peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市千厩町のフランスギク(仏蘭西菊)

2010年06月21日 | 植物図鑑

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2010年6月4日(金)、フードバリュー(一関市千厩町千厩字構井田)駐車場の端に群生しているフランスギクが、白い花を沢山咲かせていました。

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キク科 レウカンセマム属 Leucanthemum :は、ヨーロッパ及びアジア北部に約20種が自生する。一年草または多年草。属名は「白い花」の意。

フランスギク(仏蘭西菊) Leucanthemum vulgare

ヨーロッパからシベリア、西アジアにかけて広く分布する多年草。オクスアイ・デージー oxeye daisyの英名がある。草丈は30~90㎝、葉はへら形で鋸歯がある。分枝した先に花茎の長い頭花を単生する。頭花は径3~5㎝、一重咲きで舌状花は白色、筒状花は黄色でその割合が比較的大きく、白と黄の対比が目立つ。耐寒性がある。園芸品種には八重咲き、早咲きのものなどがある。切花用。栽培:株分けで繁殖する。花期:4~5月。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」 より]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%D5%A5%E9%A5%F3%A5%B9%A5%AE%A5%AF [peaの植物図鑑:一関市街地のフランスギク]


奥州市水沢区のタツタナデシコ(竜田撫子)2010年6月20日(日)

2010年06月21日 | 植物図鑑

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2010年6月20日(日)、奥州宇宙遊学館(奥州市水沢区星ガ丘町2番12号)に行ってきました。奥州宇宙遊学館は、国立天文台VERA観測所の前身・水沢緯度観測所の旧本館を保存・活用する目的で整備され、2008(平成20)年4月に開館しました。緯度観測所の時代から現在までの天文学の歴史、成果を紹介するほか、天体や天文学と文学とを結びつけた宮沢賢治の展示や、立体的な天体映像を見ることができるシアターもあります。観覧時間:9:00~17:00時。休館日:火曜日(祝祭日の場合は翌日)、12/29~1/3。観覧料:大人・学生/200円、生徒・児童/100円。

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この日は日曜日だったので、入館すると間もなく四次元デジタル宇宙シアターの上映が始まりました。立体的に見える眼鏡をつけて、宇宙の姿を楽しみました。上映時間:月曜日・木曜日は14:00時から1回のみ。土曜日・日曜日・祝日は10:30~と14:00からの2回。約25分の上映。その他太陽観測:晴天時11:00から。定例天体観測会:第2土曜日19:00時から。(参加費200円)。

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ナデシコ科 ナデシコ(ダイアンサス)属 Dianthus spp.

撫子の仲間。多年草、一年草。カワラナデシコやカーネーションもダイアンサス属だが、ほかにも多くの種類が園芸的に栽培され、花壇や鉢花、切花に利用されている。欧州原産のビジョ(美女)ナデシコは総苞がひげのように見えるのでヒゲナデシコともいい、花色豊富。草丈は高性種が40~80㎝、矮性種は10~20㎝。古くから栽培されている中国原産のセキチク(石竹)も花色豊富だが、草丈は10~40㎝と低く、花は大きめで八重咲き品種もある。また欧米原産のタツタ(竜田)ナデシコと並び、交配親として重用されてきた。日本に自生もするハマ(浜)ナデシコ(別名・夏撫子)は、耐暑性の強い園芸種として夏の切花用に栽培される。このほか、種間交配によって従来より丈夫なものや四季咲き性ものなど多くの品種も生み出されており、夏以外にも鉢物や切花が流通している。[講談社発行「野の花・街の花(監修・長岡 求)」より

タツタナデシコ(竜田撫子)Dianthus plumarius ヨーロッパ東部からシベリア野原産。寒さと乾燥に強く、石垣などでよく育つ。直径3㎝ほどのピンクの花が咲き、普通中心部に暗紫色の斑紋が入る。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より