2010年6月12日(土)、ケーズデンキ奥州水沢本店(奥州市水沢区佐倉河河原田65)の隣の会社玄関前に植えられたヤマボウシ(山法師)が、沢山花をつけていました。もっとも白い花びらのように見えるのは4枚の総苞片で、本当の花は真ん中に20~30個集まった球形のものであるが…。
ヤマボウシ(山法師) ミズキ科 ミズキ(コーナス)属 Cornus kousa
別名:ヤマグワ(山桑)。各地の山野に生え、高さ5~10mになる落葉小高木~高木。樹皮は暗朱紅色。葉は対生し、長さ4~12㎝の卵状楕円形で、側脈は4~5対。6~7月、ベニヤマボウシ(紅山法師)f.roseaという。用途:庭木、器具材。分布:本州、四国、九州、朝鮮、中国、台湾。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]
ヤマボウシ(ミズキ科) Benthamidia japonica(Sieb.et Zucc.)Hara
特徴:丘陵地、山地に生育する落葉小高木。幹は直立、よく枝分かれし、高さ5~10mになる。樹皮は灰黒色で、太くなると不規則な裂け目ができて剥がれる。葉は柄があり対生する。葉身は卵状楕円形で、先は鋭く尖る。縁は滑らかだが、波状になり、4~5対の側脈が目立つ。花は小さく、6~7月、前年伸びた枝先に付く頭状の花序に多数咲く。普通、白い4枚の花弁のように見えるものは総苞片である。果実は集合果で、紅色に熟して食べられる。分布:本州、四国、九州。岩手県では丘陵地、山地にやや普通に見られる。尾根筋や河岸の崖などのやや乾燥した所に多い。花が美しいので近年、公園や庭に植えられるようになった。[岩手日報社発行「岩手の樹木百科(岩手大学教授・菅原亀悦編著)」より]
http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%E4%A5%DE%A5%DC%A5%A6%A5%B7 [peaの植物図鑑:ヤマボウシ]
http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/d50889028f9025ab6470277178e9f71d [peaの植物図鑑:ヤマボウシ&ベニヤマボウシ]