2018年7月26日(木)、JR東北本線前沢駅東口の自転車置き場の近くに生えているキササゲ(木大角豆)の木が、野菜のササゲのような細長い実を沢山付けていました。淡黄色の花も咲かせていました。
キササゲ(木大角豆)ノウゼンカズラ科 キササゲ(カタルパ)属 Catalpa ovata
中国原産の落葉高木。古くから薬用や観賞用に植えられ、野生化もしている。高さは5~15m。大型のため広い庭園、公園の緑陰樹にむく。葉は対生し、長さ10~25cmの広卵形または心臓形。
6~7月、枝先に大型の円錐花序を出し、花冠が淡黄色の花をつける。花は長さ約2cmほどの漏斗形で、内側に暗紫色の斑点があり、ふちは縮れる。
果実はササゲに似た長さ30cmほどの果で利尿剤などに使われる。和名は、野菜の「ササゲ」に似ていることに由来する。
なお、花が白色で内側の斑点が紫色という、北アメリカ原産の「アメリカキササゲ.bignonioides」や「ハナキササゲC.speciosa」も多く植えられる。アメリカキササゲの葉が黄色の品種「オーレア
cv.aurea」は、葉色が長期間冴え目立つ。[栽培]ふつうは実生で繁殖する。[花期]6~7月。