peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一ノ関駅前のラナンキュラス’ゴールドコイン’

2010年06月03日 | 植物図鑑

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2010年6月3日(木)、JR一ノ関駅に行きました。駅前通りの街路樹の根もとに植えられたラナンキュラスの原種の’ゴールドコイン’が沢山花を咲かせていました。

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ラナンキュラス’ゴールドコイン’ キンポウゲ科 キンポウゲ(ラナンキュラス)属 Ranunculus asiaticus

ヨーロッパ南東部から、中近東の地中海性気候の地域に分布する塊根(球根)植物。ハナキンポウゲ(花金鳳花)、ハナキツネノボタンの和名もある。塊根は小さく秋植えに属する。秋から春にかけて生育し、夏の高温期は休眠する。葉は2~3回3出複葉で葉縁は3深裂する。4~6月に塊根から複数の花茎を伸ばし、数花を頂生する。野生種では花弁は5で円形または卵形。園芸品種は本種を中心に改良が進み、花弁の重ねが厚く、花径10㎝前後の大輪種も育成されている。花色は赤、桃、橙、黄、白など豊富。園芸化されているのは本種ぐらいで、他種はあまり栽培されていない。栽培:乾燥させ塊根(球根)を徐々に吸水させ、花壇または鉢に、9~11月に浅く植付ける。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]

画像のラナンキュラス’ゴールドコイン’は、茎が這って広がる多年草で、耐寒性もかなりある。草丈:20~60㎝。管理:日当たりのよい窓辺に置く。’ゴールドコイン’は、花後2分の1程度切り戻すと秋に再び開花する。


常緑性のシダ・シシガシラ(獅子頭)

2010年06月03日 | 植物図鑑

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2010年5月30日(日)、大師山森林公園(奥州市水沢区黒石字長根小田地内)に行きました。大師山荘の前を通り、「若人の道(Ⅰ)」を歩きはじめてすぐ、山の斜面に沢山生えている常緑性のシダ・シシガシラ(獅子頭)を見つけました。花茎のように見える茎に赤い若葉をつけていました。

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シシガシラ(獅子頭) シシガシラ科 ヒリュウシダ属 Blechnum nipponicum

山地の林の中や山里近くの道端や土手に自生している常緑性のシダ。栄養葉は緑色で長さ約40㎝、葉幅が10㎝。葉の主茎[葉軸]から左右へ約30対の羽片が伸びている。この羽片は葉軸と接する側がくびれないので、独立した羽片ではない。それで、この葉は複葉ではなく単葉である。葉軸の表面に凹んだ溝があることと、葉軸は中段より上が幅広く見える。この2つが特徴。葉先はやや尖る。胞子葉は淡黄緑色で、栄養葉より少し高く伸び、羽片は栄養葉より細い。胞子が熟すと褐色になる。和名の「獅子頭(ししがしら)」は、葉が株の中央から放射状に展開していて、この草姿が獅子舞の”獅子頭”の頭髪部分を思わせることによる。[山と渓谷社発行「山渓名前図鑑 野草の名前(秋冬)」&同「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]