peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市花泉町「ベゴニア館」のフクシア ’ウィンストン・チャーチル’ 2012年4月13日(金)

2012年04月15日 | 植物図鑑

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2012年4月13日(金)、花と泉の公園(一関市花泉町老松字下宮沢159-1)にあるベゴニア館「れいなdeふろーれす」~Reina de flores~に行ってきました。昨年の大地震による被害個所の修復工事等のために休館していたのですが、”4月1日(日)から「リニューアルオープン」”ということを知って出かけたのでした。”4/1~4/20 市民無料デー”ということで、無料で観てくることができました。

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ベゴニア館の観賞温室内は、東北では珍しい「球根ベゴニア」を中心とした展示室。昨年の3.11東日本大震災発生前までは数100種類のベゴニアが展示されていましたが、大地震で吊り下げ展示されていた下垂性ベゴニアなどが沢山被害を受けたそうで、数少なくなっていました。その代りに展示されているのでしょうか、フクシアFuchsiaの花が目立ちました。特に、ウィンストン・チャーチルと思われるフクシアが大きくて豪華な素晴らしい花を沢山咲かせていました。

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アカバナ科 フクシア属 Fuchsia :中央及び南アメリカ、ニュージーランドに105種分布する常緑あるいは落葉性低木。

フクシア アカバナ科 フクシア属 Fuchsia×hybrida

葉は対生、輪生、互生で楕円形、葉縁に欠刻がある。花は垂れ下がる種類が多く、単生または叢生する。萼筒が釣鐘形か筒状になり、先端が4裂する特徴がある。花弁も4。花弁の色の変化が多く、萼の色とのコントラストが面白い。多くの雑種が作出され、これまで2000品種以上の発表がある。普通は鉢物として、主として6月頃売り出される。

園芸品種’ティンカーベル’cv.Tinkerbell、’ウィンストン・チャーチル’cv.Winston Churchill、’スウィングタイム’cv.Swingtime、’ライラック・ラストル’cv.Lilack Lustre、’サマー・スノー’cv.Summer Snow、’ゴールデン・アニバーサリー’cv.Golden Anniversary、’クィーンズ・パーク’cv.Queen's Park、’エミル・ド・ウィルダーマン’cv.Emile de Wilderman(=cv.Fascination)、’モンテ・ローザ’cv.Monte Rosa、’ファースト・・ラブ’cv.First Lave、’ペギー・キング’cv.Peggy King、’ハイドコート・ビューティー’cv.Hidcote Beauty、’トウリング・ベル’cv.Tolling Bell、’ジョーン・パシィ’cv.Joan Pacey、’ナンシー・ルー’cv.Nancy Lou、’プレジデント’cv.President、’チラートン・ビューティー’cv.Chillerton Beauty、’ハーレッツ・ハーディ’cv.Howlett's Hardy、’ダッチス・オブ・アルバニー’cv.Duchess of Albany、’オレンジ・グローリー’cv.Orange Glory,’マリンカ’cv.Marinka、’ジャック・オークランド’cv.Jack acland、’メアリー’cv.Maryなどがある。

栽培:日本では夏の高温多湿、冬の低温のため栽培しにくく高冷地、冬の温暖地または夏の冷房、冬の暖房のできる場所で栽培されている。繁殖は挿し木で容易。花期:6月頃。

フクシア ’ウィンストン・チャーチル’ アカバナ科 フクシア属 Fuchsia cv.Winston Churchill

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&同「山渓カラー名鑑・観葉植物」より]

http://www.engei.net/Browse.asp?ID=79316 [スウィングフェアリー(フクシア):ウィンストン・チャーチル6号ポット(八重・立ち性)]

http://www.geocities.jp/haru020hukusia/konae.html [shu(^^)Homepage,フクシア]

http://homepage3.nifty.com/flowergarden/fuchsia.htm [ホクシア(フクシア・ホクシャ)21種類の画像]

http://www.geocities.jp/haru020hukusia/konae.html [フクシア(小苗の生長記録)]

http://www.kamoltd.co.jp/fuji/fuchsia_top.htm [フクシア(ホクシャ、フューシア)700品種:富士花鳥園]

 


一関市花泉町「ベゴニア館」のフクシア 2012年4月13日(金)

2012年04月15日 | 植物図鑑

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(上3つ)’ウィンストン・チャーチル’Fuchsia cv.Winston Churchill と呼ばれる品種と思われます。

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2012年4月13日(金)、花と泉の公園(一関市花泉町老松字下宮沢159-1)にあるベゴニア館「れいなdeふろーれす」~Reina de flores~に行ってきました。昨年の大地震による被害個所の修復工事等のために休館していたのですが、”4月1日(日)から「リニューアルオープン」”ということを知って出かけたのでした。”4/1~4/20 市民無料デー”ということで、無料で観てくることができました。

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ベゴニア館の観賞温室内は、東北では珍しい「球根ベゴニア」を中心とした展示室。昨年の3.11東日本大震災発生前までは数100種類のベゴニアが展示されていましたが、大地震で吊り下げ展示されていた下垂性ベゴニアなどが沢山被害を受けたそうで、数少なくなっていました。その代りに展示されているのでしょうか、フクシアFuchsiaの花が目立ちました。

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(上)’チラートン・ビューティー’Fuchsia cv.Chillerton Beautyと呼ばれる品種と思われます。

http://www.kachoen.jp/fuchsia/f_04_chillerton%20beauty.html [フクシア:チラートン・ビューティー]

http://arufa-7.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/chillerton-beau.html [フクシアChillerton Beauty:野の花図鑑]

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(上と下)’オレンジ・グローリー’Fuchsia cv.Orange Glory と呼ばれる品種と思われます。

http://www.pref.kyoto.jp/plant2/migoro/1704/170422/170422.html [京都府立植物園ホームページ]

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(下4つ)フクシアの原種の一つであるF.fulugensかそれに近いものではないかと思われます。

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アカバナ科 フクシア属 Fuchsia:メキシコからアルゼンチン、タヒチ島、ニュージーランドに約100種が分布する。多くは常緑の草本状低木で、上部葉腋に1~数花、あるいは茎頂に円錐花序または総状花序をつける。花は4裂して反り返る萼とスカート状に広がる4枚の花弁からなる。8本の雄しべとさらに長く突出する雌しべが目立つ。

一般に栽培されるのは園芸品種Fuchsia hybridaで、2000品種以上もあるといわれ、花の大小、花弁の八重性、斑入り葉、樹形など、変化に富んでいるうえ、萼と花弁の色の組み合わせもいろいろある。しかし、日本ではまだ馴染みが少なく、色別で販売されている程度である。総称して「ホクシャ」と呼ばれることも多く、蕾の形から「ツリウキソウ(釣浮草)」の名もある。花言葉は「趣味」。

管理:野生種は実生で殖やせるが、園芸品種は指し芽で殖やす。10~12月に挿し芽して3~5月開花が普通であるが、挿し芽の時期と栽培温度の調節で開花期をかなり調節できる。摘芯しないと分枝しないので、全体のバランスをとりながら、開花予定日の20~30日前まで摘芯を繰り返す。基本的には長日植物なので、冬期に電照すれば開花が早まるが、その反応は品種によってまちまちで温度次第でいつでも開花する品種もある。

茎が立つ品種もあるが、大輪種は花も重く、下垂するタイプが多いので、吊り鉢仕立てにするのがよい。根の発育が良いので、鉢が小さいと根詰まりを起こしやすい。普通、鉢は小さめのものを用いるが、フクシアではやや大きめのものが良い。用土は、ピートモスをやや多くした水もちのよい配合とする。夏の高温期を除いて、日光には充分当てることが大切で、日照不足では良い株作りは望めず、せっかく咲いた花も長持ちしない。夏の高温に弱いのが欠点で、花の美しさは分かっていながらこれまで普及しなかった。

生育適温は20~25℃で、30℃を超えると弱ってしまう。風通しの良い場所で、日除けをして涼しい環境をやるしかない。花が咲き終わり、鉢に根が回り、株の活力が衰える頃に暑さが厳しくなるといった悪条件が重なるので、夏越しが難しい。根詰まり気味になると日中萎れやすくなるが、あわてて水をやると根腐れを一層ひどくすることになる。徒長した枝を切り詰めるなどして、水やりをなるべく控えるようにし、鉢に日光が当たらないように工夫する。この頃になると、黒点病などが発生するのでマンネブダイセン、ベンレートなどの殺菌剤で防除する。ハダニ、カイガラムシはスプラサイド、アカール、モレスタンなどで防除し、なんとか涼しくなる秋まで持たせ、挿し芽で更新する。耐寒性は強く、5℃程度で越冬する。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・観葉植物」より]

http://www.e-niwa.co.jp/knowledge/mame014/index.html [フクシア(ホクシャ、フューシャ):園芸の豆知識014]

http://ktmhp.com/hp/hanasagashi/hukushia [花探し:フクシア]