2013年2月2日(土)、奥州市・JA岩手ふるさとの「産直来夢くん」(水沢区真城字杉の下51)に行きました。水沢ツーリストサービス(株)が企画実施(奥州市委託事業)する奥州市観光地巡りバスツアー第2弾・奥州ふるさと再発見号「2/2(土)出発Aコース」というのに参加したのでした。
「2/2(土)出発Aコース」は、JR前沢駅東口(9:00発)~Zプラザアテルイ(みずさわ観光物産センター9:30発)~JA岩手ふるさと・胆沢食品加工所見学(9:50~10:20)~胆沢供養塚ポケットパーク 大臼・福俵見学(10:30~11:00)~食の匠おふくろで昼食(郷土食・奥州はっとのお話、11:20~12:30)~車窓から亀井邸(えぐね、きづま)や日本最北端の前方後円墳「角塚古墳」見学~産直来夢くん(いちご狩り体験・お買い物、14:00~15:00)~Zプラザアテルイ(みずさわ観光物産センター、15:20)~JR前沢駅東口(15」50)。
添乗員同行、ガイドはいさわ散居ガイドの会の鈴木会長さんでした。
(上)バスは国道397号線を通り、完成間近の胆沢ダムを目指します。
(上と下)ひめかゆスキー場のやけいし館に立ち寄ってトイレ休憩です。
(上と下)胆沢ダムを車窓から眺めてから、放流水が流れてくる川に架かっている橋を渡って向かい側に出て、国道397号線に戻りました。
(上と下)胆沢ダムの工事風景と胆沢ダムの概要
(上)国道397号線沿いにある食の匠・おふくろ(胆沢区若柳字愛宕183)で昼食(11:20~12:30、郷土食のお話・奥州はっと)です。「ダム御膳」というのをいただきました。
http://www.vividlife.jp/ofukuro/shop/index.htm [食事処 おふくろ]
(上と下)車窓から亀井邸のえぐね(居久根)・きづま(木妻)を見学。
http://zplaza.sblo.jp/article/56750685.html [奥州市観光物産協会 スタッフ日記:いさわ路探訪ツアー(後編)]
(上と下2つ)車窓から供養塚跡を見学。
(上と下)国道397号線沿い(胆沢区南都田字塚田)にある日本最北、岩手県唯一の前方後円墳・角塚古墳(国指定史跡)を、道路向かい側のJA南都田GSの敷地から見学。http://d.hatena.ne.jp/oshu-plazainn/20121014 [角塚古墳:岩手・奥州の観光日記]
http://burarioshu.exblog.jp/17842930/ [冬の歴史探訪Part11~角塚古墳~:ゆったりと…奥州平泉ぶらり旅]
(下)Maple(メイプル)西館1階・まちなか交流館で披露される南下幅念仏剣舞などを見るためにバス到着(主催:(株)まちづくり奥州・奥州市まちなか交流館)。
この「Aコース」最後の見学・体験場所は、下のチラシのJA岩手ふるさと・産直来夢くん(水沢区真城字杉の下51)のいちご農園。1月26日(土)オープンしたばかりとか。
(上)栽培中のイチゴ(苺)の品種(4品種)
さちのか:食品産業技術総合研究機構が「とよのか」と「アイベリー」を交配。糖度が高くて、酸度が低い。果実は硬めで日持ちがよい品種。
あきひめ:女峰より大きく、細長い形をしている。糖度は高く、酸度は少ない。果肉はやわらかめ。
レッドパール:愛媛県の生産者が「とよのか」と「アイベリー」を交配。両者の特徴に加え「とちひめ」同様中まで赤い。大玉でさっぱりした甘さ。
アイベリー:普通のイチゴの2、3倍の大きさがある。愛知県で育成されたことから、この名前がついた。甘味と酸味のバランスが良くて、コクのある濃厚な味。
イチゴ(苺) バラ科 オランダイチゴ属 Fragoria×ananassa
北アメリカ原産のバージニアイチゴと南アメリカ原産のチリイチゴの雑種で、日本に本格的に導入されたのは明治以降のこと。産地間競争などにより、最近は市場に出回る品種の変化が激しい。利用部位は果実で、子どもや女性に絶対の人気を誇る果実である。ビタミンCが多く、6~7個食べると成人の1日の必要量が摂取できるといわれている。
多年草。高さは30㎝ほど。開花期はふつう3~5月。植えつけ適期は10月に苗を日当たりが良くて適湿で肥沃な土に定植する。温室栽培などで、出回り時期は一年中だが、旬は春。食べ方としては生食、ジャム、ジュース、ケーキなど。
主な品種に、’ととおとめ’:主に関東地方で促成栽培される品種。甘味と酸味ノバランスがよい。
’宝交早生(ほうこうわせ)’:果肉は柔らかく、甘味が強い。うどんこ病にも強く、家庭菜園向き。
’とよのか’:円錐形で、甘味と酸味が調和し、果汁も多い。主に西日本で促成栽培される。
’女峰(にょほう)’:関東地方に多い促成栽培用品種だったが、最近は’とちおとめ’が主流。
石垣イチゴ:現在は平坦地栽培が主流で、発祥地の静岡県久能山付近に残るのみとなった。
以上、[山と渓谷社発行「ヤマケイポケットガイド21 野菜・果物」より]