パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

足うら美人おやすみサポーター

2015年06月26日 | 当選品&モニター&おタメし
6月26日(金)曇り

今回のモニターはコチラ。
足うら美人おやすみサポーター。
温むすび ファンサイトファンサイト参加中

わが故郷は大変な豪雨に見舞われているようですが・・・
実家の母からは「そんなたいしたことないよ。」
ワタクシ、東京人になり早いくとせ。
忘れかけておりましたが、九州の梅雨はね~ホントすごいんだから。
北海道は梅雨がないといいますが、私に言わせりゃ東京の梅雨も梅雨とは言えないね。
九州の梅雨はねぇ~ホントずーーーーーっと雨なんだから。
「梅雨の晴れ間」なんて、ないんだから(・・・嘘です、あります)
どこか土砂崩れしてからじゃないと、梅雨は開けないんだから(・・・暴言を慎みなさい)
そうそう!もう一つ忘れかけていたこと。
先日、九州の友人もんちゃんが上京した時に言った言葉。
虎ノ門ヒルズに行った時に驚いたというのだ。
「ちょうどお昼時で、サラリーマン達がふつーに芝生に座ってた。鹿児島では考えられん!」
そうです。
年中、桜島の灰に悩まされておる鹿児島では、公園のベンチですら座るのを躊躇します。
油断すると、部屋の中にまで灰は入り込んで、床がザラザラなんですっ!
つい先日見たDVD「奇跡」で、大阪から鹿児島に引っ越してきた少年(『まえだまえだ』のお兄ちゃんの方)が、ものすごく神経質に灰に反応してるシーンがあり、それも合わせて
「うーーーっ、思い出してきた。あの、灰のイヤな感じ。」
夫の定年後は鹿児島に帰る予定だが、梅雨と灰を思い出して、ちょっとブルー・・・

と、老後の心配はさておき・・・
毎週楽しく通ってるヨガであります。
ジャージにTシャツという格好。
足の指を一本ずつ回すから、靴下は脱ぐか五本指ソックスがいいよと言われ、しばらくは裸足でやっとりましたが、ある日、閃きました。
ワタクシには「足うら美人おやすみサポーター」があるではないか!
これなら、足の指は回せるし、裸足で靴を履く石田純一的不快さもないし、靴下を脱ぐというめんどくささもない。
それ以来ずっとヨガの時はこれです。
誰か「あれ?その靴下?っていうか、サポーター?何?」と気付いてくれるのを待っているのですが
まだ誰も気付いてくれません。
気付いた人にはもれなくプレゼントするのに・・・
モニター歴20年(ウソ)のnの、厳しい目を持って、今のところベスト5に入るおススメ品がこの「足うら美人」シリーズ。
よって、何かって言うと無理矢理プレゼントされます。
来月、ボランティアのメンバーと初の飲み会があるのですが、その時のプレゼントとしてこの足うら美人の靴下を含む『nおススメグッズ』お楽しみ袋を今ちゃくちゃくと準備中なのであります。
勝手に宣伝部長としては、日々、宣伝に勤しんでおるのであります。
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ジーランデイァ・キャット

2015年06月25日 | 当選品&モニター&おタメし
6月25日(木)晴れ
今回はコチラのモニターです。

グッドスマイルインターナショナルファンサイト参加中
うちのワガママ娘イチは、とにかく飽きっぽい。
うちレベルでは贅沢品とされる「シーバ」ですら、続くと・・・ぷいっ!としやがる。
朝ウェットフードで、お昼にカリカリというパターンの食事だが、なかなか「おいしかったわ」という顔をしない。
歳なのかなぁ~
と、心配していた矢先の、こちらのモニター当選。
早速、タメします。
こちらのキャットフード「ジーランディア」は、ニュージーランド産。
ニュージーランドといえば、九州の友人Mさんの夫を思い出す。
葉加瀬太郎氏を彷彿させる風貌と、穏やかな物腰。
Mの話に寄ると、ニュージーランドの教育制度とかものすごくいいんだって。
ゆとりある制度なのに、日本よりずーっと優秀らしい・・・って話を、ものすごく論理的に教えてもらったのに忘れた・・・
とにかく、ワタクシの中でニュージーランドという国は、Mの夫のようなイメージで、好感度高しである。
さぁ!イチちゃん!
この、ニュージーランド製のご飯を食べて、Mのおぢちゃんのように大きくおなりなさい。
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シンデレラのYeah!

2015年06月22日 | 子供ネタ
6月22日(月)晴れ

ワタシハ、ニホンニキテサンネン二ナルアメリカジンデス。
30サイデス。

カタカナ、めんどいな。
オレ、日本大好きで、日本語ペラペラ。
ただ、ナンパするときだけは、『観光で来た日本語全く話せないガイジン』になる。
夕べの話だ。
アメリカから遊びに来た友人に頼まれてアキバやら案内して、新宿のホテルまで送ってやってから帰路についた。
日曜の夜11時。
日曜だからか、日曜なのにか、適度に空いてて座れる。
座ってから気付いたのだが、隣の女の子、チョー好み。
こんな時間なのにシラフで、背筋をしゃんと延ばして文庫本を読んでいる。
黒いTシャツに地味な花柄のスカート。靴下に黒いぺったんこな靴。
真っ黒な髪を耳の下でまっすぐに切りそろえている。
イヤ、基本、オレは長い髪が好きなのだが、今ちょっとだけショートボブもありかなと思っている。
週末に見た映画「海街ダイアリー」の広瀬すずちゃんが可愛かったから。
そうだ!この子、広瀬すずに似てるんだ!
「Does this train go through ○?」
驚いたように顔を上げた彼女。
困ったような顔で 「Yeah」 と言った。
大きな目だ。
まっすぐにオレを見ている。
オレはぺらぺらと早口で「お腹が空いているのだが、どこもお店が閉まっていて困っている。
どこか食べられるところを知らないか」
と言うと
「Once more please」
それで、オレはもう一度、今度はゆっくりと言う。
すると、彼女は頷いて、オレが降りる予定の駅の一つ先の駅ならまだ開いているお店があると思う、というような意味のことを
たどたどしく、単語をつなぎながら言う。
ぢつは、オレは新宿で友人とたらふく食った後だから、腹は減っていないのだ。
彼女をこじゃれたバーにでも連れ込めればオッケーなわけだ。
だが、彼女は帆布のショルダーバッグの中からiPhoneを取り出し、オレの最寄り駅の隣の駅のレストランを検索しはじめる。
そして嬉しそうにもんじゃ焼きの写真を見せる。
しょうがないので「Oh!オコノミヤキ?」とリアクションすると
また困ったような顔で「same、いや違う違う、nearly、これも違う。」ぶつぶつつぶやいている。
知ってるよぉ|それもんじゃだよね~オレ、大抵の日本食、好きだけどもんじゃだけはダメなんだよぉ~
子どもの頃に飼ってたレオンって犬が、よく腹を下すヤツで、その下したブツにそっくりなんだよぉ~
そもそも、君はなぜオレが泊まってるホテル(って、ホントはオレの安賃貸マンションなんだけど)のある駅より、
さらに辺鄙な駅の方で探そうとするんだい?
オレの、脳内のクエスチョンマークが、いい感じで彼女に伝わったらしく、もんじゃは嫌いなのね・・・とつぶやきまた検索しはじめる。
いかん、このままじゃ、もっとがっつり系のお店を検索してくれる。
オレは、彼女が、オレの言うことが全くわからないわけではなく、言ってることは理解できるが、それに対する答えのボキャブラリーが乏しいということがわかってきた。
そこでオレは、はたと閃いてまたペラペラと、今は肉も魚もちょっと・・・ってなことをしゃべる。
すると、若干のズレが生じ、彼女はしたり顔で「You are vegetarian.」
めんどくさい事になりそうだが、とりあえずYeah!
そうこうしているうちに、オレの最寄り駅は過ぎてしまい、隣駅に着いてしまった。
まだお店を探せない彼女は、意を決したように立ち上がり、オレに、「ついて来て!」と言うようにアゴで出口をしゃくり、オレより先に電車を降りていった。
慌てて降りて、改札を出る。
彼女は、きょろきょろファミレスだの居酒屋だの探しては指差す。
で、オレが「メニューとかよくわからないから、君も一緒に入ってくれないか?」
すると彼女は「私は、またこれから電車に乗って帰らなければならない。
最終電車を逃すと大変なことになるからお店に一緒には入れません。」

最終電車って何時?と聞くと、また検索して、ここの駅だと○時△分が最終。
「じゃあ、あそこのコンビニで何か買うことにするよ。おにぎりの中身が何か教えてくれない?」
コンビニのおにぎり売り場でオレが指差すおにぎりを見ては
「ノーっ!シャケ。フィッシュっ!」そうだ、オレは似非ベジタリアン。
「え?これ何だ?う~んと、sea plant?」こっそり彼女の持ったおにぎりを見ると「若布」だった。
赤飯なら彼女を困らせることはないだろう。これにするというと・・・
また彼女は検索を始め・・・「happy rice???」
コンビニで支払い、店員にthank you!というと、後ろで彼女も店員にThank you!って言ってた。
いい子だね~君。
とりあえず、猛烈に腹が減っているはずのオレだから、赤飯を食べることにする。
隣で彼女は、何か話しかけなきゃと思ったらしく、唐突に
Do you like movie?
え?映画?そうか、君はサブカル女子なんだね。
ぢつはオレ、日本映画を勉強してるんだよ。
少しうれしくなって、オレのイチオシの監督「河瀬直美」の『2つ目の窓』が好きだと言ってしまう。
これって、観光に来たガイジンが言うには少しマニアック過ぎないか?
でも彼女は冷静な顔で I also saw.
調子に乗ってオレが「あれはすごくいい映画なのに、日本人で知っている人が少ないのはなぜだ?」
彼女はまた少し困った顔になる。
「河瀬直美は日本人向けに映画を作ってるわけじゃないんだよなあ~
あ~でも、英語で説明できん!」
とブツブツ・・・
「とりあえず、今、また彼女の新作をやってることを教えよう!あ、でも「あん」って向こうでの題は何?
餡子の餡?英語で餡はなに?寿司はスシだよね、じゃあ餡はアン?」
と、またブツブツ・・・
「It's difficult to explain.」と申し訳なさそうに言った後、
突然ハッと時計を見て「Time is up」
と叫び、手を振って駅へ走っていった。
赤飯片手に、少し呆然と見送るオレ。
黒い髪のシンデレラだったなあ。
さぁて!オレも帰るとしよう。
駅へ戻ると・・・あれ?あれあれ?
上りの最終はもうとっくに終わったらしい・・・
ま、いっか。一駅くらい歩くとしよう。
今週末あたり、もう一度「海街diary」見にいこうかな。

・・・って、かなり好意的に脚色して書いたけどさぁ~
ガイジンに親切にするのも大概にしなさいよっっ!!!
昼間ならともかく、お友達と一緒だったならともかく、
あんな時間に、女の子一人で、わざわざ途中下車までしてあげるなんて、電車に乗ってた他の乗客みんながナンパにひっかかったバカな女の子だって思ったわよ、きっと。ったく!!!
と、ゲラゲラ笑いながら聞いた後、説教する母であった・・・
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海街diary

2015年06月18日 | 本・マンガ・テレビ・映画
6月18日(木)曇り

昨日の「スッキリ」には爆笑しました。
九州の友人もんちゃんが、ご友人と上京し銀座を闊歩していたら「スッキリ」の取材を受けた、って話は、会った時に聞いており、
もんちゃんのご友人が、かなりなインパクトあるお話をされたようだったので、「絶対それ使われるわ!」と楽しみに放映を待っておりました。
『浮気の見抜き方』についてのインタビュー。
何人かのご婦人方のお話の後、「あーーーーっ!もんちゃんだっ!!!」
鹿児島から旅行中のお二人~ってなテロップと、ご友人の鹿児島弁にも標準語のテロップが出る(苦笑)
噂には聞いていたが、かなり強烈に面白いご友人で、あのもんちゃんが、隣で穏やかに微笑んでいるのがまたワタクシの笑いを誘う。
ちなみに、ご友人はなぜ夫の浮気を見抜いたかというと・・・
歯医者さんから歯のホワイトニングのお礼のハガキが届いたから。
それまでは加齢臭にも何にも気にしなかったヤツが急にこ綺麗にしだしからだそうな。
夫の女子力がアップしたら気をつけろ!だそうです・・・ご参考までに。

と、爆笑した後は、慌ててボランティアの勉強会へ出かけます。
12時までおべんきょした後、大学が休みの娘と待ち合わせて、「海街diary」を見に行きました。
ネタバレ炸裂ですから、これから見るご予定の方とは、ここでお別れです。

ワタクシ、基本、原作(マンガでも小説でも)に映像(映画でもドラマでも)は勝てないと思う派です。
しかし、これはとても良かった。好き。
キャストもすごくピッタリはまってた。
いや、キャスティング同好会会員といたしまして、次女は「水川あさみ嬢」でお願いしたかったのに、え~~~っ!長澤まさみぃ~~~と思いましたし、
加瀬亮氏は、キャスティング同好会会長のご子息のご職業やらとかぶり、勝手に理学療法士の役だと思い込んでいたので
信用金庫の人で出てきた時は「え?そっち?」と思ってしまった。
が、そこはさすがの加瀬氏ですから大丈夫。
そんなに出ないのに、魅力的なのは十分伝わりました。
そして、驚いたのが長澤まさみ嬢。
スタイルバツグンなのは「岳」で知ってましたけど、やっぱ綺麗な足だわぁ~胸だわぁ~腹だわぁ~
そして、「ちょっと田舎めの信用金庫とかにいそうなタイプ」を好演。
ワタクシと娘は、大抵、女優俳優の好き嫌いが似ておるのですが、二人とも長澤まさみ嬢や綾瀬はるか嬢をあまり好きではなかった。
でも、これはお二人ともとても素晴しかった。
いや、もう、全部良かったっす、キャスティング。
前田旺志郎君がお兄ちゃんになっててびっくりで、演技も上手だったし、
樹木希林の怪演ぶりは今に始まったことじゃないし、実力派だらけの映画ってこんなに安心して見ていられるのねって感じ。
振り返って書いていくうちに、出来過ぎじゃない?って思ってしまうほどの奇跡的なキャスティングに思われました。
奇跡的といえば「広瀬すずちゃん」
名前からして同じってすごいね。
そして、CMとかでは年より少し上に見えるけど、この映画ではちゃんと15歳、いやもう少し幼いくらいに見えてとても良い。
そして・・・
言っていいですか。
怒りませんか?
でも、ホントなんですよ。
すずちゃんが、うちの娘にちょーそっくり(・・・出た~~~っ!親ばか炸裂!)
ここだけの話、終わった瞬間に、娘も「すず、あたしに似てなかった?」っていいましたからね。
母も「横顔とかチョー似てた!あんたかと思ったわ。」とまで言いましたから。
と、バカ母娘の会話はおいといて・・・
原作から映像となると、端折るところがむつかしいし、あと、監督の解釈が入り過ぎたりするのもむつかしいところ。
全く別物になったりするのもあるよねえ~(←これ、大嫌いなパターン)
端折ったところが、自分の大好きなシーンとか譲れない場所だったりしても、見ていて「う~む」となる。
でも、これは、ばっさりと結構端折ってるけど、それはしょうがないなと納得できる。
娘が悩んでいたのは「続編を見たい。でも、もう、これで終わって欲しい気もする。いっそドラマになって・・・
いや、このまんまのメンバーでのドラマってありえないから、それならいっそないほうが・・・」
と、延々と悩みまくっておった。
気持ちはわかる。
とても良い映画だったからね~

大満足で遅めのランチをそば屋さんで。
なんと!!!驚いたことに、ワタクシ達って、去年アナ雪見た後もソバ食べて、それが、同じそば屋チェーン店。
全く別の駅の別の映画館なのに。
ほかにもいろいろ食べ物屋さんあるのに。
二人ともそれほどソバ好きってわけでもないのに。
映画の半券でソバアイスが付くという特典はあったけど。(前回のお店は、半券で100円引きとかだった)
そして、前回同様ソバ茶っておいしいねえ~ってことで、今回はレジ横のソバ茶を買って帰りましたとさ。
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からだ よもやま話

2015年06月16日 | からだのこと
6月16日(火)曇り

ヨガを始めてひと月過ぎたが、なんら体調にも体重にも変化なし。
まあ、あんな悠長な動きで痩せようなんて甘いわな。
ただ、週に一度くらい身体をほぐすというのはアリですな、というスタンスで気長に行きましょう~
と、そんなヨガ教室に誘ってくれたN田さんが、先週お休み。
「体調が悪いの?それとも何かご用だった?」とラインしてみると・・・
「五十肩だと思うんだけど、とうとう右手が動かなくなった」と返信。
右は大変だねえ~ご飯とかどうしてるの?明日のお昼は、コンビニ弁当かスーパーのお惣菜か、届けようか?とラインすると・・・
「あまりに痛いから、今、病院にきたところ。レントゲン撮ってる。
腕さえ動かさなきゃ大丈夫だけど、何もできないからヒマ。
ランチしよう!」
ということで・・・翌日ランチをする。
当初は、彼女の家に食べ物持ち込んでのランチパーティの予定だったが、左手で右手を支えている以外は、とてもお元気。
じゃあ、ゆっくりできるファミレスで、だらだらランチしようということになる。
日替わりデザート付きランチを食しながら彼女が言う。
「レントゲン撮ったら、五十肩じゃなかったのよぉ~
石灰性肩関節周囲炎っていって、カルシウムが関節に溜まる病気で、いきなり肩に注射よぉ~
これが、いままでの人生で一番痛い注射で、雄叫びをあげてしまった・・・」
なんか聞いたことあるある!石灰性なんちゃらって。
足にきて、歩けなくなった人の話とか。
n「なんでそんなことになるの?」
N田さん「・・・加齢よ!か・れ・いっっ」
出た~~~~っ!

ぢつは、ワタクシ、今年の花粉の季節。くしゃみ連発した。
いよいよ花粉症デビューだわと思ったものの、くしゃみ連発で終わった・・・
が、それ以来、どうにも喉の調子がイマイチ。痛いわけではないが微かな違和感とでもいおうか。
で、ワタクシの記憶が正しければ、生まれて初めての耳鼻咽喉科へ。
ティッシュで舌を握らされ、「あ~~~~」と言い続けてくださいと言われ、えづきながら診察してもらう。
近所のちっちゃい病院だからね、ファイバースコープなんてもんはないのだ。
気の弱そうなドクターが、喉の模型図で説明してくださる。
扁桃腺がなんちゃらかんちゃら・・・
いや、扁桃腺というと小さい子供さんの病気と思われるでしょうが、え~っと・・・ごにょごにょ
何か言いづらそうだなあ~何が言いたいの?と問いつめるような目で見つめると・・・
要するに、加齢に因る扁桃腺肥大ってことでした・・・(症状としてはちょびっとですけどね)
出た~~~~っ!

我が夫は、めったにほとんど病気をしない。
東京にきて10年だが、彼が病院へ行ったのは歯医者と耳鼻科だけだ。
この耳鼻科ってのは、耳鳴りがするとのことでしばらく通っていた。
ちょうどこの頃、彼のおかあさんの癌発覚ということがあり、おそらく精神的なものだろうと思われた。
で、ワタクシが喉の調子が悪いからってことで耳鼻咽喉科をいろいろ検索して探してるのを見た彼が
「俺も耳鼻科行こうかなあ」
え?あなたも喉痛いの?
夫「いや、耳鳴りが」
妻「え?いつから?前にも耳鳴りがするって言ってたけど、また耳鳴りし始めたの?」
驚いたことに、ずーーーっと耳鳴りしてるっていうのだ。
この人の我慢強さってどこからくるんだ???
あたしゃてっきり治ったと思ってたよ。
土曜日、少し離れた耳鼻科に行かれまして・・・
妻「どうだった?」
夫「治りませんって言われた。気休め程度の薬ですけど処方しますかって言われて、一応お願いしますってもらってきたけど、前、しばらく飲んでた薬と同じ。」
妻「何なの?原因は。」
夫「加齢」
出た~~~っ!

加齢ってのはホント厄介よね~
これを言われると、もう、うんともすんとも言えず黙り込むしかない。
ドクターのせいじゃないが、歳をとっていくワタシラもどうしようもない。
ただ、ちょっと悲しくてやるせない気分になる。

が、そんな気分をふっとばす秘訣を、身を持って教えてくれたのが同級生のもんちゃんだ。
元気溌剌タフネスな彼女。
決して有閑マダムってわけではない。
九州のスシローでバリバリ働いている。
年に数回、一週間の休みをもらうため、普段はみんなが嫌がる最終時間帯にも「喜んで」入る。
間に、短期のバイトってのもやる。
そして、それを福山とジャニーズとお笑いと美味しいものの追っかけにつぎ込むのだ。
そんな彼女には「加齢」は忍び寄れないらしく、彼女には一本も白髪がないのだ。
ワタクシも彼女を見習って、もすこし世間のことに興味を持とうと梅雨の曇り空に誓うのであった。
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ウテナ モイスチャークレンジングクリーム

2015年06月15日 | 当選品&モニター&おタメし
6月15日(月)曇り
今回のモニターはコチラ。

ウテナ モイスチャークレンジングクリームです。
クレンジングって、種類が多いですよね。
クリームにオイル、ミルク、ジェル。シートなんてモノもある。
ワタクシ的には、シートは論外。落ちた気がしないし、コスパが悪そう。
オイルもねえ~
以前、テレビで佐伯チズさんが「オイルはダメよ!」って言ってたのを聞いて以来やめました。
彼女の、白くて綺麗なお肌には説得力がある。
で、基本、クリームタイプを愛用しております。
よって、今回のモニター商品は、過去に何度も使っておりますので自信を持ってのご紹介になります。
べたつきがね~と敬遠されがちなクリームタイプですが、お風呂で使えばいいのです。
何の問題もありません。
あ、ワタクシ、W洗顔推奨派ですから、このクレンジングクリームでマッサージを兼ねたクレンジングをした後に洗顔石けんを泡立てて洗うとすっきり~という工程を愛しております。
チョーのつく乾燥肌なので、この工程がちょうど良いのであります。


我が母の世代は、コールドクリームを塗りたくった後、ちり紙で拭きとるという工程でしたが、洗い流せるというのは助かります。
あの、拭きとる作業は見ていて、めんどくさそうでした。
なかなかベタベタ感が落ちないし。
今でこそ柔らかティッシュがありますが、昔はガーゼか、ちり紙でしたしね~
もう、今の若い方はちり紙もご存じない?
ちり紙っていうのはね~え?別に説明はいらないですか。そうですか。
ま、とにかく、水で洗い流せるというのはラクチンということです。
乾燥肌の方には、このクリームタイプのクレンジングが絶対いいですよね~~~
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タフネスな彼女

2015年06月14日 | おでかけ
6月14日(日)曇り
九州の友人もんちゃん上京。
福山の追っかけをしてる彼女、今年もアサヒスーパードライのCM撮影に当たる気満々だったが、ハズレた・・・
しかし、もう飛行機もホテルも予約してるし~ってことで追っかけ友と上京し、一週間のご滞在。
着いたその晩に赤坂の「俺のフレンチ/イタリアン」から六本木のイエロでかき氷。
翌日は中目黒のピザ屋さんダ・イーサから夜は新宿のダンシングクラブ(←手づかみシーフード)
三日目は横浜でオイスターバー。で四日目は築地市場からの銀座バウリスでお茶した後、白湯ラーメンの「篝(かがり)」
lineに続々と届く美味しいもの写真。
虎ノ門ヒルズのトリュフオイルのポテトってのもあった。
何ですかそれ?って感じのn。
そして、金曜に、追っかけ友は一足先に帰る。
で、土曜日にワタクシと会うのだが・・・こんな彼女をどこに案内せよというのだ???
いや、逆にあたしをどっか連れて行けって話ですよ。
さすがのもんちゃんも「もうネタ切れ!」
で、孫からディズニーストアで買ってきて!というリクエストがあるので、新宿で待ち合わせる。
電話でやり取りして買うはずが、ちょうどこの日は鹿児島にお笑いの「バンビーノ」が来てるってことでもんちゃん以外の家族(夫、娘、孫二人)は早朝よりイオンに行っている。
今、前説が始まったとこで、しばらく電話に出られんとの夫さん情報・・・
パワフルな一家である・・・
で、しょうがないから、ご飯食べて時間潰そうということになり・・・nの希望で鰻になりました・・・

『今半』と迷ったのだが、もんちゃんが「今半の本店とかで仲居さんが作ってくれるすき焼きならまだしも、
デパートのランチのすき焼き御膳程度は、自分ちで砂糖醤油で作ったモノとなんら変わらん!とバッサリ。
久し振りに美味しい鰻を食べ、無事に孫希望のお土産も買い、次はもんちゃん「伊勢丹に行ってみたいの。」
多分、靴の売り場が一番広いらしいんだよね~とのこと。
へえ~そうなの?
もんちゃんから、赤い踵のチョー高級靴の説明をレクチャーされながら、何気に手に取ったスニーカーが30万超え。
ひーーーっ!これスニーカーだよねっっっ!
伊勢丹の地下の試食を少々いただいてから、今度は吉祥寺へ。
前夜の打合せの際、もうネタ切れというもんちゃんが「n!あなた、吉祥寺吉祥寺言ってたよね。そこ行こう。」
いや、ワタクシ、もんちゃんを案内するほど詳しくないわよ。
井の頭公園と、渋い焼き鳥屋と、楳図かずおセンセのおうちくらいしか連れて行けないわ。
しかし、「ヤキトリ」に反応したもんちゃんが「夕方、早い目に行こうよ、その渋い焼き鳥屋さん!」

ってことで、吉祥寺のいせやさんへ。
すぐに座れて・・・まずは煮込みと冷やしトマトを頼んだ後・・・とりあえず一本ずつ(一人ね)全種類頼む。
鶏皮が売り切れってことで、じゃあ代わりに手羽先二本ね!
かんぱ~い!お疲れぇ~~と煮込みやらトマトやら食す私らの前にどーーんとヤキトリ。
ぎょっとする相席のおやじ(推定58歳)
もんちゃん、ちょっとずつ食べながら「美味しいっ!塩加減が絶妙!」と大絶賛。
しかし、二時に食べた鰻がまだ全然消化されてない二人。まだ時計は五時・・・
ワタクシなんて、ほとんど手つかずのまま。
もんちゃんが、おばちゃんに「持って帰っていい?」と頼んでくれて、おにいちゃんがめんどくさそうに包んでくれました。
相席のおやじが「いやぁ~最初見た時、フードファイターかと思いましたよ!」
爆笑するn。
フードファイターを自認するもんちゃん、ムッとする。
まだ明るいねえ~井の頭公園へ行こう!
井の頭公園から、今度は駅の北口の方へ。
もんちゃん突然「おいしいようかんやさん知ってる?」
ああ、そういえば、puffpuffさんが以前買ってたような気がする。
が、疎いnは気にもとめていなかった。
おそらくもう売り切れて、閉まってるんじゃない?と言いながら行ってみる。
もちろん売り切れでしたが、もんちゃん「最中ならある!同じ餡だよね。」とお土産用にお買い上げ。
あら、バラ売り五個ってのがあるなら、あたしが買いましょ。で、今、食べてみよう!
二人、路地に入ってムシャムシャ。
美味しいお店のものだから、美味しい気がする・・・
と、突然もんちゃんが近くの鯛焼き屋さんを見て「あっ!この冷たい鯛焼きって、横浜で食べようと思ってたのに食べ損ねたヤツだ。」
じゃあ食べるしかないわね。
「いせや」のにいちゃんが「おまえら、食えるじゃん!そんなもん食うくらいなら焼き鳥喰え!」って言うよね!とか言いながら今度は冷たい鯛焼き、6月限定抹茶クリームを食します。
う~む・・・これはいまひとつな感じ。鯛焼きというより、パンだね。
ハモニカ横丁をご案内して・・・
あ~楽しかったねえ~
また次は年末年越しライブの頃かしらね。また逢いましょう!
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プレミアム商品券

2015年06月08日 | 夫ネタ
6月8日(月)曇り

ニュースでも話題にのぼっていた『プレミアム商品券』
我が区でも発行されているのは知っていたがあまり気に留めていなかった。
が、今年はチラシでも見かけ、広報誌でも見かけ、そのお得感に少し心が動かされ・・・
6月1日の発売日。12時頃、取扱店へ行ってみる。
貼り紙があり、『売り切れ』とのこと。
そうだよね~こんなお得なもの、みんな見逃すわけないよね~と諦めのよいワタクシ。
で。次回は6月6日10時から販売しますとあるが、諦めのよいワタクシはもう狙いません。
販売するのは我が家から見えるショッピングモールの中にあるお店。
土曜の朝。8時半頃、何気に下を見下ろすと・・・長蛇の列。
え~~~っ!もう並んでるのっ!?早っ!
こんなパワーのある人達に太刀打ちできる訳がないわワタクシのような軟弱者は。
な~んて話を夫とする。
9時が過ぎ、列はますます長くなって・・・夫は気になるらしく何度もベランダからのぞく。
妻が冗談っぽく「あなた、そんなに気になるなら並んできたら?もしゲットできたら差額の2000円はおこづかいにしていいよ。
(我が区の商品券は1万円で1万2千円分)
2万円買ったら4千円の臨時収入だよ!」
夫「オレ、気になるからちょっと並んでくるわ。」
あっと今に着替えて降りていく。
妻、まさかの展開に楽しくなり、ベランダから下を眺めると・・・9時半を過ぎて一段と列に加わる人が増えてるさまに大興奮し、夫にラインを送る。
妻「走れ!列がどんどん長くなってる!」
最後尾についた夫に手を振る勢いの妻に、マンションの方を見もしない夫からラインが届く。
「あなた目立ってるよ。ベランダにいるのあなただけ。」
ほつれの目立つ10年モノの寝間着で、ベランダの手すりによじ上らんばかりの勢いの妻、すごすご退散・・
それから1時間ほどの間、時折「厳しいかも」という中間情報が届き、結局志半ばにて「解散」
売り切れたってわけね。
まあ、先頭は6時半から並んでたらしいからね~とは言うものの・・・ワタクシだったらやっぱりムカつくと思うのだが
夫は「ついでだからこのままドンキ行ってくる」と元気に猫エサを買いに行かれました。
もう少し効率よく「無理なら無理」とか早めに言ってくれたらいいのにね~
一時間も並ばなくても済むようにしてほしいよね~
てか、6時半から並ぶって、ちょっと異常じゃん?
とか、自分が並んだわけでもないのに文句たらたらなワタクシに、
「いやぁ~一人何枚買うかもわからんし、予想たてるのは厳しかろう。」と、いたって冷静な夫。
まあ、最大購入額10万円分で、2万円のお得だとすると、4時間並んだとして時給5千円。
でも、8月末までの使用期限はあるし、使えるお店も決まってるとなると、3ヶ月で12万円の買い物ってどうなんでしょう。
となると、やはり、問題になってる転売か???
いやぁ~どうみても上から見た感じでは、ばあさんから尻叩かれて買いに行かされたじいさん達の行列だったよなあ~(いや、うちは違いますよ、うちはじいさんの意志ですからね、買いに行ったのは)
ネットで売っちゃうんだよってな感じじゃなかったよなあ~
以上、週末の朝の、プレミアム商品券狂想曲でありました。
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ガリガリウォールスクラッチャー

2015年06月07日 | 当選品&モニター&おタメし
6月7日(日)曇り

モラタメさんでタメします。
ガリガリウォールスクラッチャー。
これが、1000円でタメせます。お得っ!!!!(←お約束)
ってか、まぢお買い得でしょ。(もはやここまでがお約束か!?)

って書くのがおタメし時の定番なのですが、今回は「まぢお買い得なのか?大丈夫か?丸損じゃないのか?」とビビりつつ申し込みました。
ワタクシのまわりの猫ちゃんは、そりゃあもうおもちゃに寝床に遊び場にと、我が家のイチとは比べ物にならないほどの優遇ぶり。
その様子を見聞きする度に少しだけイチにすまない気持ちになる飼い主。
せめて、これくらい買ってあげてもよかろう?
と、貧乏飼い主が迷いに迷って、やっと買ったガリガリウォールスクラッチャーとはなんぞや?
『愛猫が立ったまま背伸びして使える、壁面設置型スタンディングタイプの爪とぎです。』(商品説明より抜粋)
定価は3000円とあるので、めちゃお得はお得なのですが、選り好みの激しい我が家のイチさんが果たして使ってくれるかどうか。
爪とぎ?あたしは、壁紙でやるのが好きなの。段ボールだなんて、ダサイわ。ぷいっ!
って言いそうです・・・
早速組み立ててみます。
すぐ出来ます。簡単です。
イチ!来て来て!
来ません・・・
このガリガリウォールが届く少し前に、実家の母から米が送られてきまして、その箱と紐に大喜びのイチさん、呼んでも出てきてくれません。

紐を一本拝借してガリガリウォールまで誘導して・・・何とかガリガリさせてみましたのが一番上の写真であります。
はいはい、やってみればいいのね!ガリガリガリガリガリ・・・もういいかしら?

やっぱりここ落ち着くわぁ~
と、寝ちゃいました。

その昔、我が家の娘が就学前の頃。
ワタクシの友人とその娘アキちゃんと一緒に遊園地へ行きました。
まあ、それなりに楽しくは遊んだのですが、その後、友人のお宅へ行きましたら、友人が溜め込んでいた古新聞の束で、そりゃあもう娘らが楽しそうに遊び始めまして、
せっかくお金を出して遊ばせた遊園地の段ではない楽しそうぶりに
母達は脱力したのを思い出しました・・・
「古新聞でいいのね、あんたたち・・・」
そんなことを思い出したりいたしました。
イチ!くつろぐのは段ボール箱でいいから、爪研ぎだけはこのガリガリウォールでやってください。
よろしくお願いします。
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奮起

2015年06月02日 | 本・マンガ・テレビ・映画
6月2日(火)晴れ

昨日のプロフェッショナルは良かったわぁ~
おかげさまで今日、ワタクシは久し振りに雑巾がけなんぞをしてみました・・・

就活で忙しいはずの大学4年の我が娘・・・
しかし・・・就活らしき動きが全くもって見られない。
スーツ姿も一回しか見てない。
エントリーの段階でもう挫折したのかっ???
まとわりついて「何考えてるの?どうするつもり?」と聞きたい気持ちは山々なれど、なんせ生活時間がズレまくっており話すチャンスさえない。
夕べもバイトで午前様。
大学に出かける30分くらい前に起きだしてきてバタバタと準備して出て行くので朝もゆっくり話せず・・・
このままずるずるとバイト先にもぐりこむつもりなのかっ!?

こんな娘を少しでも奮起させたいと思い、ひと月ほど前にとある本を薦めた。
林真理子著「野心のすすめ」
するすると読めておもしろかった!とは言っていたが、「あたしも頑張るっ!」とは思わなかった模様・・・残念。
母も何気に手に取り読んでみる。
ガーーーーンとやられた。
ものすご~くショックだった。
ワタクシが林真理子氏を知ったのは高校生の時だ。
悪友Hが、「ねーちゃんの読んでる雑誌にすっごいおもしろいエッセイがあった。
きっとn、好きだと思ったから破いて持ってきた!」
と、雑誌の1ページをくれた。
すごくおもしろかった。
その後に出た「ルンルンを買っておうちに帰ろう」はすぐ買った。
おもしろいっ!
それ以来彼女のエッセイは必ず買った。
間もなく彼女は時代の寵児と言われ、ちやほやされ、落とされ、それでも彼女は負けなかった。
あまりのイケイケぶりに引いたけど、でも小説が出る度、エッセイが出る度、読んだ。
そのうち、私自身の結婚、出産、離婚ですったもんだしてたが、それでも彼女のエッセイは結構読んでいたと思う。
小説のほうは、テレビ業界やファッション業界の恋愛系が多くなると、少し遠ざかったけど。

「野心のすすめ」を読んでワタクシがショックを受けたのは、ワタクシが「野心」というか「高い目標」というか、そういうのを持って来なかったからだ。
いや、「ささやかな幸せで十分なの」っていうならいいのだ、それはそれで。
今が十分満足な生活なら、もっと穏やかな気持ちで読めたと思う。「すごいな~この人!」とか思いながら。
でも、野心は持てないくせに「妬み」のような感情は人一倍もってるんだあたし!ってことを思い知らされた気がしたからショックだったんだな。きっと。
マスコミにもてはやされ、落とされ、けなされている彼女を見ながら「どうしてテレビに出るんだろ?
作家なんだから小説で勝負したらいいじゃないの。
ちゃらちゃらテレビにでるから叩かれるんだよ。」と苦々しく見、
お見合いをしまくってる風のエッセイを読んでは「そんなに結婚したいのかなあ~そういうのは縁だと思うけどなあ~」と思い、
「人工授精で子どもを授かった」と知っては「この人は、欲しいと思ったものは絶対手に入れる人なんだなあ」と少しだけ怖いような気持ちも持った。
そして、ワタクシが知っている彼女と、今回この本で書かれている彼女を重ねながら読むうちに、
「『野心』を持って頑張るということは少し恥ずかしいこと」という変な意識を持って生きてきた自分に気付くのだ。
そんな変な自意識で生きたワタクシの30年の間に、林真理子はあれもこれもそれもどれも何もかも手に入れた。
自分の力で。

「ささやかな生活でいいの、穏やかに毎日を暮らせればいいの。」と思っているのも事実なんだけど、
「じゃあ、今で、十分幸せなのね!」と聞かれたら・・・もごもごもごってなってしまう。
作家になりたいわけでもなく、贅沢な暮らしをしたいわけでもない。
テレビにでたいわけでもないし、事業を興したいわけでもない。
でも、今のままでいいの?幸せなの?と言われると・・・もごもごもご・・・
「野心のすすめ」は、娘世代よりも、案外アラフィフあたりが読んで、ずっしーんと胸にくる本かもしれない。
是非とも読んで感想をお聞かせ願いたいです、世のアラフィフ女史達!
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