2010年6月3日(木)、JR一ノ関駅に行きました。駅前通りの街路樹の根もとに植えられたラナンキュラスの原種の’ゴールドコイン’が沢山花を咲かせていました。
ラナンキュラス’ゴールドコイン’ キンポウゲ科 キンポウゲ(ラナンキュラス)属 Ranunculus asiaticus
ヨーロッパ南東部から、中近東の地中海性気候の地域に分布する塊根(球根)植物。ハナキンポウゲ(花金鳳花)、ハナキツネノボタンの和名もある。塊根は小さく秋植えに属する。秋から春にかけて生育し、夏の高温期は休眠する。葉は2~3回3出複葉で葉縁は3深裂する。4~6月に塊根から複数の花茎を伸ばし、数花を頂生する。野生種では花弁は5で円形または卵形。園芸品種は本種を中心に改良が進み、花弁の重ねが厚く、花径10㎝前後の大輪種も育成されている。花色は赤、桃、橙、黄、白など豊富。園芸化されているのは本種ぐらいで、他種はあまり栽培されていない。栽培:乾燥させ塊根(球根)を徐々に吸水させ、花壇または鉢に、9~11月に浅く植付ける。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]
画像のラナンキュラス’ゴールドコイン’は、茎が這って広がる多年草で、耐寒性もかなりある。草丈:20~60㎝。管理:日当たりのよい窓辺に置く。’ゴールドコイン’は、花後2分の1程度切り戻すと秋に再び開花する。