2018年6月12日(火)、一関市大東町摺沢の国道343号線と国道456号線の「く」の字形の場所にある神文ストア摺沢店(字石倉38-1)に立ち寄りました。この店に隣接している私が勝手に「バラ屋敷」と呼んでいる民家の庭に沢山植栽されている様々なバラ(薔薇)が、今を盛りと花を咲かせていました。
それらのバラの中に、紅紫色のチューリップ咲きの花を沢山咲かせているクレマチスがありました。名札が付いていませんでしたので、確かなことはわかりませんが、’サー・トレヴァー・ローレンス’という品種ではないかと思います。
クレマチス ’サー・トレヴァー・ローレンス’ キンポウゲ科 クレマチス属 Clematis 'Sir Trevor Lawrence'
咲き方:新しい枝に花芽をつける新枝咲き。開花期:5~10月。花径:5~8㎝。つるの長さ、草丈:3~4m。作出者、発表年、国名:A.G.Jackman 、1890年、イギリス。交配親:C.’Star of india'×C.texensis
花色は上品なローズ色で、花芯は黄色。花は4弁のチューリップ咲きで、新枝を伸ばしながら、下部の側枝から花をつけ、順に咲き続ける。暑い夏もよく花をつけ、花弁が厚いので花餅も良い。多花性で開花期も長く、枝もよく伸びる丈夫な品種。分枝性もあるので、株立ちになりやすい。冬は地上部が枯れてしまう。根が露出している場合は、早めに覆土して芽を守る。
テキセンシス系(Texensis Group)、ヴィオルナ系(Viorna Group):壺形、チューリップ形の花を節々に咲かせる人気のグループ。四季咲きの多花性の強健種揃い。
比較的小型のかわいらしい花を、夏の暑さにも負けずに次々と咲かせます。海外に比べ、日本国内での人気が高いのも、その可憐な可愛らしさ故でしょう。上から咲き始めて、順に咲き下りてくるタイプと、下から咲き上がっていくタイプがあります。中には香りの良いものもあります。強剪定でき、冬はヴィチセラ系同様地上部が枯れてなくなるので、見苦しくありません。生育旺盛なので、誘引はまめに行い、風通しよく管理しましょう。[NHK出版発行「別冊NHK趣味の園芸・クレマチス」より]
https://www.wisecart.ne.jp/clematis/7.1/8020/ [クレマチス専門ナーセリー:及川フラグリーン:サー・トレバー・ローレンス(サー・トレヴァー・ローレンス)]