peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

『盛岡藩家老席日記』を読む! 2018年7月11日(水)

2018年07月13日 | 講演会

2018年7月11日(水)、芦東山記念館(一関市大東町渋民字伊勢堂71-17)の平成30年度第2回目の館長講座が開催されました(13:30~15:00時)。今回のテーマは”公儀御馬買衆の往来~『雑書』を通して(その1)”

 『雑書』というのは、盛岡藩の家老席を務めた人たちによって書き継がれた日記で、盛岡藩領の出来事を中心に様々なことが記録されています。各年度ともに正月の儀式から始まり、五節句(人日、「上巳、端午、七夕、重陽)を経て歳暮に至っているが、その間に領内に起こった政治、経済、社会、文化など(例えば、参勤交代、藩主の鷹狩り、幕府へ献上の鷹・白鳥・鶴・菱喰・鮭・鱈・薯蕷(山芋)、城内での能興行と大般若執行、役人の人事異動・休暇願、藩士の家督相続・婚姻・嫡子願、神社仏閣の祭礼、社寺参詣、繋・鶯宿・台・鹿角大湯・湯瀬などへの湯治、打首獄門、他領追放、抜参り、逃亡、火事、風水害、酒値段の公布、飢饉など)、あらゆる面に亘る出来事が記録されている。(従って、盛岡藩政史の研究を進める上での最も基本的な史料となっている。)

『雑書』(盛岡藩家老席日記)について [講演の内容を詳しく書こうと思いましたが、インターネットで検索したところ、ほとんど同じ内容のものがありましたので割愛します。)

http://shizukuishi-shidankai.com/index.php?page_id=69 [3月公開歴史講座「盛岡藩雑書の世界」~秋田街道を通った御馬買衆の記録~細井 計(かずゆ)氏(岩大名誉教授)] 

 https://ja.wikipedia.org/wiki/盛岡藩

www.hachinohe.ed.jp/haku/image/date/r_tanjo_il_2.jpg

 


一関市我が家のアジサイ(紫陽花)2018年7月10日(火)

2018年07月13日 | 植物図鑑

2018年7月10日(火)、妻が植栽して育てている我が家の庭のアジサイ(紫陽花)が、今年も見事な花を沢山咲かせています。今、一関市の各地に沢山植栽されているアジサイ(紫陽花)が花盛りです。

アジサイ(紫陽花)アジサイ科 アジサイ属 Hydrangea macrophylla f.macrophylla

ガクアジサイの両性花がすべて装飾花に変化した園芸種。古くから庭や公園に植えられ、鉢植えなどでも栽培されている。「セイヨウアジサイ」に対して、「在来アジサイ」とも呼ばれる。落葉低木で高さは1~2m。は対生し、長さ10~20㎝の卵形~広卵形で厚く、先は急に尖る。表面には光沢がある。6~7月、枝先に装飾花が多数球状に集まってつく。花の色青紫色が基本。花の色が緑から青紫色、紅色と変化するので「七変化」ともいう。果実はほとんどできない。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]


一関市東山町長坂のブッドレア/フサフジウツギ 2018年7月11日(水)

2018年07月13日 | 植物図鑑

2018年7月11日(水)、一関市東山町長坂字町の県道19号線(今泉街道)沿いにつくられている花畑に植栽されているブッドレア/フサフジウツギ(房藤空木)が、白いを沢山咲かせていました。 

 ブッドレア/フサフジウツギ(房藤空木)フジウツギ科 フジウツギ属 Buddleja davidii

 中国原産の落葉低木。明治時代に日本に入り、属名の「ブッドレア」という名で広く栽培されている。野生化しているものもある。高さは1~2m。は長さ10~20㎝の披針形で、裏面には灰白色の毛が密生している。日がよく当たり、水はけのよい所を好む。花期7~10月。香りの良い花が長さ20㎝ほどの穂をつくって多数咲く。は長さ約1㎝の筒状。花の色白、紅、紫、紅紫色など変化が多い。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]


門井慶喜著『銀河鉄道の父』を読む! 2018年7月10日(火)

2018年07月13日 | 文学講座

2018年7月10日(火)、一関市大東町渋民市民センター主催の「平成30年度室蓬カレッジ現代文学講座(第3回)が開催されました。”岩手にゆかりの芥川賞・直木賞作品を読む”と題した講座で、今回は第158回直木賞受賞作の『銀河鉄道の父』(門井慶喜・著)講師内田正好氏(一関文化会議所理事長、川崎町在住)。

プリントされた文章を講師の内田先生が、良く通る声で読み進めます。難聴で補聴器をつけている私でも、はっきり聞き取れるので、みんなにも好評です。

 特に、この日朗読していただいた「永訣の朝」は、方言が入ったものなので良かったです。かなり前のことですが、盛岡出身の俳優・長岡輝子さんの朗読を聞いて感動したことを思い出しましたが、それに勝るとも劣らない朗読だと思いました。

この小説は、超有名人である宮沢賢治を主人公にした物語ではなく、その父・宮沢政次郎(みやざわ・まさじろう)を主人公にした物語です。この本のキャッチコピーにあるように”父でありすぎる父親が宮沢賢治に注いだ無上の愛。感動の「親子」小説!”といえましょう。(内容は省略)