が職場の決まりらしい。
娘「え?あれ?37度5分!」
2度目はさらに数値が上がる。
母も測ってみる。
「え?わっ!37度2分!なんで?」
目の前が真っ暗になる。コロナだ。
娘が動揺しながら「うちの体温計を持ってきてもらおう。」とYさんに連絡する。
ああ、こういうことだよ!夜の街に出るなってことだよ!
いや、ちゃんと対策したお店で、ちゃんと距離をとって、静かに会食するのはなんの問題もない。
しかし、どう考えてもあの酔いっぷりでは、ソーシャルディスタンスなんてとってたとは思えない。
そして、その晩、隣同士で仲良く寝た母娘。大声で熱く語り合った。
ツバなんて飛ばし放題。
はあ〜〜〜っ。ため息をついては体温を測る。測るたびに37度3分、4分、ジワジワ上がるのが恐ろしい。
どんどん上がるのだろうか。
娘「コロナって、潜伏期間とか無いんだっけ?どうしたらいいんだっけ?」
夫がいろいろ検索しては読み上げてくれる。結論は、とにかく様子を見ましょう。
娘が「基礎疾患ってなんだ?ママの肺は大丈夫?」と、なんとも言えない申し訳なさそうな顔で言う。
娘、Aちゃんと会う前に高校の同級生とも会ってるし、駅ではばったり別の友達とも会ったと言う。
その前日には、前のバイト先の友達と呑んだと言うし、コロナ感染ということで濃厚接触者をたどることになったら・・・と頭を抱えている。
母は母で複雑な心境である。
酔っ払って帰ってきた娘には腹を立てたものの、そのあとのAちゃんの話が「毒親」のことだったので、
少なくとも我が娘は母のことを「毒親」と思っていないことにホッとしたり(←このことは後日)
こんなに夜の街の危険さが言われているというのに!と腹立たしく思ったり
そう思う反面、若者でも重症化したり後遺症が残ったりする怖さを思い、このまま帰していいのか?
はっ!我が夫は頑丈な人ゆえ感染の心配はないが(言い切る)狭い家ではYさんに伝染るのは時間の問題である。
コロナ感染疑いのある母娘二人、ここで隔離して様子見た方がいいのではないか。

そうこうしてるうちにYさん到着。
スーパーへ買い出しに行ってた夫も帰宅(外食どころではない)
スーパーのお惣菜やお寿司を食べながら鬱鬱と今後のことを話し合う。
Yさんに「連れて帰る?」と聞くと屈託無く連れて帰るという。
オロオロしているのはワタクシと娘で、夫とYさんは落ち着いてくれているのはありがたい。
お惣菜食べながら「鼻は利く?」「うん、イカの匂いがする。」
「軽い熱中症じゃないかなあ。」「そうかなあ。」「二人とも?同時に?」
保冷剤で体を冷やしているうちに体温の上昇は止まり、お腹も満ちて、少し気持ちも落ち着いてくる。
娘からは、帰り道に体温計を買って測ったら36度8分だったとラインがくる。
早々に床に着いた母も、寝床で夜中やら明け方やら測ると36度8分。
コロナだったら、上がったり下がったりはしないよね。

とはいえ、ホントに怖かった。
基礎体力無いワタクシは重症化しそうだし、そうなった時に娘はどんな気持ちになるだろうかと思ったり、
重症化しないまでも、これからどうしたらいいのか、引っ越しは無事に敢行できるのだろうか、できたとしても、その後ワタクシはどこにいればいいのだろうか、鹿児島には帰れないだろう。
だから夜の街に出ちゃいけないんだよぉ〜とまた娘を責める気持ちになったり。
ぐるぐるぐるぐる頭の中を色々なことが駆け回った。
ホント怖かった。
今朝、また体温測ったら平熱だったから出社したよと娘からライン。
彼女も相当にビビったようで「もう夜の街には出ない!」
お互い気をつけようねと誓い合う朝であった。ちゃんちゃん!
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送別会ランチ

2020年08月15日 | おでかけ
8月15日(土)晴れ

昨日は、ボランティア仲間と送別会ランチ。
こんな時期だし、ワタクシ、送別会もいろいろなイベントもキャンセルしている。
ルビー会のTさんからお話をいただいた時も「あたし、ちょっと病的なくらいナーバスになってるから送別会も何もかもお断りしてるの。」と不義理しようとしていた。
するとTさん「万全を期すから!電車にも乗らない地元開催で、夜じゃなくランチにしよう!」
そして、引越しの2週間以上前という日程でお店探しをしてくれ、無事昨日開催となった。

ルビー会メンバー4名と、ボランティアサークルで同期のS崎さんの5人で楽しくおしゃべりして、美味しいフレンチ食べて、プレゼントをいただき、ワタクシのしょぼいプレゼントをお渡しし、コロナが収束したらぜひ鹿児島に来てねとお誘いしてお開き。

このメンバーは、ルビー会のお誕生日会のたびに年齢を公表している通り、ワタクシがぶっちぎりの最年少で、同期のS崎さんも、ワタクシより22歳年上のおねいさんだ。
この会に入って、ワタクシ、「人って年取っても簡単には変わらないものだ」と達観した。
それくらいおじさまおばさまがたは自由で、ワガママで、我を張る、我を通す、拗ねる、ボケる(・・・これは年齢に寄るものか?)
そして、優しく、面白く、しみじみ人生って色々あるのよと思わせられ、それでも時に諦め、時に抗い、楽しく生きるのよということを目の前で見せてもらえる。
赤い花柄ワンピースを可愛らしく着こなすSさんがウフフと笑うだけで嬉しい。
キリリとした会長Tさんが「母が亡くなった時に色々整理して処分したんだけど、やっぱり自分の精神状態も普通じゃなかったのよね〜母の遺品を整理しながら自分のアルバムもいっさいがっさい処分したわ。
今思えば、もう少し取っておいても良かったかもとは思ったりするけど、でも母の死で『こういうのを取っていても本人がいなくなると後は誰も見ないし欲しがらないものだ』と思ったのよね。」
ああ!Tさん、もう一度そのお言葉を、我が夫に言っていただけませんか?
今、引越しの荷物詰めの真っ最中だが、我が夫、本に写真集、雑誌に新聞の切り抜きまで丁寧に箱詰めしている。
Mさんは、1週間前にお父様を亡くされたばかり。
中国地方で一人暮らしをされてたお父様だったが、さすがに90歳を過ぎた頃から身の回りの事が大変だと施設へ。
一人娘のMさんは毎月帰っては一週間ほどお父さんと実家で過ごすという生活をされていた。
が、このコロナで施設での面会やら外泊ができなくなり、解禁になった先々週、半年ぶりに面会に行って「寝てばかりねえ〜お父さん!また来るからね。」と声かけて帰京したその晩に施設から様子がおかしいと連絡。
その晩、亡くなられた。
最期に間に合わなかったのは辛いけど、施設の人がずっと付いていてくれたのが心の救いだったわ、と。
そして、ワタクシ達も、娘の顔も見られて「もう充分!」と思われたのねと93歳の大往生を褒めたたえたのだった。
S崎さんはとってもおしゃれさんで、ワタクシは良くお下がりをいただいた。
今回も「帽子、いる?」「いる!」

今日の一枚は・・・
本日のデザートプレート。
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ミスコリア

2020年08月13日 | 本・マンガ・テレビ・映画
8月13日(木)晴れのち雨のち虹


韓国通のるいさんから教えてもらった韓流ドラマ「ミスコリア」
面白くないはずがない。
そして・・・言っていいですか?彼女とワタクシ、絶対合コン行ってもかぶらないよねと言ってるのだが、
ワタクシの思うイケメンがただの一人も出てこない。
懐かしいぞ、この感じ。韓流ドラマを見始めた時に感じたかすかな違和感。
ずいぶん前に「ソル薬局の息子たち」をるいさんに教えてもらった時にも「るいさん、イケメンがただの一人も出てこないんですが、いいのでしょうか?これは韓流ドラマですよね?ワタクシ、たいていの韓国顔メンズは好きなんですけど・・・」と不安な気持ちになりながら見始めたのだった。
そして、じわじわとソル薬局の息子たちにのめり込んでいったのだった。
それを思い出しながら「大丈夫!いつかキム社長のことを好きになるから!」と自分に言い聞かせながら観る。

どんな話かと言いますと・・・
    
   VIVI化粧品の社長キム・ヒョンジュンは会社の経営に行き詰まり、
   借金の催促におびえる毎日を過ごしていた。
   そんな中、自社からミス・コリアを輩出することで、危機的状況を回避することを思いついたヒョンジュン。
   彼は、百貨店のエレベーターガールとして働く高校時代のマドンナ、オ・ジヨンに
   VIVI化粧品の社運を賭けることを決意するが…。             〜番組HPより〜

ミスコン反対派とは言わないが、自分に全く縁のない世界ゆえ興味を持ったこともない。
強いて言えば大学のミスコン上がりのアナウンサーは、憎んでいる。
それと、15年くらい前にやたらとミスユニバースがクローズアップされた時に、選ばれるコツというかテクニックみたいなものがある、とか、実際に選ばれた人が、ワタクシ的には全く綺麗と思えず「え?テクニックってこういうこと?」と思ったことやら思い出しながら楽しく観た。
壮絶過ぎる裏舞台やら美容法やらダイエット体型維持等々には呆れたり、思わず我が腹の肉をつまんでみたりちょっと真似してみたり。

いつの時代も(これは1997年のミスコリアが舞台という設定)ただ、純粋に綺麗な人を選ぶ、なんて事はなく、大人の事情やらが複雑に絡んでくる。
化粧品会社のキム社長しかり。
美容室のオーナー達も参戦している。
クイーン美容室のマ・オーナーが夏木マリばりの強面美人でチョーかっこ良い。
ミスコリアを生み出す常連だ。
彼女はジヨンに誘いをかけるが、ジヨンはキム社長に自分を託す。
ワタクシ的に残念だった箇所は、キム社長の、年齢不詳さのせいで、話が少し混乱した点。
ジヨンは綺麗だから許すとしても、キム社長の高校生スタイルには無理あって、さらには年代が1997年で(金大中が出てきたときは懐かしいと思ってしまった)
え?ジヨンは年齢制限ギリでの応募って事はいったい今、彼らは何歳の設定なんだ?
映画やドラマで違和感感じる子役(といっても10代後半)の登場だが、今回は高校生を起用して欲しかったわと思った。
それか、キム社長を、別の、もう少し童顔系の俳優さんにするとか。

と、ぢつは文句ばかり言いながら観ていたのだ。
だって、ミスコン出場者がそれほど綺麗じゃない上に、常識を逸したいぢわるさだったり、
そうそう!これは化粧品会社の闘いでもあり、めっちゃ嫌なヤツがいた。
ジヨンの上司も犯罪レベルで嫌な奴だったし、キム社長の高校の同級生で投資会社の社長ユンもイヤな感じ。(ユンを演じるイ・ギウ氏は、ワタクシが観るドラマに限って言えば報われない恋ばかりしている)
ただただジヨンが綺麗で、頑張り屋さんで、一途なのが救い。
松嶋菜々子っぽい顔も好み。
ライバルの子は相武紗季っぽい。女子アナになりたいらしい。韓国も、ミスコンから女子アナというルートがあるのかっっっ!!!
「きーーっ!」とか「くーーーっ!」とか言いながら観たわけだが(なんだかんだのめり込んでいる)
その中で、ジヨンの家族(おじいちゃん、父、兄、叔父)と、VIVI化粧品の室長とヤクザの恋は砂漠のオアシスのよう。
いや、このジヨンの家族達も冴えないおぢばかりで、モモヒキ姿がこれほど似合う人達って!!
昭和の日本もこうだったよな〜うちの父も冬はこんな感じで、夏はステテコで、子供心にとても恥ずかしかったことを思い出す。
でもこの昭和のおぢ達がコミカルでシニカルで優しい。
ヤクザのチョン先生にも、初めは「あり得ん!あんたにゃ高嶺の花過ぎるから!」と思っていたが、最終回で室長ファジョンの言った「違うっていいことなんだな」という言葉は思わずメモった。
確かに、違った方がいいことって多いかもしれない。

さっき最終回を観終わったとこなので、たんなるとっちらかった感想をだらだら書いてみました。
るいさん!面白かったです。
また何かオススメありましたら教えてください。
あ、今月中には「神と共に」を観て、感想文書きます!
コメント (2)
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LUNA

2020年08月12日 | 当選品&モニター&おタメし
8月12日(水)晴れ
本日はこちらのご紹介です。

LUNA(ルナ)キャットフードです。

モニプラ@ペットラインファンサイト参加中

ペットラインさんのキャットフード。こちらが国産キャットフード第一号メーカーだってご存知?
*猫の下部尿路の健康維持に配慮
*ビタミン・ミネラルをバランスよく配合
*必須アミノ酸タウリンを配合
二種類の小分けパック4袋入り。
何より国産品という安心感。



鰹節としらす添え&鰹節とほたて味ビッツ添えのおタメしです。
毎回、初めてのフードの時はドキドキします。
なんせ、我が家のイチさん、飽きっぽいグルメ猫ちゃんですの。


「鰹節とほたて味ビッツ添え」です。
美味しいのかしら。
食べてくれるかしら。


いい食べっぷりです。
まさにガツガツ。
うちの子、カリカリよりもウエットフードが好きだが、ここ数日はこれに夢中で、ウエットフードにプイ!
こりゃ相当気に入ったのね。
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ピアノを弾く男

2020年08月11日 | おもいで
8月11日(火)晴れ

「魔女の宅急便」の音訳の二次校正が終わり、お引越し準備も今のところ予定通り進み、イチの体調も自分の精神状態も良くなり、
とはいえ夫との、引越しやその他諸々の見解の相違にはストレスが溜まるが、
そして、朝の5時に起きてブログを書こうとしている自分が果たして通常の精神状態かというと怪しいものだが、
何はともあれ、わたしは元気です。

小学一年生からピアノを習った。
その当時の習い事は、ピアノ、習字、そろばんというのが定番で、中でも女子のピアノ率は高かった。
小市民が、少し生活が楽になると娘にピアノを習わせて「上流家庭の気分を味わう」のである。
中古の13万円のピアノ(←当時6歳だったワタクシが値段まで覚えているところが、いかにその値段が我が家の経済に影響してたかがわかる)を、楽しく弾いた。
土曜日の午後、学校が終わると、(あ、昔は土曜日も学校があったんですよ)ご飯食べてからピアノ教室へ。
教員だった父と同じ学校の音楽の先生が、ピアノ教室をやっていた。
今思えば、公務員の二重勤務?副業?
時間なんて決まってなくて、1キロくらいの道のりを歩いて教室へ向かううちに、同じ教室に通う子達が加わってきて、ぞろぞろ遊びながら行く。
控え室のようなひと間で先生の奥さんからお菓子とジュースをもらいながら順番を待つ。
学年もバラバラで、だいたい女子だが、一人二人男子もいて、発表会では蝶ネクタイなんぞしてくるような坊ちゃん達だった。
絶対運動できないよねこの子、と、思っていた。
ワタクシはかけっこの速い男の子が大好きなのだ。

熱心に練習に励むでもなく、もちろん才能あるでもなく、でも中学生あたりまで続けた。
楽器の中で一番好きなのはピアノだ。
だから、ピアノを弾ける、ピアノで曲作るようなイメージのある人たちに魅かれる。
フォークからニューミュージックへの変遷の中で、主流はギターのような気がする。
そんな中での、原田真二氏が「キャンディ」(個人的には「タイムトラベル」の方が好き)をピアノで弾き語るのを初めてベストテンで見た時には「ををっ!」と思ったし、大江千里氏の「きみと生きたい」は名曲!
槇原敬之氏もそうだよね。
余談だが、三浦春馬氏が亡くなったことに驚いた時、ツイッター上で、彼の出てたJRのCMを見た。
とてもいいCMなのに、なぜ知らなかったのだろうと思いならが見ていると、同僚役に新井浩文氏、BGMは槇原敬之氏だった。
なんかもういろんな意味でもったいないよぉ〜とつぶやいていた。

話を戻そう。
弾き語りなら水越けいこさんや小坂明子さん、アンジェラアキさんとかもいる。
が、このセクハラ大王のワタクシ、女性は当たり前と思ってしまう。
屈折している。
そして、逆にギターを弾きながら歌う女性に、少しだけ萌える。
例えばあいみょん。古くは中島みゆき。矢井田瞳の弾き方もカッコいい。

また話逸れるが・・・
娘の保育園の卒園式で、保護者達でドラえもんの歌を歌うことになった。
「ピアノの伴奏ができる人いる〜?もしいなかったら先生に頼む?」
イベント担当ママの声を聞きながら、「しょうがない、ワタクシがやりましょう」と手をあげかけた時、ひろくんのパパが「僕がやりましょう。」
n心の中で「さすが医者だわ。蝶ネクタイして発表会に出てたクチね。」
ドラえもんの歌は、楽譜も無く、ひろくんのパパは自分で譜面を起こしアレンジして素晴らしい伴奏だった。
後日ひろくんのママに「さすがひろくんパパね〜ピアノ習ってたの?」と聞くと
「ううん。習った事ないけど、ピアノ好きなんだって!」
n、2回目の敗北感。

なぜにこんなにピアノのことを語るのか。

昨夜「C D T Vライブライブ夏フェス」と「歌謡史に残る100曲〜」というテレビ番組をチャンネルかちゃかちゃ(←死語?)しながら見たから。
KAN氏の「愛は勝つ」を聴きながら、初めて彼を見て、彼の歌を聞いた時の衝撃を思い出したから。
そもそもワタクシの中で、ピアノを弾く男っていうのは結局のところおぼっちゃまという偏見があった。
それなのに、彼は、大股広げて、大きく足でリズム取り、声を張り上げストレートな歌詞を歌っていた。
驚いた。

今日の一枚は・・・
ピアノの椅子で眠る猫。

あ!そうです。娘の夫もピアノを弾く。
習った事は無いと言う。
6年も7年もピアノを習わせた我が娘よりもうまく弾く。
なんだ?このかすかな敗北感。
ピアノを弾く男はいつもワタクシの心をかき乱す。
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