WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

2 ママとの面談

2006-08-02 | クラブ活動時代
さて、キャベツくんと、久々に飲みにいくことになりました。
キャベツくんが、私の行きつけのバーを辞めてから、少なくとも1年半以上は経ってたはず、、、 
その後のバーテンダーさん達も、アルバイトの男の子ばっかりだけど、修行する気満々の頼もしい人たちだったので、一杯入魂って感じで、一生懸命で、楽しかったなあ…思い出がいっぱい、しかしそれはまた別の話。

そのバーのその後…だとかの話に始まって、いろいろ話が弾んだけど、いよいよ本題?「ウチの店にピアノ弾きにきませんか」がついに出た! マジで? 私、接客はシロウトよ。ホント、今日はキャベツくんと飲む日ってことで来たので、その話はう~ん、アタシにゃムリっす!と言おうと思ってたんだけど、キャベツくんは、結構真面目に、一度お店に来てママに会ってみない?とかって迫ってくる。「いや、行って会うだけならいいよ(好奇心だけはある私)でも、やるかわかんないよ。」
そして、ママに会ってもいいと口をすべらせたら、早速彼はママにTELで連絡とって、日時を決めてしまったのであった。
キャベツくんは、とっても真面目で誠実な男の子なので、お店の「マネージャー」という立場で、ママのお眼鏡に叶うホステスを「ハンティング」しようと一生懸命なのだ。彼の性格を知っている私は、不愉快な気分は全くありませんでした。

さて、ママとの「面接」は、F市Kホテルのラウンジ。破格の待遇じゃん。
こんなん、フツーの求職活動ではありえね~~!
そのとき、私は、近所のガソリンスタンドで、アルバイトしてました。
それも、ちょっとしたイジメにあいながらです。これまた別の話ですが、この状況で、私を時給2000円で雇ってくれる、しかも望まれて。こりゃ~~、やっぱ、心が動きますって。
ママとのほんの20分程度の面談で、お互い、「品定め」?
もちろん「ハンティング」なので、履歴書なんかありません。
ママは、とっても小柄だけど、パワフルで、きびきびして、頭の回転めちゃよさそ~、「優しくておおらか」というより、「機敏でチャキチャキ系」
当時、今の私より若かったはず…
きっとものすごく波瀾万丈の人生、荒波に小舟を操縦して生きてきたんだろうな。
しかし、ママはあくまでもにこやかに、おだやかに、「初めてでも何も心配ないのよ」系のことをおっしゃる。どーやら私は気に入られたらしい。どこが気に入られたのかさっぱりわからん。ママとしては、お店に利益をもたらすかとうかが決めてなんだろうけど、どういう基準で「ホステス」を選択するのか、私にはいまだにわかりません。

で、結局このお話、お受けすることにしました。
このトシでクラブホステス…
(ってゆーか、あくまでも、ピアニスト。でも接客もヘルプでやっていただきますってことなんだけど、そこは私も、オトナなので、「私はピアニスト」的な心構えじゃダメだわと心得ていますとも)
でも、年齢的に、上限だろうな。ここでお受けしなければ、一生私は、こーゆう世界に足を踏み入れることはないだろうな、…と思って。「経験、経験!!しかも時給よし!」要するに、第一理由は好奇心だったのであった…

それから、即日だったか、後日だったか忘れましたが、いよいよ、目くるめく「クラブ」の世界に足を踏み入れることに…
Comments (9)
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