ヒナギク（雛菊）/デージー

一関市東山町のヒナギク（雛菊）/デージー　
2008年5月13日


2008年5月13日（火）、一関市東山町長坂字里前生出（おいで）地区の
道路沿いの民家の庭で「ヒナギク（雛菊）/デージー」が沢山花を咲かせ
ていました。 このデージーは、
ポンポネット・ローズ Bellis perennis cv.Pomponette Rose
と呼ばれる品種のようです。







ヒナギク（雛菊）/デージーキク科　ヒナギク（ベリス）属
Bellis perennis
和名は「ヒナギク（雛菊）」春の花壇の代表的草花で、春花壇の縁取
りまたは鉢物として栽培される。姿も名前も可愛らしく、「デージー」
の名でも親しまれている。
ヨーロッパ原産の多年草。寒さに強く、夏涼しい高原や東北以北の地方
では野生化している所もあるという。

高さは10㎝ほどで、さじ（匙）形の葉を密生し、4～5月に直径1～3㎝の
頭花が次々に咲く。細い舌状花からなる平弁咲きと、舌状花が管状に変化
した管弁咲きの2つのタイプがあり、白や桃（ピンク）、紅（赤）、絞り
など花色も多彩。
多くの園芸品種が育成され、小輪多花性の「ポンポネットcv.Pomponette」
、大輪の「スーパー・シベリウスcv.Super Siberiua」などがある。また、
八重咲きで花径2～8㎝のものまである。
[栽培]発芽には涼温が適するが、8月に播種すると、年内にかなり開花する
地域もある。また、秋に株分けもできるが、ふつう秋播きの越年草として
育てるとのこと。
ヒナギク（ベリス）属 Bellis
ヨーロッパ及び地中海沿岸に7種が分布する耐寒性の一年草または多年草。
属名は「美しい」の意。ロゼット状で葉は根出葉となる。