(上)みかん「甘平(かんぺい)」その名の通り、扁平な形が特徴。
(上)左は「いよかん(伊予柑)」 右が「甘平(かんぺい)]
(上)内袋の皮は超薄くて、食べやすい!
(上)果肉は甘く、シャキッとした歯ごたえ!
(上4つ)の画像は http://ehimepref.exblog.jp/14089923 [愛媛のかんきつ食べつくし!「甘平」:愛媛県職員ブログ]より転載。
2013年2月10日(日)、地元の農協ストアに行きました。店頭にいつも置いてある全農(全国農業協同組合連合会(JA全農)発行の小冊子「Apron(エプロン)」の2013年2月号(No.415)がありました。
「ふるさと探訪」という巻頭の特集で、愛媛県のオリジナル品種として2007年に誕生したばかりの「甘平(かんぺい)」という蜜柑(愛媛県大洲市)が紹介されています。
この「甘平(かんぺい)」は「シャキッとした大粒のプチプチ果肉で食べごたえ満点。伊予柑くらいの大玉だが、みかんのように手軽に皮が剥けて、タネもないので食べやすい」とのこと。ただ、「甘平は皮が薄い上、果肉がギュウギュウに詰まっているので、夏場の生長期に皮が追い付かずに実が割れてしまう”裂果”が起きやすいのだという。
「甘平は1個250g以上もの大玉になるので、夏にまず枝吊りをして、さらに果実ごとに玉吊りをしてやらないと枝が折れてしまう。最後に(12月に入って果実が8割ぐらい着色したら、)”サンテ”というストッキングのような布を1個ずつ被せる。」のだという。「色あせ防止のほか、実にキズがつかないように守ったり、樹上で十分完熟させてから収穫するので、防寒対策にもなる。また、露地栽培の場合は鳥に食べられないようにする意味もある」のだとか。
収穫まで何度も手がかかる難しい品種で、まだまだ市場への出回りが少なく貴重な品種だけに高級感もいっぱい。甘平の薄い袋と爽やかな香りは母親「西之香(にしのかおり)」から、果肉の歯ごたえと強い甘味は父親「デコポン」から、それぞれ受け継いだといわれている。
JA愛媛たいきでは3年前から出荷が始まり、年を追うごとに栽培面積が倍以上も伸びている人気品種だが、皮が薄くて貯蔵集荷ができないため1月末から3月上旬までの期間限定出荷だそうです。
JA愛媛たいき甘平栽培面積:約60アール、生産者:9名、出荷量:約6トン、主な出荷先:関東、関西。
http://shop.gnavi.co.jp/sanchokudayori/133887252/ [JA愛媛たいき 甘平(かんぺい):ぐるなび食市場]
http://www.aifood.jp/sys/pages/brand/item_detail.php?sc=Kind&Kind=01&Area=38422&item_no=95&RecCnt=0 [愛媛県オリジナル品種・甘平:愛媛の食をご紹介!えひめ愛フード推進機構]
http://store.shopping.yahoo.co.jp/kajuen/186811.html [愛媛のみかん「甘平(かんぺい)」:のま果樹園]
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/feature/matuyama1215357340384_02/news/20090308-OYT8T00939.htm [甘平(かんぺい):県果樹研究センター栽培開発室長 加美 豊さん50:読売新聞2009年3月9日]
http://ehimenomikan.com/products/list.php?category_id=15 [奇跡のみかん甘平(かんぺい):愛媛のみかんドットコム/商品一覧ページ]