peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

盛岡城跡公園のトチノキ(栃の木)の花

2010年06月05日 | 植物図鑑

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2010年6月5日(土)、盛岡城跡公園を散策しました。「多目的広場」と「三の丸」を結ぶ通路のそばに聳えている大木のトチノキ(栃の木)が沢山の花を咲かせていました。これだけ沢山花を付け、これだけ大きなトチノキ(栃の木)を見たのは初めてのような気がします。

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トチノキ(栃の木) トチノキ科 トチノキ属 Aesculus turbinata

山地に生え、大きいものは高さ35m、幹の直径4mになる。(日本に自生する樹木の中では大木になるもののひとつ。くりぬいてウス(臼)をつくれるほどの太さになる。)樹冠は広円形。樹皮は灰褐色で、老木になると割れ目ができる。冬芽は多数の鱗片に包まれ、樹脂を出してよく粘る。葉は大形の掌状複葉で対生する。小葉は5~7個あり、長さ15~40㎝の倒卵状長楕円形で、縁に鈍い重鋸歯がある。裏面には赤褐色の軟毛がある。秋には美しく黄葉する。5月頃、枝先に長さ15~25㎝の大きな円錐花序を直立し、雄花と両性花をつける。花弁は4個あり、白色で基部はやや紅色を帯びる。雄しべは7個。雌しべは1個で、雄花で葉退化している。蒴果は直径約4㎝の倒円錐形。種子は光沢のある赤褐色で、すりつぶしてトチ餅などをつくる。用途:庭木、公園樹、街路樹、建築・器具・楽器材。分布:北海道、本州、四国、九州。

セイヨウトチノキ(マリニエ)A.hippocastanumは、ギリシャやブルガリア付近の原産で、パリをはじめヨーロッパ各地によく植えられている。蒴果に刺がある。北米南部原産のアカバナアメリカトチノキ(アカバナトチノキ)A.paviaは花が鮮紅色。ベニバナトチノキA.carneaはセイヨウトチノキとアカバナアメリカトチノキの雑種。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/e80cca5f4deb2fce7d390eab8f5fd6b6 [peaの植物図鑑:トチノキ(栃の木)]


盛岡城跡公園のセイヨウサンザシ(西洋山樝子/西洋山査子)

2010年06月05日 | 植物図鑑

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2010年6月5日(土)、午前11時から岩手県産業会館7階大ホールで、第38回白寿会総会が開催され、久しぶりに出席しました。白寿会というのは、岩手医科大学に死後献体の登録者と医科大学とで組織する会で、現在の生存会員は1321名ということでした。かなり余裕をもって出かけたので、総会が始まる前に会場の産ビルのすぐそばにある盛岡城跡公園を散策しました。セイヨウサンザシ(西洋山樝子/西洋山査子)の’ポールズ・スカーレット’という品種ではないかと思うのですが、濃いピンク色の花を沢山咲かせていました。

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セイヨウサンザシ(西洋山樝子/西洋山査子) バラ科 サンザシ(クラタエガス)属 Crataegus laevigata

イギリス、オーストリアなどに自生する落葉低木で、ヨーロッパの春の花木として多く植えられている。白花であるが、’ポールズ・スカーレット’cv.Paul's Scarletなど、濃いピンク色の品種もあり美しい。生垣に普通に使われる。栽培:繁殖は接木、挿木、実生。花期:4~6月。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%BB%A5%A4%A5%E8%A5%A6%A5%B5%A5%F3%A5%B6%A5%B7 [peaの植物図鑑:セイヨウサンザシ]