peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

ヒメアカタテハ(タテハチョウ科)

2007年07月23日 | Weblog

ヒメアカタテハ(タテハチョウ科)Cynthia cardui(Linnaeus,1758)

雄:前翅長26㎜。関東地方南部以南に土着。以北では迷蝶として記録される。北海道では毎年秋になると迷蝶として記録され、ゴボウ畑で幼虫も見つかる。多化性、年4~5回、関東地方では5月頃から12月上旬に発生し、秋に多くなる。関東地方での越冬態は非休眠の幼虫。低地の堤防、耕作地周辺などの開けた場所で見られ、雄は樹上で見張り型占有行動をする。地域や季節によっては個体数は多い。移動性が強く、発生地から離れた高山草原でも見られ、敏速にタテハチョウ独特のはばたきと滑空で飛ぶ。訪花し、ときに腐果で吸汁、また吸水もする。食草はキク科のハハコグサ、ヨモギ、栽培植物のゴボウ、シュンギクなど。大型ヒョウモン類やミドリシジミ類のように、雄の複眼は雌より大きい。[PHP研究所発行「カラー・ハンドブック 地球博物館 蝶」より]



キアゲハ(アゲハチョウ科)

2007年07月23日 | Weblog



2006年8月 一関市舞川で撮影
キアゲハ(アゲハチョウ科)Papilio machan hippocrates C.&R.Felder,1864
北海道から九州・屋久島まで分布。多化性、関東では年3回、3月
下旬~10月に発生。メスの前翅長・春型45mm、夏型55mm。越冬態は蛹。
オスの腹部は細く、末端に把握器(バルバ Valva)があるため尖る。
メスは腹部が太い。第1化の春型は小型。アゲハ(メス)の黄色味が
強い個体に似る。

最も垂直分布の広い蝶で平地から高山帯まで棲む。アゲハより明るい
環境を好み、日当たりのよい草原や田んぼの土手、高山帯のお花畑で
見られる。普遍的だが個体数は多くない。

山頂にいるオスはアゲハチョウ科では珍しい見張り型占有行動をする。
訪花時は他のアゲハ類同様、通常は翅をふるわせながら吸蜜し、ときに
オスは吸水する。食草はセリ科ニンジン、ハナウドなど。

35 トランクを開ける羽目に

2007年07月23日 | 象の足 物語

P1660543

バスのなかで 朝食 

という日が 一度だけ あった。

私クマに とっては早朝の 

朝の食事は 苦手なので 

弁当は リックのなかに

 入れた。

ジュースは ゾウさんのを

すこしもらったので 

1本は そのまま 残った。

ジュースが 水分だと 気がついたのは 飛行場の

手荷物検査の 窓口まで 行ってから だった。

手荷物には 入れて おけないこと に は 

気がついた。 それで 考えなしに

トランクに ほおりこんでしまった。

 

クマは 係官に 呼ばれた。

トランクのなかが X線検査で 映し出されていた。

右わきに 缶のかたち

あ~~~~~。 あれだ。

「ジュ―ス です」と 言葉が 通じないかたに

話しながら

トランクを を 開ける羽目に なった。

女性係官は その 下のほうの 衣類を めくっている。

「よし」の合図で 開放された。

ゾウさん 「入れては いけないのに」 

なんぞ 文句を言う。 

クマが 急いで トランクへ 入れたのを

「しっかりと」 見ていたのだから 同罪でしょ

叱る 資格は ない ゾ ナ モ シ。

落ち着いていないと こういうことが 起こる。

とんだ 缶ジュース事件であった。

ゾウさんだって 小さいバックを 持たずに

ポケットに 小物を入れて

毎回 検査に 手間取る。

クマが 「他人を 待たすことになるから」と

文句を いっても とうとう 改めなかった。

そっちだって 問題 じゃないですか ネ。