peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

水沢盆栽会のタマシャジン(玉沙参)

2010年06月14日 | 植物図鑑

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2010年6月12日(土)、奥州市水沢公民館(水沢区字聖天85-2)で開催中の水沢盆栽会(会長・桐田斎=ただし、会員23人)主催の「さつき・山野草展」に行ってきました。サツキ(皐月)と山野草を合わせて80点ほど展示されていましたが、それらの中にタマシャジン(玉沙参)が1鉢だけありました。

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タマシャジン(玉沙参) キキョウ科 タマシャジン(フィテウマ)属 Phyteuma scheuchzeri

タマシャジンは、ヨーロッパのアルプスやアペニン山脈に分布する多年草。高山のよく日の当たる岩場や砂礫地に生える「フィテウマ・スエウクゼリ(フィテウマ・ショイヒツェリ)」の和名。英名はHorned Ramopion。草丈は10~50㎝。タネからの栽培が比較的容易で、日本でも古くから栽培されており、金平糖を大きくしたような花を咲かせる。この丸い花形からこの名がある。

この属はヨーロッパから西アジアに40~50種ほどが分布する多年草。普及する種にはタマシャジンの白花や、ヨーロッパアルプス中央から南西部原産の小型種・フィテウマ・フミレなどがある。日本に自生するシデシャジンや、ヨーロッパのドロミテなどの岩場に自生し、’悪魔の爪’の名で有名な< strong>フィソプレックス・コモーサもこの属に含められることがある。花期:4~6月。

栽培管理:植え付けは、3~4号ほどの深鉢を使用し、硬質鹿沼土5に軽石砂5などを配合した水はけのよい用土で植える。植え替えは、5~6月中旬か9月中旬~10月中旬に、1~2年ごとに行う。置き場所は、1年を通して風通しのよい日なたに置く。根腐れから予防するために長雨を避ける。水やりは、表土の乾き具合を見て与える。夏期は根腐れ予防のため少なめに。施肥は、植え付け時に緩効性化成肥料を元肥として施し、花後と秋に化成の固形肥料を追肥する。病虫害については、アブラムシなどが発生するので、オルトラン粒剤を株元に播く。殖やし方:植え替え時の株分け、または実生による。特に実生が容易。

[講談社発行「山野草大百科(久志博信・内藤登喜夫著)」より]

http://yasashi.info/ta_00012.htm [タマシャジン(フィテウマ)の育て方:ヤサシイエンゲイ]

http://www.rakuten.co.jp/gardensk/430279/430283/711681/ [楽天市場 タマシャジン(フィテウマ)Phyteuma:Flower&Green GARDENさかもと]

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/tamashajin.html [タマシャジン(玉沙参)]

http://blogs.yahoo.co.jp/may33124416/61224962.html [タマシャジン(玉沙参)/フィテウマ/フィテウマ・コメットスター/カンパニュラ・コメットスター]


水沢盆栽会のミツバシモツケ(三つ葉下野)

2010年06月14日 | 植物図鑑

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<strong2010年6月12日(土)、奥州市水沢公民館<></strong2010年6月12日(土)、奥州市水沢公民館<>(水沢区字聖天85-2)で開催中の水沢盆栽会(会長・桐田斎=ただし、会員23人)主催の「さつき・山野草展」に行ってきました。サツキ(皐月)と山野草を合わせて80点ほどが展示されていましたが、それらの中にミツバシモツケ(三つ葉下野)という山野草が2鉢ありました。

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ミツバシモツケ(三葉下野) バラ科 ギレニア属 Gillenia trifoliata

別名:ミツバシモツケソウ北アメリカ原産の多年草。草丈は60㎝ほどになる。5~7月頃に、5㎝ほどの白い清楚な花が咲く。育て方:春または秋に植え付ける。植え付け時に堆肥や腐葉土を充分に入れる。根付くまでは強い風が吹くと倒れてしまうので注意する。水やりは乾いたらたっぷりと与える。夏期、涼しい地方では日向に、暑い地方では半日陰の風通しのよい場所で管理する。花は新しい枝の先端に付くので冬に地際から3分の1程度のところで切り戻す。

http://flower365.web.infoseek.co.jp/21/393.html [ミツバシモツケ]

http://www.geocities.jp/orangepekoe_104/season/ma/mituba_simotuke.html [ミツバシモツケ(三つ葉下野)]


水沢盆栽会のホタルブクロ(蛍袋)

2010年06月14日 | 植物図鑑

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2010年6月12日(土)、奥州市水沢公民館(水沢区字聖天85-2)で開催中の水沢盆栽会(会長・桐田斎=ただし、会員23人)主催のさつき・山野草展に行ってきました。サツキ(皐月)と山野草を合わせて80点ほど展示されていましたが、ホタルブクロ(蛍袋)が1鉢だけありました。

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ホタルブクロ(蛍袋) キキョウ科 ホタルブクロ(カンパニュラ)属 Campanula punctata

各地の山野に普通に見られる多年草。チョウチンバナ(提灯花)、トッカンバナなど多くの呼び名で親しまれているが、ホタルブクロの名もチョウチン(提灯)の昔の呼び名”火垂る(ほたる)袋”によるといわれる。一般にはこの花の中にホタル(蛍)を入れて遊んだことから名づけられたとの説が知られている。草丈は40~80㎝。茎や葉、萼などに粗い毛があり、茎を切ると白い乳液が出る。葉は互生し、長さ5~8㎝。根生葉や茎の下部の葉には翼のついた長い柄がある。根生葉は花期には枯れてしまう。6~8月、淡紅紫色または白色の花が下向きに咲く。花は長さ4~5㎝。この花の萼は裂片の間に付属片があって、それが強く反り返る特徴がある。分布:北海道(西南部)~九州。

本州の東北地方南部から近畿地方に分布する変種のヤマホタルブクロ(山蛍袋)var.hondoensisはホタルブクロより標高の高い所に生える。ホタルブクロによく似ているが、ホタルブクロは萼片と萼片の間に三角形の付属体があり、これが上にめくれているのに対し、ヤマホタルブクロには付属体はなく、萼片と萼片の間がぷっくりと膨れている。ヤマホタルブクロのほうが花の色が濃いものが多い。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の野草」&同「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/90066e88dd8d1ef060b98f386a69095e [peaの植物図鑑:ホタルブクロ(蛍袋)]


水沢盆栽会のアケボノフウロ(曙風露)/ゼラニウム・サンギネウム

2010年06月14日 | 植物図鑑

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2010年6月12日(土)、奥州市水沢公民館(水沢区字聖天85-2)の多目的ホールで開催中の水沢盆栽会(会長 桐田斎=ただし、会員23人)主催の「さつき・山野草展」を見に行ってきました。サツキ(皐月)と山野草を合わせて80点ほど展示されていましたが、それらの中に1鉢だけでしたが、アケボノフウロ(曙風露)がありました。

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アケボノフウロ(曙風露) フウロソウ科 ゼラニウム(フウロソウ)属 Geranium sanguineum

別名:フウロソウ(風露草)、ゼラニウム・サンギネウム。ヨーロッパからアジア西部原産。アケボノフウロの和名で親しまれ、多くの園芸品種がある。草丈:5~15㎝ほどだが、40㎝前後に伸びる。葉は腎臓形でほとんど基部まで7裂する。花期:6~10月頃。花:は赤紫、青紫、桃色で濃色の脈が目立つ可憐な感じがする。、白色もあるとのこと。

フウロソウ(風露草)の仲間は、ヨーロッパ~コーカサス地方、日本、アメリカなどの温帯に250種ほどある耐寒性多年草。日本には帰化種を含めて13種ほどが分布する。薬草として知られ、空き地や河原などに生えるゲンノショウコや高山植物のハクサンフウロなどがあるが、山野草として栽培される日本原産種は少なく、最近はラベンダーブルーや濃桃、淡桃、白色などの可憐な花を咲かせる外国種に人気があり、海外種が数多く導入されている。ヒメフウロの名で出回っているのは四季咲き性の別属のもの。

管理:日光を好むが、夏の高温多湿と蒸れに弱いので、夏の間は西日と雨が当たらない風通しのよい半日陰に置いて、株元に水やりする。栽培ポイント:水はけのよい土に植えると、毎年株が大きく広がるので、ロックガーデンやボーダーガーデンに向く。夏の強光線は避けるが、基本的には日当たりを好み、株が蒸れないように風通しを図ると、よく育つ。根が旺盛に伸びるので、鉢植えでは過湿状態にならないように注意し、早めに植え替える。春に根鉢を切り分けるようにすれば、簡単に株分けができ、また、茎を切り戻して挿し穂をつくれば、2週間ほどで発根する。[西東社発行「知りたい花の名前がわかる 花の事典(金田初代・文、金田洋一郎・写真)」&講談社発行「山野草大百科」&主婦の友社発行「色がわかる 四季の花図鑑」より]

http://koedokawagoe.web.infoseek.co.jp/pho742.html [野原の植物:アケボノフウロ(曙風露)]

http://blogs.yahoo.co.jp/chameleon_arms/50523234.html [アケボノフウロ-湯らり気ままに~温泉に♪-Yahoo!ブログ]

http://homepage3.nifty.com/wako3/saibaiharu/akebonohuuro/akebonohuuro.htm [アケボノフウロの栽培]

http://asitahuku.exblog.jp/8651225/ [身近な自然を撮る:アケボノフウロ(曙風露)おみこしわっしょい]