peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

茨城県日立市郷土博物館&マダガスカルジャスミン  2011年9月15日(木)

2011年09月22日 | 植物図鑑

P2020273

P2020278

P2020276

2011年9月15日(木)、日立市郷土博物館(茨城県日立市宮田町5-2-22)に行きました。常設展示は、日立市の歴史、民俗と産業などの資料を見ることができます。特にユネスコ無形文化遺産で国の重要有形民俗文化財、重要無形民俗文化財である「日立風流物」のあやつり人形や山車模型があり、伝統の技を体験できます。入館料は無料でしたが、特別展示は有料になることがあるそうです。

http://www.city.hitachi.ibaraki.jp/index.html?id=7 [日立市郷土博物館ホームページ]

http://www.city.hitachi.ibaraki.jp/viewer/info.html?id=1099 [日立市のホームページ]

P2020240

(上)日立市郷土博物館のすぐ前を通る「かみね公園」に登る車道の真ん中に立ち木がありました。利便性よりも立木の保存を選んだ人たちの気持ちを汲んで、この立ち木にも末永く生きて行ってほしいと思いました。がんばれ!立ち木。

P2020249

P2020241

P2020262

(上と下)地震で被害を受けたのでしょうか、下記の注意書きがあり、縄張りがしてありました。

P2020256

P2020258

P2020267

P2020264

(上と下)日立市郷土博物館に隣接して日立市警察署公園口交番がありました。

P2020265

P2020266

(上)国道6号線の「かみね公園口バス停」が立つ所は、T字路になっており、信号もついている。すぐ傍に「神峰神社」の石段の参道がありました。

P2020269

(上と下3枚)出入口から玄関までの間に「エーゲ海に捧ぐ」と題したブロンズ像(木内克・作)が立っていました。また、鉢植えにされたマダガスカル・ジャスミンが筒形で純白の花を咲かせていましたいい匂いがしました。

P2020289

P2020288

P2020285

P2020286

(下4枚)博物館の2階には「寝そべる裸婦」と題したブロンズ象(木内克・作)と「紺碧の華」と題したブロンズ像(山崎猛・作)が展示されていました。

P2020299

P2020295

P2020292

P2020296

P2020300

(上)博物館の2階から見えた市街地と(下)2階から見えた彫刻作品。

P2020303

P2020277

P2020279

P2020272

P2020281

P2020274

マダガスカルジャスミン ガガイモ(トウワタ)科 ステファノティス属 Stephantis floribunda

別名:マダガスカルシタキソウ。マダガスカル原産の非耐寒性常緑つる性植物。マダガスカル原産で、花も香りもジャスミンに似ているので和名をマダガスカルジャスミンというが、ジャスミンとは別種。

革質で光沢のある葉の腋に、筒形で純白の花を6~7輪ずつ次々と咲かせる。筒状の花は、先が5裂してやや反り返って開き、ジャスミンに似た甘い香りを放つ。花はブーケやコサージュに利用される。葉に白い斑が入る’バリエガタ’という品種も出回る。蔓が伸び、茎を切ると白い乳液が出る。花期:3~10月。用途:鉢植え。

栽培管理:直射日光のあたる場所を好むが、夏は高温と西日を避けて涼しい半日陰に置く。鉢土の表面が乾いたら水やりする。晩秋に室内に取り込み、冬は室内の窓辺に置き、水やりを控えて乾燥気味にして5℃以上を保つ。冬以外は月に3~4回、液肥を施す。植え付けは5~6月。

[西東社発行「知りたい花の名前がわかる花の事典」&同「色・季節でひける花の事典820種」(共に金田初代・文、金田洋一郎・写真)]

http://www9.plala.or.jp/mosimosi/green/others/madagaskal_jsm.htm [マダガスカルジャスミン]

http://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_p_detail&target_plant_code=115 [マダガスカルジャスミンの育て方:みんなの趣味の園芸]

http://flower365.web.infoseek.co.jp/21/304.html [マダガスカルジャスミン:365花撰]


茨城県日立市「かみね公園」&ペンタス・ランケオラータ 2011年9月15日(木)

2011年09月22日 | 植物図鑑

P2020227

P2020253

P2020229

P2020224

P2020178

P2020202

2011年9月15日(木)、茨城県日立市「かみね公園」の標高120mの所にある頂上駐車場(普通車150台)までマイカーで行き、「吉田正音楽記念館」を見学した後、日立市郷土博物館(日立市宮田町5丁目2-22)を見学するため、「北側道路」を通って一旦国道6号線に出て、「公園バス停」付近にある出入り口から郷土博物館のそばの標高60mの所にある「南駐車場」(普通車150台)に移動しました。郷土博物館には駐車場がないので、ここから約100mほど歩きました。

P2020174

(上)南駐車場の出入り口付近には立派な公衆トイレがありました。南駐車場から吉田正音楽記念館までは歩道で約550m、ホリゾンかみね・市民プールから郷土博物館までは歩道で約1100mとのこと。

P2020175

P2020193

P2020198

P2020206

(上)郷土博物館の前を通る自動車道路は、狭い上に勾配14%のきつい登り坂になっているので、「ホリゾンかみね」の分岐道がある十字路の所までは「登りの一方通行」になっていました。

 (下)南駐車場から徒歩で下る途中に小公園があり、花壇がつくられていて、群植されたペンタスやブルーサルビアが沢山花を咲かせていました。

P2020210

P2020236_3

P2020215

P2020238

P2020230

P2020228

P2020252

P2020254

ペンタス・ランケオラータ  アカネ科 ペンタス(クササンタンカ)属 Pentas lanceolata

熱帯アフリカ東部~アラビア半島原産の非耐寒性多年草、春まき一年草。草本でサンタンカ(山丹花)に似た花を咲かせるので和名をクササンタンカ(草山丹花)という。主に栽培されるランケオラータは株全体に短い毛があり、茎の先に径1cm前後の愛らしい星形の花を30~40輪つけて、次々開いて半球状になる。摘芯して分枝させると花が多くなる。初夏から秋の頃迄長く咲くので人気が高い。花期:5~10月。用途:鉢植え、庭植え。                                                                           

栽培管理:日光を好むので日当たりと風通しのよい戸外に置く。鉢土の過湿を嫌うので表面が乾いてから水やりする。冬は室内の窓辺に置いてガラス越しの日に当て、乾燥気味に保つ。

[西東社発行「知りたい花の名前がわかる花の事典(金田初代・文、金田洋一郎・写真)」より]

http://stewartia.net/engei/engei/Akane_ka/Pentas.html [ペンタス(アカネ科)]

http://yasashi.info/he_00013.htm [ペンタスとは(ヤサシイエンゲイ)]

http://corn-salad.at.webry.info/201107/article_31.html [ペンタス:私の好きなもの]

http://toenjoy.blog.fc2.com/blog-entry-126.html [ペンタス]


茨城県日立市「かみね公園」&フイリヤブラン 2011年9月15日(木)

2011年09月21日 | 植物図鑑

P2020155

P2020152

P2020171

P2020166

P2020179

2011年9月15日(木)、茨城県日立市の「かみね公園」(日立市宮田町5丁目)に行きました。普通車が150台駐車できるという広い無料駐車場に車を駐め、「吉田正音楽記念館」を見学した後、頂上展望台がある方の道路と道路の間につくられている「かみね公園花壇づくり・夢プロジェクト花壇」の花を見に行きました。群植されたフイリヤブラン(斑入り藪蘭)が、紫色の花を沢山咲かせていました。

P2020131

P2020061

P2020076

(下7枚)「吉田正音楽記念館」の3階で撮った太平洋と日立市の市街地。

P2020075

P2020081

P2020083

P2020062

P2020064

(上)「吉田正音楽記念館」の3階から撮った頂上展望台と公衆トイレ。

P2020065_2

P2020135

P2020164

P2020172

P2020151

P2020173

P2020153

P2020156

ユリ科 ヤブラン(リリオペ)属 Liriope:多年草で、東アジアに数種が分布し、日本には3種がある。根茎は短く、葉は常緑で細く根生する。花は総状花序につき花柄に関節がある。花被片、雄しべともに6、子房上位、種子は紫黒色。良く似たジャノヒゲ属は子房中位、種子は碧色である。

ヤブラン(藪蘭) ユリ科 ヤブラン(リリオペ)属 Liriope platyphylla

本州関東地方以南の日本、台湾、中国に分布する。常緑性で樹林の下草として群生する。光沢のある細長い葉(暗緑色で線形幅1㎝、長さ30㎝)が束になって根元から生え、、初秋の頃に葉の間から花茎を伸ばし、淡紫色の小花を穂状(すいじょう)に多数つける。別名:リリオペ、サマームスカリ。 

良く栽培されるのはフイリヤブランで、黄覆輪葉と白縞葉(ヤブラン’ハクリュウ’)があり、和洋どちらの庭にもよく合います。

多少幅広の葉に、黄白色の覆輪のフイリヤブラン(斑入り藪蘭) Liriope platyphylla cv.Variegataが多く栽培されている。

栽培管理:日なたや日陰でも育つが、斑入りの葉を美しく保つには半日陰に植える。春先、新葉が伸びる前に古い葉を切り取る。繁殖は株分け。耐寒性もあり、丈夫でつくりやすい。花期:8~9月。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&西東社発行「色・季節でひける花の事典820種(金田初代・文、金田洋一郎・写真)」より]

http://www.ootk.net/cgi/shikihtml/shiki_2148.htm [フイリヤブラン(四季の山野草)]

http://www.botanic.jp/plants-ha/fuyabu.htm [shu(^^)Homepage,フイリヤブラン(斑入り藪蘭)]

http://xn--m9j881n25q.jp/cat17/post_122.html [フイリヤブランの画像と育て方]


茨城県日立市「かみね公園」&サルビア・コッキネア 2011年9月15日(木)

2011年09月21日 | 植物図鑑

P2020145

P2020146

P2020137

P2020158

P2020177

20111年9月15日(木)、茨城県日立市の「かみね公園」(日立市宮田町5丁目)に行きました。丘陵の自然の地形を生かした広大な敷地内には「吉田正音楽記念館」や「かみね動物園」、「かみね遊園地」、「かみねレジャーランド」などがあり、子どもから大人まで一年を通して楽しむことができます。

P2020194

(上と下)神峰神社や日立市郷土博物館に近い標高60mの所にある南駐車場(普通車150台駐車可能)の傍に立つ「日立市かみね公園」と「頂上展望台」の表示板。

P2020196

P2020121

P2020128

(上と下)かみね公園の標高120mの所にある「頂上駐車場」の傍には、昭和の名曲を数多く生んだ故・吉田正さん(国民栄誉賞受賞)を讃える「吉田正音楽記念館」&屋外ステージや公衆トイレ、オアシスかみね(無料休憩所と売店)、頂上展望台などがありました。

P2020130

P2020129

(上と下)公衆トイレの前から頂上展望台に登る道がありました。ここからは、美しい日立市の街並みや夜景を見ることができます。

P2020148

P2020150

(上と下)公衆トイレ前の道路の道路の間に「かみね公園花壇づくり・夢プロジェクト花壇」がありました。白花のサルビア・コッキネアが、今を盛りと花を沢山咲かせていました。

P2020163

P2020134

P2020136

P2020141

P2020143

P2020144

サルビア・コッキネア シソ科 サルビア(アキギリ)属 Salvia coccinea(=pseudococcinea)

熱帯南アメリカ原産の一年草。草丈1m、分枝性が強く、葉は長さ6cm。主な品種は2色咲きで、萼が上唇白色で、下唇ピンクの’ビカラー’cv.Bicolor、花冠が白色の’ラクテア’cv.Lactea、矮性の’ナナ’cv.Nana、分枝性が強く矮性の’ナナ・コンパクタ’cv.Nana Compacta、紫赤色の’スプレンデンス’cv.Splendens、花色がスカーレットの’ロブスト’cv.Robustなど。栽培:繁殖は種子。花期:夏。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]

http://www.botanic.jp/plants-sa/salcoc.htm [shu(^^)Homepage,サルビア・コッキネア]


茨城県日立市「吉田正音楽記念館」&ペチュニア 2011年9月15日(木)

2011年09月20日 | 植物図鑑

P2020054

P2020050

P2020046

P2020045

P2020123

P2020180

P2020133

2011年9月15日(木)、茨城県日立市「吉田正音楽記念館」(日立市宮田町5丁目2番25号)を見学しました。記念館は、かみね公園の標高120mの頂上駐車場(普通車150台駐車可能)のすぐ傍にあります。入館料は無料でした。

記念館は、1階から5階まであり、5階は、吉田メロディーをBGMに、ゆっくりとくつろぎながらコーヒーや軽食が楽しめる展望カフェになっています。緑に囲まれ、日立市の町並みや太平洋を一望できます。

吉田正さんは、日本の戦後歌謡界を代表する作曲家で、「異国の丘」を初めとして、「いつでも夢を」「傷だらけの人生」「潮来笠」「有楽町で逢いましょう」夜霧の第二国道」など数々の名曲を作曲した人として良く知られています。私も若い頃は、他人並みに良くくちずさんだので、懐かしい思いをしながらじっくり観覧させていただきました。

http://www.yoshidatadashiongakukinenkan.org/ [吉田正音楽記念館ホームページ]

P2020036

P2020042

P2020043

P2020114

記念館の出入り口の前に、鉢植えにされたペチュニアが花を咲かせていました。また、「吉田正生誕90年記念特別展(4/28~9/30)」のポスターが貼ってありました。

P2020057

(上と下2枚)2階:レコードジャケットの壁:吉田メロディーの歩みを象徴的に表現したレコードジャケット690枚が壁に飾られていました。

P2020073

P2020074

P2020060

(上と下3枚)3階:吉田メロディーの歩み(1960年代の作品とビクターヒット賞):多くのヒット曲を世に送り出し、昭和歌謡の黄金時代を築いた1960年代の足跡と作品を紹介。ビクターヒット賞のトロフィーなどが沢山飾られていました。

P2020086

P2020087

P2020095

P2020058

(上と下)吉田正の居間:門下生のレッスンに使ったピアノや作曲に使った机などで、居間の一角を再現。愛用のギターや作曲中の写真などがありました。

P2020108

P2020102

(上と下4枚)門下生のフランク永井、橋幸夫、吉永小百合、松尾和子、鶴田浩二などと一緒に撮った写真もありました。

P2020109

P2020089

P2020090

P2020091

P2020106

(上と下2枚)「いつでも夢を」で、「日本レコード大賞・大賞」を受賞したときの吉永小百合と橋幸夫との写真と肉筆の楽譜。

P2020105

P2020112

P2020113

(上)戦後しばらくの間「作曲者不明」とされてきたヒット曲・「異国の丘」の肉筆楽譜。

P2020092

P2020093

P2020096

P2020101

P2020103

P2020104

P2020046_2

P2020052

P2020047

P2020056

P2020049

ペチュニア ナス科 ペチュニア属 Petunia×hybrida

ブラジル南部、アルゼンチン、ウルグアイなど南アメリカ原産の非耐寒性春まき一年草、多年草。別名:ツクバネアサガオ(衝羽根朝顔)。アクシラリス種やビオラケア種などを親にして誕生した園芸品種。初夏から秋の頃まで、アサガオを小型にしたようなカラフルな花を株いっぱいに咲かせる。

立ち上がってこんもり茂るブッシュタイプと半匍匐性のカスケードタイプがあり、花径10㎝内外の巨大輪種から5~6㎝の小輪多花性種まである。花色も多彩で、単色のほか覆輪や絞り咲き、中心から放射状にストライブが入るものや八重咲き種もある。雨で花びらが傷みやすいという欠点も、改良が進んで雨に強い品種も出回る。近縁種のカリブラコアもペチュニアの名で出回る。

栽培管理:タネから育てることもできるが、微粒種子で扱いが難しいこともあり、市販のポット苗を利用するのが簡単。日当たりと風通しの良い戸外に置き、鉢土の過湿を嫌うので表面が十分に乾いてから、花にかけないように株元に水をやる。花がらは早めに摘み取り、月に1、2回液肥を施す。花つきが悪くなったら切り戻す。

[西東社発行「知りたい花の名前がわかる花の事典」&同「色・季節でひける花の事典820種」(共に金田初代・文、金田洋一郎・写真)より]