peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

岩手県立花きセンターのペディランサス’ダイギンリュウ(大銀竜)’ 2013年1月21日(月)

2013年02月04日 | 植物図鑑

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2013年1月21日(月)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行ってきました。

岩手県立花きセンターの本館(管理棟)の近くにある研修温室は、「高温区」、「中温区」、「低温区」に分かれていて、それぞれの温度に適した植物が植栽されています。

出入口から右側(西側)のエリアが「高温区」で、洋ランアナナス類などが沢山植栽されています。

「高温区」の南側の棚の上にきれいに紅葉したペディランサス(ペディランツス)・ティシマロイデスが数鉢植栽展示されていました。全て園芸品種の’ダイギンリュウ(大銀竜)’という品種のようでした。

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トウダイグサ科 ペディランサス(ペディランツス)属 Pedilanthus:熱帯アメリカに約30種ががある高さ1mぐらいになる多肉性の低木で、総苞が蜜腺のある距をもつのが特徴。枝はほぼ円筒形、平滑、有節で良く分岐し、葉を互生し叢生する。切ると乳汁が出る。多肉ユーフォルビアの近縁属。

ペディランサス・ティシマロイデス ’ダイギンリュウ(大銀竜)’ トウダイグサ科 ペディランサス(ペディランツス)属 Pedilanthus tithymaloides cv.'Cucullatus'

ティシマロイデスはフロリダ、西インド諸島、メキシコから南米北部に原生する多肉状低木。本品はその園芸品種で、茎は径7~8㎜、緑色で屈曲し、良く分岐する。(茎がジグザグ状に曲がり、葉縁が黄緑色となる。)葉は6~10㎝で、陽光が強いと葉端が紅色となって美しい。管理:強光で葉色が冴える。乾燥に強く過湿に弱い。挿し木で殖やす。5~8℃で越冬する。

以上、[誠文堂新光社発行、日本インドア・グリーン協会編「熱帯花木と観葉植物図鑑」&山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・観葉植物」より]

http://www.yasashi.info/he_00014.htm [ペディランサス(ダイギンリュウ)とは:ヤサシイエンゲイ]

http://happamisaki.jp-o.net/green/others/pedilanthus.htm [ペディランサス]

http://www.t-webcity.com/~plantdan/mokuhon/syousai/hagyou/he/pedelirannsasu.html [GKZ植物事典・ペディランサス]

http://aquiya.skr.jp/zukan/Pedilanthus_tithymaloides.html [ペディランサス(ペディランツス・ティティマロイデス)]

http://www.saisyokukenbi.jp/howtoraise/daiginryu.html [ダイギンリュウ(ペディランサス)の育て方]


奥州市「産直来夢くん・いちご農園」の苺(その1) 2013年2月2日(土)

2013年02月04日 | 植物図鑑

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(上)苺(いちご)・あきひめ:女峰より大きく、細長い形をしている。糖度は高く、酸度は少ない。果肉はやわらかめ。

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2013年2月2日(土)、奥州市・JA岩手ふるさとの「産直来夢くん」(水沢区真城字杉の下51)に行きました。水沢ツーリストサービス(株)が企画実施(奥州市委託事業)する奥州市観光地巡りバスツアー第2弾・奥州ふるさと再発見号「2/2(土)出発Aコース」というのに参加したのでした。

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(上)胆沢供養塚ポケットパーク 大臼・福俵見学

「2/2(土)出発Aコース」は、JR前沢駅東口(9:00発)~Zプラザアテルイ(みずさわ観光物産センター9:30発)~JA岩手ふるさと・胆沢食品加工所見学(9:50~10:20)~胆沢供養塚ポケットパーク 大臼・福俵見学(10:30~11:00)~食の匠おふくろで昼食(郷土食・奥州はっとのお話、11:20~12:30)~車窓から亀井邸(えぐね、きづま)や日本最北端の前方後円墳「角塚古墳」見学~産直来夢くん(いちご狩り体験・お買い物、14:00~15:00)~Zプラザアテルイ(みずさわ観光物産センター、15:20)~JR前沢駅東口(15」50)。

添乗員同行、ガイドはいさわ散居ガイドの会の鈴木会長さんでした。

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(上)この大俵は4年に1回更新され、今年がその更新年とのことでした。(下)のポスターの「農はだてのつどい」で新しい大俵が披露されるのでしょう。

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この「Aコース」最後の見学・体験場所は、下のチラシのJA岩手ふるさと・産直来夢くん(水沢区真城字杉の下51)のいちご農園。1月26日(土)オープンしたばかりとか。

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(上)いちごハウス(温室)が沢山並んでいました。

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(上)栽培中のイチゴ(苺)の品種(4品種)

さちのか:食品産業技術総合研究機構が「とよのか」と「アイベリー」を交配。糖度が高くて、酸度が低い。果実は硬めで日持ちがよい品種。

あきひめ:女峰より大きく、細長い形をしている。糖度は高く、酸度は少ない。果肉はやわらかめ。

レッドパール:愛媛県の生産者が「とよのか」と「アイベリー」を交配。両者の特徴に加え「とちひめ」同様中まで赤い。大玉でさっぱりした甘さ。

アイベリー:普通のイチゴの2、3倍の大きさがある。愛知県で育成されたことから、この名前がついた。甘味と酸味のバランスが良くて、コクのある濃厚な味。

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イチゴ(苺) バラ科 オランダイチゴ属 Fragoria×ananassa

北アメリカ原産のバージニアイチゴと南アメリカ原産のチリイチゴの雑種で、日本に本格的に導入されたのは明治以降のこと。産地間競争などにより、最近は市場に出回る品種の変化が激しい。利用部位は果実で、子どもや女性に絶対の人気を誇る果実である。ビタミンCが多く、6~7個食べると成人の1日の必要量が摂取できるといわれている。

多年草。高さは30㎝ほど。開花期はふつう3~5月。植えつけ適期は10月に苗を日当たりが良くて適湿で肥沃な土に定植する。温室栽培などで、出回り時期は一年中だが、旬は春。食べ方としては生食、ジャム、ジュース、ケーキなど。

主な品種に、’ととおとめ’:主に関東地方で促成栽培される品種。甘味と酸味ノバランスがよい。

’宝交早生(ほうこうわせ)’:果肉は柔らかく、甘味が強い。うどんこ病にも強く、家庭菜園向き。

’とよのか’:円錐形で、甘味と酸味が調和し、果汁も多い。主に西日本で促成栽培される。

’女峰(にょほう)’:関東地方に多い促成栽培用品種だったが、最近は’とちおとめ’が主流。

石垣イチゴ:現在は平坦地栽培が主流で、発祥地の静岡県久能山付近に残るのみとなった。

以上、[山と渓谷社発行「ヤマケイポケットガイド21 野菜・果物」より]