peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

岩手県立花きセンターのアオワーネッキー/ドラセナ・デレメンシス’ビレンス’ 2013年1月21日(月)

2013年02月24日 | 植物図鑑

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2013年1月21日(月)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行きました。

午後から見学した「花の館温室」亜熱帯温室エリアに植えられている「センネンボク」のすぐ傍にアオワーネッキー/ドラセラ・デレメンシス ’ビレンス’と思われる植物がありました。

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リュウゼツラン科 ドラセナ(リュウケツジュ)属 Dracaena:アジア、アフリカの熱帯・亜熱帯に約40種、1種が熱帯アメリカに分布する。高木状または低木状の植物で、葉は長く剣状または幅広で、剛直なものからしなやかなものまで変化に富み、しばしば斑が入る。コルディリネ属と一緒にして一般的には「ドラセナ」と称しているが、異なる点は山芋状の地下茎がなく、根は橙・黄色であることによって区別できる。

属名Dracaenaは、ギリシャ語drakaina(雌の竜)により、本属の一種ドラセナ・ドラコ Dracaena draco L.がドラゴンズ・ブレッド(竜の血)と呼ばれる赤い樹脂を出すことに由来する。

ドラセナ・デレメンシス ’ワーネッキー’ リュウゼツラン科 リュウケツジュ(ドラセナ)属 Dracaena deremensis cv.'Warneckii'

熱帯アフリカに原生するデレメンシスの枝変わりで、この’ワーネッキー’から多数の園芸品種が生まれた。直立した茎は高さ2~3m(自生地では4m以上)となり、葉は長さ20~50㎝、幅2~5㎝で細長い剣状、緑色地に白色条斑が入る。葉縁はやや波状になる。新しい葉は直立し、古くなると垂れてくる。

’ワーネッキー’は最も良く栽培されるもので、幼苗を観葉植物として利用しており、沢山の園芸品種がある。

’レールス・ゴールド’は’ワーネッキー’の枝変わりで、淡黄色の外斑が入る。’ロンギー’も’ワーネッキー’の枝変わりで、葉の中央に幅広い乳白色の縦縞が入る。’バウセイ’も’ワーネッキー’の枝変わりで、葉の中央部に乳白色の帯状斑が入る。’コンパクタ’は、葉が小型で濃緑色。’ワーネッキー・コンパクタ’は’ワーネッキー’の枝変わりで、草姿は’コンパクタ’に似るが、葉に白および黄緑色の条斑が入る。’ビレンス’アオワーネッキーとも呼ばれ、’ワーネッキー’の枝変わりで、葉は濃緑色で光沢があり、種に先祖返りしたものとも考えられる。

栽培:高温多湿を好む。冬は最低8~10℃は保つ。日照不足にもよく耐えるが、冬はできるだけ日光に当て、夏は半日陰で管理する。繁殖は挿し木による。

アオワーネッキー/ドラセナ・デレメンシス’ビレンス’ リュウゼツラン科 リュウケツジュ(ドラセナ)属 Dracaena deremensis cv.'Virens'

ワーネッキーの枝変わり。直立して茎で高さ3mぐらいになる。葉は長さ30~60㎝、幅5~10㎝の剣状、濃緑色で光沢がある。ワーネッキーより葉の縦皺が目立つ。半日陰で多湿にするとよく生長する。寒風や寒さに当てると葉がすぐ黒変しやすい。その他は丈夫である。

フイリアオ(斑入青)ワーネッキー リュウゼツラン科 リュウケツジュ(ドラセナ)属 Dracaena deremensis cv.'Virens Variegata'

アオワーネッキーの枝変わり。葉はマッサンゲアナのようであるが、先端が細くなる。性質は強健で栽培はアオワーネッキーに準ずる。

[以上、誠文堂新光社発行、日本インドア・グリーン協会編「熱帯花木と観葉植物図鑑」&保育社発行「検索入門・観葉植物(1)土橋豊・著」より]

http://www.nozawaen.co.jp/rental/regular/02.html [アオワーネッキー]

http://www.bloom-s.co.jp/kanri/aowa-ne.htm [ブルーミングスケープ:ドラセナ・アオワーネッキー:育て方 観葉植物 Dictionary]

http://e-28.jp/plantsguide/pb-info-sim.asp?kensakumoji=11 [ドラセナ・アオワーネッキー:観葉植物・植物図鑑・育て方]

http://www.foliage-plant.com/plants_database/database.cgi?equal3=Dracaena&equal4=deremensis%20'Virens'&tid=list2 [ドラセナ・アオワーネッキー:詳細観葉植物図鑑]

http://www.g-forever.co.jp/0008.htm [アオワーネッキー:販売・育て方と管理方法]


世界の椿館・碁石の椿 月照(げっしょう) 2013年1月17日(木)

2013年02月24日 | 植物図鑑

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2013年1月17日(木)、世界の椿館・碁石(大船渡市末崎町字大浜280番地1)に行ってきました。

世界の椿館・碁石では、世界13カ国(アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、ベルギー、フランス、ポルトガル、イタリア、中国、ベトナム、フィリピン、台湾、日本)450種の椿と四季折々の花卉(かき)を植栽展示しています。この日は、全体の半分ほども花が咲いていませんでしたが、沢山の花が咲いていました。

http://www.city.ofunato.iwate.jp/www/contents/1341204018763/index.html

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(下)大温室の西側の”江戸椿十景”コーナー付近に植えられた椿・月照(げっしょう)が、白色、一重、筒~椀咲きの花を沢山咲かせていました。名札には「小崎珍樹園寄贈」と書かれていました。

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椿 月照(げっしょう) ツバキ科 ツバキ(カメリア)属 Camellia japonica cv.Gessho

[産地:]愛知[花:]白、一重、筒~椀咲き、筒しべ、中輪[花期:]12~4月[葉:]楕円、中形[樹:]立性、強い[来歴:]1981 年に西尾市の高橋藤平の命名。[誠文堂新光社発行、日本ツバキ協会編「最新日本ツバキ図鑑」より]

http://www.nagominoniwa.net/blog/2009/12/post_2421.html [Movable Typeで作った「和みの庭」のブログ:秋咲き椿展 月照 ゲッショウ]

http://www.nagominoniwa.net/blog/2009/09/post_2185.html [Movable Typeで作った「和みの庭」のブログ:ツバキ 月照 ゲッショウ]

http://www.nagominoniwa.net/blog/2008/04/post_783.html [Movable Typeで作った「和みの庭」のブログ:ツバキ 月照 ゲッショウ]