peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

水沢盆栽会のシソバタツナミソウ(紫蘇葉立浪草)

2010年06月13日 | 植物図鑑

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2010年6月12日(土)、奥州市水沢公民館(水沢区字聖天85-2)で開催中の水沢盆栽会(会長 桐田斎=ただし、」会員23人)主催のさつき・山野草展」に行ってきました。サツキ(皐月)と山野草を合わせて80点ほど展示されていましたが、それらの中にシソバタツナミソウ(紫蘇葉立浪草)が1鉢だけありました。

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シソバタツナミソウ(紫蘇葉立浪草) シソ科 スクテラリア(タツナミソウ)属 Scutellaria laeteviolacea

沢に沿った林の中などに多い多年草。特徴は茎に短い上向きの毛がはえることと、茎の葉が、上部にいくに従って小さくなることなどがポイントになる。特に「ホナガタツナミソウ」や「イガタツナミソウ」などと識別するには、茎の毛の向きが大きなポイントになる。葉は卵形で葉脈上に紅紫褐色の斑が入るものが多いが、ないものもある。また裏面も紫褐色を帯びるものとそうでないものがある。和名の立浪草は、紫色の花を穂状につける姿を、打ち寄せる波頭に見立てた名である。花期:5~6月。分布:本州、四国、九州。

http://www.plantsindex.com/plantsindex/current/species/hb49280_exp.htm [シソバタツナミソウ]

http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Sirius/9715/frau/oasis/040629jizou-sisobatatunamisou.htm [みんなで作るFlowersGuide:シソバタツナミソウ]

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/sisoba-tatunamisou.html [シソバタツナミソウ(紫蘇葉立浪草)]

http://blog.goo.ne.jp/ken328_1946/e/6eccfe0c7cc87ec8a7660ec69f30b627 [シソバタツナミソウ- HAYASHI-NO-KO Ⅱ]

http://fairysilv.exblog.jp/8029704/ [野草風薫:シソバタツナミソウ]


水沢盆栽会のソラナム・ヤスミノイデス/ツルハナナス(蔓花茄子)

2010年06月13日 | 植物図鑑

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2010年6月12日(土)、奥州市水沢公民館(水沢区字聖天85-2)の多目的ホールで開催中の水沢盆栽会(会長 桐田斎=ただし、会員23人)主催の「さつき・山野草展」を見に行ってきました。さつき(皐月)と山野草を合わせて80点ほど展示されていましたが、それらの中に1鉢だけでしたが、ソラナム・ヤスミノイデス/ツルハナナス(蔓花茄子)がありました。

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ソラナム・ヤスミノイデス ナス科 ソラナム(ナス)属 Solanum jasminoides

和名:ツルハナナス(蔓花茄子)、英名:poteto vine。南アメリカ原産の非耐寒性蔓性常緑低木で、香りのよい花がつく代表。蔓状の枝の先端付近にやや青色味を帯びた白色の星形の花を房状に多数つける。基部からよく分枝して蔓状に伸び、50~200㎝程度になる。葉は小さく光沢がある。ナス属植物によく見られるトゲはない。花期:5~7月、9~11月。用途:鉢植え、切り花、庭植え。なお、本種はルリイロツルナスと共に「ヤマホロシ(山保呂志)」の名で流通しているがヤマホロシは別種なので誤用。

特徴:ソラナムとはナス科ナス属の総称で、ジャガイモやナスなどの野菜のほかに、花や果実が美しい観賞植物も多い。花を楽しむものは中南米原産で淡い藤色の花が下向きに咲くルリヤナギや星形の白い花をつけるヤスミノイデス、青紫色の花が春から秋まで咲き続けるラントネッティー、オセオニア原産のシホウカ(紫宝花)など。実を楽しむのはトマトのような赤い小さな実をつけるアカナス、秋から冬にかけて枝いっぱいにつけた丸い果実が赤や黄に変化するフユサンゴ(冬珊瑚)、形の面白いフォックスフェイスなどがある。管理:寒さに弱いものが多く、明るい室内で冬越しさせたほうが安全。姿が乱れたら切り戻す。ツルハナナスも降霜地域では冬越しが難しいのだが、室内なら大丈夫。大きくなった株は、秋のうちに挿し木苗をつくって株の更新と冬越しを兼ねればよい。繁殖は挿し木または種播き。植え付け前には苦土石灰で土を中和し、伸びすぎたつるは、花後に切り戻す。[西東社発行「知りたい花の名前がわかる 花の事典(金田初代・文、金田洋一郎・写真)」&主婦の友社発行「色がわかる四季の花図鑑」などより]

http://www.yonemura.co.jp/zukan/zukan-f/naiyou/turuhananasu0.htm [ツルハナナス]

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/turu-hananasu.html [ツルハナナス(蔓花茄子)]

http://flower365.web.infoseek.co.jp/13/204.html [ツルハナナス]

http://www.hana300.com/yamaho.html [蔓花茄子(ツルハナナス)]


水沢盆栽会のサツキ(皐月)/サツキツツジ(皐月躑躅)その1

2010年06月13日 | 植物図鑑

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(上3つ)サツキツツジ「好月」

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2010年6月12日(土)、奥州市水沢公民館(水沢区字聖天85-2)の多目的ホールで開催中の水沢盆栽会(会長 桐田斎=ただし、会員23人)主催の「さつき・山野草展(12~14日、9:15~17:00.最終日は15:00まで)」を見に行ってきました。さつき(皐月)と山野草を合わせて80点ほど展示されていました。

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(上3つ)サツキツツジ「光淋」

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(上3つ)サツキツツジ「華宝」

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(上3つ)サツキツツジ「美良野」

サツキ(皐月) ツツジ科 ツツジ(ルフォドデンドロン)属 Rhododendron indicum

別名:サツキツツジ(皐月躑躅)川岸の岩の割れ目などに生える常緑低木だが、昔から広く栽培されており、多数の園芸種がある。高さは1mほどになる。葉は互生し、長さ2~3.5㎝の披針形または広披針形で質は厚い。縁には微鋸歯がある。5~7月、枝先に朱赤色または紅紫色の花が1個まれに2個咲く。花冠は直径3.5~5㎝の漏斗形で5中裂し、上弁に濃い斑点がある。雄しべは5個で葯は暗紫色。雌しべは1個。蒴果は長さ7~10mmの長卵形で褐色の剛毛がある。用途:庭木、盆栽、花材。分布:本州(関東地方西部・富山県以西)、四国、九州(屋久島まで)。

サツキの園芸種:

ギョウテン(暁天)Gyoten:「カホウ(華宝)」の枝変わりとして生じたもの。

マツカガミ(松鏡)Matukagami:名花「マツナミ(松波)」の実生。

チョウジュホウ(長寿宝)Chojuho:もと鹿沼市にあったもの。秋に紅葉する。花は5個の雄しべが長く突き出した剣咲き状の特異な形。

ジュコウ(寿光)Juko:ギョウテン(暁天)とコトブキ(寿)の交配実生。

オオサカズキ(大盃)Osakazuki:サツキの原種に近い形態。

セイダイ(聖代)Seidai:イシヤマ(石山)とシュチュウカ(酒中花)の交配種。秋に紅葉する。早咲き。

コウザン(晃山)Kozan:もと日光の輪王寺にあったものを鹿沼市の寺の住職が挿し芽で殖やしたもの。

キンザイ(金采)Kinzai:江戸時代から知られている采(さい)咲きの代表的品種。

ヤタノカガミ(八咫鏡)Yatanokagami:系統不明の自生実生。葉は光沢があり、紅葉する。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より