パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

遥香 抹茶 オーガニック

2016年07月31日 | 当選品&モニター&おタメし
7月31日(日)曇り
今回はコチラのモニターです。

遥香 抹茶 オーガニックです。
株式会社ジャテックスファンサイト参加中

抹茶?え?ミネラルウォーターじゃないの?透明じゃない?と思うでしょ。
すると・・・
抹茶になるの。
すごくない!?

せっかくの週末の飲酒日なので、こちらのホームページにあったアレンジレシピでカクテルを作ってみました。
その名も『遥香&日本酒ジャーカクテル』
グレープフルーツの皮を剥いてしまったのであまり見えないけど・・・
おまけにピンクグレープフルーツにしたのでわかりづらいけど・・・
いいのいいの、おしゃれだわぁ〜と自己満足。

おつまみは、枝豆と、先日、北陸で食べたきつねピザを再現。
チーズをケチったからイマイチの見栄え。次回に乞うご期待。
もちっとかわいく似せられると思う。
あ!今夜は茄子のシギ炊きをつくってみよーー。

あ、話が逸れていきましたが、この抹茶ドリンク、いろいろつかえます。
レシピ集見てると飽きないもの。
いろいろやってみたいわ!
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街結君と太郎君⑩

2016年07月30日 | 野望
テスト一週間前を切った金曜日の放課後、いつものようにスマートでの勉強会。
太郎は数学、オレはもちろん日本史。
テーブル席は満席だが、女子たちも、以前ほどオレをチラ見するでもなくテスト勉強している。
「前に、太郎が言ってたように、そろそろオレの顔に『飽きた』のかもしれないな。」と言うと
太郎が「いや、オレも最初のうちはそう思ったんで、お客様リサーチをしたんだ。
そしたら、「同じ空間にいて、同じ勉強をしてる」ことに喜びを感じてるらしい。
3学期の期末あたりまではまだ大丈夫だな。
まだまだ、働いてもらいまっせ!まちゆい君には。」
おまえは大阪あきんどか。
とはいえ、こうなると、喫茶店というよりも図書館のようだ。
図書館と違う点は、甘いチョコの匂いが店内に漂ってるところくらいか。
カウンターのナベさんと省吾さんが、気を使っていつもより小声でおしゃべりしていて申し訳ない気持ちになる。
省吾さんは、以前、近くのテーブルの女子から数学のわからないところを聞かれて失態を演じて以来
空気のような存在でいることを心がけているようだ。
ナベさんはナベさんで、「おれは数学は得意だから教えてあげたい気持ちは山々なんだが、
これがきっかけで援交に発展するのが怖いから敢えて自制している。」
怪しむオレに太郎が「いや、ナベさんは某国立大学の工学部出だから、あながち強がりとは思えないなあ。
ホントに援交に走りそうなのが心配なのかも。」
あぶねえなあ。
マスターは相変わらず嬉々として女子のためにチョコレートパフェを作っている。
最近は、「フルーツがおいしい季節だからね」と、これでもかこれでもかとフルーツまでてんこ盛りの大サービス。
女子が「わーーーっ!すごいっ。どこから食べたらいいかわかんないっ」と嬉しい悲鳴を上げるのをうれしそうに聞いている。
6時になると、女子は帰って行く。
これはマスターからの要望。
店に来ることで帰りが遅くなって危険な目に遭って欲しくないからとのことだが、
よっぽど店の中のほうが危険な気がする。
重さんあたりになると、好々爺の風情で、女子高生たちを見る目が孫を愛でる目だが
末さんあたりの目は、まだまだ煩悩だらけに思える。

その日はフレンチだった。
きのこのテリーヌ
さつまいもとベーコンのスープ
ホタテ貝のポアレ
牛肉の赤ワイン煮
さつまいものムースと、モンブラン
秋らしいメニューだなとは思ったが、それにしても、いつもより力が入り過ぎてる気がする。
テーブルをさらに追加しなきゃ皿が乗らないぞと言いながら太郎とテーブルをガタガタ運んでいると
ドアベルが鳴って女の人が顔をのぞかせた。
「かあちゃん!」という太郎の声に、一瞬にやけたマスターの顔が、きりりと引き締まる。
「待ってたよ。ちょうど今完成したとこ。お友達おふたりってことだったよね。
女子の好きなキノコとさつもいもをメインにしてみたよ。」
太郎が「なんだかかあちゃん好みのメニューだと思ったよ。」とつぶやいて、はっと気づいたようにオレを紹介しようとする。
太郎のかあちゃん、いや、かあちゃんというより「千春さん」だな。
申し訳ないが、やはり全く記憶にない。
パーツパーツは太郎にそっくりなのに、配置の妙で得している。
いや、逆で言うべきなのか。配置の妙で損してるのが太郎ってことだな。
くりくりした目なんて、親子そっくりで笑っちゃう。
この、くりっくりした目が、太郎の場合、ふざけた感を醸し出してしまうんだなあ。
そんなことを思いながら挨拶しようとすると
「まちゆい君っ!久し振りっ。相変わらずいい男ね。あとでゆっくりまちゅママの話とか聞かせてね。」
そして、入口のドアを全開にしてお友達を中へ。
え?さっき、マスターは女子って言ってたよね。
確かに一人は女子だけど、どうみても、男子、いや、男の人が一人いる。
テーブルの長手方向にオレと太郎が並んで座り、その正面に千春さんと男の人。
短手方向、いわゆるお誕生席ってとこ?ここにお友達の女子が座る。
千春さんが「同僚なのよ。営業でこのあたりにくることになったから、マスターに電話して、おいしいもの食べさせてって頼んでたの。
朝の打合せで急に決まったから太郎にも言ってなかったね。
こちらが荒木さん、あちらのかわい子ちゃんが河合さん。
みんな河合さんって呼ばないでかわいこちゃんって呼んでるわ。」
「仕事仲間なのか」と少し安心したような空気を漂わせるマスターとオレと太郎。
いつの間にかオレも千春さんとマスターの仲を応援しているのだ。
テーブル4つをくっつけた上に並ぶフレンチ。
どんなにこじゃれた料理でも、「大皿にど~ん」というのがいつものマスター流。
そして、バイキングのように自分で好きなだけ自分の取り皿に盛って食べる。
それなのに、今夜はちまちまとマスターが一人分ずつ運び、
いつもならびしゃーっと上からソースをかけるのに、
今日のホタテは、緑のソースを下に敷いて、ちんまりとお座りになっている。
千春さんが「元ちゃん!いつもの感じで良かったのに。早くこっちに来て座ってよ!」
マスターは、お誕生席の反対側っていうか、かわいこちゃんの正面に座り、
荒木さんが「そこで調達してきました」とワインを出しみんなで乾杯。
もちろんオレと太郎はコーラで。
こういうところは、マスターの方がうちの親よりよっぽど厳しい。
最初は、千春さんが会社の話とか、マスターとの思い出話なんかをしゃべっていたが、
徐々に場の雰囲気もほぐれて、太郎もいつもの調子が出てきて、かわいこちゃんを笑わせていた。
かわいこちゃんはホントにかわいこちゃんで、ニコニコ笑って、よく食べてよく飲んでいた。
あまりしゃべらないけど楽しそうなのが伝わってきて、しみじみかわいこちゃんだった。
荒木さんって人も、最初はちょっとすかしたヤツに思えたが話してるうちに面白い人だってことがわかってきた。
これって、マスターにとっては不利だなあと、ちょっと思ったりした。
千春さんが荒木さんを見る目が優しい気がしたのだ。
そして、荒木さんが太郎を見る目が優しい気がした。
そして、かわいこちゃんがオレを見る目が・・・優しかったらいいのにと思ったが
太郎を見る目と同じだった。
さすがかわいこちゃんはひいきというものをしないんだな。
10時になったので、オレは帰ることにしたが、後で聞いたら、12時くらいまで晩餐会は続いたようだ。


街結君と太郎君①
街結君と太郎君②
街結君と太郎君③
街結君と太郎君④
街結君と太郎君⑤
街結君と太郎君⑥
街結君と太郎君⑦
街結君と太郎君⑧
街結君と太郎君⑨
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街結君と太郎君⑨

2016年07月29日 | 野望
テスト前二週間になり、また太郎と「スマート」での勉強会が始まった。
と同時に『街結君のいる喫茶店スマート』のチケット使用週間も始まった。
諦めなのか、慣れなのか、オレは結構この環境が平気になってきた。
公認専属カメラマンの亜美ちゃんには、軽く挨拶なんかもする仲になった。
しかし、亜美ちゃんは、決して近距離からの写真は撮らない。
「望遠レンズで隠し撮る」というスタンスを守りたいから、というのが理由らしい。
そういうわりには、時々遠くから、「右向いて」とか「ちょっとうつむいて」というジェスチャーをする。
そして、その写真は太郎にメールされ、太郎がみつくろってチケットに採用する。
いろんな「街結君」バージョンがあり、コレクションしたいという声があがった。
そして、太郎発案により、来店の際、裏にスタンプを押せば、そのチケットは回収しなくてよいという決まりができた。
回収済みのチケットまで、「売って欲しい」と言われて困ると太郎が言っていた。
「まちゆいが、珍しくふざけたポーズを取った写真のチケットはプレミアつけられるかもしれんなあ」
また何かたくらんでいそうで怖い。
法学部ご出身の方々から目をつけられるようなことだけはやらないでいただきたいものだ。
オレが、この勉強会を続けている一番の理由が、飯かもしれない。
マスターの作るご飯は相変わらずうまい。
勉強会初日は、イタリアンだった。
人数が増えると品数を増やせるから楽しいよなあと言いながら、マスターは魔法のように料理を作る。
トマトとチーズのカプレーゼ(という名前をオレはここで覚えた)
ポタージュは緑色。ブロッコリーらしい。
ピザ生地の手作りには驚いたが、パスタの麺も手作りと聞きさらに驚いた。
ママ猿が「パスタはアルデンテ!これがパスタの命なのよ。」といつもきゃんきゃん言ってるのだが
オレにはどうしても芯が残ってるだけにしか思えなくて
オレってパスタ嫌いなのだろうと思っていた。
しかし、マスターの手作り生麺パスタを食べた時、「これって、なんですかっ?」と叫んだほどうまかった。
マスターは、「オレの料理は、プロの料理人から言わせると邪道なことばっかりだろうけど
自分がうまいと思ったものがうまいんだって思ってるんだ。
ピザにしろパスタにしろ、『手作りだぜ』なんて威張るけど、まとめて粉コネて冷凍してたものだし、
野菜の下ごしらなんてレンジでチン!だしね。
だから、オレは、基本、コーヒーの金しか取らない。
どうせ、自分が3食食わなきゃならないんだから作るだろ。
ついでに、太郎や街結や、たまたまその時いた常連さんにも振る舞うってだけの話。
それにしても、ホントに味の好みって人それぞれ違うよなあ。
オレとまちゆいは、パスタに関してはたまたまぴったんこだったけど、
田畑のおっさんは、オレのパスタはパスタじゃないって言いやがる。
でも、末さんは、小学校の給食に出た「ソフト麺」を思い出すって、泣かんばかりに喜んでくれる。
毎回そこから思い出話が始まるんだよなあ。
末さん、オレより2つ上なんだけど、なぜかオレが千春ちゃんを好きだったことを知ってるんだよなあ。
3人とも同じ小学校、中学校だったんだけどさ。
末さんも、千春ちゃんを好きだったからじゃないかって思うんだけど、
頑なに否定するんだよな。この年になっても。
ま、恐妻家だからね、余計な火種は付けないってとこかな。
千春ちゃんって、太郎のかあちゃんね。
今もかわいいけどさ、あれ?会ったことないの?」
太郎のことすら顔で思い出せなかったオレだ、太郎のかあちゃんのことはさらに思い出せない。
「可愛い顔しててさ、しっかりしててさ、何でも出来て、ホントにみんなの憧れだったんだよなあ。
オレなんて、金持ちのボンボンっていうだけで、あとは何のうりもない男だったから
柱の陰からこっそり千春ちゃんを見てるだけだったなあ。
今、時々店に顔出してくれて、オレのコーヒーが世界で一番美味しいって言ってくれて
息子にオレの料理を食わせてくれって言ってくれて
その息子が「マスターに育ててもらったようなもんだ」なんて言ってくれる。
じめじめしてた中学時代のオレに、今のオレと千春ちゃんの関係を教えてあげたいよ、すんげー進歩だぜって。」
なんだか、微笑ましいとかいじらしいとかを通り越したマスターの恋バナを聞きながら店のテーブルをくっつけて、みんなで食べる。
そして、また、太郎とオレは勉強を始め、マスターはデザートを作り始め、常連さんはナイターを見始める。
今年のプロ野球は、なかなか白熱している。
この時期になってもまだ混戦中だ。
ついつい気になって、日本史の勉強よりテレビを見たくなるが、
太郎は黙々と勉強しているのでオレもまた日本史の世界へ戻る。
オレはひそかに、今度の中間テストで、一科目だけ太郎よりいい点数をとることを目標にしているのだ。
その一科目に、ひたすら暗記すればいいだけだからと日本史を選んでみたが、
やり始めるとなかなか深い世界である。
重箱の隅をつつくような問題づくりで定評のある福島先生のことだ、9割の男も苦戦するだろう。
オレは、今回、ほかの教科は捨てて、日本史にかける。
まんべんなく勉強する太郎よりは有利なはずだ。
太郎の悔しそうな顔を思い浮かべながらせっせと頭に叩き込む。
腹一杯で眠くなる帰りの電車の中でも、年代表を二時間見つめ続ける。



街結君と太郎君①
街結君と太郎君②
街結君と太郎君③
街結君と太郎君④
街結君と太郎君⑤
街結君と太郎君⑥
街結君と太郎君⑦
街結君と太郎君⑧
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ポケモンGO

2016年07月28日 | 子供ネタ
7月28日(木)晴れ

娘から教えてもらったブログ。
すごく良かったので勝手にリンク貼っちゃう。
是非読んでほしい。
すごく良いから!アンチポケモンGOの人ならなおさら読んで!

ポケモンGOが始まり、まずは海外の熱狂ぶりに何のこっちゃ?と思ってたら、あっという間に日本全土がものすごいことに。
もともとゲーム体質でないので、ポケモンのゲームも素通り。よってポケモン世代ど真ん中な娘もあまりのめりこんでいない。
よって、今回の騒動も母娘ともに冷ややかな目で見ていた。
今までは、仕事帰りにいつもひっかかる長い信号待ちの時にスマホでメールチェックしていたが、今、路上でスマホを見ていると、コレをしてると思われる。
それがイヤで、今、外ではスマホを手にしないほどだ。
ポケモンGOをしてたことによる交通事故のニュース、不法侵入のニュース、その他諸々のトラブルを聞く度に苦い目でテレビ画面を見ていた。
そして娘と「バカじゃないの!?」と語り合い、しまいには天下の任天堂にまで「こういうトラブルが起きると想定してなかったのか???」とバカ呼ばわり。

数日が経ち、世間の熱はまだ冷めやらぬ中、娘からラインでこのブログが送られてくる。
娘と同世代の女の子が書いている。
とても文章が上手。
長いのだが、読みやすくて、感じよくて、じんとくる。
間に、彼女んちの家族のラインの画像もあり、おとうさんの「おかあさん、昨日まであれは危ないって言ってたのにアンチからの反転早いんだよ!」ってボヤキが入り、
彼女の「何つかまえたの?」の質問に
おかあさんの「ヤドンとかズバットとかコダックとかしょぼいのばっかりだよ。」と嘆きが入るのがおかしい。
小さい頃、お母さんの目を盗んでゲームして、怒られて、それでも隠れてゲームして・・・
そして、大人になった彼女が、おかあさんもコチラ側に来てくれてありがとうと思う。
でも、母の側から言わせるとね、あなたのお母さんもポケモン好きだったんだよ、きっと昔から。
電車好きの子のおかあさんは異常に電車に詳しいし、ミニカ好きの子のママもそう。
ウルトラマンに詳しいママもワタクシは知っています。
あなたのママも、きっと151匹のポケモンの名前、全部言えると思うよ。
ワタクシも、娘が好きなものは好きだもの。
いやだいやだキャラクターものは嫌いなの!と極力避けていたけど、でも、娘が大好きだったセーラームーンは、今、娘の記憶より母の記憶のほうが鮮明。

   バブルがはじけてから生まれたわたしたちは、ゆとり世代、学力低下、終わらない不況、
   少子高齢化……って何十もの言葉でさんざんかわいそうがられてきたけど、
   わたしたちの側にはポケモンがあったんだよ。いいでしょ。楽しかったんだよ。

バブルがはじけたのはワタクシのせいではないが(・・・)
バブルの恩恵を少しでも受けた覚えのあるワタクシとしては気持ちが楽になったよ、ありがとう。
そして、彼女は過去から現在、未来を順に思い、テクノロジーの力を超超超信じてる、と結ぶ。
じ〜ん。
いいなあ〜素敵だなあ〜
良かったね、あなたにポケモンがあって。
好きなものがあるって幸せね。
我が娘にも好きなものがあって良かった。
昨日、長く働いたバイト先の映画館の送別会があり、山のようなプレゼントと大きな花束を抱えて帰ってきた。
「映画好き」という共通点で繋がった仲間達は、学生時代の友人達とはまた違った付き合い方だったようだ。
メッセージに、娘への愛を感じて母まで感極まってしまうよ。
たくさんの人達と縁が結ばれますようにという願いを込めてつけた名前どおりに、娘は友達に恵まれて幸せだなあと神様に感謝したくなる。
彼女の旅立ちまで、あと一日となりました。
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アップルビネガードレッシング

2016年07月27日 | 当選品&モニター&おタメし
7月27日(水)晴れ
今回はコチラのモニターです。
アップルビネガードレッシング。
この、アップルビネガードレッシングを『パワーサラダ』なるものでタメすように!との指令です。
『パワーサラダ』とは何ぞや???
お教えいたしましょう。
野菜にタンパク質、果物、ナッツなどのトッピングが入った栄養バランスの良いサラダのことなのです。
・・・しらなかった・・・
で、作ってみました!!!

レタスと胡瓜とベビーリーフとトマトにパプリカ。
パリパリ麺。
グレープフルーツ。
チーズをトッピング(・・・ちょっと大き過ぎたか)
これにアップルビネガードレッシングを回しかけて出来上がり。
リンゴの爽やかな香りに包まれます。
学生時代、家庭科5の評価を取っていたにもかかわらず(・・・)
『たんぱく質』を何にするか悩み、ちょうど50円の破格値で買っていた見切り品のパリパリ麺を充てましたが、よく考えりゃ炭水化物でした・・・
わっはっは。
敗北感のせいか、はたまた本当にそうなのか、この麺とこのドレッシングは合いません。
チキンとかを持ってきたら良かったのよね〜
ハムとかでも良かったのにね〜
絶対そっちのほうが合うわ。
近いうちにパワーサラダのリベンジ、やります。
ワタクシは全く持って存じ上げませんでしたが、この『パワーサラダ』、今年のトレンドらしいっすよ。
今年の流行語大賞に『ポケモンGO』と並んでノミネートされるかもよ。
   まだこのパワーサラダに合う素材の味を引き立てるドレッシングは市場にまだ少ないことから、
   健康イメージが高く、味に親しみのあるりんごに注目した「アップルビネガードレッシング」を
   開発致しました。
とは、開発担当者のキューピーさんのお話です。
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○○親子

2016年07月26日 | 子供ネタ
7月26日(火)曇り

娘、就職先である、とある地方都市への引っ越し開始。
木曜日に搬出し、日曜日に搬入ってことで、土曜の朝早く家族で車でGo!
免許取りたての娘の練習のためだったのに、先日の江川海岸ドライブで合流地点での恐怖がよみがえるのか尻込みし「高速道路は無理!あたしは普通の道路走る」
結局、途中3度ほどの休憩を入れて5時間ほど夫が一人で運転する羽目に。
妻は?妻は走り屋ですからオートマなんてちゃんちゃらおかしくって、後部座席から夫の肩もみをしておりました・・・
無事に高速走行が終わり普通路へ出て娘に交代。
カチャリ(後部座席のシートベルト装着音)
まずは、部屋の鍵を受け取りに、娘の職場となる映画館へ向かう。
娘の住む街の「まちおこし」の一環というかその一角に位置する「映画館」
よって、住むところも、昔ながらの「町家」を紹介してもらい、驚くほどの破格値の家賃。
映画館の支配人の知人が大家さんってことで、仲介無しで敷金礼金も無し。ブラボー!
支配人のUさんとご対面。
このかた、お若いのに気が利くというかお優しいというか、その後も何かと気を使って下さり、母は安心いたしました。
で、そのUさんが娘に、賃貸契約書を渡しながら「後から大家さんとこに一緒に行こう。印鑑持ってきた?」
バカ娘「はっ!忘れた!」
で、で、でた〜〜〜っ!
母「簡単な認め印でいいんでしょうかっっ???」
Uさん「ええ!」
母「どこかで買って押します!」
車に戻りながら、こういうのを一番嫌う夫が「契約、今日交わすんだったのか?3人もいてどうして誰も気付かないんだっ!バカ親子って思われたぞ。」
娘「印鑑持って来てねって言われたんだけど、引っ越しの荷物の中にあるから大丈夫って思ってた・・・」
引っ越しの荷物は翌日日曜に届くのだ。今日は土曜日・・・
ホームセンターでいろいろ買い物しながら・・・もうすっかり忘れている母娘・・・夫がいつの間にか印鑑も調達してきてました。
良かった良かった、ありふれた名字で。
朱肉は?
夫「くーーーっ!うちに山ほどあるっていうのに!」

町屋って、話には聞いていたけどなかなかおもしろい。
道路に面して入口が並んでおり、その上にはアーケードのように軒が出ている。
雪国ならではの光景。
いちいち感心する妻に夫が「小学校で習っただろ?」
妻「・・・・・」
そして、驚くは部屋の広さです。
玄関が広い。ここに一人住める。
玄関とガレージが間口で、その幅で奥に細長く部屋が連なる。
和室が二部屋、台所。浴室とトイレ。
二階が和室三部屋洋室一部屋。両側から階段がある。
一つの階段は、上がったところに襖があるので、ぱっと見ではわからない。
まるで「となりのトトロ」のさつきとメイになった気分で「あれ?あの階段はどこに通じてるの?」と探しまわる。
楽しい。
ただ、一年程空き家だったということ、古いということ、仲介無しということで・・・
ホコリや蜘蛛の巣がすごい。
都会人間のワタクシと娘は蜘蛛の巣にひっかかっては「ひーーーっ」
蜘蛛の巣ジェットなるスプレーをまき散らすワタクシを冷ややかな目で見ながら夫が「蜘蛛も生きているのに」と宗教的につぶやく。
ワタクシの脳裏に、蜘蛛の糸によじ上ろうとする自分が浮かぶ。いや、その蜘蛛の糸すらワタクシは下げていただけないってことね。

夕方、娘はUさんに連れられ大家さんとこへ。
無事契約も済み、何とか寝る場所と寝具を確保し、あまりの暑さに1980円の扇風機を買い本日のミッション終了〜〜〜
近所へのご挨拶にもUさんが付いて回って下さり、顔の広いUさんのおかげで怪しまれることなくすんなり受け入れてもらえたとのこと。
温泉に行こう!(←夫、リサーチ済み)
ここでまたバカ娘が「はっ!全部送ってあるからと思って着替え何もないっ!」
イオンに駆け込み下着とTシャツを買い、なぜか母もTシャツ買います。あ〜もっとゆっくり見たい。可愛い洋服がいっぱいあったのに・・・
どんどん時間が過ぎていき温泉は9時40分までに上がるように!と厳命のもと大慌てで入る。
くーーーっ!色々なお風呂があって楽しいのに、時間が足りなくて満喫できん!
名残惜しげに炭酸風呂に別れを告げて上がる。
夫がリサーチしていた居酒屋は、Uさんの評価がいまひとつ。
Uさんおススメのお店に行ってみましょう。
しかし、お店の前で一瞬尻込みします。オシャレ過ぎる・・・
夫がぼそっと「オレ、こういう店はあんまり・・・」
しかし、妻は「今後のことを考えると、ここ行ったほうが娘の顔も立つでしょ」と思い、勇気を振り絞って入ります(いや、そんな言うほど入りづらいお店ってことではないんですよ、ただ我が家にはハードルが高いってだけです)
ちょうどこの週末、この地方はお祭りで、街もにぎわっており、お店もにぎわっており、カウンターに三人横並び。
とりあえず生!の夫、新潟瓶ビールの娘、純米柚子酒の炭酸割のワタクシ。
この一杯で、ここのお店がすごく丁寧に仕事されるお店だと実感。
今まで呑んだ柚子酒で一番美味しかったもの。
その次に、ここのお店のオリジナルのお酒を2合頼みますと、錫の酒器で出てきます。
美味しさ倍増。
お料理は、まず出てきたお通しがオシャレ。
お造りもすごく美味しい。特に高価なお魚を頼んだわけじゃないけど驚くほど美味しい。

薩摩揚げにきつねピザ、夫おススメの幻魚の一夜干し、するめの天ぷら、茄子のシギ炊き(←焼きじゃなくて炊きなの!)
どれもおいしくて、酒が進む進む。
この後、別のお酒呑んで、また最初のお酒にもどって・・・
すっかり酔っぱらった三人、入った時とはうってかわり、口が滑らかになっております。
夫がマスターにお料理や厨房のことを褒めちぎり、気のいいマスターもよくお話になります。
娘も「今度コチラの○○で働くんです!そこのUさんに教えてもらって来たんです。また来ます。」
この街でUさんは有名人らしく「ああ!○○のUさんね!」
大満足でお店を出て、コンビニ寄ったりしながらてくてく帰ります。
途中で娘が猛烈に尿意を催し、「先に帰るから!」と早足になり、酔っぱらい夫婦は仲良くゆらゆら千鳥足で・・・
あれ?なかなかたどり着かないねえ〜
どうやら道に迷いました。
千と千尋の世界みたいだねえ〜なんて呑気なこと言うてる場合ではない!
似たような町屋だらけで、引き返してはまた違う、を繰り返しておりますと、心配した娘が迎えにきてくれました・・・
そして速攻で寝て・・・
目が覚めると9時。
ひーーーっ!引っ越しトラックは10時に来るっていうのに、まだ階段を拭いてもいない。
「美味しいお店をご紹介くださってありがとうございます。呑み過ぎて寝過ごしました。」ってUさんに言ったらますますバカ親子丸出しだね〜と言いながら大慌てで起きるバカ親子でありました。
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カルピスウォーター

2016年07月25日 | 当選品&モニター&おタメし
7月25日(月)晴れ

モラタメさんにいただきました。
カルピスウォーター 口栓付きパウチ。
カルピスは年中、朝から昼から飲めるものですが、このパウチを見かけるようになると夏も本番だなあと思います。
コレってホント便利。つか重宝します。
保冷剤代わりに凍らせて使うのです。
先週の、娘のお引っ越し手伝いドライブの時も凍らせて持って行きました。
北陸とはいえ30度を越す暑い日でしたので、まぢ生き返りましたよ。
冷たくてホント美味しいのよね〜カルピスって。
カルピスの開発者にはワタクシからノーベル賞をあげたいくらいだ(・・・)
いや、ワタクシに財力があればn賞を設立するんですがね、なんせ貧乏暮らし・・・
そんでもって、カルピスをお酒に使うってのを考えた人にも芥川賞をあげたい(もう賞の意味が違ってきておる)
ワタクシ、日本酒は辛口の冷やをきゅーーーっとやるのが好きですが、チューハイはべったりまったり甘いのが好み。
最近はマンゴーカルピスなるものが登場してきて、嬉しい限り。
あ、カルピスウォーターの話がどんどん逸れていってる・・・
でも、ワタクシのことをご存知の方は、もうワタクシの溢れんばかりのカルピス愛のことはご存知よね。
昨日今日、このブログを知った方は、是非、『カルピス』でこのブログ内で検索してみて下さい。
しつこいほどカルピスを語ってますから。
ってことで、今年の夏もカルピスで乗り切りましょう!
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街結君と太郎君⑧

2016年07月23日 | 野望
2学期が始まった。
始業式の朝、太郎はニコニコと、いや、ニタニタと近寄ってきて、オレも負けじとニタニタ笑い返し、
あっさりと仲直りした。
おそらく、ママ猿からの「だいぶ機嫌は治ってるわよ」的なメールが届いてるんだろうと思うと
意地を張り続けるのもアホらしい。
それに、ここでまた、以前のオレに戻るのは避けたかった。
変わりたいのはオレだし、それには、太郎が必要だった。
そして、太郎にも、オレが必要だと思いたかった。

碁石場高校の文化祭は9月の連休に開催される。
公立とはいえ、一応進学校だから、体育祭同様、あまり力は入れて欲しくないという先生たちの考えが如実に現れている日程設定である。
よって、いまひとつ盛り上がりに欠ける。
文化部の展示や、運動部による模擬店などが主流。
クラス単位でも、何かやらなきゃいけない。
去年は、3年4組に、たまたま演劇部の部長と演劇部の看板女優がいて、「時をかける少女」のお芝居をやった。
幼稚園のお遊戯会に始まって、小学校中学校と劇をやらされるたびに、見るのも演るのもウンザリだったオレだが、
この「時かけ」にはちょっと感動した。
舞台を暗転させたりと、かなり本格的だったし、舞台劇特有な大仰なものいいが無く、気恥ずかしく無く見ていられた。
クラス全員が一致団結して作り上げたという感じがあって、カーテンコールの時には、いつもは強面な先輩達まで泣いてるのには驚きながらもちょっと感動すらした。
とはいえ、これはかなり特殊なケースで、ほかは、準備のいらない簡単なものでお茶を濁すクラスがほとんどだ。
お化け屋敷なんてのは、単に女子に触りたいだけだろ。
クラスの出し物以外では、急きょ寄せ集めたような即席バンドによる演奏というのもある。
これはこれで、自分たちで頼み込んだサクラと、お互いの即席バンド同士で聴き合うことでそこそこ楽しそうにやってる。
今年、オレのクラスは何をやるんだろと思ってたら、案の定実行委員長になった太郎が
「皆さん予備校通いでお忙しいでしょうから、ちゃっちゃとやっちゃいましょう。
もう時間もあまりないことですから、喫茶店でいかがでしょうか。
その名も『まちゆいくんのいる喫茶店』」
「おいおい!またオレかよ!」とオレが反論するより早く、女子たちの「きゃーーーっ!いいっ!」
「まちゆいくんがマスターなの?じゃああたしメイドさんやるっっ!」
「メイド服、着ちゃう?」
「いいねえ~それ!」
「まちゆいくんの喫茶店の学校版ってことね。」
すんげぇうるさい。
オレの反論の声は、かき消される。
オレの名前があっちこっちから聞こえてくるのに、オレの声は誰にも届かない。
「街結君のいる喫茶店スマート」のチケット作戦は、テスト前限定なのである。
太郎曰く、「こういうのって、期間限定にしたほうがありがたみが増すんだよね。
年がら年中やってると、いい男にも見飽きるってことさ。
まちゆいが、トークの勉強でもしてくれれば別だけどね。」
だから、次は二学期の中間テスト二週間前から始めるからなと言ってたのに。
瞬発力に欠けるオレが、またも出遅れて呆然としてるうちに
太郎はどんどん話を進めて行く。
「まあまあ皆さん、お静かに!それじゃあまりに当たり前すぎるでしょ。
そこで!こういうイベントにはありがちですが、とりあえずウケるんで、男女入れ替わってもらいます。
男子にメイドをやってもらい、女子に執事をやってもらう。
それから、オレがマスターね!
まちゆいは、美味しいコーヒーなんて入れられないからさ。
まちゆいにもメイド服着せたいところだけど、似合い過ぎて怖い気もするので、
あえて、彼には入口で客寄せをしてもらいましょう。
ちょっとばかしカッコいいっていうだけで、まだまだ碁石場高校内だけでの知名度ですからね、
他校の女子や、ママさんたちを、教室の入口で集客する役をやってもらいましょう!」
教室内大盛り上がりである。
さすがに男子は盛り上がらないだろうと思いきや、メイド服を着られる10人の選抜じゃんけん大会が白熱していた。
そして、文化祭当日。
客寄せパンダのオレは、入口で、オシャレ女子がコーディネイトした、今一番イケテルらしい格好をさせられ
ご希望があれば一緒に写真も撮らされた。
カメラマンはもちろん亜美ちゃんだ。
この日のために、レンズを新調したらしい。
望遠レンズしか持ってなかったっていうのが逆にすごいな。
「もしや、その写真も売るのか?」と言うとにやりと笑い
「そこまであくどい商売はしないさ。サービスサービス。」
それから怒濤の忙しさが続き・・・
オレたちのクラスは、碁石場高校創立以来、過去最高の売上高を達成したのであった。
太郎が「オレ、やっぱり経済学部に変えようかなあ」とほざくのはお約束。
ちょっと驚いたのは、太郎がスマートのマスター伝授により、ものすごく美味しいコーヒーを入れたことと、
中間テスト二週間前14日分の「喫茶スマート」のコーヒーチケットも準備して売りさばいたこと。
太郎は、冗談抜きで、法学部は向いてないかもしれない。


街結君と太郎君①
街結君と太郎君②
街結君と太郎君③
街結君と太郎君④
街結君と太郎君⑤
街結君と太郎君⑥
街結君と太郎君⑦
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街結君と太郎君⑦

2016年07月22日 | 野望
夏休み。
オレは、まただらだら寝てばかりいる生活に戻った。
太郎からは全く音沙汰無し。
もちろんこっちからも連絡しなかった。
時々ママ猿が「ケンちゃん、いや、太郎くん、もう、遊びに来ないかなあ。
ケンちゃんママとも久し振りに会いたかったなあ。」と
わざとらしくつぶやくのがうっとおしかったけど、知らんぷりしていた。
そして、夏休み最後の日の夜。
またママ猿が太郎の話を始める。
ケンちゃんだの太郎君だの、もう、ごちゃまぜだ。
「あなたとケンちゃん、幼稚園の頃もよく喧嘩してたわよねえ。
しぃちゃんがどっちのこと好きか、とか、美保子先生がどっちのこと好きか、とか、
どっちがゴレンジャーの赤かとか」
オレ、力なく、「メガレンジャーのレッドね」
今でも憶えてるのが、こういう戦隊ものに疎いママ猿が、クリスマスプレゼントにどこで調達したのかひと昔前っぽい変身セットを準備してて、
『メガレンジャーじゃない!』って半泣きのオレに「あれぇ?サンタさん、間違ったのかしらねえ〜」なんてすっとぼけてたこと。
ケンちゃんが幼稚園に持ってきたメガレンジャーの変身セットを貸してくれたのはいいけど、オレがそれで変身アクションしたらまわりがメチャ盛り上がって、
すねたケンちゃんが「もう貸さない!」って言い出して、喧嘩になって、美保子先生から没収されたんだった。
迎えにきたケンちゃんママに「変身セット」を渡しながら美保子先生が事情を説明するとケンちゃんママとママ猿が大爆笑して、なんだかわかんないけどそのまま近くのファミレスに4人で行ってお子様ランチかなんか食べて仲直りしたんだよな。

「ケンちゃんち、幼稚園の頃から大変だったらしいの。
子供心に、パパとママが喧嘩してるのが嫌で嫌でしょうがなかったって。
ケンちゃんは、ずっとテレビ見て、聞こえないふりしてたんだって。
ちょうどあの頃、お笑い番組が流行ってたでしょ。
だから、ケンちゃん、お笑いのネタを覚えて、ママやパパを笑わせようと必死だったって。
幼稚園で、まちゆいやほかのお友達と遊んでる時が一番楽しかったんだって。
お家に帰りたくないなあって思ったりもしてたって。
全然、気づいてあげられなかったわ、ママ。
ケンちゃんのことも、ケンちゃんママのことも。
このまま同じ小学校に行くとばっかり思ってたから、卒園式の後に「急に引っ越すことになったの」ってケンちゃんママから言われてびっくりして。
落ち着いたら連絡するね!って言われて、それっきりになっちゃった。
ケンちゃん、高校に入学した時、あなたを見つけて、すごく嬉しかったんだって。
今度こそ、ずっと友達でいられるって思ったって。
でも、あなたは、全く太郎君のことを思い出さないし、何だか覇気がないっていうか、つまらなそうっていうか。
幼稚園の頃の、自分のヒーローだったまちゆいと別人みたいで驚いたんだって。
でも、仲良くなっていくうちに、やっぱりオレのヒーローだったまちゆいだって思えてきて、
自分のこと思い出してくれないのは頭きたけど、そろそろ種明かししてやろうって思ってたんだって。
だから、あの日、電車で二回くらい吐きながらも、わざわざ来てくれたのよ。
あの日、話そうって思ってたから。
もしかしたら、ママにはバレるかもって予感があったから、なかなかうちに遊びにこなかったらしいのよ。
あの日、ママが、デートの途中でパパと喧嘩して帰ってきちゃってたものだから話がややこしくなって、
そのことは悪かったって思ってるわ、ママも。
あなたが怒って、部屋にこもっちゃった後、いろいろ太郎君としゃべったの。
太郎君は、久々にあなたが怒鳴るのを聞いてうれしかったんだって。
幼稚園の頃の喧嘩を思い出したって。
あなた、うちでは結構ママに大声で文句言ったり怒鳴ったりするくせに、学校では穏やかなんだってねえ~
あの後、何度かメールくれて、あ、ママと太郎君、メル友になったのよ。
とうとう、さっき、泣きのメールが来たわ。
まちゆいが、オレのこと許してくれるように、まちゅママからも頼んでくださいって!
まちゆいをバカにしてたつもりなんかなくて、ただ、昔みたいにいろんなことを一緒にやりたかっただけなんだって。
どうする?このまま、ずっと喧嘩しつづけるつもり?
あなたが、あの高校を選んだのは、もしかしたら、小中学校時代の自分と決別するためだったのかなあって、今頃、ママ、気づいたわ。
碁石場高校を選んだのって、ある意味、運命みたいなものだったかもね。
太郎君と出会うための。」
オレは、ママ猿に、「明日、太郎と話すよ。だから、余計なメールなんかしなくていいから。」と念を押したが、
オレが部屋に戻ったら速攻で太郎にメールしただろうなあ、ママ猿のやつ!
「わかったわ。」って言った後、鼻がぴくって動いたから。


街結君と太郎君①
街結君と太郎君②
街結君と太郎君③
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街結君と太郎君⑥
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海の日のドライブ

2016年07月19日 | おでかけ
7月19日(火)晴れ

昨日の海の日、いかがお過ごしだったでしょうか。
我が家はいつものようにだらだらとした三連休の最終日を迎えておりましたが、
のそのそと起きだしてきた娘が「どこかドライブに行こうよ!」と言いだしました。
免許取りたて時にありがちな「運転したい」病です。
たかだか二週間で取った免許なんて信用できん!と思いつつも、いや、このままいきなり公道を一人で運転させるには、不肖の娘を受け入れて下さったその地に申し訳ない。
せめて練習に立ち会おうではないか。

どこ行く?
真っ先に浮かんだのが「日本のウユニ塩湖」と言われているらし木更津の海岸。
少し前に、銀座のソニービルでプラネタリウムを見た時に「ウユニ湖」ってのがあると知り、さらにはそれっぽい風景が見られるとこが日本にもあるらしいと知り、
さらにはその一つが千葉県木更津市にあるという。
ウユニ湖には絶対行けないけど、木更津市には行けないこともない。
いや、現にワタクシは木更津のアウトレットに二度ほど行っている。
検索すると、ウユニ塩湖というよりも、「千と千尋の神隠し」の世界に近い気がして、もうウユニ湖はどうでもよくなってきて、この幻想的な感じを見たい!と切望しておった。
そこにドライブの話だからね〜ここ以外の何処へ行くって感じで、有無を言わさず行き先決定!

ほとんど使うこと無いから解約してよ!と口うるさくいっているカーシェアリング。
肝心な時には誰かが使っており、少し遠目の駐車場まで歩く。
使えん!まったくもって使えん!もう、コレが最後のご利用だからなっ!
灼熱炎天下を歩き、汗ドロドロでコンビニに入り飲み物を調達、その間に夫は駐車場に向かい、ナビをセット。
乗り込むワタシラにおかしそうに「サンダルがあった」
カーシェアとはいえあまり利用者がいないのか???まるでマイカーのごとサンダルを乗せとるのか???
そうこうしてると、音楽を聞こうとした娘が「サクラって人のスマホにつなごうつなごうとするっ!」とキーーーっとなっておる。
疎い母にはイマイチわからんが、Bluetoothがなんちゃらかんちゃらで、前に使ったのがそのサクラって人のiPhoneらしく・・・
以後、「サクラ〜〜〜っ!サンダル置いていくな!」とか「サクラ〜〜っ!ちゃんと履歴は消去していけ!」とか罵られることになる。

そんなこんなで木更津に到着。
ここら辺ならいいだろうってことで、娘に運転交代。
後部座席でシートベルト装着する母。
おそるおそる発車。
夫から「左に寄り過ぎ!」と言われ続け、その合間にナビが「次を右です!」
右なの?左なの?
さらには、ちゃんと調べないで出発したのでその海岸を見つけられず、道はどんどん狭くなる。

余談ですが、今夜の「マツコのしらない世界」見ました?
三大CMホテルの世界。
ホテル三日月近辺をウロウロしてました昨日。ちょっと興奮しました。
昨日は何にも思わなかったけど、今日のテレビを見たら、泊まってみたくなったわ。

・・・話を戻して・・・
こんなところで対向車が来たら、この初心者は田んぼに落ちるぞ!
お願いだから運転替わってくれーーーっ!と思うも、スパルタ教官は「大丈夫大丈夫!」
一度仕切り直しでコンビニでトイレを借り、お礼に何か買いましょう。
3人とも頭を使い過ぎてお腹が空いたらしく、娘はいきなりおにぎりをチョイス。
夫はマヨチーズパン、妻はカスタードクリーム鯛焼き。
だんだん慣れてきたらしく、母の懇願虚しく嬉々として運転席に乗り込む娘。
江川海岸への矢印も見つけ、観光バスの後ろにくっついて無事到着。
な〜んだ。隠れた名所かと思いきや、結構有名スポットなのね。
さらには、ウユニ湖のような光景を見るにはいろいろな自然条件が必要とのこと。
この日は、風は強いわ、満潮だわ、太陽は雲隠れしてしまうわで、写真で見たような風景とは少し違ったけど、
でも、遠くに見える工場地帯とか、海に並ぶ電柱とかを見るだけでも十分満足。
今日の一枚が、それですが、おそらくあんまり伝わらないでしょうから、参考までにリンクを貼っておきます。
飛んでみてください。綺麗でしょぉ〜〜

大満足で帰路につきます。
当然のようにまた運転席には娘。
どうやら高速道路も運転させるようです。
娘「あたしさぁ〜高速はシュミレーターだったんだよね。」
はあ???
シュミレーターだったら、母はジャンボジェット機でも操縦できるわいな!
そうこうする間もなく高速に入り・・・
合流箇所でいちいち夫に「大丈夫?入っていい?」って聞きながら合流する娘。
ちゃんと後ろ見てる???
さらには夫から「もっとスピード出して流れに乗れ!」と言われ「えーーーっ100キロくらい?」
母慌てて「80でよい、80で!」と後部座席から叫びます。
しばらく走ってから、そろそろ交代しようということでパーキングエリアへ。
案内のおじさんに誘導されて指示された車と車の間に大騒ぎしながら駐車。
どっと疲れたわぁ〜〜〜
駐車スペースに車を停めて、今度は急に降り出した雨の中焼肉屋さんへ向かいます。
歩きながら娘がはっ!としたように「履歴消し忘れた!」
サクラが、「チッ!あたしのサンダル、後ろにやったり、音楽聞いたりしたのはnねっ!」と罵ることでしょう。

チラシに、近所の焼肉屋さんのクーポンがついていたので焼肉デーです。
教官!お疲れ様。生ビールも安いからどんどん呑んで!
新人ドライバーもお疲れ!肉食べな肉!これからは貧しい生活になるだろうからね。
たらふく食べて、さあ、恒例の会計当てクイズです。
いつも安く見積もってはレジで愕然とする母ですから、高めに設定。
冷静に判断する夫と、根拠無き強気で攻める娘は似たような金額です。
そして・・・レジのおにいちゃんがそれよりもさらに安いお値段を発表!
母は大ハズレでしたが、嬉しい誤算ですから大満足。
楽しい一日でありました。
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