peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市花泉町「ぼたん園」のサンシュユ(山茱萸) 2012年4月13日(金)

2012年04月16日 | 植物図鑑

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2012年4月13日(金)、花と泉の公園(一関市花泉町老松字下宮沢159-1)にあるベゴニア館「れいなdeふろーれす」~Reina de flores~に行ってきました。昨年の大地震による被害個所の修復工事等のために休館していたのですが、”4月1日(日)から「リニューアルオープン」”ということを知って出かけたのでした。”4/1~4/20 市民無料デー”ということで、無料で観てくることができました。

http://www.ichitabi.jp/information/page.php?p=209 [花と泉の公園:ベゴニア館のリニューアルオープンのお知らせ:いちのせき観光協会]

http://www.hanatoizumi.jp/ [花と泉の園ホームページ]

http://www.city.ichinoseki.iwate.jp/index.cfm/6,0,112,91,html [遊ぶ(花泉エリア:一関市・花と泉の公園]

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ベゴニア館を見学した後、無料開放されているぼたん園を見に行きました。ボタン(牡丹)は、芽を出したばかりで一つも咲いていないので、とてもいい陽気でしたが、観光客はほとんどいず、2人のご婦人がボタンの手入れをしているだけでした。

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(上と下)大駐車場を通り、ぼたん園入口に近づくと、大きくて立派な案内板がありました。

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(上と下2つ)ぼたん園入口と券売場・料金表。「ぼたんまつり」期間中は、入園料一般・500円が必要ですが、この日は「無料」で見学できました。

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(上)ぼたんハウス:お洒落なロッジ風の無料休憩所。花の咲く期間は軽食や喫茶コーナーも用意されるので、花と泉に囲まれた広大な園内を一望しながらくつろげます。

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(上と下4つ)「ぼたん園」に植栽されているボタン(牡丹)は、芽が出たばかりでした。

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(上)管理事務所:ぼたん園を通り、管理事務所の方角に進みます。この管理事務所にも見学者が利用できるトイレがあるようです。

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(上)管理事務所の入り口の所に1本だけでしたが、黄色い花を枝にびっしりと咲かせたサンシュユ(山茱萸)の木が植えられていました。

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(上)ぼたん橋:この道をさらに進むと日本ぼたん協会指定・ぼたん見本園があります。300種1500本のボタン(牡丹)が植栽されているそうです。

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サンシュユ(山茱萸) ミズキ科 ミズキ属 Cornus officinalis

朝鮮、中国原産の落葉小高木。日本には江戸時代中期に薬用植物として朝鮮半島から入ってきたが、現在は花木として植えられていることが多い。高さは約5mになる。樹皮は灰褐色で鱗片状に剥がれる。葉は対生し、長さ4~10㎝の卵形または楕円形で、裏面の主脈の基部には褐色の毛が多い。特に葉が広く丸いものをマルバサンシュユ(丸葉山茱萸)と呼ぶこともある。

花は葉に先立って、枝の先端に小さな黄色の花が密に集まってつく。花期は3月。早春に黄色の花が咲くのでハルコガネバナ(春黄金花)ともいう。果実は長さ1.5cmほどの楕円形の液果で赤く熟す。果肉を乾燥させたものを「山茱萸」と呼んで、漢方薬や薬用酒などに利用する。

栽培:樹性が強く耐寒性もあり、普通の土壌ならどこでも育つが、日当たりの良い場所を選ぶ。植え替えは2~3年に1回、花後新芽が展開する頃に、赤玉土で植え付ける。花は前年の短枝に付くので、徒長枝を切り詰めて、そこに短枝を多く発生させる。また、枝は対生に伸びるので、交互に間引く。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」&栃の葉書房発行「別冊趣味の山野草・山草図鑑」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=38622829&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市博物館のサンシュユ(山茱萸)]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%B5%A5%F3%A5%B7%A5%E5%A5%E6 [peaの植物図鑑:一関市博物館のサンシュユ(山茱萸)]


一関市花泉町「ベゴニア館」の球根ベゴニア(その2) 2012年4月13日(金)

2012年04月16日 | 植物図鑑

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2012年4月13日(金)、花と泉の公園(一関市花泉町老松字下宮沢159-1)にあるベゴニア館「れいなdeふろーれす」~Reina de flores~に行ってきました。昨年の大地震による被害個所の修復工事等のために休館していたのですが、”4月1日(日)から「リニューアルオープン」”ということを知って出かけたのでした。”4/1~4/20 市民無料デー”ということで、無料で観てくることができました。

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ベゴニア館・れいなdeふろーれす「観賞温室」に入ると、このベゴニア館を代表する素晴らしい景観がありました。直立茎・大輪・球根ベゴニアを沢山集めて雛壇型に展示した場所です。3.11東日本大震災までは、ハンギングバスケットに植えられた下垂性の球根ベゴニアが沢山頭上を走行していたのですが、大地震で被害を受けたそうで、数少なくなっていました。

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球根ベゴニア シュウカイドウ科 ベゴニア(シュウカイドウ)属 Begonia × tuberhybrida

ボリビア原産のボリウィエンシスB.boliviensis、キンナバリナB.cinnabarina、クラルケイB.clarkei、ペアルケイB.pearceiやペルー原産のダウィシーB.davisii、ロシフロラB.rosiflora、ウェイチーB.veitchiiなど、アンデス山系の熱帯高地産の球根性ベゴニアを基に交雑育成された花の美しい園芸品種群の総称で、Begonia × tuberhybridaと表記する。

種類:茎の形状からハンギングタイプスタンドタイプに大別できる。茎が多数出て長く下垂するハンギングタイプには、大輪のハンギングバスケット系と、小輪多花性のペンデュラ系がある。いずれも花は小さいが、夏の暑さにもかなり強く、実生または球根からでも2カ月程度で開花し、次々と咲き続けるので、吊り鉢栽培に適している。

茎が直立するスタンドタイプは、品種が非常に多く、花の形、大きさ、色などの形質によって分類されることが多い。大輪系では、ツバキの花形に似たカメリアフォーム、花弁が多くバラの花形に似たローズフォーム、花弁がカーネーションのように波状になるカーネーションフォームなどがあり、花弁に複色の覆輪が入るピコティーPicoteeや花弁に斑点が入るマルモラタMarmorataなどの形質が組み合わさって多様性を示す。

中輪ないし小輪系には、茎がよく分枝し多花性のムルティフロラ系品種がある。F1品種の’ノンストップ’cv.Nonstopは中輪の矮性品種で、多花性で花色も多く、花振るいも少なく、小鉢仕立てに向く。

管理:休眠した球根は掘り上げてベンレートなどの殺菌剤で消毒後、バーミキュライトなどに埋め、凍らない程度で保存する。少量なら鉢のまま保存し、春に植え替えればよい。しかし、球根ベゴニアの生育適温は15~25℃なので、開花期が夏の高温期になると失敗しやすい。夏に地上部を刈り込んで腋芽を伸ばす方法があるが、この場合は、9月から電灯照明して秋の終わり頃に開花させる。冬の生育期間中に1~2㎡当たり60Wの白熱灯で電照して適温が保てるなら、秋に実生または球の植え付けをして、夏の暑さが来るまでに開花させるとよい。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・観葉植物」より]

http://www.yasashi.info/he_00004.htm [球根ベゴニア(ヤサシイエンゲイ)]

http://www.geocities.jp/heboen2/kyuukon/kyu_bego.html [球根ベゴニア]

http://flowerpark.hamazo.tv/e3144482.html [はままつフラワーパーク最新情報:球根ベゴニア(2012年4月5日)]

http://www.begonia-net.com/begonia-db/index.html [ベゴニア図鑑(ベゴニアねっと)]

http://www.pref.kyoto.jp/plant/1301278818064.html [京都府立植物園:見ごろの植物情報 平成24年4月1日]

http://www.pref.kyoto.jp/plant/1332285236575.html [京都府立植物園:見ごろの植物情報 平成24年3月23日]