peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

チョウセンアサガオ(朝鮮朝顔)

2007年07月20日 | Weblog
一関市街地のチョウセンアサガオ(朝鮮朝顔)
 2007年7月17日



2007年7/17(火)、一関市街地の地主町通りにある街路樹の
根もとに「チョウセンアサガオ(朝鮮朝顔)」と思われる白い
ラッパ形の花が咲いていました。






一関市東山町のチョウセンアサガオ(朝鮮朝顔)
 2005年11月10日


2005年11/10、一関市東山町長坂にある名勝・げいび渓付近を歩い
ていたら、上記の地図にある「東山和紙」店のところに「チョウセ
ンアサガオ(朝鮮朝顔)」の花が咲いていました。
ふつうのものは、とっくに果実になっているので、遅い開花ではな
いでしょうか?



チョウセンアサガオ(朝鮮朝顔)ナス科 チョウセンアサガオ属
 Datura metelf
インド、中近東、中南米(東南アジア)原産で、「チョウセン
アサガオ(朝鮮朝顔)」の和名があります。花の形がアサガオ
(朝顔)に似ているのでつけられたものと思われますが、植物
分類学上はアサガオとはかけ離れた種類です。

高さ約1mの1年草で、夏から秋にかけて白くて長いロート状の
花を上向きに咲かせます。果実は、大型でトゲが密生し、成熟
すると4裂して扁平な種子を多数散布します。全草(根、茎、葉、
花、種子などすべての部位)にアルカイドを含む有毒植物(薬用
にもなるが・・・)であり、扱いには充分な注意が必要です。

葉をハーブと、根をゴボウと、つぼみをオクラと、また、種子を
ゴマと間違えて食べた事例もあるそうです。症状は嘔吐、瞳孔散大、
呼吸の乱れ、痙攣(けいれん)、呼吸困難など。
 
中国名は「曼陀羅華(まんだらげ)」で、戸時代から明治時代に
かけて日本に入ってきた帰化植物です。江戸時代の蘭学者・華岡
青洲が1804年にこの植物から得た麻酔薬で、日本で初めて乳ガンの
外科手術をしたことで有名です。

「チョウセンアサガオ属」には、「キダチチョウセンアサガオ(木立
朝鮮朝顔)」など多くの種類がありますが、本来の分類は、草本で1
年草、花が上向きに咲く種類を「Dutura(ダチュラ/ダツラ)、木本
で多年草、花が下向きに咲くものを「Brugmansia(ブルグマンシア)」
としています。

ダチュラ/ダツラもブルグマンシアも南米(チリやペルー)やインド
を中心に分布するナス科(Solanaceae)の植物で、標高2000~3000m
のやや高所に自生しているそうです。

上記画像は、一関市大東町大原にある大東町支所。下記の画像は、
構内にあったチョウセンアサガオ(朝鮮朝顔)の果実


32 蘇州夜曲は禁断の曲

2007年07月20日 | 象の足 物語

32 蘇州夜曲は禁断の曲

6月10日(日)蘇州 晴れ

Sany0268 写真は みたとおり 

テレビジョンです。

それまで テレビ画像を 

出すことが 出来なかった。

どうせ 中国語だから 

見てもしょうがないと 

おもっていたのだが

昨夜 添乗員さんに スイッチを 

入れてもらった。

やっと 観ることが 

出来たのが これ。

中国のは ほんの すこし 扱いが 違う。

「壊したら 困る」と 思うと 

その ほんの すこしが……。 

日本と違って さわることができなかった。

朝まで 電源を おろさずに おいた。

ここのホテルのは 日本が 写ると 言ったことを

思い出して つけてみた。

「コムスン」事件を 報じていた。

zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz

観光最後の日 75キロを バスで 蘇州へ 

蘇州(スーチョウ)は 上海の西50kmに位置する古都で、

1314世紀頃に 栄えた。 春秋時代 呉の 都

「水の都」とも いわれる。 

市木 は プラタナス  市花 は タイサンボク

バスの中で 蘇州夜曲の 歌詞を メモはじめた。

中国では 『蘇州夜曲』は 日中戦争時代の歌だから

歌うなんぞ とんでもないことらしい。 曲は 美しいんだけれどな。

思い出せないところがあったので  帰ってから ネットで 調べた。

2番を 知らなかったので 憶えに 書いておく。

蘇州夜曲   作詞:西条 八十   作曲:服部良一

君がみ胸に 抱かれて聞くは 夢の船唄 鳥の歌
水の蘇州の 花散る春を 惜しむか 柳がすすり泣く

花を浮かべて 流れる水の 明日の行方は 知らねども
今宵映した 二人の姿 消えてくれるな いつまでも

髪に飾ろか 接吻しよか 君が手折りし 桃の花
涙ぐむよな おぼろの月に 鐘が鳴ります 寒山寺

この日は 虎丘(コキュウ)斜塔・寒山寺・拙政園を めぐった。

寒山寺は 明日 書きます。

もうすこしです。  ご辛抱ください。