2007年6月28日
2007年6/28(木)、一関市東山町長坂字北山谷の山谷川の
川岸で「ユキノシタ」が花を咲かせていました。増水した
とき、すぐ水に浸かってしまうような所にありましたから
上流から流されてきたものかもしれません。
上側の花弁には濃紅色の斑点がある。
ユキノシタ(雪の下)ユキノシタ科 ユキノシタ属
Saxifraga stolonifera
山地の湿った所や岩の上などに生える常緑の多年草。栽培
もされ、庭の隅や石垣などにもよく植えられている。紅紫
色で糸状の走出枝(ランナー)を出し、先端に子苗をつくっ
て殖える。
茎や葉には赤褐色の粗い毛がある。葉は根生し、肉質で長い
柄があり、掌状に浅く裂ける。葉身は長さ3~5cmのほぼ円形
で、表面は暗緑色で、脈に沿って白斑があり、裏面は暗紫色
を帯びる。
花茎は高さ20~50cmで、多数の花をややまばらにつける。花
弁は5個ある。上側の3個は小さく卵形、淡紅色で濃い斑点が
ある。下2個は不揃いで大きい。花期は5~6月。薬草として利
用されるほか、食用にもなるという。分布:本州、四国、九州