peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

水沢盆栽会のセッコク(石斛)

2010年06月16日 | 植物図鑑

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2010年6月12日(土)、奥州市水沢公民館(水沢区字聖天85-2)で開催中の水沢盆栽会(桐田斎=ただし会長、会員23人)主催の「さつき・山野草展」を見に行ってきました。サツキ(皐月)と山野草を合わせて80点ほど展示されていましたが、それらの中に1鉢だけでしたがセッコク(石斛)がありました。何枚か撮ったのですが、どうしたわけかみんなピンボケ状態でした。

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セッコク(石斛) ラン科 セッコク(デンドロビウム)属 Dendrobium moniliforme

樹木や岩などに着生する常緑の多年草。洋ランのデンドロビウムと同じ仲間。空中湿度の高い谷間の樹上によく見られる。茎は円柱状で節が多く、長さは20㎝ほどになる。古い茎では先端近くによく子芽を生じる。葉は長さ4~7㎝、幅1~1.5㎝で光沢があり、茎に2~3年ついている。花期は5~6月。花がつくのは2~3年目に葉が落ちた後の茎で、上部の節に1~2個ずつつく。花は直径3~4㎝。普通白色で芳香があるが、淡いピンクの花もある。分布:本州~沖縄。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より

http://www.hana300.com/sekkok.html [デンドロビウム、石斛(セッコク)]

http://web.kyoto-inet.or.jp/people/ginshiba/monili.html [セッコクの部屋~着生蘭栽培へのいざない~]

http://www.yasashi.info/se_00011g.htm [セッコクの育て方]

http://www.eonet.ne.jp/~manjyuengei/index.html [セッコク(趣味の古典園芸)]


水沢盆栽会のサツキ(皐月)「大盃(おおさかずき)」 その2

2010年06月16日 | 植物図鑑

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2010年6月12日(土)、奥州市水沢公民館(水沢区字聖天85-2)で開催中の水沢盆栽会(桐田斎=ただし会長、会員23人)の「さつき・山野草展」に行ってきました。サツキ(皐月)と山野草を合わせて80点ほど展示されていましたが、その中にサツキの全国品評会「さつきフェスティバル」で、3位に当たる準優秀賞に輝いた「大盃(おおさかずき)」がありました。

このフェスティバルは日本皐月協会(国見和男会長)主催で5月24~31日、東京都(上野公園不忍池畔会場)で開かれたもの。この盆栽は、水沢区西上野町、千葉善吾さん(66)が、幹直径3㎝以下の若い株が対象の盆養4部に、紅色の花を付けた樹齢約15年の「大盃(おおさかずき)」種を出品した。2010年6月16日(水)付「岩手日報」より]

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サツキ(皐月) ツツジ科 ツツジ属 Rhododendron indicum

渓流沿いの水しぶきがかかるような所に生える常緑低木で、高さは1mほどになる。枝は横に広がり、枝や葉には褐色の毛が多い。広く栽培され、多数の園芸種がある。葉は互生し、長さ2~3.5㎝の披針形または線状披針形で質は厚い。縁には微鋸歯がある。ほかのツツジに比べて1カ月ほど花期が遅く、5~6月、つまり旧暦の5月に咲くことからこの名がついた。5~7月、枝先に朱赤色または紅紫色の花が1個まれに2個咲く。花冠は直径3.5~5㎝の漏斗形で5中裂し、上弁に濃い色の斑点がある。雄しべは5個で葯は暗紫色。雌しべは1個。蒴果は長さ7~10㎜の長卵形で褐色の剛毛がある。用途:庭木、盆栽、花材。分布:本州(関東地方西部・富山県以西)、四国、九州(屋久島まで)。サツキは古くから庭木や盆栽として愛好され、白、紫、桃、濃紅色、絞り、ぼかし、細弁、重弁など、多くの園芸品種がある

オオサカズキ(大盃) R.indicum cv.Osakazuki:サツキの原種にごく近い園芸品種で、サツキの園芸品種の中で、最もよく植えられている。直径7~8㎝の桃紅色の花が咲き、公園などにも広く植えられている。江戸時代には、九州南部から屋久島・トカラ列島に分布するマルバサツキR.eriocarpumとの交雑も行なわれ、多くの品種がつくられた。園芸上はサツキおよびマルバサツキの園芸品種群の総称としてサツキの呼び名が使われている。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」&同「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%AA%A5%AA%A5%B5%A5%AB%A5%BA%A5%AD [peaの植物図鑑:サツキ・オオサカズキ(大盃)]


水沢区のガマズミ

2010年06月16日 | 植物図鑑

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2010年6月12日(土)、奥州市の(水沢区佐倉河字慶徳)に行きました。休憩所のそばに植えられているガマズミの木が白い花で覆われていました。この時期、雑木林ではこのガマズミやミズキの白花が、春から初夏への移り変わりを感じさせます。

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ガマズミ スイカズラ科 ガマズミ属 Viburnum dilatatum

山野に普通に見られる落葉低木。高さは2~4mになり、若い枝や葉柄、花柄などに毛が多いことから「アラゲガマズミ」とも呼ばれる。若い枝は灰緑色で、古くなると灰黒色になる。葉は対生し、長さ6~15㎝の広卵形~円形で、縁には浅い鋸歯があり、先は急に短く尖る。葉の裏面には腺点がある。葉柄は長さ1~2㎝。5~6月、白い小さな花が多数集まって咲く。花は直径5~8㎜。雄しべは花の外に長く突き出ている。果実は長さ6㎜ほどの卵形で、9~10月に赤くなり、はじめは酸っぱいが、完全に熟すと甘く、野鳥もよく食べにくる。分布:北海道~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より

ガマズミ(スイカズラ科)Viburnum dilatatum Thunb.ex Murray

特徴:丘陵地や」山地の林内、林縁に生育する落葉低木。茎は直立し、上部でよく枝分かれして高さ2~3mになる。若い枝には毛がある。葉は柄があり対生する。葉身は広倒卵形か倒卵形で先は急に尖り、縁は不揃いの低い歯状になっている。両面に粗い毛があり、皺になっている。花は小さく、5~6月、葉が出てから一対の葉のある短枝の先に出る散房花序に多数付く。花弁は白色で5枚。果実は扁平な卵形で、初め紅色で後に暗黒色になる。甘ずっぱく食べられる。果実酒によく用いられる。分布:北海道、本州、四国、九州。岩手県では丘陵地のコナラ・クリ林やアカマツ林の林内や林縁、原野などに普通に見られる。[岩手日報社発行「岩手の樹木百科(岩手大学教授・菅原亀悦編著)」より]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/be8ceb18d5c36f0e201d0aeb16ccec81 [peaの植物図鑑:ガマズミ]