2012年４月24日（火）、コープ一関コルザ（生協一関店）（一関市石畑）から五代町を通り、磐井川堤防沿いの道を歩き、中央町1丁目～一関市役所（竹山町）～中央町2丁目～五代町と散策しました。
中央町２丁目の道路沿いにある民家の花壇に植えられたムスカリ・アルメニアカムが、ルリ（瑠璃）色で壺形の花をブドウの房のようにびっしりとつけていました。
（上）斎藤産婦人科医院と（下）なかよし児童公園の辺りを散策していたら、３軒ほどの民家の庭にムスカリが植えられていました。
（上）児童公園の向かい側にある斎藤産婦人科医院の隣の民家の庭に植えられていたムスカリ。（下4つ）
（下4つ）同じ中央町2丁目の別の民家の花壇に植えられていたムスカリ。
（下4つ）同じ中央町2丁目にある民家の花壇にナルシッサス・バルボコディウムと一緒に植えられていたムスカリ。
ヒアシンス（ユリ）科 ムスカリ属 Muscari：地中海沿岸地方及び西南アジアに30種が分布する。ヒアシンス属より小型で、花は壺形か倒卵形で花筒が喉まで広く開かない。
ムスカリ ヒアシンス（ユリ）科 ムスカリ属 Muscari spp.
秋植え、春咲きの耐寒性球根植物。幅の狭い多肉質の葉を根生し、花茎は無葉で直立し、頂部に青、白、黄緑まれに黄、褐色の花を密な総状または穂状花序につける。下部が稔性花で上部に無性花、または稔性花のみ、無性花のみの種、麝香の匂いのある種から微香の程度までの種がある。
総状花序をつけるルリムスカリM.botryoides、アルメニアカムM.armeniacumの青、白花は花壇によく栽培され、園芸品種に’ブルー・スパイク’cv.Blue Spikeがある。
複総状花序に羽毛状の藤桃色の無性花をつけるコモスムM.comosumの園芸品種’プルモスム’cv.Plumosumが鉢植えで栽培される。
クロムスカリM.moschatumの花色は、はじめ紫のちに緑を帯び、象牙色から黄味を帯びるが黄色までには達しない。また無性花をつけない。その変種で香りの強い黄花のフラブムvar.flavumは鉢植え用。
栽培：繁殖は母球の周囲につく小球からの養成か種子。排水、日当たりの良い所が適する。花期：3～4月。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]
ルリムスカリ ユリ科 ムスカリ属 Muscari botryoides
ヨーロッパ中部、地中海沿岸地域、西南アジア原産の小形の多年草。秋に球根を植えると、冬の間に細いヒモのような葉が長く伸びて地面に広がる。群生させるとブルーのカーペットのようになる。花期は3～5月。
花穂は長さ15ｃｍほどで、ルリ色の小さな花がびっしりとついて、ブドウの房のように見えるので、英名はグレープ・ヒアシンス。花は壺形で下から順に下向きに咲き、口の部分には白い縁取りがある。花が白色の品種やピンク色の品種（ムスカリ’ピンク・サンライズ’）などもあるが、普通ムスカリといえば、このルリムスカリを指す。よく見るのはアルメニアカム種。
ハネムスカリM.comosum（コモスム） var.plumosum（プルモスム）は花が細かく切れ込んで、羽毛状になっているのが特徴。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」＆西東社発行「色・季節でひける花の事典820種」より]
http://ykhanagreen.blog27.fc2.com/blog-entry-1031.html [Greenのお気に入り：ムスカリ・アルメニアカム]
http://www.ann.co.jp/senka/hana42-3.htm [ムスカリ・アルメニアカム：千華図鑑42-3]
http://www.kyukon.org/ibc/jp/publiek/flowerbulb.jsf/Information/spring-blooming-bulbs/muscari/Muscari-armeniacum.html [ムスカリ・アルメニアカム]
http://mozmoz.web.infoseek.co.jp/mus02.htm [うちのムスカリ図鑑]
http://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-292/target_tab-1 [ムスカリの育て方：みんなの趣味の園芸：育て方がわかる植物図鑑]