peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

奥州市水沢区「慶徳公園」のマツバボタン(松葉牡丹) 2014年9月21日(日)

2014年09月27日 | 植物図鑑

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2014年9月21日(日)、奥州市水沢区佐倉河字慶徳の「慶徳公園」に立ち寄りました。広い歩道がある道路沿いに植栽されているマツバボタン(松葉牡丹)が、もう終わりになりかけてはいましたが、未だ濃ピンク色と赤色の花を沢山咲かせていました。

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マツバボタン(松葉牡丹)スベリヒユ科 スベリヒユ(ポーチュラカ)属 Portulaca gradiflora

ブラジル、アルゼンチン原産の春播き一年草。茎や葉は共に多肉質で水分を含んでいるので、乾燥に強く、炎天下の庭でも元気に育つ。茎は枝分かれして横に広がり、小さな棒状の葉を互生する。

7~8月、茎の先に直径4㎝ほどの5弁花が咲く。花弁の先にわずかに切れ込みがある。古い品種の花は、朝開いて午後にはしぼむ半日花だが、毎朝新しい花が次々に咲く。最近は夕方まで咲き続ける大輪の八重咲き種が出回る。花の色は赤、ピンク、紫、橙、黄、白色と豊富で、八重咲きもある。和名は、葉が松葉に花がボタン(牡丹)に似ていることからついたが、夏の日照りに強いのでヒデリソウ(日照草)とも呼ばれて江戸時代から親しまれている。ほかに「ツメキリソウ(爪切草)」の名もある。

栽培管理:高温と日光を好むので、直射日光のよく当たる戸外に置く。鉢土の過湿を嫌うので水やりは鉢土の表面が十分乾いてからする。できるだけ乾燥気味に保つ。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」&西東社発行「知りたい花の名前がわかる花の事典(金田初代・文、金田洋一郎・写真)」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=38174032&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:奥州市水沢区「慶徳公園」のマツバボタン(松葉牡丹)2011年8月28日(日)]


奥州市水沢区「慶徳公園」のエゾユズリハ(蝦夷譲葉)の実 2014年9月21日(日)

2014年09月26日 | 植物図鑑

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2014年9月21日(日)、奥州市水沢区佐倉河字慶徳の「慶徳公園」に立ち寄りました。トイレの前に植栽されているエゾユズリハ(蝦夷譲葉)の木が、黒藍色に色づき始めた果実を沢山付けていました。

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エゾユズリハ(蝦夷譲葉) トウダイグサ科 ユズリハ属 Daphniphyllum macropodum var.humile

別名:ヒナユズリハ。ユズリハの変種で、日本海側の山地に多く生える常緑低木。下部からよく分枝して高さ1~3mになる。多雪地帯では下部が地を這う。葉は長さ10~16㎝の倒卵状長楕円形で、ユズリハよりやや小さくて薄く、側脈も8~10対と少ない。

和名の「ユズリハ(譲葉)」は、若葉が伸びてから古い葉が落ちることによる。親が成長した子に後を譲るのにたとえて、めでたい木とされ、古くから正月の飾りに使われてきた。樹皮と葉は駆虫剤にする。。用途:庭木、公園樹、正月飾り。

5月頃、前年枝の葉腋から総状花序を出し、花弁も萼片もない花をつける。雌雄別株。果実は核果で長さ8~9㎜の楕円状球形。10~11月に藍黒色に熟す。分布:北海道、本州(山口県滑山まで)、南千島。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=41383512&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:奥州市「水沢公園」のエゾユズリハ(蝦夷譲葉)の実 2012年11月18日(日)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=41112858&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:北上市「詩歌の森公園」のエゾユズリハ(蝦夷譲葉)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=38718738&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:奥州市水沢区「」のエゾユズリハ(蝦夷譲葉)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=33257213&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:雪をかぶったエゾユズリハ(蝦夷譲葉)の実]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=32914704&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:ユズリハ(譲葉)/エゾユズリハ(蝦夷譲葉)]


奥州市水沢区「慶徳公園」のコブシ(辛夷)の実 2014年9月21日(日)

2014年09月26日 | 植物図鑑

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2014年9月21日(日)、奥州市水沢区佐倉河字慶徳の「慶徳公園」に立ち寄りました。コブシ(辛夷)の木が、赤く色づき始めた果実を沢山付けていました。

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コブシ(辛夷) モクレン科 マグノリア(モクレン)属 Magnolia Kobus

山野に生える落葉高木。高さは15mほどになる。樹皮は灰白色~灰褐色で滑らか。葉は互生し、長さ6~13㎝の広倒卵形で、先は短く突き出る。花期は3~5月。ハクモクレンと前後して芳香のある白い花を開く。花は直径6~10㎝で、花のすぐ下に葉が1個つくのが特徴。花弁は6個で、基部はやや赤味を帯びる。萼片は小さい。良く似たハクモクレン(白木蓮)は花弁6個と萼片3個が色も形も同じで、花弁が9個あるように見えることで区別できる。果実は長さ5~10㎝で、熟すと割れて赤い種子がはじけ出る。北海道や本州北部の花や葉が大きいものをキタコブシという。分布:北海道~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=38118543&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:県立博物館考古学セミナー「国宝土偶詣で」現地見学会&コブシ(辛夷)の実 2011年8月20日(土)]


奥州市水沢区「慶徳公園」のナナカマド(七竈)の実 2014年9月21日(日)

2014年09月25日 | 植物図鑑

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2014年9月21日(日)、奥州市水沢区佐倉河字慶徳の「慶徳公園」に立ち寄りました。ナナカマド(七竈)の木が、朱赤色に熟した果実を沢山付けていました。

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ナナカマド(七竈) バラ科 ナナカマド属 Sorbus commixta

山地から亜高山に生える落葉高木。寒い地方では街路樹や庭木としても植えられている。高さは普通5~8mほどだが、10~15mになるものもある。樹皮は暗褐色で細長い皮目がある。葉は奇数羽状複葉で互生する。小葉は4~8対あり、長さ3~7㎝の披針形~長楕円状披針形で薄く先は尖る。縁には浅く鋭い鋸歯があり、両面ともほとんど無毛。秋は紅葉が美しい。

5~7月、枝先に複散房花序を出し、直径6~10㎜の白い花を多数つける。花弁は円形で5個。雄しべは20個。花柱は3~4個。果実は直径5~8㎜の球形で、赤く熟す。分布:北海道、本州、四国、九州、アジア東北部。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」&同「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=43271126&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:岩手県立花きセンターのナナカマド(七竈)の真っ赤な実 2013年10月19日(土)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=41100324&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:紫波郡矢巾町のナナカマド(七竈)2012年9月30日(日)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=42587733&blog_id=82331[peaの植物図鑑:一関市東山町のナナカマド(七竈)2013年5月20日(月)]


奥州市水沢区「慶徳公園」のイヌガヤ(犬榧)の実 2014年9月21日(日)

2014年09月25日 | 植物図鑑

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2014年9月21日(日)、奥州市水沢区佐倉河字慶徳の「慶徳公園」に立ち寄りました。イヌガヤ(犬榧)と思われる樹木が、赤褐色に熟した果実を沢山付けていました。

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イヌガヤ(犬榧)イヌガヤ科 イヌガヤ属 Cephalotaxus harringtonia

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カヤに似ているが、材の利用価値が低いことなどから、犬の名がついたらしい。「ヘボガヤ」とも呼ばれる。山地に生える常緑小高木。高さはふつう6~9m。葉は長さ2~5㎝の線形で柔らかく、先端は尖っているが、カヤと違ってさわっても痛くない。花期は3~4月。雌雄別株。果実は長さ2㎝ほどの倒卵形で、翌年の秋に赤褐色に熟す。昔は果実から灯火用の油を採った。分布:本州(岩手県以南~九州)[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]