peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

アサツキ(浅葱)

2008年05月29日 | Weblog
一関市街地のアサツキ(浅葱) 2008年5月24日


2008年5月24日(土)、一関市竹山町にある一関市役所と道路を挟んで
向かい側(銅谷町)に「BOOK OFF」という古本屋があります。妻がよく
利用するので時々行きます。この日も妻が古本探しをしている間、近く
の民家の庭に咲いている花の写真撮りをしていました。
いろいろな花が咲いていましたが、「アサツキ(浅葱)」も花を咲かせ
ていました。





一関市街地のアサツキ(浅葱)
 2007年5月23日




2007年5/23(水)、まだ周辺に田んぼが残っている一関市の
新興住宅地にある農家の庭先に植えられた「アサツキ(浅葱)」
が淡紫色の花を咲かせていました。
ラッキョウを小さくしたような鱗茎や葉を食用にするために、
栽培しているのかもしれませんが、花も十分美しいと思います。




アサツキ(浅葱)ユリ科 アリウム(ネギ)属
Allium schoenoprasum var.foliosum
狭義の日本産の「エゾネギ(蝦夷葱)」で、山でも見られる
が、海岸に生えるものは花が美しく、よく目立つので、山草と
して鉢植えされる。また、ラッキョウを小さくしたような鱗茎
や葉を食用にするため、栽培もされている。和名は、葉の色が
ネギ(葱)より浅い緑色なのでこの名がついたとのこと。

葉は長さ15~40cm、直径3~5mmの細い円筒形。花期は5~7月。
葉の間から30~50cmの花茎が伸び、先端にピンク(紅紫)色の
小さな花が多数丸く集まってつく。1個の花には6個の花弁があ
る。この仲間の中では雄しべが花の中に隠れているのが特徴。
分布:北海道、本州、四国
アリウム(ネギ)属の植物(Allium)は、北半球に700種ほど
が分布する大きな属で、いずれも独特の匂いをもち、地下茎か
鱗茎をもち、線形、円柱形または幅広い扁平な葉を根生する。
花は散形花序をなし花被片、雄しべは6、子房上位。

野菜のアサツキは秋盛んに生育し、雪の降る冬は地上葉は生長
を停止して越冬する。春に球根の形成と葉の伸長、6月に開花し
7月には休眠に入る。葉と若い鱗茎を食用にする。[栽培]繁殖は
分球による。[花期]5~7月。

観賞用に栽培されるものを園芸界では「アリウム」と呼び、花
の美しい種が観賞用に栽培される。花色は黄、白、桃、赤紫、
紫、青などがある。古くから食用として利用され、ネギ、ワケギ、
ニンニク、タマネギなど、今では重要な野菜になっているものが
多い。

名前を知らない素敵なパンジー

2008年05月29日 | Weblog
一関市街地のパンジー 2008年5月24日

2008年5月24日(土)、一関市山目側の寺前地区にある民家の庭で、
鉢植えにされたパンジーが、見たことのない素敵な花を咲かせてい
ました。



パンジースミレ科 スミレ(ビオラ)属
Viola×Wittrockiana(=tricolor)

バラ(薔薇) 2008年5月

2008年05月29日 | Weblog
一関市街地のバラ(薔薇) 2008年5月24日

2008年5月24日(土)、一関市寺前のダルマ薬局&100均ショップの
近くにある民家の庭を見せていただいた際、鉢植えにされたバラ(
薔薇)が花を咲かせていました。花の感じが海岸の砂浜に自生する
「ハマナス=ハマナシ(浜梨)」に似ています。


バラ(薔薇)バラ科 バラ属 Rosa spp.
バラには沢山の種類があるが、園芸の方でバラといえば、洋種のバラの
ことを指すとのこと。バラ花壇や切花でよく見るものである。園芸品の
バラは、種々の原種を相互に、しかも複雑に交配改良して作り出された
ものである。大きく分けると、12の系統に分けられる(専門の方ではもっ
と細かく分けられている)という。英名:Rose

画像のバラは「シュラブ・ローズ系」に属するものと思われます。
シュラブ・ローズ系本邦産のハマナシの仲間で、地中に匍匐枝(ランナー)
を出して株立ちとなる。性質は非常に強健で、無数の細い刺を密生し、
花は一重咲きや八重咲きがある。
薔薇(ばら)について「薔薇」というむずかしい漢字が初めて現れたのは
「古今和歌集」で、同書では「ソウビ」と読ませているが、「和名抄」
では「ショウビ」または「ムハラ(無波良)」と載っている。ムハラ、
ウバラ、ウマラは、共にイバラの同意語である。

エンドウ(豌豆)

2008年05月29日 | Weblog
一関市東山町のエンドウ(豌豆)の花 
2008年5月26日







2008年5月26日(月)、一関市東山町松川の滝の沢地区の民家の畑で
エンドウ(豌豆)が紅紫色の花を咲かせていました。主要地方道一関
~大東線の狭山トンネル東山町側出口から400mぐらいの所です。






一関市街地のエンドウ(白花) 2008年5月24日


2008年5月24日(土)、一関市山目側にある住宅街の菜園で、「エンドウ
(豌豆)」が白い花を沢山咲かせていました。





エンドウ(豌豆)マメ科 エンドウ属 Pisum sativum
ヨーロッパ南部原産のつる性の越年草。葉は羽状複葉で先端の巻きひげ
で支柱にからみつく。春に葉のつけ根から花柄を伸ばし、ふつう花柄の
先に2個の蝶形花を横向きに咲かせる。花色は白色または紫色、紅紫色。
草丈は20~200cmほどになる。メンデルが遺伝の実験に使ったことでもよ
く知られている。

花後にサヤ(鞘)が平らな豆果をつける。この中の種子が未熟の若い豆
果は「サヤエンドウ」と呼ばれ、サヤ(鞘)ごと食べる。中の5~6個の種
子が熟すと棒状に膨らむ。この熟した種子は「グリーンピース」と呼ばれ
る。熟した種子の色は黄緑色のほか、褐色(赤豌豆)、淡緑色(白豌豆)
などがある。