2013年11月29日(金)、一関市山目才天の国道4号線沿いにある民家の庭に植えられているサザンカ(山茶花)’獅子頭’/カンツバキ(寒椿)と思われる樹木が、八重でピンク色の花を沢山咲かせていました。
カンツバキ(寒椿) ツバキ科 ツバキ属 Camellia×hiemalis
原産地が良く分かっていない園芸種で、関西ではシシガシラ(獅子頭)と呼ばれている。真冬に華やかな花をつけるので、古くから広く栽培されている。サザンカの品種の一つと考えられたり、中国から入ってきたとする説もあるが、サザンカとツバキの雑種から生まれたという考えもある。最近ではシシガシラの形質を受け継いだ品種群をまとめて「カンツバキ」と呼ぶことが多い。花期はサザンカより遅く、名前のように真冬(12~3月)に次々と花を咲かせるものが多い。
常緑の低木で、枝は横に張り、高さは1.5mほどになる。葉は長さ3~6㎝の長楕円形で、表面は濃緑色で光沢があり、縁には鈍い鋸歯がある。花は直径7~9㎝で、紅色のほか、白、ピンクなどがある。ほとんどが八重咲きや千重咲き、獅子咲きで、華やかな品種が多いため、現在では広く普及している。
タチカンツバキ(立寒椿)はカンツバキによく似ているが、枝は斜め上に伸びるので、生け垣などに用いられる。高さは3mほどになる。「カンジロウ(勘次郎)」の名で売られていることが多い。花期は11~2月。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=33429073&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:「世界の椿館・碁石」のカンツバキ(寒椿)]