peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

盛岡城跡公園のトチノキ(栃の木)&石川啄木歌碑

2010年06月07日 | 植物図鑑

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2010年6月5日(土)、盛岡城跡公園を散策しました。三ノ丸跡を見た後、ニノ丸跡に行きました。ここには’不来方のお城の草に寝ころびて…’の石川啄木歌碑新渡戸稲造記念碑がありますので、訪れる人が多いようですが、この日もボランティアガイドの案内で中学生と思われる人たちが来ていました。

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(上)車御門(ニ階門)跡

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(上)脇櫓跡

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(上)四阿望岳亭

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(上)と(下)ニノ丸跡には、御中之丸御殿跡、大書院跡、穴御門跡、ニノ丸の四阿、井戸跡などがある。

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(上)石川啄木歌碑の前で、ボランティアガイドの説明を聞く生徒たち。

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(上)石川啄木歌碑の碑面:”不来方のお城の草に寝ころびて 空に吸はれし十五の心”

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(上)と(下)新渡戸稲造記念碑:国際連盟時代に活躍した稲造氏の”願はくは われ太平洋の橋とならむ”と刻まれている。

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(下)三ノ丸跡を下りて行くと、東大通りに出る。鳩森下曲輪跡、鳩御門(ニ階門)跡がある

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(上)内堀跡(亀ケ池)、御舟入跡があり、岸にはトチノキ(栃の木)が花を沢山咲かせていました。

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(下)第38回白寿会総会(午前11時開会)が開催される産ビル7階の大ホールには、15分前ぐらいに着きました。窓から下の方を眺めたらトチノキ(栃の木)が沢山花を咲かせていました。

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トチノキ(栃の木) トチノキ科 トチノキ属 Aesculus turbinata Blume

特徴:山地の肥沃な所に生育する落葉高木。幹は直立して高さ20~30m、胸高直径1mになる。樹皮は灰褐色。大きな波形の模様があり、大きく割れて剥げ落ちる。葉は5~7枚の小葉を持つ掌状複葉で、小葉の形は倒長卵形または倒卵状長楕円形。中央のものが最大で長さ13~30㎝、幅5~12㎝。先は急に尖り、基部はくさび形。縁には鈍い二重の鋸歯がある。

<strog>花は雄性または両性で6月に開く。花序は複総状で円錐形。長さ15~25㎝もあり、枝先に直立する。花弁は4枚で白色、基部に大きな淡紅色の斑紋を付ける。果実は蒴果で倒卵円形。径3~5㎝で、全面にこぶ状の突起がある。

用途:材は家具、楽器に、種子は精製してとち餅にする。分布:北海道(札幌市以南)、本州、四国、九州。岩手県では山地の沢筋や河畔にやや普通に見られ、サワグルミ・トチノキ林を形成している。[岩手日報社発行「岩手の樹木百科」(岩手大学教授 菅原亀悦編著)より]


盛岡城跡公園のサラサドウダン(更紗灯台)&烏帽子岩

2010年06月07日 | 植物図鑑

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2010年6月5日(土)、盛岡城跡公園を散策しました。宮沢賢治詩碑’岩手公園’から三ノ丸跡方面へ向かいます。

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(上)上段之馬屋跡、武者溜跡や井戸跡、御蔵跡などがある淡路丸跡を左手に見ながら四阿双龍亭、三ノ丸台所屋敷跡、鹿島大明神跡、台所御門(ニ階門)跡などがある広場に着きました。この広場では、メーデーの集会や菊祭りがよく行われますので、何度か来たことがあります。

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(上と下)冠木御門跡、御廊下橋跡などが前方に見えます。この写真を撮った辺りに植えられたサラサドウダン(更紗灯台)が花を咲かせていました。

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(上)三ノ丸跡から見下ろしたバラ園

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(上)この画像の左側に見える大木がトチノキ(栃の木)で、花を沢山咲かせていました。

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(下)三ノ丸跡にはトイレ(WC)がありました。不明御門(ニ階門)跡、瓦御門(ニ階門)跡、太鼓堂跡などもありました。

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(上)と(下3つ)三ノ丸跡の奥まった所に烏帽子岩がありました。

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(上)桜山神社の本殿?と思われる建物も見えました。

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(上)四阿拾翠亭という名の東屋があり、休息している人がいました。

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サラサドウダン(更紗灯台) ツツジ科 ドウダンツツジ属 Enkianthus campanulatus (M.q)Nicholson (/strong>

別名:フウリンツツジ(風鈴躑躅)、特徴:山地に生育する落葉小高木。幹は直立、時に根元から株立ちし、高さ4~5mになる。樹皮は滑らかで灰色。枝は車輪状に付いて斜めまたは横に広がる。葉は枝先にまとまって輪生状に付く。葉身は倒卵状楕円形で先が尖り、基部はくさび形で縁には細かい鋸歯がある。裏面は中央脈に沿って赤褐色の毛がある。

花は6~7月、枝先から垂れ下がる総状の花序に5~15個付く。花冠は鐘形で縁は浅く5つに裂け、淡紅白色で紅色の縦の条がある。雄しべ10本。果実は蒴果で、熟して5裂し、翼のある種子がある。用途:花とともに秋の紅葉も美しいので、庭や公園などに植えられ、生け垣にも利用される。分布:北海道(南部)、本州(中部地方以北)。岩手県では丘陵地や山地の尾根筋や湿原の周縁部に見られる。[岩手日報社発行「岩手の樹木百科(岩手大学教授 菅原亀悦編著)」より]