peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

奥州市水沢区のシロリュウキュウツツジ(白琉球躑躅)

2010年06月02日 | 植物図鑑

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2010年5月30日(日)、大師山森林公園(奥州市水沢区黒石字長根小田地内)に行き写真を撮った後、昼食のため、近くにある黒石寺(こくせきじ)前の食事処・東光庵に行きました。黒石寺の前に植えられたシロリュウキュウ(白琉球)と思われるものが、今を盛りと花を咲かせていました。シロリュウキュウ(白琉球)は、キシツツジとモチツツジの雑種と言われています。

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シロリュウキュウツツジ(白琉球躑躅) ツツジ科 ツツジ(ロドデンドロン)属 Rhododendron mucronatum

キシツツジ(岸躑躅)とモチツツジ(餅躑躅/黐躑躅)の雑種といわれる常緑低木。花は白色で一重の大輪。上弁に淡黄色のぼかしが入る。耐寒性があり、北海道でも戸外で越冬する。

シロリュウキュウの園芸種:マンヨウ(藤万葉)cv.Plenum4月下旬~5月に直径5~6㎝で紅紫色の花が咲く。雄しべが弁化した八重咲き。別名はボタン(藤牡丹)。シロマンヨウ(白万葉)cv.Narcissiflorum江戸時代から知られている。白色で千重咲きの大輪。上弁の斑点は黄緑色。


奥州市水沢区のヒラドツツジ(平戸躑躅)’アケボノ(曙)’

2010年06月02日 | 植物図鑑

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2010年5月30日(日)、大師山森林公園(奥州市水沢区黒石字長根小田地内)に行き写真を撮った後、昼食を摂るために、近くにある黒石寺(こくせきじ)前の「東光庵」という食事処に行きました。黒石寺の入口に植えられたヒラドツツジ(平戸躑躅)’アケボノ(曙)’と思われるものが、今を盛りと花を咲かせていました。’アケボノ(曙)’はオオムラサキツツジ(大紫躑躅)の枝変わりとされています。

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ヒラドツツジ(平戸躑躅)’アケボノ(曙)’ ツツジ科 ツツジ(ロホドデンドロン)属 Rhododendron pulchrom Akebono

オオムラサキツツジ(大紫躑躅)の枝変わりによってできた品種。葉は広披針形~長楕円形で厚い。花は淡紅色。花弁の縁に白い覆輪があり、上弁に濃紅紫色の斑点がある。別名はタカネシボリ(高根絞り)。

ヒラドツツジ(平戸躑躅)は長崎県の平戸に古くから多数植栽され、各地に広まった変異に富んだ大形ツツジの品種群の総称である。平戸は昔から海外交通の要港で、多くの植物が輸入され、ツツジも国の内外から持ち込まれた。同地が実生に適した環境であるため、自然交配と実生が繰り返され、多くの品種ができたものと思われる。その中の優れたものを選抜したのがヒラドツツジ(平戸躑躅)で、その形成に大きく影響したのはケラマツツジ(慶良間躑躅)、モチツツジ(餅躑躅/黐躑躅)、キシツツジ(岸躑躅)、リュウキュウツツジ(琉球躑躅)と考えられる。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%D2%A5%E9%A5%C9%A5%C4%A5%C4%A5%B8 [peaの植物図鑑:オオムラサキの枝変わり’アケボノ(曙)’]


奥州市水沢区のオオムラサキツツジ(大紫躑躅)

2010年06月02日 | 植物図鑑

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2010年5月30日(日)、大師山森林公園(奥州市水沢区黒石字長根小田地内)に行きました。大師山荘の裏側にある炊事場やあずまや付きの広場に植えられたオオムラサキツツジ(大紫躑躅)が、今を盛りと花を咲かせていました。

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オオムラサキツツジ(大紫躑躅) ツツジ科 ツツジ(ルホドデンドロン)属 Rhododendronpilchrum

原産地不明の園芸種で、ケラマツツジ(慶良間躑躅)とリュウキュウツツジ(琉球躑躅)との交配によってできたという説と、ケラマツツジとキシツツジ(岸躑躅)の雑種であるという説がある。いずれにしてもヒラドツツジ(平戸躑躅)の品種群の一つで、高さ1~3mになる常緑低木。丈夫で耐寒性があり、庭や公園に広く植えられている。

葉は枝先に集まって互生し、大形の狭長楕円形で両端は尖り、革質。縁は全縁で、両面に毛がある。4月下旬~5月、枝先に直径6~8㎝の大きな花が2~4個咲く。花冠は紅紫色で先端は5裂し、上弁に紫色の斑点がある。萼片には褐色の毛と腺毛がある。雄しべは10個。雌しべは1個。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」&同「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%AA%A5%AA%A5%E0%A5%E9%A5%B5%A5%AD%A5%C4%A5%C4%A5%B8 [peaの植物図鑑:仙台駅のオオムラサキツツジ]