peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市千厩町磐清水の重箱石 2014年9月28日(日)

2014年09月28日 | 史跡、名所、

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2014年9月28日(日)、一関市博物館主催「史跡めぐり~磐井の里の石めぐり」の第1回目が実施されました。この日は千厩町(磐清水・奥玉)方面の9か所を巡りました。最初に訪れたのは、磐清水の重箱石(一関市千厩町磐清水字重箱石)でした。地元の歴史家の説明を聞きながら見学してきました。

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(上と下)重箱石(一関市千厩町磐清水字重箱石):宝暦の風土記(1763)には「平石 大石三つ重り重箱石共申唱候…」とあり、磐清水の代表的な名石である。古くは平石または重箱石と呼ばれていた。石の上に馬蹄形の窪みがあり、いつも水が溜まり、これを干せば雨が降ると伝えられており、石の側面の色の違いは、その昔この周辺が沼であったことを示す名残りともいわれている。また一説には、昔乙姫の玉手箱を忘れたところとか、弁慶が重ねた石ともいわれている。(濁沼自治会 平成22年1月建立 標柱の解説より)。

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「濁沼村風土記御用書出」安永4年(1775):沼田 一平石 高さ1丈程、廻り4丈8尺程 右ハ往古ヨリ重箱石又平石共申唱候所、石上窪みへ水溜居干候間雨降候由申伝候事

「磐清水村誌」:重箱石 重箱形の大石が三段に重なる。石の上がやや馬蹄形の跡があって不断に水が溜まり、これを汲み乾かせば雨が降ると伝えられる。

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(上)背後の社は、明治30年頃の勧請とされる青麻社、イタドリを杖にして参拝すると中風にかからないと伝えられている。


紫波郡紫波町彦部のコルチカム/イヌサフラン 2012年10月7日(日)

2014年09月28日 | 植物図鑑

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コルチカム/イヌサフラン ユリ科 コルチカム(イヌサフラン)属 Colchicum autumnale

北アフリカ、ヨーロッパ、西~中央アジア原産の耐寒性(夏植え球根植物)多年草。「コルチカム」はこの属の学名。9~10月頃、大きな鱗茎(球根)から花茎だけが突然伸びてきて花が咲く。球根をそのまま机の上に置いても、花が咲くので人気がある。

花は直径6㎝ほどで桃紫色。雄しべは6個ある。よく似たクロッカスの雄しべは3個。白花や八重の品種(’ウォーターリリー’)もある。花の時期には葉がなく、春になってから幅の広い葉が束になって伸び、夏には枯れて休眠する。鱗茎や種子に有毒なコルヒチンを含む。コルヒチンは染色体を倍加する作用があり、育種に利用されている。用途:鉢植え、庭植え、土なし栽培。

栽培管理:暑さ寒さに強く、花壇などで植えっぱなしにできる。日当たりが良くないと花が美しく色づかない。土なしで花を咲かせたものは、花が終わったら花壇や鉢に植える。鉢植えは毎年球根を掘り上げ、日陰で乾燥貯蔵するか、鉢ごと乾燥させる。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」&西東社発行「知りたい花の名前がわかる 花の事典」&同「色・季節でひける 花の事典820種」より]


一関市千厩町千厩のコルチカム/イヌサフラン 2014年9月28日(日)

2014年09月28日 | 植物図鑑

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2014年9月28日(日)、一関市博物館主催「史跡めぐり~磐井の里の石めぐり」の第1回目が行われました。今回は一関市千厩町(奥玉・磐清水)方面の9か所を巡りました。集合地の千厩支所(千厩町千厩字   )の西側に鉢植えにされたコルチカム/イヌサフランが桃紫色の大きな花を沢山咲かせていました。

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コルチカム/イヌサフラン ユリ科 コルチカム(イヌサフラン)属 Colchicum autumnale

北アフリカ、ヨーロッパ、西~中央アジア原産の耐寒性(夏植え球根植物)多年草。「コルチカム」はこの属の学名。9~10月頃、大きな鱗茎(球根)から花茎だけが突然伸びてきて花が咲く。球根をそのまま机の上に置いても、花が咲くので人気がある。

花は直径6㎝ほどで桃紫色。雄しべは6個ある。よく似たクロッカスの雄しべは3個。白花や八重の品種(’ウォーターリリー’)もある。花の時期には葉がなく、春になってから幅の広い葉が束になって伸び、夏には枯れて休眠する。鱗茎や種子に有毒なコルヒチンを含む。コルヒチンは染色体を倍加する作用があり、育種に利用されている。用途:鉢植え、庭植え、土なし栽培。

栽培管理:暑さ寒さに強く、花壇などで植えっぱなしにできる。日当たりが良くないと花が美しく色づかない。土なしで花を咲かせたものは、花が終わったら花壇や鉢に植える。鉢植えは毎年球根を掘り上げ、日陰で乾燥貯蔵するか、鉢ごと乾燥させる。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」&西東社発行「知りたい花の名前がわかる 花の事典」&同「色・季節でひける 花の事典820種」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=41153758&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:紫波郡紫波町彦部のコルチカム/イヌサフラン 2012年10月7日(日)]


一関市千厩町奥玉のヒガンバナ(彼岸花) 2014年9月28日(日)

2014年09月28日 | 植物図鑑

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2014年9月28日(日)、一関市博物館主催「史跡めぐり~磐井の里の石めぐり」の第1回目が行われました。今回は一関市千厩町(奥玉・磐清水)方面の9か所を巡りました。最後の見学地である「嬲石(なぶりいし)」がある千厩町奥玉字長者の農家の庭に群植されていたヒガンバナ(彼岸花)が真っ赤な花を沢山咲かせていました。

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ヒガンバナ(彼岸花) ヒガンバナ科 ヒガンバナ(リコリス)属 Lycoris radiata

秋の彼岸の頃に花が咲くことからこの和名がある。マンジュシャゲ(曼珠沙華)ともいう。中国原産の多年草で、古い時代に日本に入ったと考えられている。田の畔(あぜ)や土手、人家の周辺、墓地などに生え、群生することが多い。

花期は9~10月。花茎は高さ30~50㎝になり、先端に朱赤色の花が多数集まってつく。花には長さが4㎝ほどの細い花びらが6個あり、強く反り返っている。雄しべと雌しべは花の外に突き出る。花が終わった晩秋に葉が伸び出し、越冬して翌年春には枯れてしまう。葉は光沢のある深緑色で厚く、長さ30~60㎝の線形。有毒植物だが、鱗茎をすりつぶして、水でよくさらせば食用になることから、昔(江戸時代)飢饉のとき利用したという。分布:日本全土。 [山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=43162105&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市大東町摺沢のヒガンバナ(彼岸花)2013年10月1日(火)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=41105788&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:北上市如意輪寺のヒガンバナ(彼岸花)2012年10月1日(月)]

http://kurumidang.exblog.jp/11977892 [北上市如意輪寺の彼岸花:おばさんのあれこれ]

http://kurumidang.exblog.jp/11983336 [晴れた日の彼岸花:おばさんのあれこれ]

http://kurumidang.exblog.jp/11956334/ [北上市如意輪寺の彼岸花:おばさんのあれこれ]

http://www.sourinisshi.jp/higanbana.html [北上市如意輪寺の彼岸花(平野よしたか写真集)]

http://www.uchinome.jp/nature/plant/2009/plant24.html [北上市如意輪寺・彼岸花]


一関市東山町田河津字夏山のツリフネソウ(吊舟草) 2014年9月21日(日)

2014年09月27日 | 植物図鑑

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2014年9月21日(日)、国道343号線の一関市東山町田河津字夏山地区の道路わきに生えているツリフネソウ(吊舟草)が、ピンク色の花を沢山つけていました。

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ツリフネソウ(釣舟草) ツリフネソウ科 ツリフネソウ(インパチェンス)属 Impatiens textori

水辺などの湿った所に生える一年草。高さは50~80㎝。茎は赤味を帯びるものが多く、節が膨らむ。葉は互生し、長さ5~15㎝の広披針形で、縁に小突起のある鋸歯がある。花期は7~9月。花は紅紫色で長さ3~4㎝。花が白色のものもある。和名は、細い柄の先にぶら下がって咲く花を花器の釣舟にたとえたもの。花を帆掛け舟に見立てたという説もある。

ツリフネソウの仲間の花は、いずれも花弁が3個ある。萼片も3個あるが、花弁と同じ色なので花弁のように見える。萼片のうちの1個は大きく袋状になり、先端は細長い距になっている。ツリフネソウの仲間の見分け方のポイントはこの距で、ツリフネソウは距が渦巻き状に巻き込んでいる。果実は細い紡錘形で、熟すと果皮が裂けて種子が飛散する。分布:北海道、本州、四国、九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=40936371&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:紫波郡紫波町のツリフネソウ(釣舟草)2012年9月2日(日)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=38225251&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:紫波郡紫波町彦部のツリフネソウ(釣舟草)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=35522977&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市千厩町のツリフネソウ(吊舟草)]