peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

岩手県立花きセンターのキクザキイチゲ(菊咲一華) 2012年4月20日(金)

2012年04月23日 | 植物図鑑

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2012年4月20日(金)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原字頭無2-1)に行ってきました。昨年の冬に行ったとき、「研修温室」を見ないでしまったので、是非見たいと思ったからでした。それに同所のホームページの「花みごろ」に掲載されている花たちにも会いたいと思ったからでした。

http://www.pref.iwate.jp/~hp3005/file-maturi/2012-maturi.html [岩手県立花きセンター]

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(上)岩手県立花きセンターの「花の館温室」に到着。本館&「研修温室」に近い西側駐車場に車を駐める。トイレが近いので便利です。(下)

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(上)「花の館温室」エリアから本館&「研修温室」エリアへ徒歩で移動します。この両エリアを横断する農道はときどき軽トラなどが通るので注意が必要です。岩手県立花きセンターの本館(管理棟)が見えてきました。(下)

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(上) 本館&「研修温室」エリアの広域農道側の小さな林の下にキクザキイチゲ(菊咲一華)が花を咲かせていました。どんよりと曇っていて今にも雨が降りそうな天気でしたので、花は半平開き状態でした。

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キクザキイチゲ(菊咲一華) キンポウゲ科 アネモネ(イチリンソウ)属 Anemone pseudo-altaica

早春に花が咲き、初夏には姿を消すスプリング・エフェメラルのひとつ。落葉樹林の下や林縁に生える多年草。高さは10~30cmになる。茎には3出複葉が3個輪生し、小葉は羽状に深く切れ込む。根元の葉は2回3出複葉。

花期は3~5月。茎の先に直径3cmほどの花を1個上向きに開く。花は淡紫色、青紫色、ピンク、白など変化が多い。イチリンソウ属の花で花弁のように見えるのは萼片で、花弁はない。キクザキイチゲの花には8~13個の萼片があり、花柄には白い毛がある。分布:北海道、本州(近畿地方以北)。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?id=37427220&saved_changes=1&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:真湯のキクザキイチゲ(菊咲一華)/キクザキイチリンソウ(菊咲一輪草)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=34307064&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:花巻市胡四王山のキクザキイチゲ(菊咲一華)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=34129034&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:のキクザキイチゲ(菊咲一華)]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/e611357d10082c06c594e4b3548b4925 [peaの植物図鑑(gooブログ):奥州市江刺区のキクザキイチゲ(菊咲一華)/キクザキイチリンソウ(菊咲一輪草)]


岩手県立花きセンターのハナニラ/アイフェイオン 2012年4月20日(金)

2012年04月23日 | 植物図鑑

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2012年4月20日(金)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原字頭無2-1)に行ってきました。昨年の冬に行ったとき、「研修温室」を見ないでしまったので、是非見たいと思ったからでした。それに同所のホームページの「花みごろ」に掲載されている花たちにも会いたいと思ったからでした。

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(上)岩手県立花きセンターの「花の館温室」エリアの駐車場に車を駐めて、「本館&研修温室」エリアに向かって歩きます。

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(上)「花の館温室」エリアと「本館(管理棟)&研修温室」エリアの間を横切る広域の農道。たまに軽トラなどが走ってくるので注意が必要です。

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(下) 「花の館温室」エリアと「本館(管理棟)&研修温室」エリアの間を結ぶ連絡通路。

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(上と下)ロックガーデン

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(上)ベンチの傍に ハナニラ/アイフェイオン と思われる草花が花を沢山咲かせていました。園芸品種のイフェイオン・ユニフローラム’ウィズレーブルー’ だと思います。

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ハナニラ(花韮)/アイフェイオン ユリ科 ハナニラ(アイフェイオン)属 Ipheion uniflorum

南アメリカのペルーやアルゼンチンの草原に自生する耐寒性多年草(球根植物)。全体にニラ(韮)のような匂いがあり、葉がニラの葉に似ていることからこの和名がついたという。花がアマナに似ているので、セイヨウアマナ(西洋甘菜)とも呼ばれる。花壇に植えられるほか、繁殖力が旺盛で、野生化しているものも多く、花壇から逃げ出し、道ばたなどで咲いている姿をよく見かける。葉は長さ10~20cmの線形。3~5月に葉の間から高さ10cmほどの花茎が伸び、直径3cmほどの星形の花を無数に開く。英名はスプリングスターフラワー。花色は白や淡紫色のほかにピンク色のものも出回る。園芸品種に淡い青色の’ウィズレーブルー’などがある。また、黄花の近縁種 ’イフェイオン・セロウィアナム’もある。

栽培:日当たりさえ良ければ、旺盛に育つので、グラウンドカバープランツになる。また鉢にやや密に植えても見応えがある。日当たりと水はけの良い所をよく耕し、緩効性化成肥料を施して、球根の頭部が隠れる程度に浅く(9月下旬~10月上旬に)植え付ける。元肥を施せば、施肥は必要ないが、植えっぱなしにした株には、花後に化成肥料を追肥する。丈夫な草花で、一度植え付ければ4~5年はそのまま植えっぱなしで大丈夫。掘り上げるときは6月に行い、古い葉や根を取って分球し、乾燥した涼しい場所で秋まで保管する。植え付けるときは5cm間隔に広げて植え付ける。

[主婦と生活社発行「早わかり 花と庭木550種園芸12か月」&山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」&西東社発行「色・季節でひける花の事典820種」より]


一関市上菅生沢地区のザゼンソウ(座禅草) 2012年4月21日(土)

2012年04月23日 | 植物図鑑

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2012年4月21日(土)、上菅生沢地区に群生しているミズバショウ(水芭蕉)を見に行ってきました。近くにはショウジョウバカマ(猩々袴)ザゼンソウ(座禅草)も自生しています。

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(上と下)国道342号線(厳美街道)を西進して行くと、雪が残る祭畤山(まつるべやま)や須川岳(栗駒山)が見えてきました。

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(下3つ)東北電力の磐井川発電所の所から分岐している県道19号線みちのく古都CC方面へ進みます。駒形神社前を通り、約2kmほどで上菅生沢地区のミズバショウ(水芭蕉)群生地(道路左側)に到着します。ザゼンソウ(座禅草)が生えているのは、道路の右側が主で、一関市教育委員会が立てた説明板があります。

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(上)説明板の上で色鮮やかな蝶が日光浴をしていました。近寄っても動かないので指で触れようとしたら飛んで行きました。ヒオドシチョウ(タテハチョウ科)という名の蝶だと思います。

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ザゼンソウ(座禅草) サトイモ科 ザゼンソウ属 Symplocarpus foetidus var.latissimus

特徴:山地の湿地に生える多年草。高さ10~20cm。花は小さく、茶褐色の仏炎苞に囲まれた楕円体の肉穂花序に付く。黄色で目立つのは4本の雄しべ。葉は長い柄があり、円心形。花には悪臭がある。近縁種のヒメザゼンソウS.nipponicus は花期が6月、ザゼンソウより小型。ザゼンソウの実が熟すのは翌年の春になる。花期:3~5月。分布:北海道、本州。

栽培:春・秋は日当たり、夏は半日陰で管理し葉焼けを防ぐ。肥料は置き肥を多めに与え肥培する。植え替えは2~3年ごとの早春に、赤玉土単用で深めの鉢に植えて腰水にする。鉢底に炭を数個入れておくと、腐敗の予防になる。増殖は株分け、実生により、タネはよく水洗いしてから乾かさずに播き、乾燥させないようにする。開花まで数年かかる。[栃の葉書房発行「別冊趣味の山野草・山草図鑑」より]