2010年6月5日(土)、盛岡城跡公園を散策しました。三ノ丸跡を見た後、ニノ丸跡に行きました。ここには’不来方のお城の草に寝ころびて…’の石川啄木歌碑 や新渡戸稲造記念碑がありますので、訪れる人が多いようですが、この日もボランティアガイドの案内で中学生と思われる人たちが来ていました。
(上)車御門(ニ階門)跡
(上)脇櫓跡
(上)四阿望岳亭
(上)と(下)ニノ丸跡には、御中之丸御殿跡、大書院跡、穴御門跡、ニノ丸の四阿、井戸跡などがある。
(上)石川啄木歌碑の前で、ボランティアガイドの説明を聞く生徒たち。
(上)石川啄木歌碑の碑面:”不来方のお城の草に寝ころびて 空に吸はれし十五の心”
(上)と(下)新渡戸稲造記念碑:国際連盟時代に活躍した稲造氏の”願はくは われ太平洋の橋とならむ”と刻まれている。
(下)三ノ丸跡を下りて行くと、東大通りに出る。鳩森下曲輪跡、鳩御門(ニ階門)跡がある
(上)内堀跡(亀ケ池)、御舟入跡があり、岸にはトチノキ(栃の木)が花を沢山咲かせていました。
(下)第38回白寿会総会(午前11時開会)が開催される産ビル7階の大ホールには、15分前ぐらいに着きました。窓から下の方を眺めたらトチノキ(栃の木)が沢山花を咲かせていました。
トチノキ(栃の木) トチノキ科 トチノキ属 Aesculus turbinata Blume
特徴:山地の肥沃な所に生育する落葉高木。幹は直立して高さ20~30m、胸高直径1mになる。樹皮は灰褐色。大きな波形の模様があり、大きく割れて剥げ落ちる。葉は5~7枚の小葉を持つ掌状複葉で、小葉の形は倒長卵形または倒卵状長楕円形。中央のものが最大で長さ13~30㎝、幅5~12㎝。先は急に尖り、基部はくさび形。縁には鈍い二重の鋸歯がある。
<strog>花は雄性または両性で6月に開く。花序は複総状で円錐形。長さ15~25㎝もあり、枝先に直立する。花弁は4枚で白色、基部に大きな淡紅色の斑紋を付ける。果実は蒴果で倒卵円形。径3~5㎝で、全面にこぶ状の突起がある。
用途:材は家具、楽器に、種子は精製してとち餅にする。分布:北海道(札幌市以南)、本州、四国、九州。岩手県では山地の沢筋や河畔にやや普通に見られ、サワグルミ・トチノキ林を形成している。[岩手日報社発行「岩手の樹木百科」(岩手大学教授 菅原亀悦編著)より]