2014年9月21日(日)、奥州市水沢区佐倉河字慶徳の「慶徳公園」に立ち寄りました。広い歩道がある道路沿いに植栽されているマツバボタン(松葉牡丹)が、もう終わりになりかけてはいましたが、未だ濃ピンク色と赤色の花を沢山咲かせていました。
マツバボタン(松葉牡丹)スベリヒユ科 スベリヒユ(ポーチュラカ)属 Portulaca gradiflora
ブラジル、アルゼンチン原産の春播き一年草。茎や葉は共に多肉質で水分を含んでいるので、乾燥に強く、炎天下の庭でも元気に育つ。茎は枝分かれして横に広がり、小さな棒状の葉を互生する。
7~8月、茎の先に直径4㎝ほどの5弁花が咲く。花弁の先にわずかに切れ込みがある。古い品種の花は、朝開いて午後にはしぼむ半日花だが、毎朝新しい花が次々に咲く。最近は夕方まで咲き続ける大輪の八重咲き種が出回る。花の色は赤、ピンク、紫、橙、黄、白色と豊富で、八重咲きもある。和名は、葉が松葉に花がボタン(牡丹)に似ていることからついたが、夏の日照りに強いのでヒデリソウ(日照草)とも呼ばれて江戸時代から親しまれている。ほかに「ツメキリソウ(爪切草)」の名もある。
栽培管理:高温と日光を好むので、直射日光のよく当たる戸外に置く。鉢土の過湿を嫌うので水やりは鉢土の表面が十分乾いてからする。できるだけ乾燥気味に保つ。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」&西東社発行「知りたい花の名前がわかる花の事典(金田初代・文、金田洋一郎・写真)」より]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=38174032&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:奥州市水沢区「慶徳公園」のマツバボタン(松葉牡丹)2011年8月28日(日)]