2010年5月30日(日)、大師山森林公園(奥州市水沢区黒石字長根小田地内)に行ってきました。この公園は国道343号線から林道大師山線を600mほど入った所に入り口があります。トイレがある駐車場があるので、いつもここを利用します。この日は、大師山荘~「若人の道(Ⅰ)」を通り、バンガローのあるキャンプ場を経て、大師山頂上(標高244m)を目指します。「大日如来の道」の鞍部でミヤマ(深山)ガマズミと思われる植物が、白い花を沢山咲かせていました。
ミヤマ(深山)ガマズミ スイカズラ科 ガマズミ属 Viburnum wrightii
ガマズミよりやや標高の高い所に多い落葉低木。高さは2~3m。ガマズミに似ているが、全体に毛が少ない。葉は先が尾状に長く尖り、縁に鋭い鋸歯がある。花期は5~6月。果実はガマズミより少し大きい。葉がやや大形で薄く、表面に短毛があり、光沢がないものをオオミヤマガマズミvar.stipellatumという。分布:北海道~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より
山地に生え、高さ2~3mになる落葉低木。枝は灰黒色。髄は白色。葉は長さ7~15㎝の広倒卵形または倒卵状円形。表面は普通無毛で、やや光沢がある。葉柄は長さ1~2㎝。5~6月、本年枝の先に散房花序を出し、白い花を多数開く。花冠は直径6~8mmで、先は5裂して広がる。核果は長さ6~9mmの卵球形で9~10月に赤く熟す。分布:北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]
http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/8a7e7c593da96e5b2a07e9d608d108f0 [peaの植物図鑑:ミヤマカマズミ(深山ガマズミ)]