peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

ノビネチドリ(延根千鳥)

2008年05月08日 | Weblog
千厩野草会「春の山野草展」のノビネチドリ(延根千鳥)
 2008年5月5日







2008年5月5日(月)、一関市千厩(せんまや)町千厩にあるショッピン
グモール「エスピア・ホール」で、千厩野草会(会長・小野寺義昭)の
「春の山野草展」が開かれていましたので行ってきました。ノビネチドリ
(延根千鳥)が1鉢だけ展示されていました。



ノビネチドリ(延根千鳥)ラン科 テガタチドリ属
Gymnadenia camtschatica
亜高山帯の樹林内や山地の湿った所に自生する多年草。沢沿いの草地や
樹林の中などの多い。高さは30~60cmになる。茎は上部に稜がある。葉
は茎に5~10個が互生し、長さ7~15cm、幅2~6cmの楕円形で、3~5の縦
の脈が目立ち、縁は細かく波状に曲がっているのが特徴。

花期は5~7月。茎の先に総状花序を出して直径1cmほどのピンク色(淡
紫色)の花をつける。花が白色のものもある。

和名の「ノビネ(延根)」は、根が太く横に伸びるところから、チドリ
(千鳥)は、1つ1つの花が、海に群れ飛ぶ千鳥の形をしていることによる。

分布:北海道(南部)、本州(中部地方以北)、四国、九州